ペーパー・ハウス 1 #9 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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日々に追われ、中々更新できず。
今回で事件発生から53時間後です

相関図

 

#9 彼女を助けるひと、彼女を得る El que la sigue la consigue あらすじ

教授は目撃者の証言を阻止しようと奔走する。
ベルリンは警察に身バレした上、マスコミに報じられたことに怒る。

 

まとめ

日曜日 3:15 pm 、強盗事件発生から53時間後

教授の行動と警察

捜査本部でスクラップ工場の男ニコライは警察に協力し、モンタージュを作っていた。
その顔は、”教授”そのものー。

一方の教授は、顔バレだけは阻止しなければならなかった。

町に出た教授は、駐車中の国家警察パトカーを見て、ひらめく。
まずは巧妙な手口でドアロックを外すと、無線を使って警察に協力中のニコライにロシア語で、「モンタージュを消さないと家族に危害が及ぶ。警察はお前を守れない」と脅迫したのだ。
捜査本部は理解できない言語の無線に騒然となるが、その脅迫を聞いたニコライは完成間近だったモンタージュを消去する。

ラケルは無線発信元が32号車だと突き止めると、犯人確保を指示するが、すでに教授は逃走していた。

フォノリョサ(ベルリン)の情報

ベルリンが毎日服用している薬”レトロクシル”は、神経変性症の振せんを止める薬で、フォノリョサは死亡率ほぼ100%の難病であり、2年以内に死亡するだろうことがわかった。
その事実を知ったラケルは、「失うものがないってことね」と、恐怖を感じる。

 

王立造幣局の中で

モスクワの厳しいジャッジとトーキョー

リオのことでアリソン・パーカーを脅迫したのを目撃されたトーキョーは、反応を確認するため第3金庫で作業中のモスクワの様子を見に行く。

「アリソンを銃でビビらせ、キスをして怖がらせた。ナゼやった?」とモスクワに聞かれ、「キライだから」とトーキョーは答えるが、「リオにも飽きたのか?その手の女だ」とモスクワ。
その言葉に苛ついたトーキョーがどういう意味かと聞くと、「お前は息子(デンバー)には向かない」とモスクワ。

トレドで教授の講習中、トーキョーとデンバーが親密になりはじめたのに気づいたモスクワは、それを阻止した過去があった。

「お前は手に余る。お前が通ったあとには死体が残る。装甲車強盗もお前の発案で恋人が死に、母親もお前が苦しめて死なせた。次はリオか?お前は冷淡で浅はかで利己的だ。認めるだろ?皆が協力して失敗するなら仕方ないが、失敗の原因がひとりの女の身勝手ならオレは許さん。あと10日しかない。一度ぐらい初志貫徹しろ」とモスクワはハッキリと意見する。
もちろん反論もあったが、余りにも図星を突かれ、言い返すこともできなかったトーキョー。

様子のおかしいトーキョーに、「何があった?」とリオ。
トーキョーは、「あなたを酷い目に遭わせるかも。移り気で人を不幸にする」と言うが、リオは、「キミを心から愛してる」と言う。
リオの優しさと愛に涙するトーキョー。

怒りのベルリン

身元が判明したベルリンは、【アンドレ・デ・フォノリョサは、宝石店強盗、性犯罪容疑、未成年売春斡旋容疑で指名手配中】と報道。

ベルリンの犯罪歴を聞いたナイロビは、「見事な経歴ね。豚野郎だわ、監禁してる女生徒(シルビア)をどうするつもり?」とベルリンを責めはじめる。
しかしベルリンはナイロビの首を絞めると、「売春斡旋なんてオレの倫理観がそんな犯罪を許すワケがない」と言う。

ナイロビはベルリンから逃れるが、歯止めが効かないベルリンに恐怖を感じる。
しかしベルリンは、【イビサの車内で発見されたボタンから身元判明】と聞き、「デンバーだ」と怒りの矛先を変える。

