ゲーム・オブ・スローンズ 第2章 王国の激突 #10 勝者(最終話)

ゲーム・オブ・スローンズ
ゲーム・オブ・スローンズ

※ 記事を訂正、加筆しています
  エピソードをまとめ、説明は青文字で付け加えています

ゲーム・オブ・スローンズを見るなら

Amazonプライム会員は、月額400円(税込)
ビデオ見放題だけじゃなく、配送料無料、プライム・ミュージックが聴き放題など他にもできることが増えます。
Amazonプライムビデオでは、シーズン1~6まで視聴可能です。

Huluならシーズン1~7まで月額1008円(税込)で見放題。
まずは2週間無料トライアルで

 

感想はコチラ

シーズン2最終話。
めっちゃ面白かった~。

毎回思うけど、そこそこ主要メンバーが、コロッと死んでいく~(笑)

 

今回出てくる用語集

地域名前
物の名前
人物
■は死亡
説明
赤の王城
(レッドキープ)
タイウィン・ラニスター王の手
ロラス・タイレルタイレル家
ハイガーデン出身
”花の騎士”と呼ばれる優れた剣士
同性愛者で故レンリー・バラシオンの
恋人だった
マージェリー・タイレルタイレル家
ハイガーデン出身
ロラスの妹
故レンリー・バラシオンの
婚約者だった
王都
ベイリッシュの娼館
ロス北部出身
娼婦
クァースラカーロドスラク人
カール・ドロゴに仕え、
その後デナーリスに仕える

 

#10 勝者 Valar Morghulis あらすじ

 スタニスに勝利したジョフリー王は、祖父タイウィンを“王の手”に任命。ラニスター軍と同盟を組み参戦したロラス・タイレルが希望したため、ジョフリーは、サンサとの婚約を破棄してロラスの妹マージェリーと結婚することに。
ウィンターフェルを占拠し、スタークの息子たちを処刑したことに怒りの狼煙をあげた北部諸公たちは、城を包囲する。
デナーリスは、“不死者の館”へ足を踏み入れ、不思議な体験をする。
壁の向こうでは、サムがあり得ないもの見てしまう。

 

まとめ & 感想

戦いを終えて 赤の王城(レッドキープ)

王の間で、ジョフリー王は白馬に乗ったままのタイウィン公を ”王の手” に任命。
ラニスター家とタイレル家の結束に貢献したベイリッシュ公には、ハレンの巨城と土地、収入のすべてを与え、永久の名誉を保持せよと許可される。
それを面白くなさそうな顔で見るヴァリス。
援軍としてスタニスを討伐したロラス・タイレルには希望のものを与えると言うジョフリーに、ロラスは、「妹マージェリー妃に」と申し出る。
しかしジョフリーは「応えたいが、私はサンサと婚約中だ」と言う。
それを傍らで聞いていたサーセイは、すかさず「小評議会(スモール・カウンシル)で決議されることです」と言い、パイセル上級学匠は、総司祭(ハイセプトン)と相談したが、ロバート王、スターク公との生前の取り決め故、誓約から解放できると言う。
それを受け、ジョフリーは皆に向かいマージェリーとの結婚を宣言した。

サンサは打ちひしがれ、弱々しくその場を離れた・・・途端、喜びの余り思わず笑顔になってしまう

その時、ベイリッシュから「残念でしたね」と声をかけられたサンサ。
ベイリッシュは、「婚約が解消されても家には戻れませんよ。ジョフリーはこれからもあなたをオモチャとして手放さず、痛めつけるでしょう。キャトリンは私の姉同然でした。彼女のためにあなたをウィンターフェルへ帰してあげよう」と言うのだった。

一方、ヴァリスもマントで顔を隠してベイリッシュの娼館へ。
ベイリッシュに仕えている娼婦のロスに、私のパートナーにならないか?と持ちかけ、「私はベイリッシュの弱みを知っている」と言う。

 

ティリオンの運命 赤の王城(レッドキープ)

顔に大きなケガを負ったティリオンは意識を取り戻す。

ヴァリス公はティリオンを見舞い、王の手を解任されたことを伝えた。
そして、王の楯マンドンにティリオン殺害命令したのはサーセイだと言う。
衝撃を受けるティリオン。
他に、王都の守人(シティ・ウォッチ)指揮官ブロンも解任され、谷間(ヴェイル)の蛮人たちもタイウィン公が大金を払い、帰したことも伝えた。
ティリオンは自分を守ってくれるものがすべてなくなったことを知り愕然とする。
「我々もしばらくはお会いできない・・・」と言うヴァリスに「友だちだと思っていたのに」と言うティリオン。
ヴァリスは、「友だちです」と言ってシェイを呼ぶ。
「あなたの貢献を理解する者は大勢います。何も与えられず、歴史にも残らないでしょうが、私はあなたを忘れない」ヴァリスはそう言って、ポドリックを伴い部屋を出て行くのだった。

シェイは、命を狙われる前に町を去ってペントスへ行き、暮らそうと言うが、ティリオンは淋しいそうな表情を浮かべ、「行きたい。だけど行けない」と言う。
ココが自分の居場所であり、悪いヤツらを出し抜いて生きるのが俺なんだと。
シェイは「私たちはお互いのものよ」と言って王都に留まる道を選んだ。

三叉鉾河(トライデント)

ジェイミーを王都まで送り届ける任務を実行中のブライエニー。
ボートを下り、徒歩で移動しようとした時、北部軍兵士3人と遭遇する。
執拗に絡んでくる3人は、ジェイミーが ”王殺し(キングスレイヤー)”だと気づいてしまう。
ブライエニーは仕方なく3人の兵士を斬り捨てた。
「スタークの兵だぞ」と言うジェイミーにブライエニーは「私はレディ・スタークに仕えている。おまえを王都へ連れて行くと約束した」と言うのだった。

ヴァラー・モルグリス

ハレンの巨城(ホール)を脱走したジェンドリー、ホットパイ、アリアの3人は、北へ向かって移動する。
その時、ジャクウェン・フ=ガーが現れる。
アリアが、衛兵を鮮やかに始末する技を覚えたいと言と「狭い海(ナローシー)を渡り、ブレーヴォスに一緒に来い」と言う。
「今は行けない。家族を捜さないと・・・」とアリアが答えると、1枚の銀貨を渡し「私が必要になったらブレーヴォス人に渡し、”ヴァラー・モルグリス”と言え」と教えた。
「ヴァラー・モルグリス」
アリアは、立ち去ろうとするジャクウェンに「行かないで!」と言うと、「ジャクウェンはもう死んだ」とジャクウェン。
彼が振り返る・・・と、別の男の顔になっていた。
「さらば、アリア・スターク」その言葉を残し男は去って行った。

 

リヴァーラン ロブの決断

キャトリンは、ロブの気持ちを聞いたあと、それでも「ウォルダー・フレイとの誓約を反古したら、何をされるかわからない。フレイを怒らせてはダメだ」と説得する。
しかしロブは、「母上に私を咎める権利はない」と言われてしまい、黙るしかなくなるキャトリン。

ロブとタリサは結婚する

 

ドラゴンストーン城 

光の王(ロード・オブ・ライト)を信じて戦った結果、大敗し、多くの兵士を失ってしまったスタニスは、煮えたぎる怒りの中にいた。
スタニスは、「お告げと違う。炎の神を信じた俺は野蛮人だ。どうしてタイウィンととタイレル家の奇襲がわからなかったんだ?」と詰め寄る。
メリサンドルが「すべて見たわけでは・・・」と言うが、「神と話せるんだろ?神はどこへ行った?神はどこだ?」とメリサンドルの首を締め上げる。
「あなたの中に・・・」そう呟いたメリサンドルから手を離したスタニスは、「弟を殺した・・・」と悔いる。
メリサンドルは囁くように「戦い始まったばかり、続きます。あなたは炎の息子で光の戦士、王になる方です」と言って「見せましょう・・・」と炎の前まで導く。
炎を見つめるように言うメリサンドルが、「見えますか?」と聞くと「見える・・」と答えるスタニスだった。

