アウトランダー シーズン2 #12 最後の願い

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シーズン2は全13話。Huluで視聴できます

#12 最後の願い THE HAIL MARY あらすじ

インヴァネスに移動した兵士たちは、5ヶ月に及ぶ戦いと、寒さ、食料不足で疲弊し、士気を落としていた。
そんな中、チャールズ王子と指揮官たちは、カローデンムーアで戦う作戦を立て、チャールズ王子も神のご意思だと決行する決断をする。
まさに、史実どおりなら、カローデンの戦い(4/16)まであと3日だった。
一方、クレアはインヴァネスの町で、メアリーと再会する。

Photo 引用 all by: IMDb

 

まとめ & 感想

ジャコバイト軍の現状

プレストパンズ、フォールカークと勝ってきたハイランド戦士たちも、5ヶ月に渡る戦い、寒さ、飢えにより、体力も士気も下がっていた。
その上、フランスからの援助金の話も届かず、食糧難は深刻な状況に。

指揮官たちはチャールズ王子を囲み、作戦会議を開く。
オサリヴァンは、戦いの場はカローデンムーアが良いと示唆。ジェイミーはすかさず、カローデンムーアは平原で騎兵隊や大砲のないジャコバイトには不利だし、士気の下がっている戦士たちに、フランスから送られた金で食料、武器を整え、休養を与え、英気を養ったあとに最適な戦地を選ぶべきだと進言する。
しかし、チャールズ王子は退却はしない。カローデンで戦う。それが神の意思だと戦いを決行することを決める

またしても史実を変えようと努力したジェイミーの努力は報われず・・・でした。

 

運命のように再会

医薬品調達のためにインヴァネスの薬局へ出向いたクレアは、またまたメアリーと再会。
サンドリンガム邸を一緒に出たクレアたちは、メアリーを家まで送ったのだが、メアリーはアレックスから手紙を受取り、結婚するためにインヴァネスへやってきたと言う。
しかし、メアリーはアレックスが自分の元から去ったのはクレアの助言のせいだ聞いてしまい、クレアを責める。
(詳細は、#5 早すぎる再起 参照)
クレアはアレックスに会って謝りたいとし、下宿先を聞く。

クレアがアレックスを訪ねると、アレックスの病状はかなり悪く、すでに手の施しようがなかった。
アレックスの回復を信じているメアリーにクレアは真実を伝えると、メアリーは動揺し、アレックスの子どもを妊娠していると告白する。

そこへジャック・ランダルが弟の見舞いにやってくる。
ジャックは、弟アレックスの酷さを目の当たりにして、クレアに助けを求める
クレアは、助けて欲しいと言うなら見返りが欲しいと条件を出す。

 

アレックスの願い

クレアができることは、アレックスの呼吸を楽にすることと、痛みを取ることだけだった。
アレックスは、兄ジョニーに、兄なら社会的地位もあり、メアリーも生まれてくる赤ゃんも安心だから、メアリーと結婚して欲しいと懇願する。
しかし、ジャック・ランダルは拒否して部屋を飛び出す

 

 

インヴァネスにやってきた、コラム・マッケンジー

コラムの病状はかなり悪く、本人も死を受容している様子。
コラムは、ドゥーガルとジェイミーに話しがあると言う。

コラムは、痛みがありツラく、死ぬときを自分で決めたいとクレアに毒薬を処方して欲しいと言う。
コラムは、ジェイミーが立派な男になったのはクレアと結婚したからだとクレアをねぎらう。
そして、ゲイリスの火あぶりの刑は中止され、男の子が無事に生まれ、ある夫婦の元で育てられていると話す。

クレアはコラムにイエロージャスミン(毒薬)を渡す。

 

コラムの提示した条件

コラムは、ドゥーガルとジェイミーのふたりを前に、自分亡き後の氏族(クラン)長は、息子ハミシュに。
子どものハミシュには後見人が必要なため、その役目はジェイミー・フレイザーを指名すると言う。
ドゥーガルは弟である自分をないがしろにした決定に怒り出す。

ハミシュは自分に懐いていると言うが、コラムは、お前の息子であることは知っているが、これは決めたことだと揺るがなかった。
ドゥーガルは怒りと悲しみで部屋を出て行く

 

ジャック・ランダルとメアリーの結婚

酒を飲み、倒錯した自分の性癖に苦しむジャック。
クレアは弟を愛する気持ちがあれば、メアリーを幸せにできると言う。

ジャックは心を決め、アレックスの前でメアリーと結婚式をする。
証人として、クレアとマータフも立ち合う

アレックスは、ふたりの結婚を見届けたあと、静かに死去した

なんでマータフとクレアが立ち合うねん?と言うところはありましたが、これで、フランクが未来に生まれる道筋がついたことになります
だけど、途中マータフがメアリーは自分の想像していた妻とは違うけれど、俺はやっていけると思うから、ランダルではなく、自分が結婚すると話したときは、なんてピュアなおぢさんなのと思いましたわ。

 

兄と弟

ドゥーガルは、コラムの部屋を訪ね、コラムを兄として慕っていた過去、その反面憎んでいたんだと気持ちを吐露する
しかしコラムは、ドゥーガルとの会話の間に毒薬を飲み、眠るように亡くなる。

コラムとドゥーガルの別れのシーン。
ドゥーガルはやりたい放題、自分勝手の印象がありましたが、兄コラムとの関係は複雑で、ドゥーガルの人生もツラかったんだなぁと思うシーンでした。
コラムが亡くなったと分かったときの涙は、見ててちょっとツラかったな。

 

奇襲作戦の結末

ドゥーガルの偵察してきた情報は、クレアがジャック・ランダルから聞き出した「カンバーランド軍がネアンに駐留している」と同じであることがわかる。
また今夜、カンバーランド将校の誕生祝いの宴あることも確認される。

ジェイミーは、指揮官たちにこの事実を伝え、誕生祝いの宴に奇襲攻撃をかける作戦を提案。
指揮官たちも賛同したため、真夜中、軍は二手に分かれてネアンまで侵攻することに。
ジェイミーとマリー指揮官の軍は、ネアンで待機するが、どれだけ待ってもチャールズ王子とオサリヴァン軍が到着しない。
実は、彼らは道に迷い、引き返したのだった。
ジェイミーは、マリー指揮官に奇襲攻撃の指示を!と言うが、マリー指揮官は、少ない兵力では無理だと言い、作戦は中止されることに。

これで何度目でしょう。ジェイミーが史実を変えるべく努力をしても、史実どおりコトが運びます。
ほんとうに虚しく、悲しくなりますね。

いよいよ次エピソードでシーズンラストです。

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