デッド・トゥ・ミー～さようならの裏に～シーズン3 #3,#4（相関図あり）

Netflixドラマ、１話30分、ダークサスペンス
２話ずつレビューしています。
シーズン３がファイナル・シーズンです。

#3 現状の把握　Look at what we have here あらすじ

精密検査を受けたジュディは検査結果を待つ。
ジェンはスティーブを殴った証拠品”鳥の置物”を処分するために、奮闘する。

相関図

まとめ

今更の告白

ジェンはジュディの検査に付き添うが、そこでジュディは１年前に子宮頸がん検査で要再検査の知らせを受けていたが、放置していたと告白する。
「どうして放置したの？」と怒るジェンに、「この１年、それどころじゃなかった」とジュディ。
それを言われてジェンは何も言えなくなってしまう。

実際、スティーブ殺害後の後始末に追われていた

ニック

ベンの状況とニックの優しさ

当て逃げしたクルマは事故したままの状態でガレージにカバーをかけてあった。
スティーブの幻覚に苦しめられているベンは、お酒に逃げる毎日。
そこへニックがやって来た。
ニックは、「昨夜パブに忘れて帰っただろ？相当飲んでたね」と鳥の置物を返すと、”依存症の会”のカードを手渡す。

何かに気づいたニック

ペレスがスティーブの検視報告書を持っているのを見たニックは、それを見て何かに気づいた様子を見せる。

呼び出されたジェン

ペレス刑事に”緊急の話がある”と呼び出されたジェンは、「FBIがスティーブの頭蓋骨から木片を見つけ出した」と写真を見せる。
それが”鳥の置物の尾っぽ”だと気づいたジェンは説明しようとするが、「聞きたくない。それが何なのかわかってるなら一刻も早く処分して。FBIのモラニス捜査官は敏腕よ、必ず突き止められる。関わりたくなかったのに」とペレス。

ジェンはウッド家を訪ね、ベンから”鳥の置物”を返してもらおうとするが、ベンは留守だった。

ジュディの行動

検査後、ジェンからペレスの話の一部始終を聞いたジュディは、スティーブの資金洗浄捜査で協力したモラニス捜査官に会い、ギリシャマフィアがお金を奪ったスティーブを殺したのかも知れないなどと話すが、そんなジュディに違和感を持ったモラニス。

ベン

突然ジュディを訪ねて来たベンは”鳥の置物”を見せ、「これ、キミが作ったんだよね？なんで尾っぽがないのか知ってる？」と言い出す。

ジュディは焦るが、ベンがやって来たのはヘンリーが貸してくれた鳥の置物の尻尾を修復して返したいと言う理由だった。ジュディは早速ベンと鳥の置物の修理し、ジェンに返した。

ジェンとジュディ

これまで神に祈りなど捧げたことのないジェンは初めてジュディの検査結果が問題ないようにと祈ったが、医師からの連絡は良いものではなかったらしい。だがジュディはそのことをジェンには言えなかった。
その後ふたりは鳥の置物を燃やし、ジェンはゴミ箱に燃えカスを捨てたが、それを見張る１台のクルマ。
FBI捜査官モラニスだった。

感想

鳥の飾り物がキーワードなのか？と思いきや、それはあっさり証拠隠滅（灰をゴミ箱に捨てたけど）。
だけど、ジュディが訪ねたことでFBI敏腕捜査官モラニスは（なにか違和感）を感じたようでジェン宅を見張ってましたね。

ジュディの検査結果はドラマの中では明かされませんでした。
だけど、ジュディの話し（１年前に子宮頸がん検査で要検査になった）ではそれを放置したようだし、あの電話に雰囲気じゃ良くない結果だったと思われ・・・。
だけどジュディは、（あなたになにかあったら私は自分を許せない）と言われ、「大丈夫だった」ってウソをついてしまったようです。

ジェンを演じるクリスティナ・アップルゲイトが闘病しながら出演したドラマです。
知っててみてるんですけど、どうしても容姿も変わってしまったし、何より動きがないので、どうしても、面白みが・・・ね

#4 今後の見通し　Where do we go now? あらすじ

スティーブの葬儀が行われる。ガン研究センターでジュディは現実を突きつけられ、懐かしい人と再会する。

まとめ

現実

ひとりガン研究センターを受診したジュディに医師は【子宮頸がんで肝臓に転移しているステージ４】と告知し、「受け入れるのは難しでしょう」と言うが、「事故で検査しなきゃガンはわからなかった。体調は悪くない。だからもう一度検査して欲しい。間違いだと思う」と言い出す。

スティーブの葬儀で

引き止められて

葬儀に参列したジェンとジュディはスティーブの遺体との対面を避けようと、早々に会場を出ようとするが、ベンから参列の礼を言われ、抜け出せなくなる。
覚悟を決めスティーブの遺体と対面したふたり。だが棺桶の中にスティーブの亡骸はなく、入っていたのはスーツだけ。遺体は無惨な状態の上、証拠品のため亡骸なしの葬儀になったと言う。

ジェンはアイリーンから、「今のベンには友だちが必要、支えてやって」と言われ、自宅での偲ぶ会にも参加することに。

偲ぶ会で

スティーブとベンの父親ジムから、「親より先に子どもが逝くのは正しくない」と言われ、つらさのあまりトイレに逃げ込もうとしたジェンだが、思わぬ部屋に閉じ込められてしまう。
そこは双子の人形ばかりが飾ってある部屋だった。
ジェンは脱出するためにベンを頼るが、「今は必死で両親のために耐えてる」と言うベンを見て、たまらず、「発散した方がいい」とベンを連れ出す。

ジェンはクルマの中でヘビメタを爆音で鳴らし、「叫んだら楽になる」と言うが、「カントリー・ロックの方が好きだ」とベン。
そんな中ベンはとうとうジェンに、「キミのクルマに当て逃げしたのはボクだ。スティーブの遺体が発見されたと聞いて、お酒を飲み、そのままクルマを運転してしまった。そして一時停止せずにキミのクルマにぶつかったんだ。嫌われても仕方ない。でももうウソはつけない」と告白する。

たまらずベンにキスするジェン。ふたりはそのままクルマの中でひとつになる。

ジュディ

介護施設で、「外に出たい」とワガママを言うミシェルの母フローに困り果てている介護職員に代わり世話を買って出たジュディは、フローを外へと連れ出す。
しばらくしてフローと施設に戻ると、フローが居なくなったことで施設は大騒ぎになっていた。久しぶりに再会したミッシェルは、ジュディの勝手な行為に憤慨、ジュディは解雇されてしまう。

元カノ：ペレス刑事から、ジュディが２つの殺人事件に関わっていると聞き、ジュディとの関係を終わらせたミッシェル

ジュディの行動を怒ったミシェルだったが、ジュディが解雇されたと聞き、「母は今日の外出をとても喜んでた」と言う。ジュディは、「あなたと飲みに行けるならそんなことは平気」とミシェルを誘い、飲みに行くことに。そしてふたりはまた関係を持ってしまう。
ジュディは、「私、ガンなの」と告白するが、ミシェルは眠っていて聞いていなかったー。