※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
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今回出てくる用語集
地域名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
レッドキープ城 (赤の王城) | 歴代の王が座ってきた”鉄の玉座”がある | 王都にある城 |
小評議会 (スモール・カウンシル) ※王に助言、政策を立てる会議 | <メンバー> 諜報官:ヴァリス レンリー・バラシオン (ロバートの弟) 上級学匠:パイセル (グランド・メイスター) 財務官:ピーター・ベイリッシュ 愛称:リトルフィンガー(小指) | 王に助言、政策を立てる会議 |
王の盾の総師 | バリスタン・セルミー | |
黒の城 (カースル・ブラック) | エイモン学匠 アリザー・ソーン ヨーレン | レンジャー(武術指南師) 黒の城のスカウト係 |
#3 冥夜の守人 Lord Snow あらすじ
キングス・ランディング(王都)のレッドキープ(赤の王)城に到着したエダードは、さっそく小評議会(スモール・カウンシル)に呼ばれる。
妻キャトリンは、ブランの落下事故にラニスター家が関係していると伝えるため、秘密裏で王都へ入る。
一方、ナイツウォッチ(冥夜の守人)になったジョンは群を抜く剣術を見せるが、一人前と扱われず苛立ちを隠せない。
ナローシー(狭い海)の向こうでは女王(カリーシ)としての風格が出てきたデナーリスに異変が起こる。
まとめ & 感想
レッドキープ(赤の王)城
到着したエダードは早速 ”小評議会(スモール・カウンシル)” に招集される。
メンバーは、
・諜報官のヴァリス公
・ロバートの弟、レンリー・バラシオン
・財務官のピーター・ベイリッシュ公(リトルフィンガー ”小指” と呼ばれている)
・上級学匠のパイセル
エダードは ”王の手” として加わるが、ロバート王が政治は小評議会任せであること、国家財政難で、ラニスター家に多額の借金をしていること知る。
エダードはパイセル学匠から使い鴉の手紙を受け取る
それには「ブランが意識を取り戻した。しかし記憶がない。両足が動かせない」と書かれていた。
サーセイ王妃はジェイミーを呼び、ブランの状況を報告。自分たちのしたことが明るみに出るのではないかと不安を募らせるが、ジェイミーはその時はエダードもロバート王も皆殺すと言うのだった。
王都でジェイミーは「王の盾」の任務についており、王の盾の総師(リーダー)がサー・バリスタンのようです。
前王エイリス・ターガリエンを殺したのはジェイミー・ラニスターで、「王殺し(キングスレイヤー)と呼ばれている
隠密行動のキャトリン
ロドリックを従い9年ぶりに王都へ入ったキャトリン。
秘密裏にエダードと会おうとするが、いきなり兵士たちに囲まれて連れて行かれる。
連れて来られたのはベイリッシュ公の娼館だった。
諜報官のヴァリス公は、「小鳥」と呼ぶ密偵を各所何人も抱えており、キャトリンの行動を知ったヴァリスはベイリッシュに報告。ベイリッシュはキャトリンを助けるため、内密に自分の娼館にキャトリンを招いたのだった。
幼なじみのベイリッシュの協力に心を許したキャトリンは、情報を得るためブランの刺客の短剣を見せる。
ベイリッシュはその短剣は ”ティリオン・ラニスター” のものであると言う。
ベイリッシュはエダードを娼館に呼びふたりを会わせる。
キャトリンから詳細(ブランの転落事故にラニスター家が関わっていること)を聞いたエダード。
ベイリッシュは、王族を疑うだけでも ”反逆罪” なので慎重に事を運ぶべきだと進言。
キャトリンはベイリッシュは信用できるとエダードに言い、ベイリッシュもキャトリンの頼みは拒めない、エダードを守ると言う。
キャトリンはエダードに後を任せ、帰路につく。
黒の城(カースル・ブラック)
罪人たち相手に剣術の試合をするジョンは、群を抜く剣術を見せるが、レンジャーで武術指南師のアリザー・ソーンはジョンを認めようとしない。
また罪人からは逆恨みを買いジョンは苛立ちを隠せない。
ジョンはベンジェン叔父に会うため壁の上まで登る。
そこでジョンは初めて 壁の向こう を見た。
ベンジェンは明日、哨士長(ファースト・レンジャー)の務めで壁の向こうへ出発すると言う。
ジョンも同行すると言うが、「おまえはレンジャーじゃない。壁では皆、自力で這い上がるんだ」と黒の城の厳しさを教えるのだった。
ティリオンは、王都に罪人をスカウトしに行くヨーレンと共に黒の城を後にすることを決める
デナーリスの変化
移動するドスラク人部族。
デナーリスはジョラーから奴隷は捧げものであると教えられる。
デナーリスは突然、隊を止め、自分が指示するまで待つよう命令を出す。
兄ヴィセーリスはデナーリスから命令された事に怒りを顕わにし、「七王国の君主の俺にアバスレ女が命令するな!」とデナーリスに暴力を振るう。
その時、デナーリスを守るドスラク人戦士がヴィセーリスの首に縄をかける。
ドスラク人は、「この男を殺すか?」と言うがデナーリスは助けてやるのだった。
デナーリスの妊娠が発覚する。
ジョラーはそれを聞き、「クォホールへ行かねば」と出発する。
アリアの先生
アリアは、サーセイ王妃とジョフリーが友だちのマイカーを処刑したことが許せず、反抗的な態度でサンサとケンカが続いていた。
エダードは、サンサとジョフリーは結婚する。王妃に呼ばれたサンサは、あの場でウソをつくしかなかったんだ。今、我々は厳しい状況。身内で争っている時じゃないと言い聞かせる。
エダードは剣術の先生シリオ・フォレルをアリアに付け、アリアの気持ちを満たすのだった
エダードが王都にある赤の王城に到着し、「王の手」の仕事をスタートさせましたね。
小評議会でエダードは、ロバート王が政治に興味を示さず放置であること、財政難であることを知り、愕然としていました。
この小評議会に出席する前に、ジェイミーとエダードが込み入った話をしていた場所こそ、「鉄の玉座」がある大切な部屋ですね。
ジェイミーとエダードの会話の内容は、過去のこと。
エダードの父親リカード・スタークと兄:ブランドン・スタークは、鉄の玉座のあるこの部屋で前の王エイリスⅡ・ターガリエンに火炙の刑に処されたようです。
そして、その場にいたジェイミーは、彼らを助けるどころか、傍観したままだったため、エダードとジェイミーは因縁の関係らしいです。
すっかり、王女(カリーシ)として威厳を持ち始めたデナーリス。
騎馬民族の中でも地位を確立しつつあります。
兄ヴィセーリスは、自分のデナーリスと同じ地位であるかのようの勘違いしているところが笑えます。
ジョラー・モーモントが、デナーリスの妊娠を聞き、「クォホールへ行けなければ」と言いましたが、なんの目的でそれが何処なのか気になります。
ウェスタロ大陸は、ここ9年ほどずっと夏が続いていたようですが、いよいよ「冬が来る」ようです。
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