今回はエピソードは、核弾頭が爆発を起こす直前、テディが逃げ込む予定だった地下シェルターに逃げ込んだジューンとJ.Dシニアのエピソードです。
#3 シンディ・ホーキンス Cindy Hawkins あらすじ
核弾頭爆発寸前、テディが用意していた地下シェルターに身を隠したジューンとJ.D.シニア。彼らは地上に出るその日まで、決まったルーティンをこなしながら暮らしていた。
そんなある日、地上からの衝撃で食器棚が倒れ、隠されていた部屋が現れる。その部屋こそ、シニアが追い続けていたテディが女性を監禁、殺害に使用していた部屋だった。
相関図
まとめ
⬇ このエピソードの続き ⬇
ルーティンをこなす毎日
25日目、地上に出るまで340日
テディが準備していた地下シェルターで核弾頭爆発に遭ったJ.D.シニアとジューン。
ふたりはシェルターで、規則正しい生活を送りながら、ジューンは防護服を作り、シニアはシェルターの壁を補強。一緒に食事をし、時にはゲームをして、”放射能ハンドブック”に書かれた地上に出られる日まで淡々とルーティンをこなしていたが、シニアだけは毎日、「これを聞いたら返事をくれ」と外部無線を繋げ続けていた。
69日目・・・
2ヶ月が過ぎたときー。突然地響きがあり、シェルター内の棚が倒れた。すると奥には部屋が!
シニアとジューンがその部屋に入ると、そこには、実験道具、拘束帯、大量の血痕が!
この部屋こそテディが誘拐した女性を監禁、殺害した場所だったのだ。
テディの事件を40年追い続けてきたシニアは、最後の被害女性シンディ・ホーキンスの遺体を発見していないことを悔いており、「彼女の母親に、シンディを見つけると約束した。それを果たしてない。この部屋に手がかりがあるかもしれない」とこだわりをみせるが、「テディは死んだ。今、それを蒸し返してどうなるものでもない」とジューン。
幻覚
寝酒を習慣にしていたが、棚が倒れ、すべての酒瓶が割れてしまった。
お酒がなく寝付けないシニアは、真夜中、隠し部屋で手がかりを探し始め、シンディのネックレスを見つける。
その時、シニアは地上から助けを呼ぶ女性に声に気づくー。
それがシンディの声だと気づいたシニアは、防護服に着替えると地上に出てしまう。
外は死の灰が降り、近くには被爆死し、ゾンビとなったテディとダコタが・・・。
そしてシニアは、助けを求めながら近づいてくるシンディを見てしまう。
が、次の瞬間、シンディが撃ち殺された。
シンディを撃ったのはジューン。
「彼女を撃ったのか!?」と言うシニアの足元にはジューンが撃ったゾンビが・・・。
混乱するシニアとジューンは、次に少し離れた場所からふたりを見ている3人のガスマスクを發見、急いでシェルター内へと避難する。
アルコール離脱症状
「シンディの声がして地上に出たら彼女がいた」と主張するシニア。ジューンは両手が震えているシニアを見て、それがアルコール離脱症状だと気づく。
その時、地上からシェルターの蓋をこじ開けようとする音がし、無線から、「お前たちがコレを聞いているのは分かってる。さっさと扉を開けろ」と声が!
