ガンニバル #6 予感 (相関図あり)

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12/28(水)~ ”Disney+”で配信が始まった二宮正明氏原作コミック「ガンニバル」ドラマver.
海外ドラマが好きな私が、”これは面白い”と思ったので、このサイトらしく相関図で紹介します

#6 予感 あらすじ

大悟はますます後藤家の謎に迫ろうとする。
そんな中、ましろが失踪してしまう。村人も捜索を手伝おうをするが、大悟は山口さぶたちを疑いはじめるー。
後藤家では奉納祭を前に、新当主への就任式が行われようとしていた。新当主となる恵介は、弟洋介に、本家が担う、極秘ミッションを教えることに。

 

相関図

まとめ

加奈子のはなし

夜、雨の中、派出所にやって来た加奈子をクルマの乗せた大悟は加奈子の話しを聞く。
やはり加奈子の出産に立ち会ったのも後藤銀だった。
「あのババァ、”私の赤ちゃんは死んだ~て連れ去った」と加奈子。
加奈子は父親の山口さぶからも、「死産だった」と何度も言われ、納得するよう言われたのだと言う。

「さぶさんたちが来て、”ウチの娘はどこやった?”って騒いでる」と言う有希の電話で、大悟は加奈子を連れて派出所に戻るが、仁は大悟の胸ぐらを掴み、「態度が悪い」と凄む。

しかし大悟は怯むどころか、逆に仁の首を締めると、「後藤家について調べてんだよ。お前らにそんな話しできないだろう。後藤家の何にビビってんだよ」と威圧的な態度を見せる。

駐在の本性を見た仁は、後藤家に行き、「駐在は危険人物、殺した方がいい」と忠告する。

 

大悟と恵介

仁の忠告を受け、恵介は翌日、非番の大悟を狩りに誘う。
獲物を狙いながら恵介は、「ワシらのこと、嗅ぎ回ってるんか?お前は娘のために人を殺したんだってな。ワシも後藤のためならやれるで。誰かのために手を汚さないようなヤツはゴミだ」と威圧的な態度を見せる。

その様子を陰から見ていたのは後藤真は、恵介は駐在を始末しなかったと岩男に報告するが、岩男は、「それでエエ。恵介は次期当主じゃ。汚れ役はオレらの仕事だ」と言う。

本性

ましろの失踪

大悟が帰宅すると、家はもぬけの殻だった。
冷蔵庫のホールケーキを見て今日がましろの誕生日だった気づいた大悟は、すぐに有希に電話するが、「それどころじゃない。ましろがいなくなった」と有希。
大悟もましろを探し回るが見つからない。

有希は山口さぶを頼る。
さぶはすぐに村の消防団を集め、「心配することねぇ。ワシらも協力して探す」と言うが、大悟は、「ほんとうに何も知らねぇのか?」と言い出す。
「なんじゃ?ワシらのせいと言いたいんか?子どもをほっぽりだして狩りに行ったお前が悪いんじゃろ」とさぶは言い返すが、「なんでオレが狩りに行ったことを知ってんだよ?おかしいだろ。この村の誰も信用してねぇよ。もし、ましろがさらわれてたとして、てめぇらがそれに関わってたら殺すぞ」と大悟。

そこに加奈子から、「ましろを見つけた」と電話が入った。
ましろは友だちのともきに誘われ、川でホタルを見ていたらしい。

さぶは大悟にライトを向けながら、「さっきはエライ言いようだったな。すぐに先走って勘違いして。今のおめぇを見てると狩野さんを思い出してまうわ」と言う。

ズレ

無事にましろが見つかり、「心配しすぎなのかも知れない」と反省する有希に大悟は、「むしろもっと気をつけるべきだ。この村の人間は人を食ってる。オレはそれを調べてる。ましろをさらったのは、その警告だ」と言い出す。
「村人は奉納祭で死産と偽った子どもを食ってる。この村で生きてくために調べてるのはお前たちのためだ」と言う大悟に有希は、「私たちのためだと言うなら、この村から出ていこうと言うべき。あんたは捜査が楽しいからこの村に居たいのよ。最近、生き生きとしてる。それは全部自分のためにやってるんだよ」と怒りをぶつける。

 

監察医中村の話し

監察医の中村に呼び出された大悟。
中村は後藤銀が”クールー病”と言う日本では珍しい病気だったと言い出す。
病院に連れて来たのは前任駐在の狩野で、その時後藤銀は歩けない状態だったと言う。

【クールー病とは】
食人習慣のあるパプアニューギニアの風土病で、神経の変性が起こり、手足の震えや歩行困難、感情の起伏が激しくなるなどの症状がある。

中村は狩野が村人と揉めはじめた原因は、後藤銀を病院へ連れて来たことが発端で、後藤銀が食人していることを知られたくなかったのだろうと推測。過去にもクールー病の症状を呈した患者がいたとカルテを見せ、「6才の男の子ですが、カレには戸籍がない」と言い出す。
現在、もし生きていたら75才過ぎだろうと言う(このカルテは1951年のもの)。

大悟は、「やっぱりアイツだ。後藤家が”あの人”と呼んでる人物だ」と言うが、中村は、「クールー病は死に至る病。生きている可能性は低い。が、クールー病とは違った形で進行していることもあるかも知れない」と言う。

奉納祭 

前夜祭

人間の形を模した大きな松明を燃やし、歓喜する村人たち。
松明の周りでは踊りがはじまり、その輪の中にはましろの姿も。

駐在として祭りを見守る大悟に若宮司:宗近は、「我々はこの人形を供花と呼んでる。明後日の本番では7つ同時に燃やして天に捧げる。かつては人間を生贄にして奉納していた風習が残ってる」と言う。

大悟の決意

大悟は有希とましろを連れて供花村を出る決意をする。
出発前、大悟は自分のクルマにGPSが取り付けてあるのをチェック、外すが、尾行されてしまう。
大悟は何とかクルマを巻き(尾行車は運転を誤り事故を起こした)、町に到着。
刑事時代の元同僚山伏に助けを求める。
大悟は山伏に有希とましろを託すと、行かないで欲しいと言う有希に、「オレは村へ戻る。被害者は子どもなんだ。オレはその子どもたちを母親の元へ返してやりたい」と言う。有希は理解を示し、「ちゃんと帰ってきて」と送り出す。

後藤家

秘密

奉納祭の日。後藤家の当主となる恵介は弟の洋介を地下の鉄扉前まで連れて行くと、鍵を開け、「ここは後藤家の一部の人間しか知らん。絶対に誰にも知らせるな」と言うと、頭から布袋を被れと言う。
頭巾をかぶった2人は鉄扉の奥へと進む。
そこには、3才ぐらいの男の子が3人、地下牢に収監されていた。
驚く洋介を前に恵介は、「コイツが今年だ。奉納祭までの3日間、お前がコイツの世話をせぇ。前日から食事を与えず身体を清めておけ。これまではオレが務めてたが今度からはお前の役目じゃ。本家に生まれた者が通る道。”あの人”に捧げるための準備じゃ」と。

祭壇の前で

洋介は、地下牢の任務を洋介ができるのか?と心配する岩男に、「ワシでも出来たんだ。大丈夫だ」と言うが、岩男は、「たとえ洋介でも、力不足ならわかってるな?もう裏切りもんを出すわけにはいかん」と言い出す。「当然じゃ、すべては後藤のためだ」と返す恵介。

就任式

就任式を前に和服正装に着替えた恵介のケータイが鳴る。狩野すみれからで、「恵介との赤ちゃんできた」と言う。しかし恵介は、「時間だ」と呼びに来た岩男の言葉で、何も言わずに電話を切る。
後藤銀の遺影を前に覚悟を決めた恵介は、親族に、「駐在一家が村から姿を消した。このまま何もなく終わればいいが、ヤツは必ず戻ってくる。だが祭りは何があっても決行する」と言い切り、家族写真を撮った後藤家。

【後藤銀が存命の頃】
数年前、銀は親族みなに、「ワシにとっての人間は後藤家のものだけ。16年前、異を唱えるもんがいた。そんなヤツは人間やない、畜生以下だ。ええか。個は捨てろ。個は家族を危険に晒す。捨てられんときは死を選べ」と言った。

洋介

本家の任務を任された洋介は、奉納される子どもを世話する。
言葉を話せず、言葉を理解できず。犬のようにご飯を食べる男児を前に洋介は頭巾を脱ぐと、「ワシは洋介じゃ。お前はワシを見て何を思う?ワシはお前が人間にしか見えん・・・」と呟く。

 

大悟 vs 岩男

供花村に戻った大悟は後藤の本家を見下ろせる裏山に身を潜めていたが、岩男に見つかってしまう。
大悟は岩男を投げ飛ばそうとするが、反対にやられてしまう。
大悟に近づき、「よそ者のお前が村で何かできる?」と言う岩男に、「1本の電話だ。祭りの最中に子どもが殺されるって。お前らの中に裏切りもんがいるんじゃないのか?」と大悟。

岩男は大悟を何発も何発も殴る。大悟も抵抗するが、岩男には効果がない。
馬乗りになり、「誰からじゃ?誰からの密告じゃ?」と言う岩男に大悟はニヤリと笑い、「お前の近くいるヤツだろ?」と。

岩男は狂ったように叫び、大悟を叩きのめすー。

 

感想

子どもが地下牢に入れられてる映像、キツかったわ
この世界のどこかにこんな状況がほんとうにあるのなら、許せないどころ騒ぎじゃない。もちろんコミックのドラマ化で架空の話しだとわかってるけど。

柳楽優弥くん、目の表現が凄いね。去年、韓国の「イカゲーム」が爆発ヒットしたけど、「ガンニバル」も十分にイケると思う。
今回は、Disney プラスだけど、Netflixでも配信すれば良いのに。
絶対に高評価もらえると思う。
そして再び柳楽くんのスポットが当たる気がする。こんな素晴らしい俳優だと知らなかったわ。カレは世界で活躍できるレベルだわ。

ほんで来週が最終話?マジで?
もっともっと掘り下げて欲しい。
もったいないなー、来週が最終話だなんて。

 

 

 

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