シーズン18は全20話。今回のエピソードを含めて残り3話になりました。
#18 共に生きる Stronger Than Hate あらすじ
メレディスの家でニックの歓迎パーティーを開くことに。ニックは皆に品定めされるのだろうと予想し緊張する。
一方、ヘイトクライムの被害者が搬送されてきた。顔面を殴打され酷い状況に、言葉を失うメレディス。アジア系のスタッフたちは、怒りに震える。
相関図
まとめ
メレディスの家で、ディナーパーティーと銘打ったニックの歓迎会を開くことに。
マギーとウィンストンはその準備に追われる。
ケモ室
キャサリン
軟骨肉腫の再発したキャサリンは、抗がん剤治療を受けることに。リチャードはキャサリンに付き添う。
隣では、治療を受けるサイモンと、付き添うクリスティンがいた。
痛み
突然、クリスティンに陣痛様の痛みが襲う。
クリスティンはまだ35週目だ。クリスティンを診察したジョーは、「前駆陣痛だと思うけど産科に移って少しモニターして様子を見たい」と言うが、「私はここの居たい」とサイモンの側を離れようとしない。
その様子にキャサリンは、「私がサイモンと一緒にいる」と言い、リチャードにクリスティンに付き添うよう頼む。
クリスティンは、「サイモンは助かると信じて来た。妊娠に執着したのは、子どもができたらカレが死なないと思ってたから。でも私のせいでカレは現実的なこと、命が持たないと言う現実を口にすることができなくなってしまった」と言う。
リチャードとキャサリン
クリスティンの話を聞き、自分がキャサリンにツライ抗癌剤治療を強要しているのではないかと思ったリチャードは、「私のために治療するならムリをしないでくれ。治療をやめたいならそう言って欲しい」と言う。
キャサリンは、「治療をやめたいと思ってない。でも少し立ち止まりたいと思うことはある。でもあなたは四六時中深刻になってる。そう言うのを見ると気が滅入る。でも私はまだ生きたい。笑っていたい」と言う。
その言葉に、「ジョークを考えるよ」とリチャード。
キャサリンは笑い出し、「そういうあなたでいて欲しい」と言うのだった。
ヘイトクライムの現実
被害者アリス・トム
アリス・トム(72)が救急搬送されて来た。
アリスはバス停で、「国へ帰れ!」と罵声を浴びせられ暴行を受けたと言う。
診察の結果、顔面の激しい打撲、右腕粉砕骨折、脾臓損傷の重症だった。
メレディスはシュミットとリン、ニコをヘルプするが、ニコはあまりにも酷いケガに動揺を見せる。
アメリカ人とは
オペ中、「子どもの頃、もっとアメリカ人らしい顔になりたかった。自分はこの国の人間だって思いたかった」とリン。ニコは、「このまま外国人扱いされ続けるのかな」と言うが、コロナの偏見はアジアンヘイトクライムを以前よりも酷い状況に変えてしまった。
しかしオペ室看護師ボーキーは、「私たちはアメリカ人よ。あなたはアメリカ人の顔をしてる」と言いきる。
見学室からアリスのオペを見ていた研修医ツァンも、ヘイトクライムへの怒りと悲しみをにじませる。
シュミットは、「こんなの許せない。ボクに何かできることがあればいいのに」と胸を痛める。
しかしアリスは脾臓が破裂、急変する。
メレディスは、「絶対に死なせない」と病室での開腹術を行うことに。シュミットが助手を務める。
メレディスの素早い判断でアリスは一命をとりとめた。
寄り添う
ヘイトクライムの現実に苛立ち壁を殴ってしまったニコ。
レヴィは腫れた手をアイシングし、そばに寄り添う。
メレディス宅のディナーパーティー
ニック
マギーとウィンストンはその準備に追われる中、時間になり、ニック、オーウェン&テディ、そしてアメリア&カイがやって来た。
ニックは忙しいマギーの料理をそつなくサポートする。
遅れてリンクがスカウトを抱いて、そしてベイリーもやって来たが、メレディスはアリスの治療、オペのため、帰れなくなってしまった
そんな状況でもニックは、料理担当のマギーを助け、仲間の質問にも真摯に答える姿を見せる。
弟ウェンデル
シアトルのホテルに滞在中のウェンデルが、花束を抱えてやって来た。
ウェンデルは、「金貸しに追われてる。だからホテルを出た」と小声で言うと、「パーティーに参加していい?」とズカズカと家の中へ入ってしまう。
ウィンストンからホテルに帰ってくれと言われたウェンデルは、「カネを借りた相手はヤバい連中なんだ。シアトルにいることもバレてる。だからしばらく姿をくらませる。悪いけど、カネを貸してくれ」と言い出す。
