レジデント 型破りな天才研修医 4 #7, 8(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマレジデント 型破りな天才研修医

今回はケインのその後も少しだけ分かります

 

#7 英雄たちの選択  Hero Moments あらすじ

ある日、ヒル大尉から、SOSの電話を受けたコンラッド。
コンラッドは救助隊と共にヒルの救助に向かうが、それは過去との対峙でもあった。
デヴォンは激しい痛みを訴えるローズを担当したデヴォン。

 

相関図

まとめ

コンラッドとヒル大尉

SOS

自宅療養のニックは、日に日に回復していた。
そんなある日、コンラッドはヒル大尉から、SOSの電話を受ける。
ヒルは、フリークライミング中にケガし、動けなくなっていると言う。

すぐさま捜索救助隊と共に現地に飛んだコンラッドは、ヒルを発見するが、腹部のケガは深く、腹腔内に出血している可能性があったため、コンラッドは応急処置する。

身体の中の弾の破片

チャスティンに搬送されたヒルは、オースティンの処置で一命を取り留めた。
しかしコンラッドはCT上に弾丸が映っていないことに気づき、「ヒルは胸に弾が残っているハズだ。もう一度CTを撮って確認してくれ」と言うが、「弾はなかった。身体を移動した痕跡もない。そんな曖昧な情報で術後の患者を動かせない」とオースティンに拒否されてしまう。

【コンラッドとヒル大尉】
コンラッドが従軍していた時、銃撃を受けた仲間を助けるため、コンラッドは大尉の制止を振り切り救助に向かうが、逆にロケット弾を被弾してしまう。
死を覚悟したコンラッドを助けたのはヒル大尉。しかしヒルも被弾してしまう。
ヒルは2発の弾丸摘出を受けたが、胸に残った弾丸は摘出できなかった。
ヒルはそれが原因で、退役することに。5代続く海兵隊家系を途絶えさせることになったのだった。

「あなたはコンラッドの命の恩人ですね」と言うニックにヒルは、「何度もホーキンスから連絡をもらっていたが、私はずっと拒絶していたんだ。それを後悔している」と言うが、その直後、ヒルの脳梗塞の症状が発生する。
コンラッドはそれが銃弾の影響と考え、検査した結果、頸動脈分岐部に破片が移動していることを突き止めた。
ヒルは素早い処置を受け、快方に向かう。

過去にして前へ進む

ヒルはコンラッドを呼ぶと、摘出された弾の検体を見せ、「苦しんだのはオレだけでなくキミもだ。この破片はキミが捨て、引きずってきた罪悪感も後ろめたさもすべて捨てろ」と言う。
コンラッドは頷く。

 

ERで

”オピオイド系”の強い鎮痛剤処方を求めるローズの担当になったデヴォンは、「薬は処方するが、話しを聞かせて欲しい」とローズを診察する。
”鎌状赤血球症”を持つローズは、クリーゼが起きる度に激痛に苦しんでいると言い、股関節に耐えがたい痛みがあると言う。
検査の結果、鎌状赤血球症による血栓による虚血性骨頭壊死を起こしていることが判明、治療法は人工股関節置換術を受けることだったが、ローズは「持病を持つ私に手術はリスクが高すぎる。私は元ダンサー。病気で踊ることができなくなってからは、スタジオをオープンして病気の子どもたちにダンスを教えてる。今夜は発表会、それを見届けたい。手術で死ぬぐらいなら足を引きずって生きる」と手術を拒否する。
しかしデヴォンはローズを説得、ヴォスの執刀でローズは手術を受けることに。

【鎌状赤血球症とは】
ヘモグロビンの遺伝子異常で発症し、慢性溶血性貧血や末梢血流閉塞による痛みがある疾患

【クリーゼとは】
発作のことを意味し、鎌状赤血球症の場合、激しい痛みで命が危険にされされる状態

手術、危険な状態に陥ってローズ。
人工股関節術は問題なく終了したが、輸血により特殊は抗体が出来てしまったローズは極度の貧血状態に。
デヴォンは血液バンクから適合する血液を取り寄せるが、中々適合するものが見つからず、一時は頻脈発作(脈が速い)を起こす危険な状態になったが、それを乗り切ったローズ。
デヴォンは発表会を見ることが出来なかったローズのために、病院に生徒を呼び、「ローズのために発表会」を開くのだった。

オースティンとミーナ

滞在ビザが切れ、申請を却下されたミーナは嘆願書に望みを託すが、移民局からの連絡はなく、不安を口にするミーナ。オースティンは、「キミを元気にしよう」と、4つの心臓弁同時置換の難手術に入るよう言う。

手術がはじまって間もなく、緊急を要する呼び出しを受けたオースティンは、ミーナに心臓手術を任せることに。
ミーナは見事に難手術を終えるが、患者の状態が急変する。
しかしミーナはパニックになることなく、対処した。

