※ 記事を訂正、加筆しています
エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています
「Game of Thrones (GOT)」を歴史モノと思ってる方
違います
私はずっと歴史ものだと思ってたんですよね
「GOT」は、ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説「氷と炎の歌」を原作としたHBOのテレビドラマです。
なんだか敷居高い・・・なんて思ってる方
心配いりません(^o^)
エピソード1の半分を超えたら、(コレ、絶対面白いわ)と思えますから
映画並みのクオリティーです。
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今回出てくる用語集
地域名前 | 人物 ■は死亡 | 説明 |
---|---|---|
壁 | ウェスタロス北部にある。 壁の向こうに住む野人から七王国を守るために造られた氷の巨大な壁 |
|
黒の城 (カースル・ブラック) | 壁を守る「ナイツウォッチ(冥夜の守人)」本拠地 「ナイツウォッチ」は厳しい誓約の元に任務についている。 |
|
ウィンターフェル (ウェスタロス大陸北部) | エダード・スターク | 城主 愛称はネッド |
妻)キャトリン | 高巣(アイリー)城出身 妹:ライサ |
|
子ども) ロブ サンサ(娘) アリア(娘) ブロン リコン | ||
シオン・グレイジョイ | 鉄(くろがね)諸島出身 シオンの父ベイロンが反乱を起こしたため、 シオンはスターク家に人質状態。 しかしエダードは息子同然に扱っている |
|
ジョン・スノウ | エダードの落とし後 | |
ベンジェン・スターク | エダードの弟 黒の城のレンジャー |
|
キングス・ランディング(王都) | ロバート・バラシオン | 七王国の王 |
妻)サーセイ | 出身はラニスター | |
子) ジョフリー ミアセラ(娘) トメン | ||
■ ジョン・アンリ | 王の手 (キャトリンの妹の夫) |
|
ジェイミー・ラニスター ティリオン・ラニスター | 王の盾(サーセイと双子) 通称:インプ(小鬼)と呼ばれている |
|
ペントス | 狭い海(ナローシー)を挟んで向かい側の大陸にある町 | |
ヴィセーリス・ターガリエン | デナーリスの兄 | |
デナーリス・ターガリエン | 父は”狂王”と呼ばれたエイリス | |
ジョラー・モーモント | デナーリスの父エイリス・ターガリエンの仕えた男。 ウェスタロスを追われ |
#1 冬来たる Winter Is Coming あらすじ
ナイツウォッチ(冥夜の守人)からの脱走者の報告に、戸惑うウィンターフェルの城主ネッド スターク卿。
キングス・ランディング(王都)では、王の手が亡くなった。
七王国の王ロバートは、家族と家臣を連れてウィンターフェルにある目的のためにやってくる。
一方、ウェスタロスを追われペントスに逃げているヴィセーリス・ターガリエンは妹デナーリスを使い王位奪還のために動きはじめる。
まとめ & 感想
ナイツウォッチが見たもの
黒の城(カースル・ブラック)から壁の坑道をとおり、ナイツウォッチの3人のレンジャーが壁の向こうの偵察に出た。
雪が降る中、ひとりが何体かの人間のバラバラ死体を発見する。
男は仲間を連れてその場所に戻るが、そこには何もなかった。
辺りを偵察する彼らは ”青い目” の何者かにふたりが殺されてしまう。
ウィンターフェルで
ウィンターフェル城主ネッド・スターク卿に、ナイツウォッチ(冥夜の守人)の脱走者を捕まえたと報告が入る。
ナイツウォッチには誓約があり、脱走者は斬首刑と定められていた。
脱走者は「ホワイトウォーカーを見た」と言うが、それは何千年も前に姿を消したハズのものだった。
エダードは脱走者を処刑する。
その帰り道、エダードは息子たちと森でトナカイの惨殺死体を発見する。
その近くには太古の獣、ダイヤウルフ(大狼)の惨殺死体、その周りに5匹の子狼がいた。
ダイヤウルフはスタークの家紋であったことから、各々が1匹ずつ狼を持ち帰ることに。
その中の赤目ダイヤウルフをジョンがもらうことに。
シオンはジョンに向かって「出来損ないはお前のだ」と言うのだった。
ジョン・スノウはエダードの落とし子。
エダードの妻キャトリンからも疎まれている。
キングス・ランディング(七王国の王都)
広間では、七王国の王ロバート・バラシオンの”王の手”、ジョン・アンリの葬儀が行われていた。
サーセイは双子の兄ジェイミー・ラニスターに「アンリの密告が心配」と話す。
アンリの死にサーセイが関わっている様子
七王国の王がウィンターフェルに
使い鴉によって、ネッドとキャトリンにジョン・アンリが熱病で亡くなったこと。ロバート王が王妃と一族を連れてウィンターフェルへやってくることが知らされた。
何百人もの一族と兵士でウィンターフェルに9年ぶり再会をしたロバート・バラシオン王。
ロバート王は地下墓地を参りたいとエダードと向かう。
ロバートはエダードを ”王の手” に任命すると言い、ジョフリーとサンサを結婚させようと言う。
小鬼(インプ)と呼ばれているティリオンは娼館で遊んでいた。
サンサは王妃に憧れる13才。
すぐにでもジョフリーの妻になりたいと言う。
ロバートはエダードの妹リアナを愛していたが、リアナはターガリエン家に殺されたらしい。
ターガリエン家は滅びたが、まだ残っていると言い、強い恨みを滲ませる。
ジョフリーはロバートの長男、サンサはエダードの長女。ふたりを結婚させるつもりらしい。
宴がはじまる。
ロバート王は女と飲み明かし騒ぐ。
その姿を、上座テーブルから見るサーセイ。
キャトリンから落とし子は控えてと言われ宴に参加せず剣の練習をするジョン。
そこへベンジェン・スターク(エダードの弟)がやってくる。
ジョンを可愛がるベンジェンはナイツウォッチのレンジャーだった。
ジョンは、「壁へ行きたい。誓約を交わす覚悟はある」と言う。
ナイツウォッチになる=家族、子どもも持てないと言う誓約あり
エダードは、ベンジェンに処刑したナイツウォッチの話しをする。
「ホワイトウォーカーが仲間を殺した」と言っていたと言うエダードに、まだ2名が行方不明だと言うベンジェン。
エダードの決断
夜、エダードとキャトリンの部屋にルーウィン学匠がやって来て、高巣(アイリー)城のキャトリンの妹ライサから使いのものが手紙を持ってきたと渡す。
それには、「ライサは王都から逃げた。アンリ公はラニスター家の暗殺で、王も危険」と書かれていた。
ルーウィン学匠は、ラニスター家の謀反なら、ロバート王を守れるのはエダードしかいないと言うが、キャトリンは反対する。
ペントスで
ウェスタロス東側、狭い海(ナローシー)の向こうにあるエッソス大陸にある町ペントス。
ターガリエン家の末裔の兄ヴィセーリス・ターガリエンと妹デナーリスはウェスタロスを追放され、ペントスに逃げていた。
ヴィセーリスは王位奪還をもくろみ、ドスラク人のカール・ドロゴの妃にデナーリスを捧げ、ドスラク人軍隊の協力を得ようと画策する。
しかし、デナーリスはドロゴの妃になりたくない言う。
ヴィセーリスは、デナーリスを説得するのだった。
カール・ドロゴとデナーリスの婚礼の儀が行われる。
そこへジョラー・モーモントがお祝いのギフトを持って現れる。
ジョラーはデナーリスに、七王国の歌と歴史の書をプレゼントされる。
またペントスの統治者イリリオンからは影の地(シャドウ・ランド)から出たドラゴンの卵3つをプレゼントされた。
デナーリスは熱いお湯に入っても問題ない体質らしい。
カールは王の意、カリーシは女王の意。
ジョラー・モーモントはデナーリスの父エイリス・ターガリエンに仕えていた。
事件が起きた
狩りに出る男たち。
エダードは「王の手」を受けるとロバート王に伝えた。
壁登りが得意なブランがいつものように塔の壁を登ると、塔の上で逢い引きしているサーセイとジェイミーを見てしまう。
見られてしまったジェイミーは「愛のためだ」と言ってブランを塔から突き落とした
冒頭のシーンは、壁の向こうでナイツウォッチ(冥夜の守人)が「ホワイトウォーカー」を見てしまったエピソードなんですねー
(なんの話し?)と思ってしまいましたが
七王国を統治する現在の王:ロバート・バラシオンは、王に取って最も重要な「王の手」を失い、一番信頼できるエダードに引き受けてもらうため、ウィンターフェルまで出向いたワケです。
地下墓地のシーンで、ロバートが話していたのは、亡くなったエダードの妹リアナのこと。
リアナを愛していたロバートは結婚を考えていましたが、リアナはターガリエン家に殺されたようです。
ロバートはターガリエン一族を滅ぼし、バラシオン家が七王国の王となりました。
しかし完全に絶滅できず、ターガリエン家の生き残りがペントスに身を寄せています。それが、ヴィセーリスとデナーリスのターガリエンなワケです。
兄のヴィセーリスは、王座の返り咲きを画策しており、軍を手に入れるために美しい妹:デナーリスを騎馬民族のドスラク族の長(カール)ドロゴと政略結婚させちゃいました。まだ幼く弱々しいデナーリスが気の毒です
現在の七王国の王ロバートとサーセイは完全に仮面夫婦状態ですね。
サーセイは双子の兄ジェイミーと近親相姦の関係ですもんね
一方、スターク家にもエダードとキャトリンの子ども(ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコン)以外にジョン・スノウとシオン・グレイジョイがいます。
シオンは、鉄(くろがね)諸島出身で、父親はベイロン。ベイロンが反乱を起こしたため、シオンはスターク家に人質にされてるらしいです。しかし人間が出来てるエダードはシオンを息子同然に扱っているんですねー。
ジョン・スノウは、エダードの落とし子です。
GOTには、落とし子がこれから幾度となく登場するのですが、いわゆる、妾の子の意味です(本妻の子じゃない)。
ですからキャトリンはジョンを良く思っておらず宴会にも参加させないんですねー。
キャトリン、割と根性悪いです(笑)
エダードたちウィンターフェルの人間が、「冬来たるだ」と何度か言ってましたが、ここ何十年と厳しい冬に見舞われていなかったウィンターフェル。
そろそろ厳しい冬が来ると皆、身構えているのですが、他に、不穏な空気を感じた時にも使っている表現のようです。
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