ウィンストンは、「危険だと知っててウチに来たのか?子どもがいるんだぞ?今すぐシアトルを出て行け」とウェンデルを追い出す。
家族
外のベンチに座っているウェンデルを見たマギーは、複雑な気持ちになる。
それを見たニックは、「ボクも妹のエリカにこの20年騙され続けてる。エリカは人を操るのが上手いんだ。散々振り回されて来たのに拒絶できない。むしろ受け入れた方が楽なんだと思うことさえある」と言う。
パーティーがお開きになった。
マギーはウェンデルに、「返済金1万ドルを渡した。家族だから」と言うが、実はウィンストンも返済金を渡したと言う。
アメリア
良い関係が続いているふたり。
アメリアはディナーパーティーにカイを連れて行く。
そこへリンクがスカウトを連れてやって来た。
「ママに会いたがっていた」と言うスカウトを抱きしめるアメリア。
甥っ子、姪っ子(メレディスたちの子ども)もアメリア叔母さんが大好きだ。
リンクはプロポーズのために買った4つの指輪をようやく売り、気持ちに整理がついた様子。
カイの決断
仕事では見せないアメリアの一面を見たカイは、「あなたの家族も仲間もみんないい人たち。そしてあなたが良いママで良い叔母さんだってわかった。でも私は子どもが欲しくない。この気持は絶対に変わらない」と言い出す。
「うまくいってると思ってた」と言うアメリアにカイは、「そう思ってた。でも今はわからない。望みが違うと分かった。期待を持たせたくない」と別れの言葉を告げるー。
アメリアの頼み
「今夜はみんながあなたを探ってた」と言うアメリアに、「仕方ないよ、みんなのメレディスだから」とニック。
「兄が死んだ後、メレディスは1年間姿を消したの。彼女は悲しみと痛みで溺れかけていた。私も同じだった。でも今は幸せそう。そうじゃないと!耐え難い苦しみを乗り越えてきたんだもの。私はメレディスに愛と喜びに満ちた人生を送って欲しい。私のお願いは1つ。私と同じ望みを持って欲しい」。
アメリアは涙を流しながらニックに気持ちを伝える。
愛してる
アリスが落ち着き、深夜戻ってきたメレディスをニックは待っていた。
「キツイ症例で、お腹も空いてるだろうと思って。話し相手も必要かな?」とニックはメレディスのためにディナーを用意していた。
ニックの優しさに、「愛してる」とメレディス、「愛してる」とニックも伝えるのだったー。
感想
アメリアがニックにメレディスについて話すシーン、良かったな。
そしてアメリアに同意する。
この18年グレイズ・・・を見てきた視聴者としても思う、メレディスが幸せであって欲しいと。
デレクが事故で亡くなったのが、シーズン11。
ニックならメレディスファンも皆、認める相手だと思うこの頃。
なんとなくデレクの面影も感じるしね。
今回は、ヘイトクライムのエピソードが入っていましたね。
アメリカは多民族国家。白人以外の人種は差別を受けたり、苦しんだりしているんだなーって実感するエピソードでした。
手術室看護師のボーキーさんが今回クローズアップされててなんか感動しました。
彼女はシーズン1から手術室看護師として出演している方で、全然セリフはありませんけど、ここぞと言う大きな手術ではかならず彼女がメンバーに加わっていました。
ほんとうなのかウソなのか、ボーキーさんは女優ではなく、現在は退職されたけど、看護師だったそうです。
すごいトリビアですね、コレ。
コメント
はじめまして。
AlexLandiのファンになって、グレアナを先シーズンから最近見始めた新参者です。
登場人物が多くて誰が誰やらよくわからなかったので、相関図参考になりました。
来月からシーズン18がWOWOWで始まります!楽しみなのですが待ちきれず、レビューを拝見しています。
ニコとレヴィの関係が気になります別れないで〜
先ほど、来月からシーズン18か始まるなどとコメントしてしまったのですが、すでに始まっていたのですね…お恥ずかしい。失礼いたしました。コメントは削除していただいてかまいません
そして来月でもう最終回なんですねしまったー
むすさん
コメントありがとうございます。
アレックス・ランディさんのファンなんですねー。
私はカレの作品はグレアナしか知りませんけど、ハンサム♪ですもんね!
グレアナにはシーズン15の1話から出演してると思います。
シーズン18まで続いている長寿ドラマですから、途中から見るのは厳しいところもあるかもですけど
参考になっていたら嬉しいです♪
私もニコとレヴィカップルを応援してます♪