残り2話になりました。
いよいよチャ・ミノがソノとしてではなく、ミノとして逮捕されます
#25 父親の記憶
自分をチャ・ミノだと知る者たちに疑心暗鬼になるミノ。
保身のために犯した数々の罪に苦しむジュニョク。
ジョンウはチャ・ソノとして生きているミノを、チャ・ミノとして法廷に立たせるために、動く
相関図
まとめ
ジュニョク
突然かかってきた電話はハヨンからだった。
「幼稚園の近くでおじさんを見たよ。どうして隠れたの?」とハヨン。
ジュニョクはハヨンに会いに行くが、やはり勇気がなく、帰ろうとしたジュニョクにハヨンが走り寄る。
「ジュニョクおじさんに会いたかったから電話したんだよ」と言うハヨンの言葉に、涙を流し、「ごめん」とジュニョク。
祖母のジュヒもジュニョクの手を取り、「ツラかったでしょう。またご飯を食べに来て」と微笑む。
ジュニョクは検事の心得を思い出し、すべてを正す決心をする。
ミノ
不信感
キム秘書は、ミノの動くをつぶさにジョンウに報告していた。
ミノは、自分の正体(本当はミノ)を知っているキム秘書に疑心暗鬼になり、ケータイを忘れたとウソを言い、キム秘書のケータイを借りて履歴をリダイヤルするが、怪しい証拠(ジョンウに繋がる)は出てこない。
ジョンウ
チャ・ソノではなくミノとして法定に立たせ、すべてを明らかにして罪を償わせたいジョンウは、ヨニと会う。
チャミョングループの不正を暴く情報を検察に渡したヨニは、「誤解しないで。私は前会長に恨みがあったけど、亡くなったことで終わった」と言うが、「ミノはあなたのご主人ソノを殺し、ジェニファー・リーも、私の妻も殺した。すぐにでも捕まえることはできるが、それではチャ・ソノが裁かれることになる。私はチャ・ミノとして法廷に立たせたい。それにはミノが兄を殺し、兄ソノを装っていると証明しなければならない。あなたの証言がいる。子どもにとって父親の記憶は大事だ。父親のソノが殺人犯になっても良いか考えてください」と母親の情に訴えかける。
ミノの計画
疑心暗鬼になっているミノは、妻ヨニを尾行し盗聴器でジョンウとヨニとの会話を聞いていた。
そのことを話さないヨニにミノは、「6年前に一緒に逃げようと決心しただろ。今からウンスと3人で逃げよう。チャミョンよりキミとウンスを選ぶ」と言う。
その言葉にヨニは頷く。
そのとき
翌朝出社せず、3人で仁川空港へ向かったミノたち。
ミノは搭乗手続きを終えて戻るが、そこにヨニとウンスはおらず、逃げるように歩くふたりの姿が。
ミノはすぐさまヨニを追いかけるが、その前を立ち塞いだのはジョンウたち検察だった。
“子供にとって父親の記憶は大事だ”とジョンウに言われ、ヨニは、チャ・ミノがソノに成り代わっていると証言し、息子の記憶を守る道を選んだのだ。
「チャ・ソノ殺害、ジェニファー殺害、イ・ソンギュ殺人教唆、そしてユン・ジス殺害の罪、以上の嫌疑であなたを逮捕します」と逮捕状を見せるジョンウ。
検察で
チャミョングループ会長チャ・ソノ逮捕の一報を聞き、ヨ・ソンス弁護士が駆けつけるが、さすがにミノを釈放することはできない。するとミノはカン・ジュニョク検事を呼ぶ。
ミノは、「後ろ盾がなければ出世をできないだろ。釈放さえしてくれたら何でも望みを叶える」と取引を持ち出すが、「あなたの後ろ盾の次席も逮捕された(イ・ソンギュ殺害ほう助罪)」とジュニョク。
ジュニョクの告白
真実をジョンウに話すことを決めたジュニョク。
次席の逮捕はジュニョクの協力のおかげだったと言うジョンウに、「何故オレを逮捕しない?」とジュニョク。
「お前のことを知ってるからだ」と答えるジョンウにジュニョクは、”ニモの録音機付ぬいぐるみ”を差し出し、すべてを告白する。
「お前の犯行だとは思ってなかったが、捜査の途中で、オレが訪ねたことがバレるのを恐れ、CCDカメラ映像を消してから後戻りできなくなった。国連協力官の座も得たかった。だから罪悪感を感じながらももみ消しを図った」と。
そしてジュニョクはペン型ボイスレコーダーを差し出し、「裁判に立ち、証言する」と言う。
ジョンウは、「免職になるぞ」と言うが、ジュニョクは覚悟の上だと言う。
●ジスが殺される数分前までジョンウ宅にいたこと。
●ジョンウの記憶にある呼び鈴は、ジュニョクが押したベルだったこと。
●メッセージを吹き込んだハヨンへのプレゼント(ニモの録音機付ぬいぐるみ)を証拠品から抜いたこと
●アパートへの出入りがバレないようCCDカメラから削除したこと
●捜査中、ハヨンから電話があり、生きていることを知ったがもみ消したこと
ジョンウは”ニモのぬいぐるみ”の録音を聞き、聞こえてきたジスの声に涙を流す。
ミリャンの再審
ジョンウの依頼でミリャンの再審に向けて活動するウネは、ミリャンの元妻に会いに行く。
ウネは、ミリャンの再審請求をしてももう時効だから元妻が罪に問われることはない。再審を受ければミリャンは釈放されると説明するが、再婚している元妻は、「子どもたちには何も話してない。今更私が犯人だと言えるワケがない。カレは面会にも応じず手紙もくれず20年が経つ。事件当時、勇気を出して検事にすべてを告白したが、”捜査は終わった。もう手遅れだ”と言われた」と涙を流し、この件に関わりたくないと言う。
刑務所にいるミリャンも、「幸せに暮らしてる人を苦しめたくない」と言い、再審する気はないとパンジャンに言う。
感想
見事、ジョンウはミノを逮捕しました。
ジョンウが言ったとおり、妻ジスが好きだった検事のジョンウとしてミノを裁いて欲しいですね。
次が最終話、すっきりするかな?
ミリャンの話も、冤罪なら、釈放になればいいなと思うし。
とは言え、20年も刑務所で今更シャバに出ても仕事もなく、家族もなく(妻は再婚)それはそれでどうなのか?と思うけど。
チョルシクの冤罪もジョンウが晴らしてくれるんでしょうし、ウネの父親も冤罪で投獄されたみたいですねー。もう亡くなってるようだけど、ウネは父親の再審もする気みたいだし、すっきりするのかな?
次が最終話です。
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