ROME(ローマ)1 #12 カエサルの暗殺(前編最終話 / 相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマローマ 

「ローマ 前編」最終話
古代ローマ最大の英雄、平民派の将軍カエサルの最期が描かれます

「ROMA(ローマ)」は現在U-NEXTのみ配信中。
U-NEXTは日本最大級の動画サービス。見放題作品は月額2,189円(税込)
600円分のポイントがついてくる31日間の無料トライアルあり
※ 無料期間中に解約すれば料金は0円です。

#12 カエサルの暗殺

闘技場で処刑されるはずのプッロを救ったヴォレヌス。その厚い友情に感動した民衆はふたりを支持する。そこでカエサルは市民人気のヴォレヌスを元老院議員に指名することに。
一方カエサルとの関係を断ち切る決断をしたブルートゥスはカッシウスたちとカエサル暗殺を画策する。

相関図

まとめ

民衆の英雄

闘技場での処刑からプッロを救い出したヴォレヌスの行動は、”熱き友情”として民衆の心を掴み、今やローマの町の話題の中心だった。
一方ケガで手当を受けていたプッロは、「今やあなたは時のひと」と聞かされ、病院を抜け出すと、馬を盗んでローマへと戻るが、意識を失い倒れしまう。

ヴォレヌスとプッロ

倒れていたプッロはヴォレヌス宅へと運び込まれた。
医師から、「10日間、絶対安静が必要」と言われヴォレヌスは、ケガが治るまでとの約束で、プッロの面倒を看ることに。
この先、プッロだけでなく、カエサルの命令に背きプッロを助けた自分も処罰が下されるであろう状況にも関わらず、ヴォレヌスはプッロを可愛く思い、プッロもまた、ヴォレヌスに大切にされていることを知り、心が通いあうふたり。

だが恋人を殺されプッロへの憎しみを募らせるエイレネは真夜中、プッロを殺そうとナイフを持って近づくが、プッロから、「当然だ、やってくれ」と言われ躊躇してしまう。

だがそれに気づいたニオベから、「この人を殺せばあなただとすぐバレる。元奴隷が殺人を犯せば生きてはいけない」と説得され、思い留まるエイレネ。

その後プッロはルシナの社で自分の罪の赦しを請うと言い、エイレネを誘う。
エイレネはプッロを許す。

 

思いもかけない展開

翌朝カエサルはヴォレヌスに、「命令に背き法の裁きを妨害した。それは犯罪であり裏切りだ。処刑するべきだが民衆はお前とプッロを英雄として称えてる。今、お前を罰すれば民衆が怒る。困った事態だ。そこでお前を元老院議員に指名する」と言い出す。
それに猛然と反対したのはキケロ。「平民を元老院にいれるなど許せない」と言うが、カエサルは、「民衆を喜ばせるためだ」と新たにガリア人を含む100名の元老院議員を指名することも決定してしまう。

カエサルがヴォレヌスを議員指名したのには理由があった。
カエサル反対派から身を守るため、勇猛な元兵士ヴォレヌスを雇ったのだ。

 

ブルートゥスたちの作戦

セルウィリア宅に集まり、カエサルの失脚を練るブルートゥス、カッシウス、カスカ、キンベル、クウィントゥス。
元老院議員が増員され、ますますカエサルの思いどおりの状況に、一刻も早く実行をするべきだと一致したものの、ヴォレヌスの存在が邪魔だった。
あるものはカエサルの寝込みを襲撃しては?と言い、あるものは毒殺案を挙げが、ブルートゥスは、「これはただの殺人じゃない。大義のある気高い行為だ。白昼、元老院の議場で、我々の手でやってこそ意味がある」と力説する。

 