オースティンは、「国外退去にはならない。キミは今日、トップ外科医の仲間入りをした。私の役割も終わりだ。キミが独り立ちできる」と言い、特別なお祝いを用意していると言う。

 

ケイン

自発呼吸できず人工呼吸器を装着して長期リハビリセンターで療養中のケインだったが、自発呼吸ができるようになり、人工呼吸器を外すことに。

診察したヴォスはケインの脅威の回復力の驚くが、利き腕の右腕を心配するケインに、「機能が戻っても以前の50%以下だと思う。辛いリハビリを受けることになる」とヴォス。
そしてケインは現CEOがヴォスになったことを知る。

ケインは弁護士を呼ぶが、「マリンとの訴訟は続いてる。カルテの虚偽記載は犯罪だ」と言われてしまう。
ケインは、マリンについて調べるよう頼む。

ベルとジェイク

チャスティンで形成外科医として働きだしたジェイクを何かと気にかけるベル。
しかしジェイクはそれが鬱陶しくてたまらない。
一方ベルは、ジェイクとの関係を修復したい一心で、ジェイクの夫グレッグにまで話しかけてしまう。

それを知ったジェイクの怒りは限界に達し、「勝手にグレッグに話しかけないでくれ。あなたは私たちの関係についてはボクに任せると言った。あなたは私の家族には含まれない」とハッキリ拒否し、「ベルと一緒に働くことはムリだ」とCEOヴォスにオファーを断りに行く。

ベルとの確執を知ってるヴォスは、ベルの人となりを話すと、「ベルは誠実な人よ、それに人は変われる。もう一度カレにチャンスをあげて。あなたが何故カレを信頼できないのかをカレに伝えて。カレは誠実に聞くわ」とアドバイスする。

ジェイクはベルに、「養子を迎えるつもりだ。あなたは祖父になる。孫を見捨てる行為は許さない」と気持ち伝える。
「2度としない」と言うベルとジェイクは、珈琲を飲む約束をしたー。

 

感想

ケインのエピソードも続くようで良かったです。
脅威の復活劇を遂げそうな勢いも感じるし、ケインの不屈の精神は健在のよう。
オースティンはケインを同胞として応援するだろうし、今後の展開が楽しみでもあります。

 


#8 始まりの日、終わりの日  First days , Last day あらすじ

ニックの復帰初日。負傷した受刑者が搬送されてきた。それはニックを刺した男だった。
チャスティンに、新人外科医が赴任してきたが・・・。
脅威の復活を果たしたケインのリハビリがはじまった。しかしそれは厳しい現実を知ることに。
ミーナもまだビザ申請が下りないことに苦しんでいた。

 

相関図

まとめ

ニック、コンラッド、そしてビリー

ERに運ばれて来た受刑者

ニックは職場復帰することになり、ビリーは故郷へ帰ることに。

そこへ31歳の受刑者が、スタッフに罵声を浴びせながらERに搬送されて来た。
刑務所の暴動で負傷したと言う受刑者を見たニックは表情を変え、「私を刺した男」と言う。

コンラッドとビリーは、「今日は帰って休め」と言うが、「大丈夫、私よりコンラッドの方が心配よ」とニック。
ビリーが目を離さずにニックを見守ることに。
コンラッドもアーヴィングとデヴォンから、「患者に関わるな」と強く忠告を受ける。

しかしニックは、ビリーが珈琲を買いに行っている隙に、受刑者の病室を覗いてしまう。
丁度その時、受刑者が暴れ、看護師が危険な状態に。
「コード・グレー!」と指示したニックは、受刑者の対処をする。

「近づかないと約束したのに、どうして?」とビリーに聞かれ、「まだ悪夢を見るの、どこかにまだ恐怖を抱えてる。ボロボロの男を見たらそれを消せるかと思ったの」とニック。
ビリーはレイプされた過去を話し、「時間が解決する。呪縛は解ける」と励ます。

ニックのアシスト

ビリーの言葉で新たな一歩を踏み出す気持ちになれたニックは、ヴォスにビリーを紹介する。
ビリーのことを聞いてたヴォスは、「セカンドチャンスよ。研修を受け、1ヶ月後に査定する」と言う条件でチャスティンの脳神経外科医として雇うことに。

 

下肢開放骨折の花嫁メーガン

結婚式の最中、階段から転げ落ち、下肢を開放骨折した花嫁メーガンがERへと運ばれて来た。
ハンチントン病があると言うメーガンは、「最近平衡感覚が悪くなって来てる」と言う。
ヴォスとベルにより、無事手術は終わるが、病室へ戻るなら吐血してしまうメーガン。

肝臓疾患による静脈瘤からの出血だったが、その症状はハンチントン病とは思えず、詳しい検査を追加したコンラッド。
コンラッドはメーガンが治療可能なウィルソン病であることを見つけた。

 

新人外科医

チャスティンに新人外科医:リーラ・デヴィが赴任してきた。
初出勤の朝、早朝に現れたリーラは看護師ジェシカに、「患者について細かい情報まで教えて欲しい」と頼み、勉強する。

