韓国ドラマ:被告人 #26 愛の力(最終話 / 相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマ被告人

最終話です。
ジョンウは検事としてチャ・ミノに求刑します。

 

#26 愛の力  (最終話)

ジョンウは逮捕した”チャ・ソノ”をミノとして法廷に立たせ、罪を問う。

相関図

まとめ

取調室

「ユン・ジスの殺害を認めるか」と訊くジョンウに、「それは誰だ?思い出せない」と茶化し、ジス殺害を認めようとしないどころか、「イ・ソンギュが犯人と結論が出た。パク・ジョンウ検事も再審でそう証言した」とミノ。
そこでジョンウはジュニョクから受け取ったペン型ボイスレコーダーを聞かせる。
ジュニョクの裏切りを知り、ミノは一瞬の動揺を見せるが、ミノの弁護士ヨ・ソンスが休憩を求める。

【ボイスレコーダー】
ジュニョクがミノに、「刃物がある。パク・ジョンウの妻を刺した・・」と言う内容が録音されている。

会見

ジョンウは会見を開くと、ウォラ洞事件のユン・ジス殺し、ジェニファー・リー殺しを含めた3件の殺人と2件の殺人教唆の嫌疑でチャミョングループ、チャ・ソノ会長を起訴すると発表する。
マスコミはすかさず、もう1件の殺人被害者は誰かと追求するが、ジョンウは、「被害者はチャ・ソノ本人だ。逮捕勾留されているのは双子の弟チャ・ミノで、ミノは兄ソノに成りすましている」と明かす。

ヨ・ソンス弁護士の手法

ミノには、殺人3件、殺人教唆2件の嫌疑がかけられていた。
ヨ・ソンス弁護士は、キム・ソクも自白し、証拠も揃っている状況に、「このままでは死刑になる。ここは自白して善処を請うべき」と進言するが、ミノは、釈放される方法を考えろと指示する。

ジョンウたちはミノが簡単に認めないことは想定内

しかしヨ・ソンスにも、ミノの拘置所送致を阻止することはできなかった。
「逃げる方法はないのか」と言うミノにヨンスは、心神喪失を装う案を提示する。

ミノはマスコミの前で、精神を病んだ演技を見せ、拘置所へと送還された。

判事

チェ部長からミノの精神鑑定申請が出たと聞いたジョンウは判事と面会し、詐病だと主張するが、判事は精神鑑定を許可、数カ所の精神鑑定を求めるジョンウに、「特別扱いはできない」と却下する。

ヨ・ソンス弁護士は、ミノを優遇するよう判事にカネで話をつけていた。

裁判

いいよいよ裁判のとき。
法廷に出る前、ミノはジョンウに小声で、「この韓国で、カネと権力で成し得ないことはない」と囁くとウィンクする余裕を見せ、ヨ・ソンス弁護士はミノの精神鑑定結果を提出する。
法廷でミノは終始、挙動不審で、心神喪失状態をアピールする。

ジュニョクの証言

証言台に立ったジュニョクは、「ユン・ジスを殺害したのは被告人(ミノ)であり、被告人からユン・ジス氏を刺した刃物を持っていると聞いた。そしてその刃物には被告人の血液が付着しているため、私に捜せと指示した」と証言、ペン型ボイスレコーダーの音声を証拠にする。

ヨ・ソンス弁護士は、ジョンウとジュニョクが15年来の友人である点を突き、「信用できない」と指摘するが、ジョンウは、証人は私の友人だがカレを、犯罪隠蔽、証拠隠滅で起訴した(捜査されている)と言い、ジュニョクに、免職になり、刑事罰を受けることになるがそれでも証言する理由を問う。
ジュニョクは、「今からでもこの事件の真相を明らかにしたい」と言い切る。
ますます追い込まれるミノ

キム・ソクの証言

次にキム・ソクが証言台に立った。
ソクは、イ・ソンギュ殺害について、「すべてチャ・ミノの指示だった。もみ消してやると言われやった」と証言し、ユン・ジス殺害については、「パク・ジョンウ宅に侵入し、検事に麻酔薬をかけた。ユン・ジスを刺したのはチャ・ミノで、2度刺した」と証言。
追い詰めらたミノは、オーバーな心神喪失の演技で、「ミノは死んだんだ」と騒ぎ、休廷にしてしまう。

判事は被告人質問に立ったジョンウに、「被告人は質問に答えられる状況じゃない。弁護士をとおすように」と配慮を見せる。
ヨ・ソンス弁護士が判事に手を回したのだ。
ジョンウは窮地に立たされるが、そこへ現れたのはナ・ヨニ、ソノと妻だった。

ナ・ヨニの証言

「チャ・ソノが死亡した事実をいつ知ったか?」と質問されたヨニは、「ミノが自殺した日に知った。ミノがソノを装い自宅に帰ってきた。知らないフリをしたのは、ミノを気の毒だと思ったから。私はミノさんを愛していました。いい人だったが、父親に虐げられ、私がソノさんと政略結婚をして以降、別人になった。だから兄ソノに成りすましたミノを受け入れた。9ヶ月が経った今、真実を打ち明けたのは、息子のため。息子が父親をどのように記憶するかを考えた。ミノがソノとして審判を受ければ、息子は父親を殺人犯と記憶する。ですが、息子の父親はここにいるミノです。ウンスにとってあなたはいい父親よ」と言う。

ヨニの証言に涙を流すミノは、それでも、「父親はソノだ。オレが殺したソノが父親でオレは違う」と言うが、ヨニは、「もうやめて。兄として生きるのはツラかったでしょう。一緒に罪を償いましょう。ウンスには、父親がどれだけ愛していたかを伝える」と語りかけるヨニ。

そしてジョンウはチャ・ミノに、”死刑”を求刑する。

死刑囚チャ・ミノ

ミノはウォルジョン刑務所へと送還された。
ミノは、所長から特別扱いされると思っていたようだが、カネも権力も失ったミノは所長にとって一般の囚人と同じ。懲罰房へと入れられる。

死刑囚となっても、「お前のせいで妻は死んだんだ」と噛みつくミノに、「ウンスは韓国を発った。お前は一生息子と会えない。オレもこれでお前と会うことはない。ここで一生暮らせ」とジョンウ。

自分の置かれた状況をようやく理解したミノは、恐怖に震える

未来

ジュニョクは刑務所に収監された。
面会に来たジョンウにジュニョクは、「オレを許すな」と言うが、ジョンウは「待ってる」と言う。

宝くじを当てたムンチはムロクを雇い”洋服店”を経営。
精神科医キム・ソンファとラブラブに。

ムンチのおごりで皆が集まった。
ミリャンは再審請求がとおり釈放され、パンジャンも刑期を満了。
チョルシクは親分殺しの嫌疑が晴れ、ダンプを買って仕事をはじめていた。

ジョンウ、ミリャンの再審請求で勝利したウネは、長年の目標だった父親の再審請求をすることに。
そしてジョンウは、カネと権力に屈せず、今日も甘い汁を吸う特権階級の者たちにメスを入れるべく、動くのだった。                  

 (完)

感想

韓国ドラマあるある~。
最後はみんなハッピーで、ミノは、ソノとしてじゃなく、ミノとして罪を問われ、償うことに。
すっきり解決でした。
見応えのあるドラマだったと思います。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました