シーズン3にしてファイナルシーズンまで進みました。
これですべての謎が解けるなんて気がしないし、シーズン2の最終話が難解過ぎて、ちょこっと気持ちが下がった状態でシーズン3の1話を見たんですけど、面白いやん
ワケがわからないエピソードからスタートしてるけど、マルタを主人公にした別世界が展開してます
●ヨナスがワープしたのは、”ヨナスが存在しない世界”だった。
●ヨナスが存在しない世界は、これまでの世界と似てるようで違う世界
●黒髪のマルタが存在するが彼女はヨナスを知らない。
●そして母ハンナはヨナスがわからない
シーズン3 相関図、人物まとめ
相関図を作りました。 ↓ クリックしてください ↓
#1 既視感 Deja-Vu あらすじ
2020年6月27日、終末の日。
原子力発電所がダークマターで覆われ大爆発する寸前、ヨナスの前に現れた黒髪のマルタによってヨナスはワープする。
着いたのは洞窟の中だった。
2019年11月14日。
黒髪マルタ(ヨナスの前に現れた女性ではない)は朝、悪夢を見て目覚める。
そこは、ヨナスがいた世界と似ているようで、違う世界だったー。
まとめ
アダムの本拠地で
鼻から口にかけて同じ傷のある3人(老人、中年、少年)は、アダムの部屋に火を放ち、燃やし尽くす。
1987年9月21日へ
その後彼らは、1987年9月21日、ドップラーの屋敷へ行く。
最初に少年が屋敷へと入るとそれに気づいた車椅子のベルンド。
子どもはベルンドに、「原子力発電所のマスターキーを渡せ」と要求する。
当然ながらベルンドは、「ふざけてるのか?不法侵入で通報する」と警察に電話をかけはじめるが、中年の男と老人が屋敷へと入ってきて、それを阻止。
中年男は、「すべてに意味がある。痛みにも。すべては永遠に繋がるひとつの奇跡だ」と言うとベルンドを絞殺する。
シーズン2 8話(最終話)からの続き
黒髪マルタの持っていた最新型タイムマシン
発電所がブラックホールに包まれ、爆発を起こした-。
黒髪マルタは持っていた最新型タイムマシンを作動させ、ヨナスと共に一瞬にしてワープする。
気がつけば洞窟内にいたヨナス。
「どうやったんだ?何故ここに?キミは誰だ?」ヨナスは質問するが、黒髪マルタは、「今日が始まりの日。私たちが出会った日。あなたと私、2つの世界が絡み合って結び目を作る。必ず直すと約束する」と言うとタイムマシンを操作し、消えてしまう。
2019年11月14日
デジャブ
ニールセン家
●カタリーナはウルリッヒと離婚
●カーンヴァルト家(ヨナスの家)で生活
●学校長
●ミッケルもいて、ヨナスの部屋はミッケルが使用。
●マグヌスは黒髪でロックに目覚め、恋人はフランツェシカ。
●マルタも黒髪。ヨナスが着ていた黄色のレインコートを着て、自転車に乗って通学する。
数日前からエリック・オベンドルフが行方不明に。
町中にはポスターが貼られている。
黄色のレインコートも自転車までも。まさに、デジャブです。
カーンヴァルト家
●元ニールセン宅でハンナと暮らすウルリッヒ
●ハンナは妊娠中
●ハンナはウルリッヒの浮気を疑っている
ドップラー家
●ピーターは司祭に。
●シャルロッテは警官、体調が悪い?