その努力が実を結び、オースティンの回診で見事なプレゼンを見せたリーラは、「大型新人だ」と褒められるが、急変した患者のエコー検査はまったく使い物にならないレベルでオースティンをイライラさせる。かと思えば、手術では見事なアシストを見せ、オースティンは最後の縫合を任せることに。
ER主任のアーヴィングも、「完璧かと思えばヘマをする」と対処に困っている様子。

(リーラに何かある)と直感したデヴォンは、リーラが常にノートを持ち、事細かにメモしていること、完璧な人体解剖画が描かれていることに注目、”失読症”なのでは?と思い始める。

やはりリーラは失読症だった。
「準備できることには対処できるが、新しいことに咄嗟に対処することは難しい」とリーラ。
そのため彼女は人の2倍努力しているのだ。
「何かボクができることはある?」と聞くデヴォンに、「特別扱いはしないでください」とリーラ。
デヴォンは口外しないと約束する。

 

デヴォン

ナディーン王女がモヤモヤ病の定期健診でアトランタにやって来た。
「会いたい。サプライズがある」とナディーンは病院にやって来るが、デヴォンが見たのは、赤ん坊を抱いているナディーンだった。

 

ミーナ

弁護士からナイジェリアで研修した証拠を提出するよう求められているミーナはオースティンに、「書類が期日までに届かなければ国外退去になって再入国が不可能になってしまう。誰かがキャリアを妨害してるとしか思えない」と言い出す。

病院に医事局のスタッフがミーナに面会を求めて来た。
医事局スタッフは、「免許剥奪もあり得ます」と言うと、
マイカ・スティーブンス(元患者)との恋愛関係だった事実、上級指導医オースティンと恋愛関係であること、自宅で医療行為をした過去を列挙し、「認めますか」と言い出す。
弁護士を通して回答すると保留にしたミーナはオースティンに、「誰から情報が渡されてるとしか思えない。ケインよ、証拠はないけど」と言い出す。

 

ケイン

脅威の復活をしてきたケインは右手のリハビリを始めるが、積み木を積むことさえできない。
苛立ったケインは机のものを全部落とし、「こんなことは不要だ、次のステップに進めろ」など理学療法士に対してリスペクトを欠いた態度をとる。
その様子を同じリハビリ室で歩行練習中のローズは見ていた。

しかし、黙々とリハビリを続けるケインにローズは、「互いにファイターね」と理解を示し励ますが、「鎌状赤血球症ではダンスはムリだ。患者は自分の状態を受け入れるべきだ」と厳しい言葉を返すケイン。
ローズはケインのあまりの言葉に、「それはあなたこそ。積み木を積むことさえできないあなたに繊細な外科手術はムリでしょ?認めるべきね」と言い返す。

ローズは7話、鎌状赤血球症で人工股関節埋め込み術を受けた元ダンサー
ヴォスからの宣告

ヴォスの呼び出しを受けたケイン。
ヴォスは、「朝のリハビリを見た様子では、復帰まではかなり時間を要すると判断した。脳神経外科を潰さないためにも新しい医師と面談を始めるわ」と通告する。
ケインは、「1ヶ月欲しい」と頼むが、「回復だけが問題じゃない。あなたの朝の態度は余りにも酷かった。新星チャスティンには適さない」とハッキリ解雇を言い渡す。
あまりに悔しさに苦しむケイン。

オースティンからの宣告

自宅に帰ろうとするケインを待ち伏せしていたオースティンは、ミーナのビザ申請阻止の行為を今すぐ止めろと言い、「問題を正せ、そうでなければオレが許さない。どこまでも追う」と厳しい通告をする。
ケインはミーナの件から手を引くよう弁護士に指示するが、「その件は我々の手を離れた」と弁護士。

 

感想

何故ミーナのビザ申請が却下されるんだろー?とは思ってたけど、ミーナが、「ケインの陰謀」と言い出した時は、どこまでケインのせいよ~と思った私。
だけど、本当にケインが弁護士を使ってたなんてね~。
で、もう移民局の案件になってしまい、ケインの力じゃ止められないらしい。
おぃおぃ~!
腕のいい心臓外科医を失うことになりそうですね、チャスティン。

脅威の復活を見せたケインだけど、あの右手の感じじゃ、復帰できるとしてもかなり先になりそうですね。
なんか可哀想に思うんだよなー。
だって、交通事故を助けた人だよ?ケインは。
確かにいけ好かない男ではあったし、犯罪ギリギリの悪いこともしてきた人ではあるけど、今回のケガは、人を助けて負ったものだから、その代償としてはあまりにも可哀想だなと思う。

ビリーはやっぱり残る新メンバーでしたね。
ん~、あんまり好きなキャラじゃないので、あー、そうですかって感じですけど。
ケインほどの面白みもなさそうなので、シーズン4、イマイチだよなぁーと思ってます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました