フィアー・ザ・ウォーキング・デッド6 #16 始まり (最終話・相関図付)

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海外ドラマフィアー・ザ・ウォーキング・デッド

シーズン6の最終話
本家TWDでもここまでの状況ってなかったのに・・・。

 

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#16 始まり The Beginning あらすじ

モーガンの努力も虚しく、テディとライリーによりミサイルは発射されてしまった。
間もなく核弾頭が分離され、核爆発が起きるだろう世界で、彼らはそれぞれの ”そのとき” を迎える。

 

相関図

 

まとめ

発射されたミサイル

テディとライリーにより潜水艦のミサイルが発射された。
モーガンは潜水艦の制御室に残り、何とか阻止しようとするが、できるハズがなかったー。
モーガンは無線で仲間に呼びかける。

「発射を阻止できなかった。今も何とか阻止しようとしてるが無理かも知れない。ミサイルにはいくつか核弾頭が搭載されている。残る時間は僅かだろう。自分たちが望むような最期を迎えて欲しい。たとえ無念でも」
誰か見つけて (Promise me you’ll find someone)

娘モーガンとできる限り遠くへ避難しようとクルマで移動中、タイヤがパンクし動けなくなってしまったレイチェルは、無線で仲間に助けを求めるが、その時、空高くミサイルが上がっていくのを見る。
そして無線からは、モーガンの呼びかけが・・・。

しかし娘モーガンのために生きることを諦める訳にはいかないレイチェルは、自力でタイヤを交換しようとするが、ジャッキを折れ、レイチェルの脚がクルマの下敷きに!
骨が見えるほどの骨折を負ったレイチェルは、それでも副木をし、モーガンを抱いて逃げようとするが、限界だったー。
その時、核弾頭が分離したー。

「ママはここまでだけど、あなたは違う」。
レイチェルはそう言うと、レイチェルを背中に背負い直し、ロープを自分の身体に巻き付け、その端をルーファス(犬)に結びつける。そして猿ぐつわをし、自らナイフで腹を割き、自殺した。

銃を貸せ (iDame el arma!)

ダニエルはルシアナ、サラ、ジェイコブ、チャーリーと避難できる場所を捜していたが、目星をつけていた地下室は死人だらけだった。
そこへロリーとウェスがライリーを拘束して戻って来た。
ロリーは、「ライリーが、”アリシアは25キロ東のホテルの地下シェルターにいる”と暴露した。そこへ向かおう」と言うが、ダニエルは、「そいつを信用できるのか?さっき無線で、聞いたことがある声で、安全な場所の座標を伝えてきた。そこへ行こう」と提案する。

しかしダニエルは、最近幻聴幻覚で皆を事件に巻き込んだ経緯があるため、「また幻聴なんじゃないのか?」と疑われてしまう。
選択を迫られたルシアナは、ロリーに従おうと皆を納得させる。

しかしSWAT車でホテルへ向かう途中、ブレーキが壊れクルマが停まってしまった。
ロリー、ウェス、ルシアナ、ジェイコブが周辺のゾンビを始末する中、ブレーキを修理したサラ。
ロリーが、「先を急ごう」と運転席に向かった時、ダニエルはルシアナにラテン語で、「銃を貸せ」と言うと、手にしたその銃でロリーを撃ち殺した。

皆が呆然とする中、「裏切り者は死ぬべきだ。ロリーは連中の仲間なんだ」と言い出すダニエル。
その時、もう1発銃声が響いた。
銃を取って逃げようとしたライリーをチャーリーが撃ったのだ。

「ロリーはあんたの仲間だったの?」と聞くルシアナに腹から血を流しながら、「カレは(ロリー)はあんたらを信じてなかった。そのジイさんに感謝するんだな。オレたちは眺めが最高の場所にキミたちを連れて行くつもりだった。」とライリー。
その時上空で、核弾頭が分離した。

ライリーは、「もう時間がない。諦めろ」と言うが、「座標の場所へ行こう。まだ間に合う」とダニエル。
ルシアナは、「ロリーが敵だと見破ったダニエルを信じよう」と言い、サラの運転でダニエルが書き留めた座標位置へとSWAT車を発信させる。

ウェンデルはダム湖にいるらしい。
眺めを楽しめクソ野郎 ( Enjoy The View, asshole)

ドワイトとシェリーは馬で避難する場所を捜すが、地下シェルターなど簡単に見つからない。
その時、民家を見つけたシェリーは、「これで終わりなら2人だけでビールを飲んで過ごしたい」と言う。

民家に侵入し、ビールを見つけたドワイトはシェリーと乾杯するが、シェリーは、「奇跡的に出会えたのに私は過去を引きずり、憎しみに支配されてあなたとの時間をムダにした」と後悔を口にする。
ドワイトは、「過去のことだ。何一つ悔やむ必要なんかない」とシェリーを抱きしめる。
その時、銃を向けられる音が!この家には住人がいたのだ。

銃を向けられながらもシェリーは、「核弾頭が爆発する。逃げ場所があるなら逃げて」と言うが、「竜巻シェルターをヤツらに奪われた」と家主。
家主の話からそれが、ホールディングの仲間だと分かったドワイトは、「ヤツらからシェルターを取り返す」と言う。

ドワイトとシェリーはシェルターから男たちを誘い出し、奪還に成功。
脚を撃たれた男は、「撃てよ、早く殺せ!」と叫ぶ中、「誰が撃つか。お前らがあの家族にしたのと同じことをする。お前らが招いた大惨事を最前列で見てろ」と言うと脚を撃ち抜いた。
その時、核弾頭が分離したー。

ドワイトとシェリーは、家主一家と共にシェルターに身を隠す。

あなたは何も悪くない (You have nothing to be sorry about)

テディはダコタをクルマに乗せ、どこかへと向かっている。
「ごめんなさい。私がモーガンを助けたからあなたの計画を邪魔されてしまった」と謝るダコタに、「いいんだ。そのおかげでキミと会えた。キミは私の最大の理解者だ」とテディ。
その言葉に笑顔を見せ、ありのままの自分を受け入れ、愛してくれるテディを信頼しきる。

テディは「特等席から見よう」丘の上にクルマを停めるが、そこへジョン・シニアが現れ、銃を向けながら、「ダコタ、オレはキミを許す(息子ジョンを殺されたこと)」と言い、銃を置く。
その隙を見逃さず、ジョンを撃とうとしたテディ。それを阻止したのはジューン。
「なんで来たの?」と銃を向けるダコタに、「私もあなたを許すわ」とジューン。

「人は変われない。あなたもバージニアを殺した」と反論するダコタにジューンは、ジョンの信念を失い、殺してしまったことを後悔していると言う。

膠着する状況の中、「これは何だ?」と地面を指刺すシニア。
どうやらテディはシェルターに隠れるつもりだったらしい。

「終わりだったんだろ?仲間にはデタラメを言って自殺を煽っておいて、自分は始まりを迎えるつもりだったのか?」とシニア。
「話しが違う」とテディを責めはじめるダコタに、「全部のミサイルを打てなかったから、計画を続けるためだ」とテディは言い訳するが、納得できないダコタ。

シニアから、「ミサイルを発射するためには2人必要だ。だからキミを利用しようとしたんだ。用が済めばキミは殺されるぞ」と指摘され、混乱するダコタの頭上で、核弾頭が分離した。
「はじまったぞ、ダコタ。ありのままの自分で最後の時を過ごすのか、それとも彼らを選び、自分を偽り続けるのか?キミ次第だ」とテディ。
追い詰められたダコタは皆に銃を向けながら、「騙されない。私は誰かのために自分を変えたりしない!私はここにいる。ここを動かない」と言う。

もう時間がなかった。ジューンとシニアは強行手段で、シェルターに入ると、「キミも来い」とダコタを誘うが、「私は終わりを見届ける」と拒否したダコタ。
銃を拾うと、「全部ウソだったの?私を利用したのね」と言い、テディの腹と頭を撃ち抜き、「私は変わらないわ。最期を観れなくて残念ね」と捨て台詞を吐くのだったー。

 

キミはどっちだ? Which man are you?
モーガンを陥れても英雄になろうとしたストランドは、仲間から離れざるを得なくなった

地下シェルターを探して単独行動中のストランドは、ビルに逃げ込むが、その中はウォーカーだらけで、地下には行けず、外にも出れなくなってしまう。
その時、階上から音楽が聞こえてきた。
音楽がかかる部屋に入ったストランドは、男から銃を向けられ、銃を置くよう言われる。

素直に従い、「ミサイルが発射されたのを見ただろ?地下シェルターがなければ、オレたちは終わりだ」と言うストランドに男は、「そうか。これで終わりだな」と言うと、「バーボンは飲むか?」と言い出す。

歴史学者だったと言う男は、美術館や博物館から貴重なものをこの部屋に集めていた。
「キミは誰で何をしてるんだ?」と聞かれ、「未来を築こうとしたが破壊者が現れた。2人の男がそれを阻止しようとしたが、ひとりが怖じ気づいたんだ。死にたくなかったらしい。生き残ってヒーローになりたかったんだ。だが結局、皆を破滅へと導いてしまった」と話しはじめる。
「キミはどっちの男だ?」と聞かれたストランドは、「オレは死を覚悟していた方だ」と答える。
「そうか、私の名前はハワード」と男。
ストランドは、「オレの名はモーガン・ジョーンズだ」と答え、ふたりは盃を挙げる

あの子の声が聞こえる  I can hear her.

モーガンは制御室に残り、何とか核爆発を阻止できないかと機械を触るが、素人のモーガンに分かる訳がなかった。
そんなモーガンにグレースは、「核弾頭は近くに墜ちるわ。死の灰に触れても私たちは死ぬ」と現実を伝える。

グレースは銃を出す。
それを見たモーガンは、「オレには生きる理由があったんだ、キミだ。キミとアテナのために何かを築きたかった。何もできずにすまなかった。キミの夫に、父親になりたかった」と気持ちを伝える。

その時、潜水艦の外で爆発音が聞こえた。
「核爆弾の分離した。モーガンもう時間がない」と言うグレースをモーガンは抱きしめ、「こんな最期ですまない」と頭に銃を構えるー。

その時、赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。
それは幻聴じゃなく、潜水艦の外から無線を通して聞こえているのだ。
艦外に出たふたりが見たのは、ルーファス(犬)がゾンビ化したレイチェルを連れて戻って来た姿だった。

モーガンはレイチェルを逝かせてやると、ザックから赤ん坊モーガンを救い出し、「アテナからの贈り物だ」と言う。

生き残る術はある I know how to survive 

SWAT車でダニエルが無線で聞いたと言う座標地点まで来たルシアナ、サラ、ウェス、チャーリー、ジェイコブ、そしてダニエル。
しかしその地点には何にもない。
「すまなかった・・・」と謝るしかないダニエル。

「言っただろ、絶対に逃げられないって」と笑うライリーをダニエルはクルマから引きずり降ろしたその時、空からヘリが一機降りて来た。

助けを求めるルシアナたちに操縦士は無線を聞かせる。
「助けに来た。パイロットには何も聞かないで」それはアルの声だった。
ウェスはヘリに乗る前に、スプレー缶で死んだライリーと地面に文字を書いた。
「これで終わりじゃない(This is’t the end)」

 

核爆発のとき

とうとう核爆発が起きてしまった。

●ダコタは一瞬にして焼け焦げに。
○ジューンとシニアは地下シェルターで
○ドワイトとシェリーは竜巻シェルターで
○モーガンはモーガンJrを抱きしめ、グレースと共にクルマの下で爆風から身を守り、無事だったが、まだそこら中で核弾頭の爆発が続いていたー。

○ストランドはビルの窓からハワードとその瞬間を迎えた。
しかしふたりは無事だった。
その途端、笑い出したストランドは、「まだ生きてる。あんなことまでしたのにまだ生きてる。さっきの話しはウソだ。オレは怖じ気づき逃げた方で、モーガンじゃない。オレはビクター・ストランドだ。平気で人を見捨て、騙して裏切り、汚い手を何度も使って生きてきた。何度も何度も何度もな。未来を立て直そう」と言い出すー。

 

感想

これにてシーズン6が終わりました。
奇しくもアメリカでは今日(10/10)がシーズン7の公開日だったようです
しかし私たちがそれを観ることができるのは、軽く1年先だろうなと思います。

さて、核爆発が起きる、起きるって言うて、そうならないんじゃないのかー?と思ってた呑気な私をあっさり裏切り、中々の極限状態にしてしまったテディとライリーのバカたち。
正直、ツッコミどころはあるものの、核弾頭の爆発で、キノコ雲を見た時は、決して良い気分はしませんよね、少なくとも日本人は。
放射能汚染との戦いまでプラスされる訳ですか・・・。
どんなシーズン7なんだろーか。
レイチェルの最期はツラかったな。
ルーファスがモーガンJr.を連れ帰るとは思ってもみなかったので、感動しました(涙)
ルーファスを思いっきり褒めてあげたいっ(涙)

テディの言う、1番安全な場所で最期の日を迎えたろうアリシアだけど、助け出してくれる人がいなきゃ、死ぬしかないワケで・・・。
彼女の居場所を知ってる人は皆、死んだよね?
どーするよー。

そして、「憎まれっ子世にはばかる」。
ストランドはまたも生き残ったよ~。
でも、どれだけ自分勝手で、どれだけ人を平気で裏切るのよ、あなた!ってぐらいカス男ストランドを見て来たので、敵とは言わないけど、モーガンとは居られないと思う。

とにかく敵と言う敵(バージニアにテディ)は消え、核弾頭が炸裂してしまった世界で、これから先どう展開していくのかまったく読めないまま、シーズン6を締めたいと思います。

シーズン6は、中々面白かった

 

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