アウトランダー シーズン3 #10 すばらしき若者

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船が舞台になり、ジェイミーとクレアが別々になってしまったら、なんだか観る気がなくなったんだけど・・・
観たら観たで、おもしろい(笑)

小説も脚本も上手いなぁ~と改めて。

イギリス艦隊ポーパス号は、腸チフスが蔓延し、地獄絵図のような状況に。
クレアは船医としてポーパス号へ様子を見に行くが、イギリス艦船の艦長レナードは、クレアを半ば拉致する形でジャマイカに向けて帆をあげ再スタートしてしまう。

#10 素晴らしき若者 あらすじ

クレアは疫病が蔓延する艦に乗り込み、疫病の原因を突き止め、船員たちの命を救おうとする。一方、ファーガスは、レインズ船長と対立してしまったジェイミーのために、忠誠心と愛の間で揺れ動く。

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まとめ & 感想

アルテミス号で

ジェイミーはポーパス号が帆をあげて動き出したのを見て焦り、レインズ船長にポーパス号を追ってくれ!と叫ぶが、レインズ船長は、船医が必要なため、ジャマイカでクレアを返すと言う伝令があったと言う。それを聴き、ジェイミーは逆上。
一触即発状態になるが、力関係は船長と船員の方が強く、ジェイミーは船の牢へと入れられてしまう

ファーガスは5分もらいジェイミーに食事を届ける。
ジェイミーはクレアが心配でならないと言い、ファーガスに牢のカギを奪い、ジェイミーを出し、船を乗っ取って艦を追おうと言うが、ファーガスは、圧倒的に人数で負けているジェイミー達が勝つと思えない無謀な計画だと反対する。
しかしジェイミーは「もう2度とクレアと離れない。おまえは本当の愛を知らないから反対するんだ」と言い、協力するならマーサリとの結婚を認めると言う。

 

ポーパス号で

クレアは腸チフスのこれ以上の蔓延を防ぐため徹底的に掃除をさせ、看護する船員たちの手指の消毒を徹底させる
クレアを助けるのは、14才のイライアス・パウンド大尉。
若い青年だが頭が良く、仕事もでき、クレアに敵意を向ける船員からクレアを守る、心強い片腕だった。

しかし感染者は減らず、また3人が倒れる。

クレアはレナード艦長に最初の感染について問う。
航海日誌で4週間前に大工たちから感染が始まったことがわかり、大工たちは”ハワード”という男を除いて全員死亡していた。
そしてハワードは発症することなく、今は新しい任務として調理人の助手をしていることがわかる

クレアは感染源のハワードが調理についているから蔓延を防げないのだと言い、艦長たちと共に調理室へ向かう。
ハワードを隔離すると言うクレアに対し、調理長は、唯一の助手であり、元気なハワードを手放すわけにいかないと抵抗する。
しかし、艦長の指示でハワードは隔離されることに。
このことで調理長はクレアに敵意を持つ

亡くなった11人の水葬が行われた。
調理長は、クレアに「船に来てから何をしたと言う?感染者も死人も減ってない、むしろ増えている」と詰め寄ってきたところをイライアスが助ける。
イライアスは、母親からもらったとお守りをクレアへ渡す

 

アネカとの出会い

アネカの夫ヨハンセンが倒れたと呼ばれたが、お酒で酔い潰れただけだった。
アネカは船医のクレアに感謝し、クレアもヤギを世話し、乳を提供するアネカに感謝する。

 

航海日誌を盗み見したクレア

ポルトガルの国旗を船の中で見たクレアは、ヤング・イアンを連れ去った船ではないかと艦長に話しを聴きに行くが、艦長室は留守だった。
クレアは、日誌を盗み見し、ポルトガル船はヤング・イアンとは関係ない船だと知る。
しかし、日誌の中にジェイミー・フレイザーの名前を見つけてしまう。
「トンプキンズ2等兵からアルテミス号にお尋ね者がいると進言あり。マルコム=ジェイミー・フレイザー」との記述。