講習中、教授に内緒でカーニバルに出かけたトーキョー、ナイロビ、リオ、そしてデンバー。
その時デンバーは、勝手にベルリンのスーツを借り、クルマで出かけていた
ベルリンはその時、ボタンが外れ、クルマに証拠が残ったと考えたのだ(実は仕込んだのは教授)

常軌を逸したベルリンは、「デンバー、デンバー」と局内を執拗に探しはじめる。
ナイロビはベルリンに恐怖を感じ、「お願い、正気に戻って。計画を台無しにしないで」と必死で止めるが、「ヤツを処罰する。報道でオレの尊厳が損なわれた。デンバーのせいだ。ただじゃ済まない」とベルリンを止められない。

ベルリンはトイレの前にいるデンバーを見つける。
ベルリンから状況を聞いたデンバーは、「ワザとではない。だが自分の分け前から1500万ユーロを払う。償わせてくれ」と交渉するが、ベルリンは引き下がらない。
その時、トイレの水が流れる音がした!

ベルリンはトイレを1つずつ確認、トイレ中のモニカを発見する。

一触即発

”殺害したハズのモニカが生きていた”
この状況にベルリンは驚くが、それよりも、デンバーが指示に従わずモニカを助けたこと、デンバーのヘマ(ボタンの証拠)で全国に犯罪者として報道されたことを許すことが出来ないベルリンはデンバーに銃口を向ける。

が、ベルリンの行動を予測していたナイロビもすかさずベルリンに銃口を向け、ベルリンに忠実なヘルシンキとオスロはナイロビに銃口向ける一触即発の状況に。

しかしデンバーはナイロビに、「銃を下ろせ。俺たちで解決する」と言うと、ナイロビの銃を奪い、二丁拳銃でベルリンとヘルシンキに銃口を向ける。

ナイロビは、「全員、銃を下げて」と言うが、「デンバーが先に撃てば全員が死ぬ」とヘルシンキ。
一触即発の状況にベルリンはモニカに銃口を向けるが、すぐにそれを解除すると、「今回は全員が銃を下ろせばいい」と冷静さを取り戻した。

そこへ、「ベルリン、教授の電話に出て」とトーキョーがやって来た。
最悪の状況をとりあえず回避したベルリンたち。

バレンシア作戦実行

電話に出たベルリンに、「車内にボタンを残した。人質を殺し、一線を越えた罰だ」と真実を告げる教授。

ベルリンは、「酷く傷ついた」と言うが、モニカをカメラの前に連れ出し、「無実の罪だと分かったろ?」とやり返す。
しかし教授は、「お前が生かしたとは思ってない。もう手遅れだ。しかしこの朗報を契機に、”バレンシア作戦”を実行する」と電話を切る。

”バレンシア作戦”とは、造幣局内で銃を乱射、人質を銃殺したようにみせかける作戦だった。
ベルリンたちは銃を乱射し、ナイロビは人質を煽り悲鳴を上げさせた。

捜査本部

捜査本部では、銃の乱射の音と人質の悲鳴に、”人質大量殺害か”と緊張が高まるが、「音だけよ」とラケルは言い切り教授に電話すると、「人質の安否を教えて。映像を1時間で送って」と言うと電話を切る。

警察からの人質安否確認映像の要求は教授にとって想定内らしく、「証拠の用意を」と電話で指示する。

 

感想

まるで「24」(笑)
展開が早いし、いろんなことが起こるけど、まだ強盗事件発生、王立造幣局立てこもりから53時間。
3日と経っていないと言う~・・・。

今回こそは教授の顔面、及び身元バレがすると思いきや、ギリギリのところでまさかの警察無線を使うと言う荒技でモンタージュ作成を阻止しました。
イヤイヤ、本来ならあり得ない話しですけどね、まぁ展開が面白くなるなら許しましょう(笑)

そして「バレンシア作戦(人質を銃殺したように見せかける)」に出た教授たち。
さて、今後どう展開するのかな。

 

コメント

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