ジョンウたちの脱獄を決行する。
#18 大脱走
ソノがミノだと気づいたカン・ジュニョク。だが、国連法務官派遣をミノに持ち出されてしまう。
ジョンウたちは脱獄決行日を迎える。
相関図
まとめ
ミノ
幸福
ヨニと息子ウンスの学芸会を見た帰り、家族で食事をしながらミノは、「これが本来あるべき姿だった」と実感する。
ミノとヨニは恋人同士だったが、父ヨンウンの一声で、自分の恋人が兄ソノの結婚相手に決まってしまった。ミノは、「愛していないのに結婚できるのか」と言うが、「これは会社のための取引だ。文句なら父さんに言え」とソノ。
カン・ジュニョク検事
ジュニョクはミノを呼び出すと、「ジョンウの車載カメラに事件の前と事件の翌日、アパートから出てくるあなたが映っていた。あんたはミノだろ。すべての説明がつく。もっと早く気づくべきだった」と胸ぐらを掴み迫るが、ミノは慌てることもなく、「お互い失うものが多い。国連法務官、お気をつけて」と去っていく。
ウォルジョン刑務所
脱獄準備
脱獄ルートは決まったものの、次の問題は、カットしたフェンスから第3監視塔までグランドを走る必要があることだった。さすがにサーチライトと巡察係に見つからず、移動することは不可能だ。
そこでジョンウはまたまた夜中に監房を抜け出し、電気室へ入ると第3監視塔のブレーカーを落とす。
連絡を受け、看守がブレーカーを上げに来る時間は6分。移動時間が決まった。
監視塔の南京錠はジョンウが調達することに。
「監視塔から手製のロープを降ろして脱獄したあとは、5キロ離れたウォルジョン駅で始発に乗る。その途中の廃校跡に服装やカネは用意してある」とジョンウ。
ジョンウは最終確認のために、夜、監房を抜け出しルート確認をする。
所長は犯人を確認するために、隠しビデオカメラを設置。そんなこととは知らないジョンウはしっかり映り込んでしまう。
翌朝、データを確認した所長は、パク保安課長が所長室に忍び込む映像を見てしまう、怒り心頭に。
幸いにもその後、映っていたジョンウには気づかなかった。
脱獄決行
巡視が終わった。ジョンウたちは脱獄を決行する。
脱獄計画に協力してくれたパンジャン、ミリャン、オコゼに、「絶対に見つかるなよ」と見送られ、監房を出るジョンウ、チョルシク、ムンチ。
問題発生
順調にルートを進むジョンウたち。
だが、予想外だったのは、所長室に暗号キーが取り付けられていたことだった。
昼間には付けられていなかったため、当然解除ナンバーもわからない。
チョルシクは、「出直そう」と言うが、ジョンウは、「ダメだ。明日が送監日だ」と強行突破すると言う。
所長室のガラスを割り、侵入、窓から外へと移動。給水管を使って隣の屋上まで移動した3人。
1Fまで降りたところでジョンウが電気室へブレーカーを落としに行く。
ブレーカーが落ちたところから6分で第3監視塔へ移動しなければならない。
全速力でグランドを駆けるジョンウたち。
ジョンウは用意したカギで第3監視塔のカギを開け、階段をあがろうとした時、目の前に銃を持った巡察係テスが!
だがテスがジョンウの脱獄に加担していたのだ。
テスはジョンウを、「元気で」と見送る
ジョンウたちは監視塔の上から塀の向う側に手製の毛布ロープを降ろし、休憩中のパク保安課長の目を盗み、3人は無事に脱獄に成功する。
脱獄後
自己防衛のパク保安課長
脱獄を成功させたジョンウたちが全速力で走り去る中、手すりのロープを発見したパク保安課長は、すぐさまジョンウらを銃撃しようとするが、それを妨害するテス。
同じ頃、所長室の異変に気づいた所長。刑務所中に、サイレンが鳴り響く。
パク保安課長はテスの胸ぐらを掴み、「やってくれたな、オレを破滅させる気かっ!」と怒るが、急に我に返ると、「ここから逃げたと言うな、いいな」と自分のミスを隠蔽するため、ロープを処分するよう言い渡す。
大捜索
サイレンが鳴り響き、何台もの刑務所車両が一斉にジョンウたちを追いかける中、所長は脱獄囚人は駅ではなくウォルジョン工場へ向かうのではと推測、工場を目指す。
その頃、逃走中のジョンウたち。
だがムンチが、「もうコレ以上走れない」と座り込んでしまう。
ジョンウは、「このままだと3人とも捕まる。二手に分かれよう」と提案。
始発に間に合いそうにないので、予定を変更し、ウォルジョン工場で落合い、クルマを盗んで逃げることに。
チョルシクとムンチは廃校跡に着いたが、そこへパク保安課長のグループがやって来た。
ふたりは何とか着替え、保安課長らから逃げ切り、ウォルジョン工場に到着する。
一方のジョンウも、巡回中の巡査に銃を向けられるトラブルがあったものの、20分遅れでウォルジョン工場に着いた。
その時、白いクルマが立ちはだかる。
チョルシク、ムンチをクルマに乗せたウネだった。
ジョンウは工場にやって来た所長らを既のところで交わし、見事に逃げ切った。
責任問題を考え通報していなかった所長は、結局3人の囚人を脱獄させてしまう結果に。
とうとう観念し、警察に応援要請をする。
感想
ドラマがどんどん進むにつれ、少しテイストが変わり、コミカルよりになるのって韓国ドラマあるあるだと思いません?
まさしく、今回のエピソードは、ハラハラドキドキを緩和させるかのように、チョルシクとムンチの掛け合い漫才みたいなのがちょくちょく加わってました。
義弟テスの手厚いアシストと、自欲に溺れてるパク保安課長のおかげで無事脱獄。しかも逃走援助罪に問われる覚悟でウネが3人を助けると言う皆さまのおかげです脱獄は成立。
さて、これからジョンウはどこに身を隠し、ムンチやチョルシクはどうするんかな?
チャ・ソノはミノが演じていること、ミノが兄ソノを殺し、ジスも殺したことに完全に気づいたカン・ジュニョクは、それでも自分のステータスを優先するのか。
ソンギュとハヨンに近づくキム・ソク・・・気になることは次のエピソードですね
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