ウィンターフェル

ルース・ボルトンからのウィンターフェル奪還の命を受け、北部諸侯たちはウィンターフェル城を包囲。包囲を知らせる角笛を鳴らし続けていた。
追い詰められたシオン。
父のために占拠したウィンターフェルなのに、父ベイロンからは賛辞もなければ、指示もなく、音沙汰なしだった。
ルーウィン学匠はシオンに、20人の鉄(くろがね)戦士では勝ち目はない。逃げなさいと言う。
「逃げるところがない。鉄諸島に帰れない。グレイジョイが逃亡など一家の恥だ」とシオン。
ルーウィン学匠は、冥夜の守人(ナイツウォッチ)に・・と言い、黒衣を着れば、法の手は及ばす過去の罪は赦される。償いのチャンスだ。本当のあなたは、こんな人間じゃないと諭すのだった。

翌朝、シオンは戦って散る道を選び、鉄(くろがね)の20人の戦士を鼓舞する。
しかし、鉄戦士たちは戦う気などなく、気勢を上げるシオンを後ろから殴って気を失わせ、顔に袋をかぶせ出す。
「何事だ?何をした??」駆け寄るルーウィン学匠をダグマーは槍で刺して倒し、「帰ろうぜ!」と言って城を後にした。

ブラン、リコン、オシャ、ボーダーは、暴動が収まったのを確認し、地下墓地から出て来た。
彼らが見たのは、焼き尽くされ廃墟と化したウィンターフェル城と、多くの民た兵士の死体だった。
無事だった2匹のダイアウルフ(サマー、シャギードッグ)を連れて、森のウィアウッドの木へ行くと、瀕死のルーウィン学匠が。

ルーウィン学匠はブランとリコンを見て、安心しうれしいそうな顔になる。
クスリを取ってくると言うブランにルーウィン学匠は、「ここを離れて北へ。南は危険だ。壁へ行けばジョンがいる」と言う。
ルーウィン学匠はオシャに「二人を守れるのはお前だけだ」と頼む。
「芥子の汁(ポピー)を」と言うオシャをルーウィン学匠は止め、短剣でやってくれと頼み、命を終えた。

4人は城を後にして北を目指す-。

 

壁の向こう 

「日暮れまでには着く。マンスは鴉(クロウ)の尋問の仕方を知っている。事実を話せば夜は越えられるかもね?」
イグリットはジョンを剣で小突きながら、マンスの尋問が相当キツいと言う。
ハーフハンドは、ふたりでマンスの前に連行されるならジョンを・・・と考え、野人の剣を奪いとり、「裏切り者!マンスを黒の城に招待する気だな」ジョンに斬りかかる。
野人たちはふたりを引き離すが、鎧骨公は戦わせろ!と言う。
剣を渡されたジョンは、両手を拘束されたまま、野人の円陣の中で、命をかけてハーフハンドと戦い、勝利した。
勝ったジョンは拘束を解かれ、鎧骨公はすぐにハーフハンドの死体を焼いた。
イグリットはジョンを呼び、「壁の向こうの王に会う時よ」と言って、野人の集落を見せた。

壁の向こう 最初の人々の拳(ファスト)

サム、エド、グレンの3人が雪の中で燃料となる動物の糞を探していると、角笛が・・・3回鳴らされた。
角笛3回は、ホワイトウォーカーの襲来!!!
一目散に逃げるエドとグレン。
サムも必死に逃げるが、皆の置いておかれてしまう。
逃げ遅れたサムは、岩影に身を隠す。