その時、艦長室へ来た調理長が、留守の艦長室へ入っていたクレアを不信に思い詰め寄る。
クレアは調理長を半ば脅し、その場から去った。
クレアはトンプキンズ2等兵を捜すことに

 

トンプキンズとクレア

クレアはイライアスに「第2の感染者の可能性がある」と言いトンプキンズを連れてこさせる。
その男は、隻眼の男だった。
隻眼の男は、ジェイミーの印刷店で反逆罪の証拠を掴んだと言い、大逆罪と殺人罪でお尋ね者になっていると言う。

殺人は樽の中から出た死体だと言う

樽の中の死人は、クレアを娼館で襲おうとし、転けて頭を打ち手術中に亡くなった男のことだった

ジャマイカに着いたらレナード艦長は通報し、ジェイミーは縛り首になるだろうと言う隻眼の男をクレアは殺すことはできなかった。
その代わり、感染者の隔離牢にぶち込んだ。

 

アネカに話すクレア

ヨハンセンの状態を見に行ったクレアはアネカからヤギのチーズをもらう。
悲しそうな顔をするクレアを見て、アネカがどうしたのか?と尋ねると、クレアは「ジャマイカに行くのは危険なのに夫にそれを伝えることができない」と苦しみを打ち明けた。

 

アルテミス号でファーガス

マーサリと結婚したいファーガスはジェイミーの計画を実行しようとするが、船長室で、ジェイミーを牢から出す気がないこと、ジェイミーの仲間も災いの元で、女は特に不吉と言い、ファーガスの女(マーサリ)を犯してやろうかなどと会話しているのを聞く。

その後、牢のジェイミーに会いに行ったファーガスは、ジェイミーの計画は実行しないと言う。
怒るジェイミーにファーガスは、反乱が失敗したら、ジェイミーの仲間は全員殺されてしまうとし、マーサリを守るために、そしてジェイミーを守るために実行しないと言い去って行く。

 

終息した腸チフスと悲しい別れ

新たな感染者もなく、死人も出ていない日が3日続き、ようやく腸チフスは終息した。
しかし、イライアスが腸チフスで亡くなってしまう。
クレアはイライアスの母のお守りを遺体袋に入れ、友だちがすると言う最後の一針をし、水葬した

悲しむクレアにレナード艦長は、新たな感染者もなく終息したと言い、ジャマイカまで協力しようと伝える

 

グランド・タークに上陸し・・・

飲み水の供給と、ヤギに草を食べさせる目的で、一部の船員たちはひと気のいない浜辺に上陸する。

アネカはヤギに草を食べさせる作業にクレアを同行させ、「今の間に逃げろ」と助言する。
躊躇したクレアだったが、アネカの助言に従い必死で逃げた

が、目の前に艦長と大尉たちが立ちはだかる。
彼らは、娼館へ行こうとする船員を見張っていたのだが、クレアが捕まることになってしまった。

レナード艦長は「日誌を読んだね?心苦しいがジェイミーの犯罪を当局へ報告します」と言う。
クレアは、「見逃して欲しい」と言うが、法に触れるので出来ないと言う。
クレアは艦船に戻される。

 

解放されたジェイミー

マーサリとファーガスは、レインズ船長と交渉し説得した。
そして、浅瀬を抜けるときは全員の協力が必要だとし、ジェイミーも航行を手伝うことに。

ジェイミーは、ふたりの結婚を認めジャマイカで式をあげることを許した

 

クレアの勇気

夜、アネカが甲板にクレアを呼び、コーバーンの町の灯りを指さし、海に飛び込めと言う
クレアは夜の海に飛び込んだら溺れるから無理だと言うが、アネカはイカダを見せ、水の流れがコーバーンへクレアを運ぶと言い、そんなに遠くない、行かなければジェイミーが縛り首になる、今しかチャンスがないと言い、お金まで渡してくれた。
クレアは意を決して船から海へ飛び込んだ

クレア、海に飛び込んでコーバーンへたどり着けるのか?
アルテミス号も陸に近づいてきたと言うけれど、コーバーンに上陸するのかなぁ?
次のエピソードが楽しみです

 

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