グレイズ・アナトミー 18 #10 善意の過ち(相関図付)

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

今回も見応えのある内容でした。
レビューしたい内容がいっぱい!

グレイズ・アナトミーは以下のVODで視聴できます

#10 善意の過ち Living in a House Divided あらすじ

患者デヴォン・ゴメスの死を受けて死亡症例検討会を開かれた。しかしレヴィは憔悴しきっていた。
一方テディは、ヘイズの辞職を知り、「あの日何があったの?」と言うが、何も話そうとしないオーウェン。

 

相関図

まとめ

死亡症例検討会

医療業界では、死亡症例検討会は医師の大切な学びの機会で、診断や治療が適切であったかを検討、問題点を挙げ、対策を考える場とされている
レヴィ・シュミット

憔悴しきった様子で検討会に遅れてやって来たシュミットは壇上にあがるが、その時の状況がフラッシュバックし、「ボクが殺した・・」と言いながら、部屋を飛び出してしまう。

リチャード・ウェーバー

シュミットに代わり”ウェーバー式研修医プログラム”の責任者としてリチャードが壇上にあがった。
ライト、リンはプログラムの問題点を指摘。
マギーも、各部署のチーフとの話し合いもせずスタートしたことに問題があると意見するが、夫を庇おうとするキャサリンが反撃。
医師の間でも意見が分かれ、検討会は荒れたままお開きにするしかなかった。

 

リチャード

マギーはリチャードに、「外科医が患者を死なせてしまうことがどれだけツラいかわかってるはず。私もセイビーの死で経験した」と話し合おうとするが、「皆の前で私を侮辱し恥をかかせた。シュミットの件は、指導法に逆らい処置を進めた結果起きたことだ。なのに私を責めるのか?」とリチャード。
マギーは、「指導法を導入する前に皆んなで検証するべきだった」と言うが、「病院にいなかったキミやメレディスが何かを言う権利はない!」と怒りをぶつける。

マギーは養父のところへ、メレディスはミネソタでの研究のため病院不在だった間にプログラムがスタートした。
メレディス、マギー、アメリアとリチャード

「善意からはじめたことだったが人の命を奪ってしまった」
胸の内をアメリアに打ち明けるリチャード。
そこへ加わり、「善意は難しい。善意のあまり冷静な判断ができなくなる」とメレディス。

メレディス、マギー、アメリアを失望させたことがやるせないと言うリチャードに、「失望してない。シュミットの一件で、セイビーを死なせてしまった時に引き戻されて自分自身に腹が立った。セイビーの死の責任を取るために努力してきた。責任は執刀医だけが問われるの?他の要因は度外視するの?そんなんじゃ外科医は立ち直れない。レヴィは今回の件で打ちのめされてる。あらゆる角度から検証するべきなのよ。そして徹底的に問題点を洗い出す必要がある」とマギー。
リチャードは、「彼らはこれまでのタイプと違う。だから新しい刺激を与えたかった。医師の仕事の面白さを教えたかったんだ」と言うが、メレディスは、「あなたが良い刺激になって、彼らは医師として働いてる。指導法は必要ない、あなたがいればいい」と伝える。

 

ベイリー

山積みの問題

キャサリンから”ウェーバー式プログラム”を続けるか、否かの判断を任されただけでなく、研修の精神状態、外科医不足(オーウェンは療養中、ヘイズは辞職)に頭を悩ませるベイリーは、メレディスにオペを頼むしかない状態に。
ベイリーの現状を知ったメレディスは、ベイリーと病院のためにニックに頼ることに。

メレディスとニコの関係は良いムード
アメリアとマギーにもニコとの関係がバレてしまった。
研修医たちの苦悩

レヴィの一件以降、ヘルムは必要以上に慎重になり、判断して動くことができなくなっていた。
そんなヘルムにベイリーは、「やれることはやってからアテンディングを呼びなさい!」と厳しく注意する。

