※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
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今回はオール黒の城での冥夜の守人(ナイツウォッチ)と野人との戦いエピソードです。
感想はコチラ
今回出てくる用語集
地域名前 物の名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
黒の城 (カースル・ブラック) | アリザー・ソーン | 冥夜の守人(ナイツウォッチ)の総師 |
ジャノス・スリント | 元王都の守人司令官 ロバートの落とし子を殺めた罪で ティリオンに送られた |
|
グレン エド ピップ | 冥夜の守人 ジョンの仲間 |
|
サムウェル・ターリー | 通称サム ジョンの友だち |
|
ジリ サムJr. | クラスターの元妻と息子 | |
野人 | ゼン族 | |
トアマンド | マンスの二の腕 | |
イグリット | ジョンと恋人関係だった |
#9 黒の城の死闘 The Watches on the Wall あらすじ
敵の襲撃を知らせるホルンが鳴らされた。
マンス・レイダー率いる野人軍は、壁の北側から襲撃を始める。
壁をよじ登る野人たち、頑丈な北の門は、巨人族とマンモスによって破壊されはじめる。
同じ頃、黒の城の南の門も野人の襲撃を受ける。
南の門をよじ登り、中庭で戦うことになった冥夜の守人たちの運命は・・・・
まとめ & 感想
黒の城(カースル・ブラック)⑴
戦いの前
壁の上で見張りをするジョンにサムは、もうそんなに長く生きられないかも知れないからと、”女性を愛し、愛される”ってどんな感じか?と聞く。
ジョンは逆に、ジリに求められたら、冥夜の守人の誓いを破るか?と聞く。
サムは、ナイツウォッチは生涯独身、子は持てないが、誓いをどう解釈するかは自由だと言う。
サムは書庫で”野人の記録”を調べていると、「何を調べている、サム」とエイモン学匠がやってくる。
エイモンは目が見えなくても、書庫にいるのはサムだと見抜いていた。
サムがフォール学匠の”野人の記録”を調べていたと言うと、エイモンは「彼の野人についての知識は、この図書館で得たものだけだ」と言い、ジョンだけじゃなくサムも野人(ジリ)に恋をしていると指摘する。
サムは、「愛してなどいません」と言うが、「イヤ、愛しているんだよ」と言って、エイモンは自分の若かりし頃の恋を語るのだった。
土竜の町(モウルズ・タウン)の野人
同じ頃、壁の南で待機するトアマンド率いる野人たち。
ゼン族のリーダーは、「”鴉の恋人”と再会したら、赤毛のあそこを差し出すんだろ」とイグリットを信用していないかのようにからかう。
イグリットはその男の前に立ち、「ジョン・スノウは私のものだ。殺そうとしたヤツは、私の矢を受けることになる」とジョンを始末する覚悟を口にする。
黒の城(カースル・ブラック)⑵
ジリとサムJr.
サムが書庫を出ると、黒の城の南の門番をしているピップが誰かと言い争っていた。
サムはその相手がジリとわかると、アリザー・ソーンの命令に背けないと抵抗するピップを「開けやがれ!」と怒鳴り、門を開けさせた。
ジリとサムJr.の無事を知り、涙を流して、「これからキミが行くところはボクも一緒だ」とサムは言う。
その時、野人の襲来を知らせるホルンが2回に鳴り響いた。
サムはジリとサムJr.をカギが必要な食料庫へ連れて行き、ここにいるように言って部屋を出ようとする。
ジリは「また置いてけぼりにするの?戦えばあなたは殺される。あなたが必要なのは戦いの場じゃなくここよ!」と言うが、サムは「ボクは冥夜の守人の一員なんだ。壁を守ると約束した。男は約束を守る」と言ってキスをした。
ジリは「死なないと約束して」と言い、サムは約束する、死なないと言って出陣した。
覚悟
アリザー・ソーンとジョンは、壁の上から10万の野人軍を見て、厳しく激しい戦いになることを覚悟する。
サムは戦いを前に手の震えが止まらないピップに、「こっちはまだ野人が少ない。武器も揃っている」と励ます。
ピップはまだ槍も剣も使えない。サムは怖くないのか?と聞く。
サムは、ホワイトウォーカーを殺した時は、ジリと赤ちゃんを守るのに必死だったけど、今は恐ろしいと言うのだった。
野人の襲撃
壁の北 ⑴
アリザー・ソーンは壁の上で檄を飛ばし指揮を執る。
弓矢を構え、指示を待て!と言った時、ホルンが鳴る。
そのホルンは南の門からの襲撃を知らせるものだった。
下から上がって来たジャノス・スリントは、野人が南の門を襲撃してきたと報告する。
アリザーは壁の指揮をスリントに任せ、下へ行く。
南の門 ⑴
マンスの合図で、トアマンドたちは、黒の城の南の門から襲撃を仕掛けた。
野人の侵入を防ごうとサムとピップも必死で応戦する。
中庭へ降りたアリザーは、「お前たち!この城は百世代も守られてきた。落ちたことはない。今夜もだ!ナイツウォッチは倒れない。私と共に戦え!」と皆を鼓舞し、先頭に立って侵入してきた野人を迎え撃つ。