カエサルの暗殺実行

ヴォレヌスをカエサルから引き離す

セルウィリアの奴隷はポンペイウス劇場に向かうヴォレヌスに、「孫息子のことである」と話しかけ、カエサルからヴォレヌスを引き離す。

【孫息子のルキウスは、ほんとうはニオベと義弟エウアンドロスとの子どもである】と言う暴露を聞いたヴォレヌスは自宅へ戻ると荒れ狂い、「違うと言ってくれ」と懇願するかのようにニオベに詰め寄るが、「戦死したと思った・・」と言われ、それが事実だと知ってしまう。

呆然と座り込み、テーブルのナイフを握り締めるヴォレヌスを見てニオベは、「あの子に罪はない」と言う言葉を残し投身自殺する。
ニオベの亡骸を抱きかかえ嗚咽するヴォレヌスの前には妻の不貞の子ルキウスが・・・。


引き離されるアントニウスとポスカ

ヴォレヌスだけじゃなくアントニウスと秘書ポスカもカエサルから引き離すのに成功すると、「兄の追放の取り消しはどうなりましたか」と執拗に食い下がるキンベル。
実はそれが暗殺スタートの合図だった。
「何をしてるやれ!」と言うキンベルの声でカスカが探検で襲いかかる。それをきっかけに、次々とカエサルを滅多刺しにしていくカッシウスたち。

ただそれを呆然と見ているだけのブルートゥス。
倒れ込み、瀕死の状態のカエサルを前に、「やれ」とブルートゥスに短剣を握らせるカッシウス。

ブルートゥスは涙を流しながらも、父と慕っていたカエサルの腹に短剣を突き刺し、トドメを刺した。
その後アントニウスは、滅多刺しにされ死んでいるカエサルを見た途端、無言のままその場を去ってしまうー。

 

セルウィリアの報復

ポンペイウス劇場でカエサルが暗殺されている頃、セルウィリアはアティアと息子オクタヴィウスを自宅に招き、「これまでのことを説明しようと思って招待した」と前置きすると、今、アティアの伯父カエサルが暗殺され共和政が回復、アティアたちは後ろ盾を失いローマを追われることになると告げる。
顔面蒼白となるアティア。

セルウィリアはそんなアティアに、「心配はいりません、まだあなたを殺しはしません」と言うと、アティアがどこへ逃げようとも必ず見つけ出し、徹底的に打ちのめすと宣戦布告するのだったー。

感想

期待していたカエサルが死の間際に放ったとされる、「ブルートゥス、お前もか」シーンはありませんでした。
だけど、このドラマの描き方から言うと、そのセリフはなくて正解だった気がしています。
ブルートゥスを見つめるカエサルの瞳の演技だけで十分だったと思うからです。

これはフィクションじゃなく、史実に基づくノンフィクションってところがやっぱりすごいんだよなぁ@

ところで原題は、「2月のカレンダー(Kalends of Feburary)」ですが、カエサルが暗殺されたのは、紀元前44年3月15日のことだそうです。

さて史実を紐解くと、共和政を重んじる元ポンペイウス支持の貴族たちは、カエサルの独裁官政治を終わらせなければと言う考えから、暗殺を計画、実際は70~80名の貴族が関わりカエサルを滅多刺しにしたようです。

こんな有名な絵もあるようです。

カエサルを暗殺、これでローマは共和政に戻ったのか・・・と言えば、実はそうではなく、内戦が勃発、以後33年間専制政治が続いたと言うから歴史はわかりませんよね
キケロはカエサルの独裁政治に脅威を感じ、共和政に戻すべきしながらも、暗殺には関わりませんでした。
上手く立ち回ったとも言えるし、暴力を許さない自分の意思を貫いたとも言えるけれど、結果、誰からも信頼されなくなったとも言えるわけで・・。

と言うことで「ローマ」後編はカエサル亡き後のローマが描かれるんですね、楽しみです。
歴史ってやっぱり興味深いですね、私は理系専攻だったので、高校の頃に世界史を学ぶことがなかったため、恥ずかしいぐらいに歴史を知らず・・・
こうやってドラマをきっかけでも、イギリス、スコットランドの歴史、ノルウェーの歴史、ローマの歴史を知ることが楽しいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました