フィアー・ザ・ウォーキング・デッド8 #6 過去との闘い(相関図付)

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海外ドラマフィアー・ザ・ウォーキング・デッド

ファイナルシーズンの前半最後のエピソードです。
アメリカでは10月下旬から後半6話がスタートします。

#6 過去との闘い All I See Is Red あらすじ

グレースを亡くし、モーがパドレへ戻ってしまったことで、また混乱が始まったモーガンをマディソンは支え、モーを取り戻そうとする。
一方、シュライクは、ある死人が持っているだろう大切なものを手に入れようとする。

 

相関図

まとめ

モーガン

混乱状態

意識を取り戻したモーガンの眼の前にはハンマーを持つマディソンが!
「どういうことだ?」と言うモーガンに、「私がここに来た時、錯乱状態で死人を始末してた。落ち着かせようと話しかけたら、私に襲いかかってきたから、殴って意識を失わせた」とマディソン。
だがモーガンは、「モーを助けないと!あの娘は自暴自棄になってる。オレの斧はどこだ?どこだ?」と騒ぎはじめるー・・・。
マディソンは列車に隠した斧をモーガンに返そうとするが、列車にはグレースの遺体、壁には血文字があった。それを見たモーガンは、「オレから離れろ。また混乱が起きてる。眼の前が真っ赤になったらウォーカーや人間の区別がわからなくなり、殺しまくってしまう。これはサイクルのように繰り返し起こるんだ。オレと居ては危ない」と説明するが、マディソンは、「あなたを置いてはいかない。子どもを失い自分を見失う気持ちはわかる。私がいる。モーを助けに行こう」と言う。

しかし造船所には始末された死人がいるだけで、モーたち子どもの姿も、大量のウォーカーも居なくなっていた。
モーガンは、モーを失う恐怖からまた錯乱状態が起きてしまい、意識がはっきりした時は、ダニエル軍に囲まれていた。

「記憶がない。覚えてない」と動揺するモーガンにマディソンは、「子どもたちは襲われてない」と状況を説明する。

モーたちが造船所のゲートを開けた途端、死人が押し寄せたため、子どもたちは死人を沼地へと追い込んだ。
死人が島に流れ着くことを想定してシュライクたち全員が本土に渡っている(ジューンが無線を傍受)

シュライクは船にコンテナを積んで、沼の向こうで子どもたちと合流する計画だろうとマディソン。
モーガンは無線でモーに、”自暴自棄になるな”と連絡するが、モーからの応答はなかった。居ても立っても居られずモーガンは、皆が止めるのも聞かず、ひとりで助けに行くと言う。
その時、子どもたちの無線を傍受したジューンから、「子どもたちが沼地でウォーカーに囲まれている。ボートハウスに向かっている」と連絡が!
ボートハウスを知ってるモーガンが案内し、マディソンとダニエル軍も、子どもたちを助けるため沼地の奥へと向かうことに。ただしマディソンは、錯乱状態になった時を想定し、モーガンの斧を預かる。

沼地で

パドレと子どもたち

その頃船にコンテナを載せた弟クレーンはシュライクと合流するが、”大切なもの”が見つからないと言う。

彼らが捜している”大切なもの”とは父が拡大にために準備していた場所の座標

子どもたちは沼地の奥のボートハウスへと向かっていた。その時フレアガン(焼夷弾)が上がった。
それはシュライクが打ち上げたもので、シュライクは無線で、「沼の死人から”クレニック”を捜して。双眼鏡を首から下げている米兵よ。その双眼鏡の中に、大切な座標がある。フレアガンで死人を呼び寄せる。訓練どおりに死人を仕留めて」と指示、あっと言う間に死人が集まり始めるー。

クレニックこそシュライクとクレーンの父
米軍が研究し、共同体を存続させるために最適な場所を見つけた。その座標が双眼鏡の中にあるのだ

だがそれを無線で聞いたモーガンは、「指示に従うな。皆でボートハウスに避難しろ。今、そっちに向かってる」とモーに連絡する。
しかしシュライクも、「そんなことをしたらすべてが無になる。私に従って」と命令。
モーは、「パパ来ないで!これ以上私に構わないで!」と無線を切ってしまう。

混乱、錯乱

モーを失う恐怖から、またも混乱を起こしたモーガン・・・
気がつけば、沼地に埋まっており、周囲にマディソンやダニエル軍はいなかった。

モーガンは無線でモーに、「また混乱状態になってる。自分でも何をするかわからない。だから私が近づいたら逃げるんだ」と言うとボートハウスへと向かう。

だがまた混乱したモーガンは、胸をナイフで刺された痛みで意識を取り戻した。
やはり恐れていたとおり錯乱状態で死人と人間の区別さえできなくなり、斧を振り回し、モーさえも襲ったらしい。モーはそれを止めるために仕方なくモーガンを刺したのだ。

モーガンはマディソンとダニエルに、「モーを助けてくれ」と連絡するが、「そこへ行けるかわからない。ダニエルたちともはぐれてしまった」とマディソン。
それを聞きモーガンは、「オレから離れろ。行くんだ!」と言うと意識を失ってしまう。

意識を取り戻したモーガンはボートハウスの中で、片手を固定されていた。
モーは、「パパが沼で気絶したからボートハウスに避難するしかなかった」とひとりで襲い来る死人と戦っていた。
モーガンはフィアガンを空へ打つと、無線でマディソンに、「居場所を教えた。モーを助けてくれ」と頼む。

マディソンの前に立ちはだかるシュライク

マディソンはボートハウスへ向かおうとするが、シュライク、クレーン率いるパドレが追いつき、「ボートハウスには私たちが行く」とマディソンを銃撃しようとする。
だがそれを阻止したのはダニエル軍だった。

ダニエル軍はパドレを包囲すると、「ここにいるのは子どもを奪われた親たちだ」と説明するが、「親のところに戻る気はない」と出てきたのはダヴたち上級生だった。

この状況にダニエルはマディソンだけをボートハウスへと向かわせるが、その直後、銃撃戦がはじまってしまう・・・

ボートハウスで

ボートハウスはどんどん沈み、死人が襲い続ける中、ひとりで死人に立ち向かうモー。
限界だった。
モーガンは、「7年前、同じような状況で自分を見失いパドレを呼び、お前を失った。同じことは繰り返さない。酸素ボンベをつけて泳いで逃げるんだ」と酸素ボンベを手渡すと、「パパを置いていけない」と言うモーを説得、ボートハウスから脱出させた。

ドワイト、シェリー、そしてジューン

フィンチの容態は悪化の一途だった。
息子を失う恐怖でシュライクへの怒り、憎しみに囚われたドワイトは、「他の子をフィンチのような目に遭わせられない」と武器を準備するが、「私が行く。もう私がフィンチにできることはもうない。シェリーと一緒に側にいてあげて」とジューン。

シュライク

モーガンは、「モーを脱出させた。船に乗せないでくれ」とマディソンに連絡するが、「レンは連れて行く」と割り込むシュライク。
だがモーガンは、「あんたが捜してる死人がオレの目の前にいるぞ!座標ごと沼の底に沈めてやる」と言うと、死人を始末しようとするが、再び混乱状態に陥ってしまう。

シュライクはダニエル軍を弟クレーンと子どもたちに任せ、座標を手に入れるためにボートハウスへと向かっているのだ

意識を取り戻したモーガンの眼の前にはマディソンがいて、沈んだボートハウスからモーガンを引きずり出したと言う。
そこへ、「父はどこ?」と銃を向けながらやってきたシュライクは、その声で沼から出てきた死人を見てフリーズしてしまう。父クレニックだったからだ。
「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」シュライクはそう言うだけで父を撃つことができず、襲われ噛まれてしまうー。

マディソンは死人クレニックを始末し、双眼鏡の中に隠してあった座標を手に入れた。

パドレを守るために

弟クレーンとダヴ

その頃、ダニエルと親たちはパドレの子どもたちから銃を向けられていた。
そこへモーがやって来た。

銃撃になった時、ダニエルたちは子どもたちを撃つことができず、降伏したと思われる

クレーンとダヴは、「訓練どおりにやれ!このために努力してきたんだ」と射殺を指示するが、子どもたちは銃爪を引くことができない。
そこへモーガンとマディソンがやってきた。
「座標はここにある!すべてを終わりにできるなら座標を渡す。それにモーが望むならお前を手放す」とモーガン。
マディソンはクレーンに、「あなたのお姉さんは私たちのことを殺せなかった。あなたのお父さんが現れて、お父さんの意思を思い出したのよ」と伝えるが、「騙されない」とクレーンとダヴ。
だがモーガンは、「船に乗って座標の場所へ行けばいい。残していく人がどんなに大事か今はわからなくてもわかる日が必ず来る」と伝える。
すると、「一緒にいたい」とモー。ハグするモーガン。

ジューン

意識を取り戻したシュライクは、列車の診察台に縛られ、眼の前には死人の頭が唸り声をあげていた。

ジューンはシュライクの居場所を聞き、復讐を遂げるため、列車に運び入れたのだった。

「お願い、治療して」と懇願するシュライクに、「どうするべきか確認する」とジューンはドワイトに連絡する。一瞬の躊躇を見せたドワイトに、「誰も苦しめないで」とフィンチ。その言葉にドワイトは、「楽にしてやれ」と指示する。

そこへベンが、「姉さんに会わせて欲しい」とやって来た。
ジューンは、「彼女を埋葬したら他の場所へ行って」と言うと列車を去る。

モーガンの決断

モーと、自分自身を取り戻したモーガンは、「キミになら子どもたちを任せられる。大切な仲間を捜しに行くつもりだ。過ちを正したい」と言う。
モーガンとハグしたマディソンは、「また会いましょう」と別れのあいさつを交わし、ふたりを見送る。

リック・グライムズを捜して

グレースを師匠イーストマンの墓の隣に埋葬したモーガンは、改めてイーストマンに礼を伝えると、無線で、「リック・グライムズ、今からキミを探しに行く。このメッセージを毎日夜明けに送り、2~3分キミの返事を待つ」と言う。

ドワイトとシェリー

フィンチが亡くなってしまった。
ドワイトはフィンチを埋葬すると、「オレたちは何処へ行っても同じことを繰り返してる。オレたちに原因があるんだと思う。これで終わりしないか」と提案する。シェリーもそれを受け入れ、ふたりは別れを決める。

ドワイトは故郷に戻ってやり直すと言う

理想の地を目指し

船、座標、物資、燃料を手に入れたマディソンは子どもたちを前に、「島に資料がある。それを見ればあなたたちのプロフィールや、親のことがわかる。両親はまだ生きてるかも知れない。彼らを捜してここへ連れて来よう。今度こそパドレを理想の地にする」と言う。

マディソンは無線放送を使い、「私はマディソン・クラーク。パドレはもう脅威ではない。子どもたちと再会できるように手助けする。次の座標にSOSを送ってくれれば力になる」と情報を流す。
それを聞き、座標をメモする人物が・・・。

感想

このエピソードで”フィアー・ザ・ウォーキング・デッド、ファイナルシーズン”の前半が終了です。
アメリカではこの秋から後半6話がスタートし、終了の運びとなるようです。

まぁ言いたいこと、思うところは多々ありますが(笑)このドラマの最後を映画TWDに繋げたいのかなと思いました。
映画にモーガンやドワイトが出てくるのかは知りませんが「故郷に戻る」と言うドワイトの発言を、私はウォーキング・デッドに戻ると理解しました。
ドワイトと別の道を歩むことに決めたワケですから、シェリーは死なないままクランクアップなのかも。

最後のシーン。
マディソンが立ち上げ直したパドレからの無線を傍受した何者か。
座標を書き留めて出発した感じですが、あの手は誰なのか?
白人男性、ブロンドの髪、サングラス、アリシアの義肢を持っている・・。
ヴィクター・ストランド or ルシアナではないことは間違いないのだけど、逆に、彼らが後半に出演するのかも気になるところ。
と言うか、あれだけの強烈キャラ、ストランドを出演させずにファイナルシーズンを終えるなんて、ありえない。そんなことしたら、終わってないのと同然!ですもんね。
後半はアメリカでも未公開ですので、まだ誰も展開を知らないワケで・・。
驚くような展開なら良いなーと思います。
モーガンが嫌いな理由じゃないけど、彼が主人公だとなんか、ややこしい(笑)
今回の話も、面倒なところは全部、錯乱状態だったんです~ってことで逃げた感じのエピソード。
都合は良すぎる・・・と思いません?
そもそも、壁に文字書くとか、駆除とか何やねんって感じ。
あ、愚痴が出てしまいました

 

 

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