フィアー・ザ・ウォーキング・デッド8 #12 それぞれの道(シリーズ最終話 / 相関図)

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「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド8」の最終話にして
シリーズラストエピソード

これにて「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が完結です。

#12 それぞれの道 The Road Ahead あらすじ

マディソンに殺されたトロイは絶命寸前、トレイシーがアリシアの娘だと告白。その告白にトレイシーは動揺、逃げてしまう。マディソンはトレイシーを探すが・・・。
一方、パドレに危機が迫っていた。トロイはゾンビの群れ以外にも別の作戦を実行していたのだ。ビクターは家族であるフランクとクラウスを助けて欲しいとマディソンに頼むが・・・

「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド8」の最終話にしてシリーズラストエピソード

相関図

まとめ

パドレの危険を回避したが・・・

ダヴたち若者の活躍でゾンビの群れを分散、パドレの危険を回避したマディソンたち。
ドワイトとシェリーは逃げたラッセルを捕まえ、他の仲間の居場所を聞き出すため、パドレへと連れ帰ることに。

マディソンとステイシー

一方マディソン、ビクターは逃げたトレイシーを探すが見つからない。
目の前で父親を殺された上、アリシアの娘だと言われたトレイシーは混乱し、隠れていたのだ。
しかし結局、ゾンビに襲われているところをマディソンに助けられることに。
トレイシーは、「パパを殺した!アリシアはママじゃない。ママはセリーナよ、もう死んだ」と怒りをぶつけるが、マディソンは、「トロイを殺すしかなかった。でもあなたはアリシアの娘。一緒にアリシアを探して埋葬しよう。この世界は非情よ、それに気づいた人だけが生き残れる。私もそれに気づかずに子どもたちを失った。もう同じ過ちは繰り返さない」と言う。

アリシアを探すため

マディソンはルシアナに、「すべてが終わったらフォーワースに連れて行ってくれるはず、アリシアを見つけたい」とクルマを要求、ルシアナは、「アリシアを見つけることで気持ちに区切りをつけられ、トレイシーも生きるべき理由をみつけられるなら協力する」と言う。

だがパパを殺したことが許せないステイシーは、マディソンの隙をついて銃を奪うと銃口を向けるが、「銃弾は入ってない」と言われてしまう。
マディソンは、「アリシアのものだって聞いたけど、お守りの効果がないから必要ない」と言う”聖クリストファーのメダルネックレス”をステイシーから受け取ると、空の弾倉に納めた。

マディソンとビクター

そこへアリシアの仲間とやって来たビクターは、「パドレに戻ろう」と言うが、マディソンはビクターに銃を向けると、「トレイシーも私もパドレには戻らない。アリシアはトロイにやり直すチャンスを与えて殺され、娘まで奪われた」と拒否。それでもビクターがトレイシーに近づこうとしたため空に威嚇射撃し、「近づかないで!」とマディソン。しかしその銃声のせいで、解体されたソンビの群れが押し寄せはじめる。
その数はどんどん増え、修理工場の中に避難するしかなくなるマディソンたち。

この状況に、「またキミのせいで追い詰められた」とダニエル。
ビクターは、助けを呼ぶしかないとパドレにいるフランクに連絡するが、「助けに行けない。こっちにも死人がやって来た」と返事が。

 

パドレ

死人の襲来

パドレに船の甲板にぎっしり積まれたゾンビ船が到着、パドレに向かって死人が移動しはじめる・・・

「これもトロイの作戦だ。ここは死人に制圧される。何をしたってどうすることもできない」とラッセル。
ドワイトはゲートを閉め、住民全員を建物の中に避難させる。

 

ラッセルの交渉

フランクはビクターに連絡すると、「死人が押し寄せてるが壁はもってる。だがラッセルがトレイシーを引き渡せば死人を引き離すと言ってる」と言う。

無線に出たトレイシーにラッセルは、「トロイの言葉どおりパドレでキミを保護する」と言うが、「この娘はアリシアの娘、渡さない」とマディソン。しかしラッセルは、「トロイはアリシアを刺して置き去りにしたが、死んだか確認してない・・・」と言い出す。

トロイはアリシアに大怪我をさせたが、トロイもまたアリシアの義肢が腹に刺さった重傷を負い戻ってきた。何日かあとトロイの指示でアリシアの死亡を確認に行ったが、そこにアリシアの姿はなかった。あったのは大量の血痕だけだった

ラッセルは真実を告白するとマディソンに、「あんたは娘を探しに行け。トレイシーは渡してくれ」と言うが、「この娘は渡せない。アリシアが生きてるなら娘に会いたいはず」とマディソン。
するとラッセルは、「そう言うと思ってた。だったらパドレを奪い取るだけだ、トレイシー、できるだけ遠くへ逃げろ!」と声を張り上げる。

爆発音と地響がした途端、崩れ始める建物・・・通信はそこで切れてしまう。

死人たちとの戦い

爆発音と地響は、ラッセルたちが撃ち込んだグレネードランチャーのせいで、敷地内の建物は爆破され、大火災が起こってしまった。
消火は不可能と判断したドワイトは、「森を抜けてドックを目指せ!自分たちの力で道を切り開くんだ」と恐れおののく住民たちを鼓舞すると、照明弾を使って群れを散らばらせる作戦を実行することに。
ドワイトはラッセルを餌食にゲートをオープン、ゾンビとの戦いがはじまった。

グレネードランチャーとは=ロケット単発発射機で、最大射程400mもあるマシン

だがゾンビの数が多すぎて住民たちはドックへ移動できず、結局敷地内に押し戻されてしまう。

 

ビクターの浅はかな行動

爆発音が聞こえ通信が途絶えた状況に冷静さを失ったビクターは、皆が止めるのも聞かず、「フランクたちが危険だ。パドレへ戻る」と言うや否や、修理工場のドアを開けてしまう。
そのビクターの浅はかな行動のせいで、修理工場内にゾンビの集団が流れ込み、ゾンビと戦うことに。

マディソン、ダニエルたちは何とかゾンビに対処、事なきを得たが、ダニエルはとうとう身勝手なビクターとマディソンに、「自分の家族を守るために仲間を危険に晒す行為はこれを最後にしろ!キミたちに関わったせいで私の大切な娘とチャーリーは死んだんだ」と怒りを向けるが、ルシアナはマディソンのためにクルマを準備、「アリシアを見つけて」と言う。

それでも怒りが収まらないダニエルはトレイシーに向かい、「マディソンから逃げろ、彼女は正気じゃない。ビクターも自分勝手で病的なウソつきだ」と言い切る。

マディソンとビクター

フランクの無線で、パドレのゾンビが多すぎてドックへ行けず、再び建物に戻ってきたと聞いたビクターは、「パドレを守るためにはキミの力が必要なんだ。オレの家族を救ってくれ。オレがキミとトレイシーを助けるためにここに来たように、キミにも正しいことをして欲しい」とマディソンに協力を頼むが、「アリシアを見つけたい。ここから先は一緒に行けない」とパドレを見捨てる決断をするマディソン。
ビクターはマディソンに、「トレイシーに自分が望んでいることを教えてるんだろ?これが生き残る方法か?アリシアにオレは努力したと伝えてくれ」と言い残し、パドレに向かってしまう。

 

トレイシー

マディソンはトレイシーをクルマに乗せるが、トレイシーはマディソンを銃で撃ってしまう。
だが銃で撃たれたマディソンは、なぜか微笑みながら、(人を助けてもその人に殺されるのが運命、人に希望を与えてもどうしようもない世界だ)と言うと、死んでしまう。

父を探して

マディソンを撃って逃げたトレイシーは父親を探すが、見つけた父親は転化していた。
トレイシーは、「パパを一晩中捜した。マディソンを撃った。仕方なかった。パドレもゾンビに襲われて、みんな死んだと思う。大好きだよパパ」と言うとゾンビの父親を始末し、自殺しようとするが、「それが望みなのか?」と声が。ビクターだった。

トレイシーに告げられた真実

ビクターは、トレイシーを探し続けていたと言い、マディソンがパドレの仲間を救ったと話すが、「そんなワケない、私が銃で撃って殺した」と驚くトレイシー。

【生きていたマディソン】
ビクターは、「キミが撃った弾は聖クリストファーのメダルネックレスを入れた弾倉に当たりマディソンは一命を取り留めたんだ。

マディソンはキミがすべてを終わらせたいのだと知り、過ちに気づいた。マディソンはキミに、何のために戦うのかを知って欲しくて、命を捨てても愛する人たち、仲間のために戦った。
仲間をドックへ逃がすために、ひとり照明弾でゾンビの群れを地下室へと誘導して焼き払った。マディソンは命を捨てて皆を助けてくれたんだ」と言う。

だがそれを聞いたトレイシーは、「今度こそひとりぼっちだ。パパもマディソンも私のために死んだ。もうここに居られない」と言うと銃をビクターに向け、また逃げてしまう。

 

時間が経過して・・・

マディソンは生きていた。
ようやく意識を取り戻したマディソンはステイシーがいることに驚くが、「ビクターから全部聞いた。たったひとりの家族だから」とステイシー。

ビクターから逃げたステイシーはひとりパドレに渡ると、瓦礫の下敷きになっているマディソンを発見。生きていたため、半日をかけて掘り出し、ストレッチャーに乗せ、テントに連れて来たのだった。
思わぬ再会

その時、「誰かいるの?」とテントに近づいてくるものが・・・アリシアだった。
「アリシアなの?」と驚き、よろこびのあまり抱きしめるマディソン。

アリシアは、人助けで犠牲になったマディソンと言う名の人物がいると聞き、様子を見に来たのだと言う。
しかしトレイシーはアリシアの娘ではなかった。(トレイシーのママはセリーナ)
トレイシーはアリシアのバッグの中に入っている猫を見つけた。アリシアはその猫を、飼い主の元に返すと言う。

その猫はスキットマーク

 

それぞれの道

パドレを失った仲間たちは、それぞれの道を行くことに。
ルシアナは互いに無線連絡できるよう、電波を管理することに。

ジューン

ダヴから医学を学びたいと言われたジューンは、ダヴを連れて最適な場所、テキサスにある夫ジョンの川沿いの小屋へ向かうことに。

ドワイトとシェリー

再び一緒に行動することにしたドワイトとシェリー。
ドワイトは、「聖域に皆を連れて行きたいと考えている」と言い出す。シェリーは悲惨な思い出しかない聖域へ戻りたくないと反対するが、ドワイトは建物の構造、道路事情を考えても、選択する余地はあると言い、「ふたりで”聖域”の名前にふさわしい場所にしたい」と言われ、「フィンチのために」と同意する。

ダニエル

ルシアナと行動を共にするダニエルは別れ際、ひどい言葉をぶつけたビクターに謝り、「オレたちは変わろうとしないといけないな」と言うが、「オレは変わった。だからすべて自分次第だ」とビクター。
出発前、ダニエルは猫のスキットマークを見つけ、再会をよろこび抱き上げる

ビクターとその家族

クルマに置いてあるデルフィニュームの青い花に気づいたビクターは、(マディソンでは?)と考えるが、その気配はなかった。

フランクは、トレイシーを探し続けているビクターに、「これからも探し続けよう」と言葉をかける。
クラウスが行き先を決め、出発しようとした時、遠く離れた場所に立つ、マディソン、アリシア、トレイシーの姿に気づいたビクター。その3人の幸せな様子にビクターは、その事実を胸にしまい、クルマを発進させる。

マディソン、アリシア、そしてトレイシー

マディソンは、「私が死んだと思っている方が皆が上手くいく」と生きていることを秘密にするつもりだと言い、ホームタウンのロスに戻ろうと提案する。
この世界になった直後、ロスは爆破されたが、「もう昔のこと。荒地にも助けを必要とする人たちがいるはず」とマディソン。
マディソンは、アリシア、トレイシー、そしてニックの遺灰と共にロスへと出発する。   

感想

「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」全8シーズン、完走しました

正直、途中からストーリーが無茶苦茶になりはじめ、辻褄が合わないことも多く・・・・
最終話も、(そんなことあるんかぃ?)と言うツッコミどころだらけの展開でしたけど、めでたしで終わったので、もうこれで良しとしましょうよ、と言う気持ち(笑)

こんな無茶苦茶な展開でも、最後のシーンで、みんな生きる希望を持って、それぞれ愛する人たちと移動して行くシーンはウォーキング・デッドシリーズらしいなぁ~と。
いつも終の棲家を探しては、そこが崩壊しちゃう世界ですもんね。

アリシアに関しても、良かった、生きてたんだ!と言う感動。
変わりなく可愛く生きてました(笑)
マディソンと再会できて良かったんじゃないの?うん。

何と言ってもフィアーは、本家ウォーキング・デッド(TWD)の初のスピンオフドラマでしたし、途中でクロスオーバー・エピソードがあったり、TWDのキャスト(モーガン、ドワイド、シェリー)がフィアーへ移動すると言う面白い現象もあって、TWDファンとしては楽しめたドラマでした。

こんな無茶苦茶でも結局、最後まで見れたのは、それだけの魅力もあったのかも(笑)

途中、挫折しかけたけれど、今となれば最後まで見て良かったです。
やっぱりシーズン8まで続いたドラマが終わるのはさみしいものですね。

「どうか皆さん、幸せにね」の気分です。

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