サムは骨と身が見えている馬に跨がった、青い目をしたホワイトウォーカーと目が合う。
ホワイトウォーカーは、青い目の死人をたくさん連れて大移動して行く・・・

クァース

デナーリスは、ジョラー、ラカーロと共に ”不死者の館” へやってきた。
入口がない塔を見て、「謎かけ?」と言いながらデナーリスは塔の周りを回り始める。
ジョラーが後ろに続くが、デナーリスが見切れた瞬間・・・・消えた。

デナーリスはひとり塔の中へと入った。
真っ暗闇の塔の中で、どこかからドラゴンたちの鳴き声が聞こえ、デナーリスはそちらへ向かう。

いくつもの扉がある部屋と辿り着いたデナーリス。
そのひとつの扉を開けると、そこは雪が降る廃墟のような広間だった。
その先に進むと、突然、壁の向こうに出た。
吹雪の中で見えたのは、カール・ドロゴと過ごした懐かしいテント。
デナーリスが中へ入ると、息子レイゴを抱いて座るカール・ドロゴが・・。
しかしデナーリスは、それらは幻だと理解し、ドロゴと息子を残し、戻るために扉を開いた。

元の場所に戻ったデナーリスは3頭の鎖に繋がれたドラゴンを見つける。
そこへパイアットが現れ、分身の術を使う。
パイアットは、ドラゴンが生まれ、私たちの魔法も復活したと話し出す。
知らない間にデナーリスは両手を鎖に繋がれていた。

デナーリスは「ドラカリス」とドラゴンたちに指示
3頭は火を吐き、パイアットを焼き殺した。
焼かずのデナーリスは、その炎下でも問題なく、ドラゴンの炎で鎖を外した。

ドラゴンを取り戻したデナーリスは、戦士を従え寝込みのザロを襲う。
行方不明だった侍女ドリアはザロの女になっていた。
デナーリスたちは、ザロを金庫まで連れて行く、中を開けさせたが、金庫の中は空っぽだった。
「ありがとう、ザロ・ゾアン・ダクソス。良い教訓になった」そう言ってザロとドリアを金庫に閉じ込め、ザロの宮殿の財宝類をすべて奪った。

 

タイウィン、満を持して赤の王城(レッドキープ)に登場!でしたね。
城内で白馬に乗って登場する?(笑)
個人的にはキャスタリー・ロックに行くんじゃなかったの??と聞きたいけど。

ティリオンは気の毒です。
王の手のティリオンの活躍があっってこその今回の戦いだったのに、最後の美味しいところだけ父上に持って行かれて、立つ瀬が無い。
しかも、王の楯マンドンに命を狙われたのは、サーセイの命令となれば、ほんとシェイじゃなくても、どこか違うところでシェイと暮らせば良いのに・・と思ってしまいます。

ジョフリーがマージョリーと結婚することになり、サンサは(これで家に帰れる!)と思ったんでしょうね・・。
だけど、ベイリッシュが言うように、ジョフリーが簡単にサンサを手放すとは思えません。
サンサが拷問のような生活を強いられる前に、誰か彼女を王都から連れ出してあげて欲しい。
ハウンドについていけば良かったのね、サンサ。

アリアたちは順調に北を目指しているようです。
ジャクウェン・フ=ガーが消えましたね 
”ヴァラー・モルグリス” ん~、簡単に言えない呪文のようです(笑)
この先、また会うときがあるんでしょうね。

ロブは愛に生きる決心をしてフレイ公との誓約を破り、タリサと結婚しました。
コレ、間違いなく問題が起こりそうです・・

ウィンターフェルを北の諸侯に包囲され、そもそもウィンターフェルに興味のない鉄戦士はさっさと見切りをつけて去って行きましたね~。
シオン、父ベイロンに認めてもらいたい!その思いだけで、自分の本心とは違う、故郷でもあるウィンターフェルを占拠し、兄弟を傷つけ・・結果、部下に気絶させられて、連れ去られました。
鉄諸島に帰るのかな???

ジョンはいよいよマンスと会うことになりそうです。
サム、殺されなくて良かった。でも見ました?ホワイトウォーカー、迫力でした。

そしてザロ。
すべて虚像だったんですねぇ・・・

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました