Netflixリミテッドシリーズ全7話の「私のトナカイちゃん(Baby Reindeer)」
#2
テリーと出会い恋に落ちたドニーは、ふたりを絶対に会わせてはイケナイと考え、ある行動に出るが、裏目に。
ますますエスカレートするマーサ
まとめ
Facebookの友だち申請許可
Facebookの友だち申請をOKしてしまったドニーは、何度も友だちから外そうとするが、(マーサは病気で可哀想なひと)と思えて踏みとどまる。
だがドニーの過去の投稿のすべてにコメントがつき恐怖を感じるドニー。
しかもマーサからオンラインチャットまで入る。怖くなりそれを無視してしまうドニー。
テリーとの出会い
実はドニーには最近気になるひとがいた。
トランスジェンダー用の出会い系サイトで知り合ったテリーだ。
ドニーは名前と職業を変え(トニー、建設現場勤務)、別人になりきってテリーとコンタクトを取るが、セラピストのテリーとの会話は時間を忘れるほど楽しく、気がつけば好きになっていた。
しかしコメディアン仲間やパブの仲間にトランスジェンダーと付き合っていることがバレたくないドニーは、いつも町外れの薄暗いパブでデートをし、もう6回も会っているがまだ関係を持っていなかった。
実は偽名であることを今夜告白する気だったドニー、しかし言い出せずに終わってしまう。
マーサ
相変わらず毎日パブにやって来るマーサは、ドニーが黙って休みを取ったと責め、FBに投稿している元カノ(キリー・リー)について悪口を言い、メールしているドニーに、「誰とメールしてるの?私がいるのに他の女を口説いたりしてないわよね?それはひどすぎる、堪えられない」と言う始末。
ドニーの作戦
(嫉妬深いマーサからテリーを遠ざけなければ)と考えたドニー。
マーサのメールを見せられ、「信じられない。今日だけも数百件のメールが来てる。際どい内容もある。心を病んでる。弁護士って言うのはウソね」とテリー。ドニーは、「だからしばらくはコッソリ会うことにしよう」と提案するが、「なんで警察に言わないの?こんなことで隠れて会うなんてごめんよ、ちゃんと解決して来て。できないなら私がパブに言って彼女に会う」と言われてしまう。
またそれだけじゃなく、マーサからドニーと呼ばれていること、パブ「ザ・ハート」でマーサと会っていることがバレてしまい、(トニー、建設現場勤務)のウソがバレる寸前に。
自分の判断ミスで、余計にややこしくなった状況を打開しようとドニーはマーサに一線を引くことに。
いつものようにバブにやって来たマーサにダイエットコーラーを出すと、「2ポンド50」とドニー。
マーサは、「お金を取るの?払えない」と言うが、「弁護士なんだろ?」と冷たい態度を見せるが、「私に気があるフリをしてからかっていたのね」と泣き出され、オロオロしたドニーは、「年の差があるだろ。オレは将来的に子どもが欲しい」と言うウソで、距離を置いた・・・
つもりだったが、その夜から、「子宮は20歳並みだと医者から言われた。いつ仕込みたい?」生殖機能に問題はないと言う内容の際どいメールが届きはじめ、翌朝からはパブ開店の2時間前にやって来て、1日中ドニーを追い回し、ふたりの将来について永遠と話し続け、してもない約束に執着しつづけた。
挙げ句は、「準決勝のチケットを買った」と言い出す。(ドニーのコメディアン大会のチケット)
ドニーは出演日を変更してくれるよう頼み倒し、パブの店長にも、マーサを出禁にしてほしいと頼むが、「1年分のお笑いを捨てるようなもんだ」と面白がり、逆に、「アナルセックスしたい」と言うイタズラ返信をされてしまう。すぐにマーサからは、「いつ、どこで?」と返信が・・・・絶望的だった。
デートの結末
テリーからのデートの誘いにドラッグをキメて会うドニー。
しかしテリーはマーサとドニーがケリをつけていないと知ると、「あなたは楽しんでるのよ、ググッたらマーサの逮捕歴が出てきた。あなたも知ってるでしょ?普通の人ならすぐに警察に行く。でもあなたは彼女と共鳴するものがあるのよ、一方的に愛をもらえるのが心地良いのよ」と言われてしまう。
テリーから、「今夜はウチに来て」と言われドニーは覚悟を決めるが、公衆の面前で、「キスして」と言われ、周りの目を気にしてできないドニー。結局ドニーは、途中の駅で降りてテリーを傷つけてしまう。
恐怖のマーサ
落ち込みながら帰路に着くドニーの前に現れたのはマーサ。
マーサは、「アナルは試したことないけど試してもいい。だけどね、思わせぶりな態度を取られてイラついてるのよ、私を好きにならない男はゲイよ」と問い詰めるマーサにドニーは、「オレはゲイじゃない、止めてくれ」と言うがマーサは、「助けてあげる。傷つけられたんでしょ?男の人だったんでしょ?カレに何をされたの?」と。
ドニーは怖くなり、「近寄るな、ついてくるな」と言うが、マーサはお構いなく追いかけ、ドニーを触りはじめる。アソコを掴むと触り始めた。「やめろ」と言いながらフリーズしてしまうドニー。反応したのを感じたマーサは笑顔で、「私に興奮してる」と言うのだった
感想
このドラマは主演のドニー役のリチャード・ガッドの体験に基づくドラマ。
やっぱりドニーの優しさが、問題の発端だよなぁと思う。
泣かれても喚かれても、「付き合う気がないときは、優しくしてはダメ」これストーカーへの鉄則だよね。
かと言って、冷酷になりすぎても怖いことになるし・・・いや、難しいよね、人の気持ちだから。
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