THIS IS US シーズン3 #9 始まりは終わりで始まり

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今回は過去のエピソードがメインです

 

「THIS IS US」はAmazon Primeでシーズン1~3まで視聴可能です

 

#9 始まりは終わりで始まり The Beginning Is The End Is The Beginning あらすじ

ケイトは妊婦健診を受ける。
ランダルはブラウン議員との直接対決、「討論会」の日を迎えるが、ランダル一家には、いろいろ問題が浮上しつつあったー。

【過去】
ニックを元の隊へ戻すまで、あと48時間しかなかった。いまだに心を開こうとしない弟ニックにジャックは、「任務を全うして帰ろう」と話すが・・・。

 

まとめ

過去:ベトナム戦地で

無事帰還することこそが任務

ジャックはニックを2週間の期限付で預かったが、ニックは相変わらず隊と交わろうとしない。
ジャックはドーソン少佐に期限の延長を申し出るが、許可されなかった。

ニックを立ち直らせたいジャックは、「見せたいものがある。一緒に来てくれ」とニックに声をかけるが、「任務じゃないなら従わん」と反抗的な態度を見せ、ジャックを突き飛ばし、顔を殴ったニック。
それでもジャックは、「殴って気が済んだか?残り48時間しかないんだ。2日後には元の場所へ戻り、そのあとどうなるかわからない」と説得、ニックは従う。

ジャックは村を見渡せる場所へニックを連れて行き、「いつか戦争も遠い過去になる。兵役を終え、生き残って帰ろう。だが任務に集中しないと無事に帰れない」と諭すが、「任務は殺人だろ?」とニック。
「任務は家に帰ることだ」ジャックは言う。

ニック

夜、悪夢にうなされたニックは、衛生兵のカバンを漁り、ドラッグを使ってしまう。
朝、ジャックは完全にラリってるニックを見て、「もう一度クリーンにするんだ」と言うが、ニックは、「ドラッグを断ちたくない。断つと悪夢を見るんだ。オレは任務を完遂できそうにない」と言う。

その後、ジャックは村にニックの姿が見えないことに気づき、兵士たちに声をかけ、周辺を探そうとした時、大きな爆発音が聞こえた。
仲間の兵士が叫ぶ、「船の爆発です!兵士が乗っていた模様」と。
ジャックは我を失い川の中へと飛び込みニックを助けに行く・・・・

 

ランダル家

ランダル家の問題

明日はブラウン議員との初の公開討論会だった。
ベスは討論会の練習をしないランダルに、「スタッフは辞めたけど、討論会の練習を手伝う」と言う。
(ベスは選挙の現場責任者を辞めた)

最近、テスは素っ気ない態度を取り、デジャはふたりが知らない間に母シャウナと連絡をとっていた。
そのことを知ったランダルは、「デジャと話す必要がある」と言うが、ベスは討論会に集中するべきだとランダルを説得する。

 

討論会

ブラウンは、ランダルの言い間違えや、これまでの経緯を知らない部分を突き、「12区に住んでいないよそ者だからだ」と責める戦法で挑んできた。
ブラウンの方が何枚も上手で、推されっぱなしのランダル。
自分の生い立ちを使おうとしても、ブラウンはそれを封じ込めようとする。
しかしランダルは、「私は白人家庭で養子として育った。そのため人から疎外され、軽視されるツラさを知っている。問題なのは、この12区が軽視されてることだ。ブラウン氏は選挙の時だけ壇上から戦略を打ち出す」と言うと突然、壇上から降り、会場の住民と同じ位置になるように座る。

そして、「市民との対話集会の議事録を読んだ」と言い、苦情申し立てしてる数名の名前と案件を列挙し、「それらは全部、”検討する”のまま何年も放置されてる。議員の仕事は複雑で学ぶことだらけだが、よりよい学校、公正な住宅、仕事の場を勝ち取るためにボクは皆さんと共に闘う。けして検討すると言って終わらせない。私にチャンスをください。チャンスをください!」と言うと会場一体は盛り上がり、「チャンスを!チャンスを!」の大合唱となった。

ランダルは手応えを感じる。
ベスは喜ぶが、ジェウォンは、「討論会の最中、最新の支持率が出た。ブラウンに予想以上に引き離されてる。残念だよ、ランダル。時間が足りない、票が足りないんだ。勝てない」と言う。

討論会の後のランダル家

デジャ

「ママがデラウェアで仕事を見つけたって。会いに行きたい」とデジャ。
突然の話しにランダルとベスは驚くが、ランダルは、「いいよ」と言い、ベスも「デラウェアまで送るように予定を考える」と言う。

テス

討論会へ向かうクルマの中で祖母のレベッカから、悩みがあるなら話して欲しいと言われ、「叔母さんから聞いたの?パパとママも知ってるの?」とナーバスになるテス。
「ケイトが話したのは、あなたを心配したからよ。パパとママには話してない」と聞くと、「この話しはしたくない」と言うとイヤホンで音楽を聴きはじめてしまう。

討論会のあとレベッカはテスに、「感情を抑え込み過ぎると身体に不調が出るわ。私も経験したし、今も痛みから解放されてない。あなたにはそんな風になって欲しくない。すぐにパパとママに話せなくても、その時が来たら話して」とアドバイスする。

その夜テスは、ランダルとベスに、「この頃ヘンでごめん」と謝り、「私は女の子を好きかも知れない。ママたちに話したくなかったのは、大ごとにしたくなかったから」と告白し涙する。
突然の告白にもランダルは、「パパはいつだって力になる。大ごとにはしない」と言い、ベスも、「愛してる、何があろうと」と愛を伝えた。

すれ違いのはじまり

「この展開は予期してなかった」とランダルにベスは、「私も」と。

そしてベスは、「選挙は残念だった。でもこれが1番良い終わり方かも」と言うが、「票が足りないだけだ。ボクはあの地区を良くするって地元の人たちに約束してる」と活動を止める気がないランダル。
それを知ったベスは、「選挙のために節約し、切り詰めてきた。娘たちにもいろんなことが起こってて、あなたに夢を追わせる余裕がない。あなたは言ったわ、反対すればその時点で止めると。止めて欲しいの」とハッキリ言葉にする。
しかしランダルは、「分かるよ、それに愛してる。家族が最優先だけどボクは選挙はやり抜きたい」と宣言する。

その夜、ベスはリビングで寝ると言い、ランダルとそれ以上話そうとしないのだった。

ケイトとトビー

妊婦健診

妊婦健診を受けたケイトは、どの検査も問題なく順調で、性別も判明したが、トビーは、「楽しみにしておきたい」と性別を聞こうとしなかった。
ジャスパーは、「血圧が高めなので、長距離のクルマ移動を伴う仕事は止めておく方が良い」と助言する。

新しい目標

「仕事を休むべきだけど、仕事でしかストレスを発散できない」と悩みを打ち明けたケイトに親友のマディソンは、「私がボランティアに行ってる高校が、合唱の先生を募集してる。校長先生に推薦する」と言う。

校長との面接でケイトは、「高校は私にとってツラい場所だったけど、コーラスだけが私の楽しみだった。私はそういう場所を生徒に与えたい」と気持ちを伝える。
校長もケイトを気に入り、契約を進めるが、ケイトの経歴が高卒だと知ると、「大卒でなければ雇えない規則なんだ」と言う。

ケイトから一部始終を聞いたトビーは、「リラックスして出産のときを待てば良い」と言うが、「リラックスしろって言われても何かしていないと不安になる。無事に生まれるって思えない。トビーだって性別を聞かなかったのは怖いからじゃないの?」とケイト。

数日後、トビーはケイトをハーバードカレッジに連れて行き、「大学へ行く、今がその時だよ。わかってるよ、オレたちはホント、ビビってる。でも妊娠を疑ってかかっても怖さは一緒だし、万が一のことが起こった時のショックも変わらない。オレたちは親になるんだ。あと半年、困難を乗り越えたらね。よう。学位を取ればキミの長年の心残りが消える。必ず無事生まれて来るよ」と言う。
ケイトは大学に通う決意をする。

その後、ケイトとトビーの赤ちゃんは男の子と分かる。

 

ケヴィン

ケヴィンは、雨で道が封鎖され、足止めを食らったりしながらも、ガイドと共に村へ入り、戦争当時、子どもだった歴史家の男性と会う。

歴史家はケヴィンとゾーイのために料理を振る舞ってくれた。
ケヴィンはお礼を言うと写真を見せるが、父ジャックもベトナム女性も知らないという。

手がかりがなく落ち込むケヴィンに歴史家は、「私の父はベトコンで、キミのお父さんとは敵同士。戦った間柄だが、ふたりとも子どもには戦争を語らず平静を装った。そして私たちは今ここで、楽しく元気に食事を共にしてる。父親が戦った場所で。あなたが求める答えでなくても、これがより大きな答えではないか?」と言う。

「ここまで来たのに無駄足だった」と言うケヴィンにゾーイは、「お父さんが戦争で戦った場所に行けたし、同じところを歩いたのよ。これは結末じゃなく、途中なのかも」と言う。

ホテルをチェックアウトする時ガイドは、「データベースで戦没者名簿を調べたが、あなたの叔父さん、”ニコラス・ピアソン”の名前はなかった。死んだとしてもベトナムじゃない。戦死じゃないのです」と言い出すー。

ニコラス・ピアソン

ペンシルベニアに在住していた

 

感想

おぉ~っと!新事実がいくつか分かりましたね~。

●ランダルとベスはこの先、離婚に至るようです。
あんなにラブラブだったのになぁ。もうベスがついていけなくなったと言うことですね。
ん~。ベスの気持ちは十分に理解できるけど、それなら議員選挙に立候補すると言った時点で反対するべきだったと私は思う。ランダルが今ここで降りれないのは、すでにランダルを信用し、懸けようと思ってる住民が出て来てるから。ここで引くわけにはいかないと私も思う。

●戦死したビッグスリーの叔父ニックがペンシルベニアで生きてたみたいですねー。
これは衝撃の事実。ジャックはニックは戦死したと思っていたのか、それとも違うのか・・・
気になるところです。

●ケイトとトビー夫婦の赤ちゃんは男の子のようです。

 

 

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