Netflixドラマ、1話30分、ダークサスペンス
2話ずつレビューしています。
シーズン3がファイナル・シーズンです。
#1 巡る運命 We’ve been here before あらすじ
クルマに当て逃げされ、救急搬送されたふたり。
「なにか見つかるかも知れない」とCT検査を怖がるジェンに、「再検査が必要」と医師。だが・・・
相関図
まとめ
時系列
救急搬送
病院に搬送されたふたり。
ジュディは軽症だったが、ジェンは意識不明で搬送された。
意識を取り戻し身体中の痛みで悲鳴をあげるジェンにジュディは、”クルマに衝突された。犯人は逃げた”と説明する。
鎮痛剤は検査後じゃないと渡せないと医師に言われれもジェンは、「CT検査はイヤ。何か見つかったら耐えられない」と言う。
チャーリー
その頃、母が書いたジュディ宛の手紙を読んだチャーリーは、ふたりが大きな秘密(しかもパパとスティーブに関係する)を持っていると確信する。
そこへ額から血を流し、泥酔状態のベンがやって来た。
ジェンが留守だと知ると、帰ると言うその足取りはフラフラだ。
チャーリーは仕方なくベンを送ることに。
だがベンのクルマは明らかに事故った状態で、車内には酒瓶が!
何があったか覚えていないと言うベンに、「じゃぁ覚えてる最後の記憶は?」とチャーリー。
その言葉で”スティーブの遺体が森林公園で発見された”ことを思い出したベン。
その言葉である程度の事情を理解したチャーリーは、ベンを病院まで送ると言う。
すると、「こんなこと頼みたくないけど、内緒にして欲しい。これまマズイ状況だから」とベン。チャーリーは、「ママにも内緒にしよう」と言う。
発見されたスティーブとペレス刑事
スティーブの遺体は腐敗がかなり進んでいたが、「頭部には強打痕があるな」とニック。だがペレスは、「スティーブはギリシャマフィアと付き合いがあった。ヤツらの仕業でしょう」と言う。
だがニックが木につけられた【ハート】マークに気づいてしまう。
ジェンに【マーク】を確認しようとしても電波が悪くて確認が取れず、しかも遺体発見者はペレスとジェンがスティーブの遺体を埋めた場所を探して歩いている時に出会った女性だった。
女性から、「以前この森で会いましたね?」と言われても、「人違い」で押し通すペレス。
思い出したベン
チャーリーに病院に連れて行かれたベンはケガの処置をしてくれた看護師から、「今日は患者がたくさん。当て逃げされた人もいる」と聞き、記憶が蘇る。
「何を隠してるの?」
ジェンがCT検査中、ジェンのケータイにチャーリーから着信が!
電話に出たジュディにチャーリーは、「2人で何を隠してるの?ママからのジュディ宛の手紙を読んだ」と問いただすが、「何のことを言ってるのかわからない」とジュディに言われ、怒って電話を切ってしまうチャーリー。
ベンと鉢合わせしたジュディ
ジュディが病室へ戻ろうとした時、思いもかけずベンと鉢合わせに。
ベンはジュディから、「ジェンと当て逃げされた。ジェンが酷いケガで」と聞き、それが自分である可能性に気づいたベンは、真実を話そうとするが、結局言えず、「スティーブが森林公園から遺体で見つかった」と言ってしまう。
検査の結果
CT撮影中、いろんなことがあり過ぎた1年が走馬灯のように蘇ったジェン。
そこへ医師がやって来て、「検査で影が見つかった」と言う。
ジェンは絶望感に苛まれるが、医師は、「精密検査を受けてください、ヘイルさん」と。
ガンの疑いはジュディだったのだ。(ジェンは打撲で済んだ)
医師はふたりに退院許可を出す。
そこへジュディが、「スティーブの遺体が発見された」と戻ってきた。
「どうしよう」とパニック状態になるジェンにジュディは、「私たちだからこれまで乗り越えてきた。だいじょうぶよ」と言うー。
感想
ベンは自分がジェンを当て逃げしたことに気づいたようだけど、それをジュディに言うことができませんでした。さて、この事実はシーズン中にジェンが知ることになるハズだけど・・・どう言う経路でわかるかですよね。
ペレスはシーズン1,2とイヤな刑事役だったけど、すっかり人間味のある人に。
まぁ刑事なのに、ジェンの罪を隠すのもどうかと思うけれど。
余談ですが、シーズン2の公開は2020年でした。あれから2年半、シーズン3が公開されたワケですが、その間にジェン演じるクリスティナ・アップルゲイトは多発性硬化症を患い、撮影が一時中断されたこともあったようです。
容姿が変化したクリスティナを見ただけでも、ツラかったろうな、と。
そういう諸事情が重なり、「デッド・トゥ・ミー」はシーズン3がファイナル・シーズンになります。しっかり楽しもうと思います。
#2 大事な話 We need to talk あらすじ
ジュディに検査結果を伝えようとするジェン。一方、ジェンのクルマに当て逃げしたと気づいたベンは、ジェンに告白しようと訪ねるが・・
まとめ
当て逃げされたあと
言い出せないジェン
退院し自宅へ戻ってきたジェンとジュディ。
ジュディにガンの疑いがあることを伝えようとするが、言い出せないジェン。
チャーリーの妄想と言い訳
だが問題はそれだけではなかった。ジェンからジュディや子どもたち宛の手紙を読んだチャーリーが、「スティーブを殺したの?」とジェンに説明を求めたのだ。その手には銃が!
どうやらチャーリーは、ジュディが父親に酷いことをし、家族を壊し、ジェンがスティーブを殺したと思っているらしい。だがジェンは、「ママがそんなことができるモンスターだと思うの?実はスティーブはギリシャマフィアと関わっていて、スティーブからクルマを隠して欲しいと頼まれレンタルガレージに隠していた。だがチャーリーがクルマを使ったため、悪い連中にそれがバレたら何されるかわからないからクルマを燃やした。そのあと警察には行ったが、警察は潔白を信じてくれた」とウソの説明を繰り出した。
もちろんチャーリーは、「それならパパのことでジュディを許すって書いたのは何?」と疑問を呈するが、「ジュディはパパと不倫してたの。だけどママは許した」と言ってしまうジェン。
納得していない様子を見せつつも、ジュディを睨み出て行ったチャーリーを見てジュディは、「ウソの理由でチャーリーに憎まれたくない」と言うが、「事実を知ったらもっと憎まれる。時には真実の方が傷つけることもある」とジェン。
捜査
だが問題はまだまだ。今度は当て逃げ事件捜査にやって来たペレスとニックに対処することに。
スティーブの遺体発見のお悔やみを言うニックの隣で、フクザツな表情のペレス。
ペレス曰く、遺体発見場所の森林公園は連邦政府の土地なので、今後の捜査はFBIがすると言う。
ジュディに事情聴取をしたニックは、「推測だがスティーブ殺しとキミたちの当て逃げ事件は繋がってる気がする」と言い出す。
一方FBIが関与すると聞いて心中穏やかじゃないジェンにペレスは、撲殺死体が見つかったのに正当防衛は主張できない。終身刑になりうると警告する。
だがジェンは、「あのままじゃジュディはスティーブから殺されてた。自首しようとした私を帰宅させたことをバラされたくなきゃ私を助けなさい」と脅迫まがいの発言をするジェン。
ベン
そこへ今度はベンがジェンへのお見舞いを持ってやって来た。
ベンは身体中痛くて階段を上がれないジェンをお姫様抱っこで2階へ運ぶ。
ジェンからスティーブのお悔やみを言われたベンは、「ショックだった。悪い人間と付き合いがあったらしい。ボクたちは双子だ。片割れがいなくなって自分が何者かわからなくなった。喧嘩別れがツライ」と後悔を口にする。
そこへヘンリーが帰ってきた。ジェンがクルマの事故でケガをしたと聞き、「犯人がわからないってパパみたいにひき逃げなの?」とヘンリー。
幼いヘンリーの胸のうちを知り、耐えられなくなったベンはトイレに逃げ込み泣き崩れ、(おまえは本物のクズだ)と罵るスティーブの幻覚を見てしまう。
だがベンをハグし、「家族が死ぬのってツライ。でももう少ししたら悲しいのはマシになる」とヘンリー。
告白
ジェンのカバンから”ガンのパンフレット”を見つけたジュディ。
「これは何?」と言われ、ジェンはようやくジュディにガンの疑いがあると伝えた。
それを聞いても、「ジェンが無事で良かった」とジュディ。
その後、ひとりでカップケーキをやけ食いしているジュディに、「父さんとどこで出会ったの?どれぐらい続いてたの?」とチャーリー。
ジュディはすべてを話そうとするが、チャーリーを見ているうちに言えなくなってしまい、「一晩だけだった。カレに家族があると知ってたら、あんなことはしなかった」とウソを重ねてしまった。
鳥の飾り物
スティーブを殴った証拠品である鳥の飾り物はヘンリーがベンにプレゼント。
その飾り物をパブに忘れて帰ったベン。
それを手にしたニックは壊れた飾り物に興味を引かれた様子。
感想
ベンはジェンとジュディに当て逃げしたのが自分だと完全に気づいた様子ですよね。でも言えない。
そしてスティーブを殴った鳥の飾り物は巡り巡ってベンの元へ。
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