コンラッドを取り巻く周囲が大きく変化を起こしたエピソードになっています
このエピソードを含め、シーズン6(ファイナルシーズン)は残り4話です。
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#10 家族のかたち Family Day あらすじ
5年間音信不通だったニックの父カイルがチャスティンに搬送されてきた。カイルはコンラッドを見るなり、「オレに近づくな」と言うが・・。
ビリーはビリーの治療方針に従おうとせず、手術を希望する家族に対応することに。
ケイドはリハビリ施設の家族会に参加する
相関図
まとめ
父と娘
リハビリ施設の家族会
ケイドはイアンに頼まれ、治療していることをチャスティンCEOヴォスにも、恋人のコンラッドにも内緒にしている。
ケイドは父イアンが入所しているリハビリ施設の家族会に参加するため、コンラッドに”女友だちと旅行する”とウソをつき、リハビリ施設へとやってきた。
イアンは、「離脱症状(動悸、パニック発作)で数週間は苦しんだが、それよりツラいのはセラピーだ。容赦なく自分に向き合わされる。だが頑張れるのはお前に会えるからだ」と言う。
するとジャン・プライスと名乗る入所者がケイドに話しかけてきた。
「イアンから立派な医師だって聞いてる。彼はいつもあなたのことばかり話してる。彼がガンになった時は、娘に助けられたと言ってた」と言うが、イアンが言わせているのでは?と訝るケイド。しかしジャンは、「彼は私の憧れよ、ここの皆を引っ張って励ましてくれる」と言う。
ケイドの決断
セラピストは、「この機会に自分の思いを偽らず正直に話して欲しい。それが真の回復に繋がる」と説明、入居者やその家族の前で、他の家族の話しを聞くシチュエーションはハードで、ジャンは姉妹から、「両親にずっとウソをつく苦しみがあなたのわかるのか。もう支えるのもウソをつくのも限界」と言われていた。
ケイドとイアンの順番になった。
イアンはこれまでケイドを傷つけて来たことについて謝り、自分の依存症はナルシシズムが原因で、仕事の成功しか考えておらず、薬を使うと自分でも驚くほどの結果が出せたことがきっかけで依存症になったと言い、「だが変わる準備はもう出来てる。信じて欲しい」と言う。
しかしケイドは、「父は誰よりも魅力があって人を味方につけるためそれを使い、騙す。私が父さんを信じれば薬を断てるの?ウソよ。もうウンザリなの。最悪なのは私が父さんの薬物依存に加勢したこと。子どもの頃からやってた。だから職場でも隠し通せた。今だって上司にウソをつき、恋人も騙してる。もうコレ以上ここにいると自分が壊れてしまうから帰る。これ以上落ちるのはイヤ。依存症を克服するのもしないのも、父さんの問題よ」と言うと部屋を出ていくー。
イアンはケイドを追いかけ、「本気で薬を止めようと思ってる。仕事よりもお前を傷つけてきたことを償いたい。証明するチャンスをくれ。やり直したいんだ」と懇願するが、ケイドはイアンをハグすると、「父さんのことも大事だけど、もう周りにウソをつかない」と言い切る。
ERに運ばれて来た患者
68才の男性が転倒、額と膝に裂傷を負い、低血圧、徐脈でERに運びこまれるが、患者は、「この病院だけはイヤだ」と騒ぎ始める。男は、ニックの実父カイル・ネヴィンだったのだ。
コンラッドは、「力になります」と言うが、カイルは、「お前はオレに近づくな」と言う。
コンラッドとカイル・ネヴィンの関係
【コンラッドとカイル・ネヴィンの関係】
カイル・ネヴィンはコンラッドの亡くなった妻ニックの実父。
カイルはニックを交通事故で亡くす数年前に、次女ジェシーを薬物依存が原因の腎臓疾患で亡くしている。そんなカイルは、ニックの脳死を受け入れることができず、臓器移植を決断したコンラッドを、「どうして娘を救わないんだ。心臓は動いてる。臓器移植するお前を一生許さん」と責め続け、ニックの葬儀に参列することもなく、縁を切るように姿を消し、5年が経過していた。
詳細はココ
突然患者として搬送されて来たカイルを見て、「関係を修復し、彼を気にかけるべきだった」と後悔を口にするコンラッドにビリーは、「どうしようもなかったことよ」と言う。
デヴォンはカイルを担当するが、カイルはどこの住んでいるのか、いつから体調が悪いなど、何も話そうとしない。しかし孫のジジが病院の幼稚園にいると知ると、「ジジに会ってからしか検査はしない」と言い出す。
孫娘ジジとの再会
コンラッドがジジを連れて病室へとやって来た。
ジジを見るなり、「ママの子どもの頃とソックリだ」とカイル。
ジジは挨拶するとカイルのそばにより、「パパが見せてくれた写真と違うね」と。カイルはコンラッドが自分の写真を見せていたことに驚く。
病名を探る
カイルに診断名がつかずデヴォンは心臓専門医のAJに診察を頼むが、カイルの部屋にはインターベンション専門医ジェームズの姿が。
ジェームズはカイルに負荷テストをしたいと言い、AJも承諾するが、負荷検査中、カイルは転倒してしまう。カイルは、「ふらついただけだ」と言うが、心拍数があがらず意識が遠のいたのだ。
おじいちゃんを心配するジジは、「パパに見せたら何でも治してくれるよ」と言うが、「お前のママは救えなかった」とカイル。ジジは、「でも頑張ったの、パパだって悲しいのよ」と言う。
デヴォン、AJ、ジェームズ、コンラッドでカイルの症例を検討するが、原因がわからない。
それぞれが意見を出し、まずカテーテル検査をすることに。