階段で落ち込むヘルムに気づいたベイリーは、ヘルムがシュミットのオペに助手として入っていたことを思い出し、「参ってるのに気づかないで悪かった」と謝る。
「レヴィは親友、もっと強く言うべきだったのに・・」と後悔するヘルムに、「自分に自信を持っているものに忠告することは難しい。それに執刀医はレヴィでカレがボスだった」とベイリー。
ヘルムはベイリーの優しさに笑顔が戻る。

ベイリーの決断

「私もいけなかった。このプログラムに懸念を抱いていたのに、リチャード・ウェーバーだからってOKしてしまった。きちんと声をあげるべきだった。ウェーバー式プログラムは再開できない」と決断を伝えたベイリー。

リチャードは、「わかった」と了承すると、「キミが意見を言ってくれたのに、妻を使って封印した。卑怯だった。謝る」と謝罪する。

レヴィの状態

検討会を抜け出したレヴィは実家に帰っていた。
ニコはレヴィを迎えに行くが、「ボクはもう戻らない」とレヴィ。
ニコは、「患者を亡くす経験はキミだけじゃない」と言うが、「キミとは別れる。帰ってくれ!」とレヴィ。

 

ジョー

リンクと関係を持ってしまったジョーは、(セックスをしてもカジュアルな関係でいられる)と思っていたが、現実はそうでもなく、フクザツだった。

リンクはカジュアルな関係を続ける気らしい

そんな時、思いもかけずアメリアと仕事をすることになったジョーは、テンパってしまう。
そんなジョーに、「テンパり過ぎよ。リンクの親友で私のことを聞いているからだろうけど、仕事に私情を持ち込まないで」とアメリア。

アメリアからビシッと言われたジョーにカリーナは、「カジュアルセックスには賛成。だけど本気なら、相手にそう伝えるか、SEXを止めるかしかない。そうじゃないと友情は守れない」とアドバイスする。

その夜、ジョーはリンクに、「寝たのは間違いだった」と言う。
リンクは、「分かった」と受け入れたが、ジョーの気持ちはフクザツ。

 

テディ

話さない

テディはノアの妻から何度もオーウェンに電話があったこと、ヘイズが突然辞職したことを受け、その疑問をオーウェンにぶつけるが、「何かあったのは事実だが、何も話さない。オレを信じてくれ。キミを愛してるが話さない」とだんまりを貫くオーウェン。

テディはヘイズを追いかけ、「何があったのか話して欲しい」と迫るが、「カレは命と引き換えにオレを助けてくれた。カレが助かったのは奇跡だ。感謝してもしきれない。だから自分の人生をやり直す決心をした。それだけだ」と、核心の話しはしようとしない。

テディは、死を覚悟したオーウェンが重大で深刻な秘密をヘイズに話したのだろうと考えていた。
ミーガンは、「あり得る。兄さんは人のために自分を投げ出す人。いつも正しいと思ったことをする。何かをやったにしろ、それが正しいと信じてやったはずよ」と言う。

警告

テディは病室でオーウェンがノアの妻にクルマのキーを渡すのを見て、オーウェンが止めるのも聞かず、追いかける。
ノアの妻はオーウェンのクルマから、何かを持ち出していた。
テディは、「クルマから何を持ち出したの?言わないなら警察に通報する」とノアの妻に警告する。

 

感想

気になるのは、オーウェンがノアとその友人のために安楽死に関わったと知ったあとのテディの感情。
ヘイズのように倫理的に許せなかったら、マズイ展開になりそう。
紆余曲折を越え、ようやく結ばれ落ち着いたふたり。このことでまた別れるなんてことがなければいいけど。

ヘイズは今回で最後なのかな?
ヘイズはもったいない立ち位置だったなー。

ジョーはリンクのことを本当に好きになったよう。
ん~、リンクがジョーを好きになることがあるかな?なければまた、ツラい恋になりそうだな。

心配なのはレヴィ。
心優しいレヴィがこんなふうになるのは十分に想像できたこと。医師を止めてほしくないし、なんとか立ち直ってほしいな。

 

コメント

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