”DARK ダーク” 3 ファイナルシーズン #5 生と死

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海外ドラマDARK(ダーク)
今回のエピソードは
ヨナスの世界では
●1987年が描かれます。カタリーナがウルリッヒを精神科から脱出させようと試み、シャルロッテは自分の出生についてタンハウスから話しを聞きます。
●終末後の2020年、そして2053年のエピソードもあります。
異世界では
●ヨナスと黒髪マルタがエヴァ(老人マルタ)から聞かされた使命を果たそうとするが、ヨナスはあることがキッカケでその使命に疑問を感じます

 

シーズン3 相関図、人物まとめ

エピソード:1 異世界(黒髪マルタの世界)
エピソード:2 1987年版1888年、2020年、2053年、異世界版
エピソード:3 2019年異世界
エピソード:4 1954年、2054年ヨナスの世界、2053年異世界
エピソード:5 ヨナスの世界(1987年2020年、2053年)、  異世界(2019年)

 

#5 生と死 Life and Death あらすじ

終末まであと1日の異世界。
ヨナスはエヴァ(老人マルタ)から告げられた目的を疑いはじめる。

ヨナスの世界。
1987年、2020年からタイムトラベルしているカタリーナは夫ウルリッヒを精神科病院から助け出すため、ある計画を実行する。
2020年終末のあと、クラウディアは異世界から来た人物に使命を与えられる。
そして母と姉を捜すエリザベートにまたも悲劇が・・・

 

まとめ

ヨナスの世界で

ヨナスの世界

1987年 シャルロッテ

出生の秘密

タンハウスに育てられているシャルロッテ。
ある日、「時を戻す方法を考えたことがある?」と聞くシャルロッテにタンハウスは、「もういいだろう」と言って、タンハウスの息子とその妻、孫娘の写真を見せる。

「奇妙な身なりの女ふたりがお前を抱いてやって来て、”今夜あなたはすべてを失うと同時にすべてを与えられる”とお前を置いて行った。その直後、息子夫婦が事故にあったと連絡が。息子夫婦の遺体は発見されたが、孫娘のは見つからなかった。お前が持っていたのは、この懐中時計だけだ」とタンハウス。
「何それ?私の両親は誰なの?私は誰?」とシャルロッテは聞くが、タンハウスは「分からない」と言う。

ピーターとの出会い

バスから下りて来たひとりの青年は、バス停に座っているシャルロッテを見つけると、「ウィンデンまで歩ける?」と声をかけるが、素っ気ない態度のシャルロッテ。
青年は母が亡くなり父に会いにやって来たと言い、「ピーターだ」と挨拶する。

その後ピーターは、ドップラー家へと向かった。

ヘルゲが父なんですねー。
じゃぁ亡くなった母親って誰だったのか気になるところですが・・・
ミッケルとイネス

誘拐未遂事件に遭ったミッケルはイネスと共にしばらく自宅を離れていたが、自宅へと戻ってきた。
ミッケルは、割られた窓ガラスに気づき、見つめる。

まさしく窓を割ってこの家にいたのは、ミッケルの母カタリーナでした。
またすれ違いですね

カタリーナ

夫ウルリッヒを助け出すために

カタリーナは精神科病院に入院中のウルリッヒに再び会いに行くと、「22時に迎えに来る。入口で待ってて。ここを出てミッケルを助けだすのよ」と言って約束する。

母の行動は知っていた。
カタリーナは帰宅途中の母へレーナを尾行してナイフで脅し、「カードキーを渡して!」とカバンを奪おうとするが、ヘレーネに激しく抵抗され、「ママ、やめて!」と叫んでしまう。
その瞬間、ヘレーネは形相を変えて逃げはじめた。
カタリーナはヘレーネを追いかけ、石で殴りつけてカバンを奪うが、ヘレーネ逆襲に遭い殺されてしまう。

ヘレーネはカタリーナのザックに石を詰め込み、湖へと引きずり入れた。

その日の夜、ウルリッヒはずっと入口でカタリーナを待ち続けた・・・来ないカタリーナを。

中絶したことへの後悔を持つヘレーネは、地獄から娘が恨んで現れたと考えたようです。
その時、カタリーナが引きちぎった聖クリストファーのコインは33年後、ヨナスとマルタによって見つけられ、ふたりの大切なものになるワケです。
様子のおかしい母ヘレーネを心配するのは、娘のカタリーナ。
しかしヘレーネはカタリーナの首のキスマークに気づくと、”汚らわしい”と怒り、殴打し、「あなたも堕ろせば良かった」と言う言葉を投げかけました。
この時の顔の傷が、ウルリッヒがカタリーナをレイプしたのでは?と言う事件へと繋がったわけですねー。これまでのストーリーが見事に繋がりました。
”DARK ダーク” 3 ファイナルシーズン #4 起源
今回のエピソードは ●1954年、タイムトラベルしたハンナがウィンデンに残ったその後のエピソード ●異世界の2053年、中年マルタからヨナスと黒髪マルタは使命について聞かされる。 ●一方、ヨナスの世界の2053年では、アダムがアグネスの協力

 

2020年 終末のあと

クラウディア(’87)を訪ねて来た者

亡くなった娘レジーナを埋葬し、寝泊まりしている警察署に戻って来たクラウディア(’87)は、人の気配に警戒する。
しかしそこにいたのは、自分とそっくりの人物だった。

「ハロー、クラウディア」とその人物。
彼女は別人クラウディア。
クラウディア(’87)を光りに導くために異世界から来たと言い、
・タイムトラベルの覇権を争う2つの陣営(光と影)がある。
・ヨナスは影。両方の世界を潰すため結び目を壊そうとしているから信用してはダメ。
・エヴァ(老人マルタ)は光。両世界を救おうとしている
と説明、クラウディア(’87)に光の側に加わるよう言う。

別人クラウディアはクラウディア(’87)にノートを渡すと、「結び目を解いてはならない。ヨナス、ノア、エリザベートを導いて。方法はノートに。あなたの世界ですぐに会える」と言うと新型タイムマシンを使って消える。

正直まとめても私の理解を超えてますが
タイムトラベルに使用するセシウム(ブラックマターの成分)の残留が増え続けトンネルを作ったらしいです。
エリザベートの運命

今日もピーターとエリザベートはシャルロッテとフランツェシカを捜しはじめるが、エリザベートは、「ママたちは死んだ。こんなことはもうイヤ」とひとりトレーラーに戻る。

しかしトレーラーには見知らぬ男が!
男は逃げようとするエリザベートを殴打し気絶させる。
意識が戻ったエリザベートは両手を拘束されていた。

男は食料を漁って腹を満たすと、エリザベートを犯そうと覆い被さるー。
その時、戻って来た父ピーター。
男ともみ合いになるが・・刺されて殺されてしまう。
エリザベートは消火器で男の背後から殴りかかり、ただ必死に消火器を何度も振り下ろし・・殺した。

その後エリザベートは青年ノアを頼り、洞窟へ・・。

 

2053年

シャルロッテとエリザベートの使命

アダムはシャルロッテに、「あと1日で結び目を解くことができる。エヴァの世界も救うに値しない」と使命を果たすよう決断を迫る。

シャルロッテとエリザベートは使命を果たすため、ダークマターを使ってタイムトラベルすることに。
別れを惜しむシャルロッテ、フランツェシカそしてエリザベート。

アダムの「時間だ」と言う声で、エリザベートとシャルロッテはダークマターでタイムトラベルする。
老人フランツェシカはそれを見守るのだった。

 

異世界

異世界:2019年 終末まであと1日

少年遺体の捜査

少年遺体の捜査中のシャルロッテは発電所へ出向き、アレクサンダーと面会し、”1986年、マッツが行方不明になった日のシフト表”提出を要求する。
発電所はあと1年で解体が決まっていた。

シフト表を確認したシャルロッテはピーターに、「マッツが消えた日、ヘルゲがシフトに入ってた。退社時刻とマッツの失踪時刻が合う。殺害に関わっているのかも。あの硬化も怪しい」と言うが、ピーターは、「父さんが自首した意図はわからないが、無関係だ。遺体が発見された夜は家にいた」と主張する。

 

ヨナスと黒髪マルタ

使命を果たすため

結ばれたヨナスと黒髪マルタ。
朝になりヨナスは、エヴァ(老人マルタ)から聞かされた使命を果たすため原子力発電所へと向かう。

原子力発電所のフェンスを破り、侵入しようとするヨナスに黒髪マルタは、「ドラム缶の中身は何なの?」と聞く。ヨナスは、「わからない。でも1986年の夏、原発で事故があり、その時の廃棄物でタイムトラベルを可能になる」と説明する。
敷地内に入ったヨナス、追いかけて入った黒髪マルタは顔をケガしてしまう。

ヨナスはケガした黒髪マルタを見た瞬間、「その傷、ボクを異世界に連れてきたマルタと同じ傷だ」とー。
そして、黒髪マルタがエヴァ(老人マルタ)だと気づいてしまう。
「エヴァは再現するためにボクたちにドラム缶を開けさせようとしてるんだ。ボクはこれまでずっと言われたとおりし、悪化させてきた。エヴァのところへ戻る。何が真実か知りたい」と洞窟へ向かう。

ヨナスが自分の世界を守ろうとしていることを知り、「あなたは自分の世界に戻るのね」と黒髪マルタ。
「キミと結ばれたことを後悔している。この世界のボクは過ちなんだ」とヨナス。
黒髪マルタは思わずヨナスにキスするが、ヨナスはもう何も答えることができなかった。

エヴァの本当の目的

部屋に入ってきたエヴァは、「そして再びすべてが始まる」と言うは、ヨナスは、「帰りたい!今すぐにボクの世界に!」と訴えるが、「帰れない。あなた今、ここで終わる。あなたはこの世界で役目を果たした」とエヴァ。
中年マルタも現れ、「果たしてない。終末を止めてない」と言う黒髪マルタに、「いずれ分かる時が来る」と言う。
そこへ別人マルタも現れた。

黒髪マルタは自分と瓜二つの別人マルタを見つめ、「誰なの?」と言うが、別人マルタは、「ごめんね・・」と言ったと同時にヨナスを銃で撃ち抜く。
「ヨナス、逝かないで」と言う黒髪マルタを残し、3人とも去ってしまう。
ヨナスは薄らぐ意識の中、”聖クリストファーのコイン”を手渡す。
黒髪マルタは、「私が過ちを正す」と言うのだった。

完全にデジャブ!
まさに、アダムに殺されたマルタの逆バージョンでした。
「過ちを正す」って最後のセリフまで同じ。

 

感想

1エピソードの内容が濃い
そして今回も・・・
湖でヨナスとマルタが見つけた”聖クリストファーのコイン”がナゼ、そこにあったのかがわかる伏線回収があって、(ほほぉ~)と唸ってしまいました~(笑)

別人マルタからヨナスが撃ち殺されるシーンは、終末の日、アダムによってマルタが撃ち殺された時と同じでしたね
そしてエヴァの目的は、ループを継続させるために、ヨナスと異世界のマルタ(黒髪マルタ)を結ばせ、子どもを作ることだったワケですね。
それを果たしたヨナスは、これで用無し→殺害と言う流れ・・・・

あと3話。
だけどまだまだたくさん散りばめられたままのエピソードがありますよね。
正直、ピーターの父はヘルゲだけど、亡くなった母って誰なんだろーか?

因果やな~と思ったのは、カタリーナのエピソード。
母娘関係が良くなかったふたりだけど、未来の娘を母が殺し、自宅に帰ったらリアルな娘が母を心配してくれたのに、それをもまた殴ると言う~・・・

エリザベートの方は、以前青年ノアが、「エリザベートを守りたいのは同じだ。あなたは近々死ぬ」とピーターに話した展開どおりに。

ん~先が気になる~

コメント

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