その結果、冠動脈に病変が見つかりジェームズがステント留置術をするが、「しっくり来ない。それが原因とは思えない」とコンラッド。
すると今度は、デヴォンに背中の痛みを訴えたあと、5秒間心停止し、その後自然と脈拍を戻し意識を回復させたカイル。
今だ原因がわからないカイルに、まずは心停止を起こさないようペースメーカーを入れることに。
だがそのオペ中も、カイルはまた徐脈になってしまう。
コンラッドとデヴォンはカイルの症状から、アミロイドーシスと診断する。
デヴォンはカイルに、「義息子があなたの病気を診断しました。でも治療できます。あなたは彼を責め続けて来たけれど、今回のことは彼に感謝してください」と助言。カイルは、「ずっと孤独だった私にジジは宝だ。本当のことを言うよ、家はない。ホームレスだ」と告白。そしてコンラッドに自ら手を差し伸べ、和解を示した。
ビリーと患者家族
ドリスとその息子たち
患者ドリス・チェンバースが脳腫瘍を再発してしまう。
ビリーは、「今回は腫瘍の位置も悪く大きい。摘出してもオペの影響で命を落とす危険性が高い。ドリスの年齢を考慮してもオペは勧めない」と説明するが、ドリスの息子フリッツは、「あんたはオペをして母を治療するんだ。あんたが断るなら他の医師を捜す」と言い、ドリスも、「前も生き抜いた。今回もオペして」と言う。
ビリーは、「ガンが血管浸潤していてオペをするにはリスクが高すぎる。オペしても数ヶ月の余命だし、オペの影響で神経症状が残ってしまう」と躊躇するが、リーラから、「オペするとしたら先生しかいません。するなら全力でサポートします」と言われ、オペすることを決断する。
しかしガンの血管浸潤は予想以上でオペ中大量に出血してしまい危険な状態に。
ビリーは、「ガンは取りきったけれど、大量出血した。まだ危険な状態からは脱していない」と説明するが、息子たちは事実を理解しようとせず、「母は無事乗り越えた」と言う。
だが恐れてたとおりドリスは急変、心停止を起こし蘇生の甲斐なく亡くなってしまう。
リーラはオペに入ったビリーの代わりに、ドリスが亡くなったことを伝えるが、「ふざけるな、今すぐサットンを呼んでこい」と騒ぎ始め、オペ室に乱入、執刀中のビリーに、「母さんを殺したな!」と詰め寄ると、オペ室を散々荒らして出て行ってしまう。
警備員はチェンバース兄弟を捜すが、行方がわからない。
この状況にリーラは早退を勧めるが、ビリーは、「私を待つ患者がいる」と自分を奮い立たせる。
身の危険
チェンバース兄弟を捜す警備員たち。コンラッドがビリーの身の安全を心配する中、警備モニターにチェンバース兄弟が映った。どうやら兄弟はビリーを捜して院内をうろついているらしい。
コンラッドはビリーを捜すことに。
その頃、ビリーを捜していたチェンバース兄弟は、階段を下りていたビリーを上下階から挟み撃ちすると、「お前を殺してやる」と階段から突き落とそうとする。必死で抵抗し悲鳴をあげるビリー。
そこへ駆けつけたコンラッドは兄弟をビリーから引き離し殴り合いに、駆けつけた警備員が兄弟を確保、コンラッドはビリーを抱きしめる。
AJの助言
ジェームズはビリーを自宅まで送ると言うが、「彼女に頼まれたからオレがやる」とコンラッド。
その様子を見ていたAJはジェームズに、コンラッドとビリーの関係について説明すると、「ふたりは互いに深く愛し合ってる。キミとケイドにはキツイ現実だがそれが真実なんだ」と伝える。
揺れる想い
コンラッドはジジを抱きしめ微笑むビリーに心が揺れる。
自宅まで送ったコンラッドに、「色々ほんとうにありがとう。助けに来てくれて。あなたの行動をニックも誇りに思うわ」と言うビリーに、「オレはキミにそう思われたい」とコンラッド。
ふたりは互いの想いに気づき、キスする。
パドマ
戻らなかったパドマ
結局パドマは昨夜、連絡をしないまま自宅に帰らなかった。
ようやく朝になり、「クルマが故障して戻れなかった。修理業者を呼んだから今夜には帰れる」と連絡してきたパドマにAJは、「無事で良かった」と言い、パドマを責めるどころか、イライジャとアルジュンに声を聞かせてやってくれと言うが、「修理業者が来たから」と電話を切ってしまうパドマ。
実はパドマはアトランタから193キロ地点にいて、クルマの故障もウソだったのだ。
双子の直感
一方リーラも、昨日からまったく連絡が取れないパドマを心配していた。
AJは、「今夜戻ると電話があったから心配ない」と言うが、「私にまったく連絡がないのはおかしい」とリーラ。だがAJは、「パドマはずっと子育てで大変だったんだ。羽根を伸ばしたい気持ちもわかる」とそれほど心配していない様子を見せる。
そしてデヴォンも、「AJに今夜戻ると言ったんだから、今回だけは静かに待ち、迎えてやろう」と言うが、(パドマに何かがあったのかも)と言う双子の直感で胸騒ぎが収まらないリーラはとうとう我慢できず、「何かあったなら話して」のメッセージと2人の子どもの頃の写真を送る。
その頃パドマは自殺を考えていた
感想
このシーズンがファイナルシーズンである「レジデント」も残り3話です。
ようやくここに来てビリーとコンラッドが近づきました。
ケイドはコンラッドに真実を話す決意をしたようだし、ここでコンラッドからビリーとの関係を聞かされるのってバッドタイミング過ぎますよね・・・
私も最近はコンラッドの相手はビリーが良いのでは?と思っていたので、この展開はうれしいのだけど、ケイドのことも気になります
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