●フランツェシカはマグヌスと付き合ってるが、ろうあ者
●逆にエリザベートは健常者
●認知症のヘルゲは、現在自宅で静養中。左眼が潰れている。
ヘルゲは「また起きる。また起きる。チクタク、チクタク」とコインを触りながら言い続けている。
祖父を心配したエリザベートが様子を伺うと、突然、エリザベートの腕を掴むと、「始まりは終わり。終わり始まり」と。
そしてまた、チクタクと繰り返し続ける。
ヨナスがタイムトラベルした:2019年11月14日
黒髪マルタがタイムトラベルしてしまったため、ヨナスは洞窟を出ることに。
外は知っている景色と微妙に違い、ヨナスは違和感を感じる。
ヨナスの自宅
まず最初に自宅へ向かったヨナスは、家の様子に違和感を感じる。
そして家族写真を見て驚く。
自分の家(カーンヴァルト)のハズなのに、ニールセン家の家族写真が飾ってあったからだ。
黒髪のマグヌスにマルタ。ミッケルも写っているが、ウルリッヒの部分は破られていた。
そしてマルタの部屋らしき壁の写真にも、ヨナスはいなかった。
学校で
次にヨナスは学校へ向かう。
黒髪のマルタとバルトッシュを見つけたヨナスは教室に入るが、教師も生徒もヨナスが誰だかわからない。
教師はヨナスの名前が名簿にないと言うが、「書き忘れてるんだ」とヨナス。
授業終わりにヨナスは、黒髪マルタに、「ボクを知らない?」と聞くが、「誰だっけ?」と言われてしまう。
ヨナスは教師から、今日が、「2019年11月14日」と聞く。
偶然にも学校で母ハンナを見つけたヨナスは、「ママ!」と声をかけるが、ハンナはヨナスを知らなかった。
ヨナスは母が妊娠中であることにも衝撃を受ける。
ヨナスは再び演劇の練習を終えた黒髪マルタに話しかけるが、「何か知らないけど私には関係ない。構わないで!」と言われてしまう。
この時の会話でヨナスは、
●ミッケルはいる(行方不明じゃない)
●ミハエルと言う人物を黒髪マルタは知らない
●ハンナの夫は、ウルリッヒ
●マルタのカレシは、キリアン。
●キリアンは行方不明中のエリックの弟
と知る。
教会で
ヨナスは父ミハエルがいた形跡を探すため、教会へ行く。
最初に見たのは、レジーナの墓石(2019年9月2日逝去)だった。
その時、「何か?」と声をかけてきた司祭は、ピーター・ドップラー
ヨナスは、「ミハエル・カーンヴァルトの墓石があるか」と尋ねるが、「ダニエルのはあるがミハエルのはない」とピーター。
その時ヨナスは自分がココへワープした意味に気づきはじめるー。
ピーターは、「以前に会った気がする。キミは誰だ?名前は?」と尋ねるが、何も答えずヨナスは立ち去る。
エリック失踪の捜査
警察署長ウルリッヒと警官シャルロッテ
陣頭指揮を執るのは、警察署長のウルリッヒ。
10月22日に失踪したエリック・オベンドルフの捜査は難航していた。
ウルリッヒは、原発の勤務シフト、タイヤ痕、エリックの父ユルゲンから話しを聞くよう指示するが、ウルリッヒは家出だろうと楽観視していた。
実はウルリッヒはシャルロッテと不倫中。
ウェラーは薄々感づいている様子を見せる。
原子力発電所所長アレクサンダー・ティーデマン
シャルロッテの捜査
シャルロッテは所長のアレクサンダー・ティーデマンに、エリック失踪当日のシフト表の提示を求め、アレクサンダーはそれを承諾する。
シャルロッテは、「発電所の地下は洞窟と繋がってる。エリックが発電所内に入った可能性はない?」と尋ねるが、「あり得ない。出口は数年前に封鎖した。侵入はできない」とアレクサンダー。
●息子はバルトッシュ
●妻レジーナは、2019年9月2日に死亡(約2か月前)
隠蔽工作
しかしその夜、アレクサンダーはユルゲン・オベンドルフに会いに行くと、「警察が来た。分かってるな」と言ってカネを渡す。
深夜、オベンドルフは指示どおりプルトニウム缶を運び出した。
ミッケル失踪のデジャブ
ヨナスと黒髪マルタ
黒髪マルタがキリアンと、21時に橋の下で待ち合わせすると聞いたヨナスは、そこへ行く。
突然現れたヨナスに黒髪マルタは驚き、警戒するが、「怖がらないで。別に世界では知り合いだ。デジャブがあるだろ?キミがボクを連れてきた理由が分かった気がする。変えるためだ」とヨナス。
「何を?」と黒髪マルタが聞いた時、マグヌス、バルトッシュ、フランツェシカ、キリアンがやって来た。
「こいつ誰?」と言うマグヌスにヨナスは、「ミッケルは一緒だろ?」と言い始める。
それを繰り返してはイケナイとヨナスはミッケルを止めようと考える。
理解できないことばかり言うヨナスにマグヌスは、「ミッケルは来てない。何言ってるんだよ。帰れ、さっさ消えろ!」と言うと、ヨナスを無視し、仲間だけで森の中へと入っていく。
トンネルの開通そして時間の裂け目
洞窟
マグヌス、フランツェシカ、バルトッシュ、キリアン、マルタは、行方不明のエリックが頻繁に洞窟へ行っていたことから、「何かあるのでは?」と考え、好奇心で洞窟へ向かう。
その途中バルトッシュは、「預言だと今年、終末が来る」と言うが、「くだらねぇ」とマグヌス。
彼らが洞窟に着いた時、人の気配がし、直後、洞窟の奥からドーンと音が聞こえた。
驚き怯えるマグヌスたち。
そして全員の手持ちライトが点滅をはじめ、再び洞窟から大きな音が!
「変だ、逃げよう」と皆が走り出す。
マルタもキリアンと一緒に逃げるが、途中、足を取られ転けてしまう。
起き上がった時には、キリアンがいなくなっていた。
マルタは起き上がると必死で走るー。
現象
ウィンデンの町の電気は点滅を始める
クルマで保護者会に向かっていたウルリッヒとシャルロッテは、鳥が大量に降ってくる現象に遭遇する。
山小屋の貯蔵庫(地下室)で
マルタは仲間と合流し、山小屋の貯蔵庫(地下室)に逃げ込んだ。
「さっきのアレはなんだ?」と動揺する中、突然、目の前の空間に裂け目が発生しはじめたー。
そしてその裂け目から少年の死体が落ちてきた。
「なんだよ、こんなのウソだろ?」「この子誰なんだ?」とマグヌスたち。
マルタが少年の身元を調べ、「マッツ・ニールセンよ」と驚く。
電気の点滅、鳥の大量死・・・・
どれもヨナスが2019年11月14日に体験したことですねー。
ヨナスがいない世界
ヨナスはミッケルが失踪していないことを確かめるために、現ニールセン宅(元ヨナスの家)へ。
元々ヨナスが使っていたベッドには、眠っているミッケルがいた。
ヨナスがニールセン家を出て来た時、「長い間、あなたが戻るのを待ってた」と言って現れた老女。
老女はヨナスに、「ミッケルは過去には行かず、あなたの父にはならなかった。だからあなたはこの世には生まれていない。ここはあなたがいない世界。あなたはそれを望んでた。でもこの世界もやはり同じ運命を辿る。すべてが破壊される。あなたの世界と同じように。何度も繰り返す。あなたのせいで。私のせいで」と言う。
「マルタ・・?」
ヨナスはその老女が、年老いた未来のマルタだと気づく。
1888年
雨の夜、タンハウスの屋敷へとやってきたマルタ(2020年でヨナスと会話したマルタ)。
タイムマシンを製作、試作している男にマルタは、「ヨナス」と声をかける。
振り返った男(未来のヨナス)は、マルタを見て驚くが、目を潤ませながら、「生きていたのか」と近づくが、女性は、「マルタじゃない。別のマルタよ」と。
ヨナスはその意味を聞くが、別のマルタは、「始まりを探すのを手伝う。すべてが始まった地点を。あなたの世界と私の世界の」と言うのだったー。
感想
似てるようで違う黒髪マルタの2019年6月4日の世界。
面白いな~と言うか、悲しいな~と思ったのは、結局人間は同じコトしちゃうのねってこと。
それはウルリッヒを見て思ったんだけど。
今度はシャルロッテと浮気してるし~。
挙げ句、カタリーナと離婚して、ハンナと結婚。
ハンナ、妊娠中にも関わらずのウルリッヒの浮気。
ホンマ、サイテーやで
気になるのはシーズン2で、1954年の世界でウルリッヒは投獄され、タイムマシンで会いに行ったハンナは、そのウルリッヒを見捨て、「帰っても何もないから」と1954年に残るようなこと言って・・・
それは描かれないのねー。
ウェラーはなんの因果を抱えてるんやろ?
前回は右眼、今回は左腕がない!
シーズン2で、世界を反転するってヨナスが言ってたけど、まさに反転した感じの世界なんですよね、ここ。
違うところもあるけど、やっぱりマッツは行方不明で、エリックも行方不明。
コメント