デッド・トゥ・ミー～さようならの裏に～シーズン3 #7,#8（相関図あり）

Netflixドラマ、１話30分、ダークサスペンス
２話ずつレビューしています。
シーズン３がファイナル・シーズンです。

#7 正直な対話　Can we be honest? あらすじ

妊娠がわかったジェンは動揺を隠せない。ジュディは改めて現実と向き合う。
ペレスは警官として苦しむ。

相関図

まとめ

妊娠４ヶ月半

３ヶ月のケモ治療を終え、２週間後のPET-CT検査を待つジュディは、「かなり良くなってる」と前向きだが、医師は、「ネット検索して落ち込まないように」と忠告する。

一方産婦人科医から４ヶ月半だと告げられたジェンはジュディにそのことを切り出せず、ポンチョを着てみたり、理由にならない理由で禁酒宣言するが一向に気づかないジュディ。

ベンとの別れ

リハビリ施設を退院したベンがジェンを訪ねてやって来た。
改めて当て逃げしたことを謝罪し、償いをしたいと言うベンにジェンとジュディは、「もう許してる」と言う。ベンはふたりにお礼を言い、「これでお別れだ。サンフランシスコへ戻る」と言うが、それを止めようとしないジェン。

ジュディは、「ベンは”行かないで”ってジェンの言葉を待ってた」と言うが、「カレの兄弟を殺したのよ？そんなこと言えるワケがない」とジェン。
ジュディは、「すべてをベンに話してみたら？私たちはベンを許したし、ジェンもテッドをひき逃げした私を許してくれた。そして私もスティーブを殺したあなたを許した。正直に話したから今の私たちがある」と言うが、「私の罪は事故じゃなく殺人よ、許すわけがない。でも正直に言う。私、妊娠した」と告白する。
ジュディは驚き、奇跡だと言いながら、動揺し、「少し時間が欲しい」と部屋を出ていく。

警察

ニックの捜査

「チャーリーが傷だらけのクルマを運転してた」
ニックがそう言って見せたのは防犯カメラの映像だった。
ニックは、「母親のクルマに当て逃げしたのは息子かも知れない。標的はジュディ・ヘイル。父親が轢き殺されたクルマの所有者はジュディだったから動機はあるし、スティーブ殺しの凶器と思われる鳥の置物もハーディング宅にある」と推理を展開する。

とにかくペレスはニックをこの件から遠ざけなければと、「ジェンへの事情聴取は女同士の方がやりやすいから」と理由にならない理由でニックを外す。

真実を知ったペレス

ペレスに呼び出され、防犯カメラ写真を見せられたジェンは、「息子は当て逃げには関係ない。犯人を知ってる。でも言えない。もう捜査は終わってくれていい」と言うが、「犯人がわからなきゃ捜査は終わらないの、犯人を言わないならチャーリーに事情聴取する」と言われ、「ベンよ。でも事故だったし謝りに来てくれた。カレは十分苦しんだ。見逃してあげて」とジェン。だがpレスは、「私はあなたの友人じゃない、刑事なのよ」と言うが、ジェンが妊娠し、相手があろうことかベンだとわかると言葉を失う。

警察官として

あまりにもフクザツな状況に困惑するペレスに、「オレをバカにしてる？モラニス捜査官に鳥の置物を渡してないだろ？」とニック。
ニックはペレスが捜査に参加させないのは、ニックを無能警官だと思ってるからだと言い、「オレも仕事はできる。捜査させて欲しい」と直談判する。

ジュディ

ジェンの妊娠を知り、一気にスティーブとの過去を思い出したジュディ。

ジェンはジュディに、「私は母親には向いてない。子育てはテッドの役目だった。私ひとりじゃ育児はできない。あなたが必要なの」と言うが、「ベンに話すべきことよ」とジュディ。

意を決して【子宮頸がんステージ４】を検索、現実を目の当たりにしたジュディはベンに会いに行く。

訪問者

ジュディは、「ベンにすべてを話した」と言ってベンを連れて戻ってきたジュディ。
ベンはジェンを見るなり、「ジュディに話を聞いてようやく納得できた。キミはボクを見るたびに夫を殺したヤツを思い出すんだね。スティーブは償えない。だからボクが謝りたい」と言い出す。

【事実】
ジュディがテッドをひき逃げする前、スティーブとベンが酷い喧嘩をしていた。そして泥酔しているベンを家に送る途中で、テッドをひき逃げしたのだった

ベンは、「ボクもそのクルマに乗っていたんだ」と告白。ジュディは、「お互いに何もかも知っておくべきだと思う」と言う。
その言葉でジェンはベンにスティーブを殺したことを告白しようとするが、そこへパトカーがやって来て、「当て逃げ犯人として逮捕する」とベンに手錠をかけてしまう。それを見てしまったチャーリー。

感想

ジュディとスティーブがジェンの夫をテッドを轢いた時、そのクルマにベンが乗ってたって事実には驚きましたねー。明らかにこれは付け足しエピソードだと思いますが、仕方ないです、受け入れましょう（笑）

ジュディはほんとうに子どもが欲しかったのに授からず、子宮頸がんに。子どもを諦めるしかない状況下でジェンの妊娠は喜ばしい反面、つらかったと思います。
その上、生存率を見たからジェンと生まれくる子どものために、まずは自分が話せる真実を話したんだろうと。
だけどペレスにしても仕事ですもんね、捜査は。
友だちじゃないんですからベン逮捕は仕方ない。そしてジェンのスティーブ殺しはどうなるのかなぁ。

#8 打開策の模索　We’ll find a way あらすじ

ジュディはPET-CTを受けることなく現実逃避に走る。
カレン宅の売却を担当するジェンは内覧会を開催するが、そこへモラニス捜査官がやって来て、「話を聞きたい」と言い出す。

まとめ

協力者を失う

ベンが逮捕された。
翌朝ジェンは警察署に出向き、「被害届を取り下げると言ったのに子どもの前でベンを逮捕だなんて配慮がなさすぎる。ベンはお腹の子の父親なのよ」とペレスを責め立てるが、「容疑者と深い関係でもあなたの思い通りにはならない」とペレス。
するとジェンは、「法を持ち出すけど、あなたは都合よく法を曲げた」とペレスを脅しはじめるー。

ペレスはスティーブ殺害で自首すると言ったジェンを庇った経緯が！

デッド・トゥ・ミー～さようならの裏に～シーズン２ #9,#10（相関図あり）

Netflixドラマ、１話30分、ダークサスペンス２話ずつレビューしています。エピソード10がシーズン２の最終話です #9 すべては私の責任 It's Not You, It's Me あらすじベンと一夜を共にしたジェンは自己嫌悪に...

ペレスは、「あなた私を脅迫する気なの？」と言うが、「ベンを助けて欲しいだけなの」とジェン。
だがペレスは、「リッチな白人男性はすぐ釈放される。それよりも問題は、スティーブの遺体からDNAが検出されたこと」と言い出す。
新たな情報に、「ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい」とプチパニックのジェンにペレスは、「もう協力はできない。私は降りる」と去ってしまう。

追い詰められて

この状況に、「自首する」と言うジェンにジュディは、「赤ちゃんのために闘うのよ。DNAが見つかったってジェンのものとは限らない。逃げ道はある」と言い、気分転換に旅行しようと言い出す。
実は脱毛が始まったジュディは検査予約もせず、ヒーリングに通い現実逃避を続けていたのだ。
そんな時、カンバスの裏からお金だけじゃなく鍵を見つけたジュディ。

忍び寄る捜査

カレン宅の内覧会を開催したジェン。
そこへFBI捜査官モラニスがやってきて、ジェンから話しを聞きたいと言う。

モラニスはかなり細かいところまで調べあげており、ジェンがエンジェルス森林公園近くで違反切符を切られたことまで把握しており、「アンテロープバレイにも行ってるけど何の用事？」と聞く。
返答に困るジェン。
そこへジュディが、「女子のプチ旅行よ。気晴らしに出かけた。ジェフも一緒だった」と助け舟を出し、何とか切り抜けたが、モラニスは玄関に飾られているジュディの絵画の額が割れていることをまで指摘すると、「しばらく旅行はやめて家にいてくれ」と言う。

「全部バレてる。もう逃げられない」と言い、愛用のマグカップがないことに気づき、「DNA鑑定する気で持ち帰ったんだ！」パニック状態になるジェン。
とうとうジェンは、鎮痛剤を練り込んだスコーンを食べさせてモラニスを殺すしかないとまで言い出す。
結局食洗機の中からマグカップは見つかり、冷静さを取り戻したジェンだが・・・

アリバイを頼む

ジェンとジュディは（ジェフと一緒に旅行へ行った）と言うウソのアリバイを成立させるためにジェフを訪ねるが、恋人と別れすっかり落ち込んでいるジェフは、「FBIから事情聴取されるかも」と言うジェンの言葉に、「カレンのボクへの嫌がらせか？興信所を利用してオレの財産をむしり取る気なんだな」と言い出す。そこでふたりは、「だから私たちがアリバイ証人になる。あのホテルで一緒にいたことにしよう」と提案する。
ジェフは、「ひとつ借りが出来た。実はね、カレンにパスワードを変えられ、ジェンから頼まれた防犯カメラ映像をクラウドから消去してないんだ」と告白する。