THIS IS US 36歳、これから シーズン2 #11 家族セラピー

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THIS IS US シーズン2は、Amazonで全18話、1400円で視聴可能

Photo 引用 all by: IMDb

今回はちょっとヘヴィなエピソード

 

#11 家族セラピー The Fifth Wheel あらすじ

<現在>
飲酒運転で逮捕され、リハビリ施設に入ったケヴィン。
ピアソン家のメンバーと共に家族のみでセラピーを受けることになり、ケヴィンは昔からの疎外感を打ち明ける。

<過去>
突然ジャックが同僚から山荘を借り、家族で休暇に向かったピアソン家。
ケヴィンは両親が他の2人ばかり気にかける様子を見て、不満を爆発させる。

 

まとめ & 感想

過去:山荘へ

ジャックは友人から1ヶ月山荘を借り、家族旅行しようと言う。
レベッカは、ケイトの肥満を心配するので、ジャックはスポーツをさせようと言い出す。
しかし、運動の苦手なケイトは続かなかった。

 

現在:家族セラピー ⑴

飲酒運転で逮捕されたケヴィンは、裁判所の決定でリハビリ施設に入所した。
あれから1ヶ月。
ケヴィンのために家族がセラピーを受けるため、リハビリ施設へ集まることになる。

トビーは、ケイトが隠れてジャンクフードを食べていることを知る。
ベスはテスを乗せて飲酒運転したケヴィンを許せないでいたが、ランダルから今度はオレがケヴィンを助ける番だと言われる。

リハビリ施設で再会したピアソン家。
しかしセラピストのバーバラから肉親だけでセラピーしたいと言われ、ミゲル、ベス、トビーは遠慮するように言われる。

 

現在:家族セラピー ⑵

バーバラは依存症になった発端を話すべきだとケヴィンを促す

ケヴィンは、
「子どもの頃、兄弟の中でいつも後回しにされた。ないがしろにされている気がした。
ケイトにはパパ。ランダルにはママがついてた。
オレが悪い物に頼るのは時間の問題だった。元々依存症の家系だ。父親も祖父もそうだった。
ケイトの体重の問題も依存症かも。こうなったのは父の死だけが原因じゃない」

と言う。

バーバラはレベッカに、ジャックの依存症について聞いた。

レベッカは、
「子どもたちが17才の時に父親が死んだ。
子どもに(依存症のこと)話さなかったのは、彼の唯一の欠点を話して記憶を塗り替えたくなかったから。
彼のことをよく知りもしないで依存症呼ばわりしないで。」と発言。
しかしバーバラは、「あなたはケヴィンを気にかけていないのでは?」と追求する。
そこでランダルが「母を責めるな」とレベッカを庇った。
ケヴィンは、「いつもが始まった」と言い出す。

レベッカを庇うランダルは、子どもの頃から繰り返されてきた構図ですよね

ランダルは、
「お前が娘を殺しかけて、こんな贅沢な施設に入ろうが、子ども時代を愚痴ろうが、おまえのツラさを理解しようと黙って話を聞いた。だけどオレは子どもの頃を知ってる。おまえは父さんと遊び、熱が出たら母さんに甘えた」
「おまえは依存症じゃない。注目が欲しいだけだ。だから家族を呼びつけた」

と言う。
ケヴィンは「そうか」と黙ったが、「イヤ、言わせてくれ」とテスがクルマにいた理由について話した。
「テスは逃げたんだ。おまえの茶番がイヤで。実父を見つけただけでは物足りず、妻や子どもにお構いなしで家につれて来た。彼が死んだら今度は里子だろ。その間、テスはほったらかしだ。」

それを聞き、「もう帰る」と席を立ったランダルを「待って」と追いかけるレベッカ。
「母さんが ”お気に入り” を追いかける定番だ!」と捨て台詞を言うケヴィン。
ケヴィンは、
「平等に愛してる?ここは本音を言う場所だろ?ランダルが1番だと言えよ!」とレベッカに食ってかかった。
そして、「オレとママふたりだけの特別な思い出を話せる?ないだろう?」と責められ続けた。
レベッカは「あなたより楽だったの。触っても嫌がらないし、理由なく怒らないかった。ジャックが死んだ後、私を置いて出て行かなかったもの」と泣き崩れた。
ケヴィン、ランダル、ケイトはただその光景に呆然とするしかなかった。

 

現在:新ビッグ・スリー

セラピーから外されたミゲル、ベス、トビーの3人は近くのパブで飲む。
ベスが、「彼らには、”ピアソン立ち入り禁止ゾーン”がある」と言うと、トビーも賛同。
”ジャック” には触れてはイケナイと確認しあう。

トビーは、ケイトが隠れてジャンクフードを食べていることを話し、「オレには秘密でもケヴィンには打ち明けているかな。”中の人間”しか本当のことはわからない」と言い出す。
ミゲルは、「オレは親友の妻と結婚した。誰も言わないが皆思っている。この家族に加わった後もずっとよそ者だ。それでいい。あの4人は想像を絶するツラさを超えてきた。ジャックと言う最高の男を失ったツラさを。だから4人は ”中の人間” でいられる」と言うのだった。

 

現在:ビッグ・スリー

セラピーの後、ベンチに座るケヴィンの元にケイトとランダルが集まる。
キツいセラピーだったと言う3人。
ランダルは、子どもの頃をドキュメンタリーのように見られれば、言い争いはしなくて済むけれど、それはできない。それぞれが、それぞれのレンズで見ていたんだ。オレが今日ここに来たのは、オレがどん底だった時、ケヴィンがそばに居てくれたからだ。力になれずすまないと言う。
ケヴィンはテスのことを謝った。
ケイトはふたりを自分の肩に寄せて「イカれた兄弟が大好き」と言って笑わせ、冗談を言い合った。

不思議なもので、親兄弟って、酷いこと言い合ってもナゼか許せちゃうんですよね
わかるな、この感じって思いました。
ケヴィンが子どもの頃に感じてた疎外感って、全くなかったものじゃないけど、ずっとあったものでもないんだと思います。

 

現在:レベッカとケヴィン

レベッカは、帰る前に話したかったとケヴィンを待っていた。
そして、子どもの頃を振り返ってもケヴィンは勇敢で、心配することがなかった。必要ないと思っていたから。でも、それが間違いだと分かった。それでもふたりだけの思い出はたくさんあると伝えた。

 

現在:ケイト

帰宅する時、ケイトはトビーに隠れてジャンクフードを食べていたと告白。
食べ物が関係する問題が多いことは分かっていたけど、どうすれば良いかわからないと言うのだった。

ケイトは流産のあとから、気持ちを収めるために ”食べる” ことで発散してたんですよね。
彼女が言うように、過食の問題を解決するべきなんだろうなと思います。

37才だけど、まだオトナになりきっていないビッグ・スリーなんですよね。
ジャックとレベッカがあれだけ愛情を注いで育てたのに、なんで?と親である私は思うワケです。
それは、17才でジャックを壮絶な形で亡くしたせいなのかな?
まだ、ジャックの死の真相は明らかになりませんね

 

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