ジューンは、シンディは離脱症状による幻覚だと言い、2~3日に苦しむことになるが耐えて欲しいと言う。
分かっていてもシンディの幻覚が見え、「私を見つけて」と助けを求められ、気がつけば隠し部屋にいたジョンを見てジューンは、隠し部屋を封印する。
だが真夜中、離脱症状で苦しむシニアの前に、再び現れたシンディ(幻覚)。
とうとうシニアは封印したドアの板を外しはじめてしまうー。
それに気づき、「やめて!壁が崩れてしまう!」と必死で止めるジューン。
しかし幻覚に操られているシニアには通じない。
「はじめからこうするべきだった」とジューンはシニアに鎮静剤を打つが、その直後、天井が崩れ、ふたりは下敷きになり意識を失ってしまうー。
しばらく経ち、意識を取り戻したシニアは無線で、「これが最後の警告だ!」と迫る脅迫を聞く。
目の前には天井崩落で倒れたジューンが。
それでもシニアを支配するのはシンディの幻覚だった。
再びテディの部屋に入ったシニアは、シンディの行動を分析。シンディの死体がある場所を特定すると、意識を取り戻したジューンを置いて、防護服を着込み外界へ出ようとする。
ジューンは、「危険すぎる」とシニアを説得するが、「果たしていない約束を果たす」と行ってしまうシニア。
ガスマスクたちの襲撃
しかし外に出たシニアが見たのは、もう1つのシェルター入口を破壊している3人のガスマスクたちだった。
シニアはシンディの幻覚と闘いながら、ジューンのために震える手でガスマスクを銃撃、二人を倒したが、最後のひとりは地下へと入ってしまう。
シニアはガスマスクの後を追うおうとするが、シニアはテディの被害女性たちの亡霊が向かってくる幻覚に翻弄され、動けなくなってしまう。
絶体絶命
シェルターに侵入したガスマスクはジューンに銃を向け、「出てこい!」と要求する。
絶体絶命のジューン。
しかしそれを救ったのはシニアだった。
シニアは柱を除けてジューンを助け出すが、その時、壁の中に隠されていたシンディの遺体を発見する。
シンディは壁の中に隠されていたのだ。
「約束を果たしたわね」とジューン。シニアはシンディにネックレスを返し、葬った。
脱出の決心
「ここを出よう。正しい方向へ向けるよう私が手を貸す」
シニアは地下シェルターを出ることを怖がっているジューンを励ますと、防護服を身に着け、崩れ始めた地下シェルターを出ようとするが、突然壁が崩れ、ふたりは生き埋めになってしまう。
救助
ふかふかのベッドで意識を取り戻したふたり。
実は無線を聞きつけた人物=ストランドに助け出されたのだ。
シニアは颯爽と現れたストランドに、「どうやって生き延びた?あんたは潜水艇でモーガンを殺そうとした。なのに仲間になれと言うのか?」と牽制するが、「弁解はしないが、今のオレを見ろ。モーガンはここにはいない。それにあんたはここじゃないと生きられない」とストランド。
ストランドはシニアたちを襲撃したガスマスクの男たちについては知らないと言い、「一緒に突き止めよう」と言う。
シニアは、「ここには居られない」とジューンと出ていこうと言うが、ビルの周囲は無数のゾンビだらけで、出ることはほぼ不可能だった。
対決
その頃、地下シェルターの入口で、「ジューン、ドリー聞こえるか?モーガンだ。無線の声を聞いた。下にいるなら返事をしてくれ!」と呼びかけ、救助しようとしているのはモーガンだった。
しかしその無線に、「もうシェルターにふたりはいない」と応答したのはストランド。
無線の相手がストランドだと分かったモーガンは、「ふたりはどこだ?迎えに行く」と言うが、「オレがふたりを助けた。もうあんたに従うのはうんざりだ。あんたは失敗したんだ。オレはあんたが失望させた人たちを助ける」と宣戦布告をするストランド。
モーガンは、「人助けをすればいい。だが、オレの仲間を傷つけるようなことをしたら、そこへ乗り込む。いいか、オレはしくじらないぞ」とストランドにプレッシャーをかけるのだった。
感想
なるほどね~。
フィアー・ザ・ウォーキング・デッド7の前半は、モーガン vs ストランドと言う構図で描くようですね。
これまで何度も人を裏切っては仲間に戻ってきたストランドの本性が明らかになる感じかな。
そもそももう信用がない男ですからね、ストランドは。
そしてストランドはあからさまにモーガンを敵視してましたね。
ストランドはそんなに自分がリーダーと取りたいんだろか?
とは言え、ストランドも人助けをしているワケで、この構図は正義の味方vs 悪党の闘いではないからややこしい。
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