壁の北 ⑵
壁の指揮を任されたスリントは、ろくに役にも立たないどころか、士気を下げるばかり。
「下でサー・アリザーが呼んでいます」グレンはウソをつき、スリントを中庭へ下ろし、壁の指揮はジョンが執ることに。
野人たちはピッケルを使い壁を登り始めたが、「ここまで登るまでには朝までかかる」とジョンは言って、火矢を放て!と命じ続けた。
南の門 ⑵
黒の城の中庭では、野人と激しい戦いとなっていた。
中庭に降りたスリントは、一目散に食料庫へと逃げ込むが、そこにはジリたちがいた。
ピップとサムも必死に戦うが、ピップはイグリットの矢で首を射られ、サムの腕の中で絶命した。
壁の北 ⑶
野人が北の門に向かう。
ジョンは樽を落下させる指示を出して門を守るが、巨人のひとりが北の門に金具をかけ、マンモスと自分の力で引っ張り、破壊しはじめる。
凄いパワーで破壊されて行く様を見たたジョンは、グレンに「外の門はもたない。5人連れ内側の門へ。門を守れ」と言う。
グレンはジョンに応えるように「破らせない」と言い、5人を連れて向かう。
南の門 ⑶
黒の城の中庭では、野人との激しい戦いが続く。
トアマンドと戦ったアリザーは、ケガ負って倒れる。
「門を破られるな!守れ!」アリザーは指揮しながら、仲間に救われ黒の城の中へと運ばれる。
サムはピップのボーガンを持ち、自分に突進して来たゼン族を仕留める。
サムは応援を頼むために壁に登る。
エレベーター係の少年オリーは物陰に隠れて震えていた。
サムはオリーに仕事をしろと言い、「武器を持って戦うんだ!」と励ました。
壁の北 ⑷
ジョンは北の門を破壊するマンモスと巨人ひとりを火矢と油で撃退。
もうひとりの巨人は矢で射た。
しかし怒った3人目の巨人は、怪力で北の門をこじ開け始めた。
サムは壁の上のジョンに「アリザーは倒れた。城は朝までもたない!」と言う。
ジョンは、「マンモスで来たら火を使え、野人が壁の上に迫ったら大鎌を!」と指示し、壁の上をエドに任せ、中庭へと降りる。
エドは覚悟を決め、「みんな俺と戦え!最後の夜になるなら楽しもう。ヤツらを火だるまに。放て!」と叫んだ
内門で
グレンたちが内門へ着くと、怪力で北の門をこじあけた巨人が内門に向かって突進してくる。
グレンは、恐れおののく仲間を鼓舞し、真っ正面から巨人と戦う
南の門 ⑷
中庭へ降りるエレベーターの中で、ジョンはダイアウルフのゴーストの檻の鍵をサムに渡し、「あいつが必要だ」と言い、剣を抜いた。
サムはゴーストを放つ。
ジョンはゼン族のリーダーと一騎打ちの末、なんとか始末した。
ふらつきながら振り返ると、そこにはジョンに弓矢を構えるイグリットが!
ジョンはイグリットに微笑んだ(殺される覚悟で)
その時、イグリットが矢で射られる。
オリー少年がジョンを助けたのだ。オリーは両親の復讐を果たした。
倒れるイグリットを抱きとめたジョン
「洞窟を覚えてる?出るんじゃなかった」とイグリット
ジョンはまた行こうと言うが、「何も知らないのね、ジョン・スノウ」と言葉を残して絶命した
壁の北 ⑸
野人が中腹まで登ってきたのを確認したエドは、大鎌の指示を出す。
壁の頂上から振り落とされた大鎌は、壁を削り、野人をひとり残らず斬り落とした。
野人たちはそれを機に退散。
エドは、「今夜は懲りたろう」と言いながらも敵は我々の千倍いると気を引き締めた。
南の門 ⑸
身体に何本もの矢を受けながら、それでも中庭でひとり戦おうとするトアマンドに「トアマンド、終わりだ。諦めろ」とジョン。
「これが男の最期だ」と剣を振り回し続けるトアマンドにジョンはボーガンを放ち動きを止め、「鎖に繋いでおけ」と言う。
トアマンドは、連行されながら「おまえを壁から突き落としておくんだった!」と叫ぶのだった。
戦いを終えて
サムは、死なないと言う約束を守り、食糧庫にジリを迎えに行くが、そこには震えて隠れるジャノス・スリントの姿が・・。
「持ちこたえたね」サムが言うと、ジョンは「一晩な」と言う。
ジョンは、今回の襲撃はマンス・レイダーが、冥夜の守人の力を試した。巨人もマンモスもまだいる。人数も千倍。今夜また来る。1~2日耐えても倒すのは無理だと言い、マンス・レイダーを捜すために壁の北へ行くと言う。
サムは危険だと止めるが、野人軍の要のマンスを倒すより他に方法がないとジョン。
トンネルの内門には、巨人と共に死んでいるグレンと仲間がいた。
「グレンは門を守った」
ジョンを称え、サムに遺体を焼却するように指示した。
ジョンは、戻れない時のためにとモーモントから授かった剣をサムに渡し、壁の北へひとり進んで行った。
全編「黒の城」での野人との戦いエピソードでした。
グレンが死んでショックです・・。
今回の襲撃でボロボロの冥夜の守人。
そもそも脅威はホワイトウォーカーなのだから、マンスを殺すよりもそのことを確認しあって、協力できないもんかと思います。
次がシーズン4の最終話。
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