”DARK ダーク” シーズン2 #8 終わりと始まり(最終話)

海外ドラマ
海外ドラマDARK(ダーク)

シーズン2最終話です。
この難解なドラマを完全理解できる人っているのかなぁ@
もう正直、半分ぐらいしか分かってないかも
それでも頑張ってレビューします~。

今回のエピソードは
●1987年からヨナスはクラウディアと共に2020年にワープ
●ノアは青年ノアを2020年に送り出す
●そして終末がやってくる

#8 終わりと始まり Endings and Beginnings あらすじ

終末の日。
発電所の捜査令状を執行するクラウゼン。
ヨナスはクラウディアと一緒にタイムマシン装置を使い、過去と未来を繋ごうとする。

 

まとめ

2053年

2053年6月27日

勢力グループのリーダーは、土の中に隠していた缶を取り出す。
その中には、ドップラー家の写真が・・・。
ノアと母親らしき女性と赤ん坊(シャルロッテだろう)。
彼女は未来のエリザベートだった。

ノア

ノアは若き自分自身(青年ノア)に言う。

●母親の名前、私が何をするかなど、他にも言えないことがあるが、それはお前の使命
●大人の私(ノア)は伝えようとしたが果たせなかった
●別の道を選べば、この瞬間を迎えることはない。
●ただし、別の道を選べば、今の私は存在しない

そこへ、「準備が終わった」と未来のマグヌス(&未来のフランツェシカ)がやって来た。
ノアは、「行きなさい」と青年ノアを送り出す。

ノアの言葉については、”感想”でちょっと私見を述べてます。よろしければ

アダム vs ノア

終末のときを待っていたアダム。
ノアはアダムに向かい、「あなたはウソをついた。彼らを救うつもりなど最初からなかった。あなたは神ではなく、人類に宣戦布告した。これがあなたの捜していた最後のページだ!私を利用したな」と言って最後のページをアダムに投げつけると、「命令を聞いてきたが、これは自分の意思だ!」とアダムに銃口を向ける。

アダムは、「クラウディアが言うように、キミはゲームが分かっていない」と言うが、ノアは躊躇なく引き金を引く・・・・が発弾しない。
焦るノアに、「キミは私を殺せないし、私は死ぬ運命ではない」とアダム。

アダムはノアにエリザベートの写真を見せると、「キミの娘のシャルロッテはエリザベートの娘であり母親でもある。人間は罪深い。楽園を約束された者はどこにもいない」と言う。

ノアは時代をワープして自分の娘エリザベートと結婚した・・・と言うことかな?
つまり、ヨナスが父ミハエルの伯母マルタを好きなような感じ?

そこへ入って来たのは、未来のマグヌスとフランツェシカ、そして・・・アグネス
「この結び目を解く唯一の方法は、完全に破壊すること。誰も運命からは逃げられない」
アダムはそう言うと、アグネスに合図を送る。
アグネスは躊躇することなくノアを撃ち殺した。

アグネスはノアの妹です。
ノアは自分の運命を知っていて、先に青年ノアをタイムトラベルさせたのかも。

 

1987年 ヨナスと1987年のクラウディア

1987年

ヨナスはクラウディア(’87)と共に洞窟のプルトニウム缶が積まれている場所へ。

ヨナスは、「未来のボクはトンネルを閉じて反転させようとしたが、ループは断てなかった。あなたは小さな部分なら変えられると言った。それで次は成功できる。悲劇が繰り返すこともない。ミッケルは失踪せず、父は自殺しない。あなたのお父さんも死なずに済む」と言うとプルトニウム缶を開け、「小さな変化なら起こせる。砂粒を変えれば世界は変わる」と言うと、タイムマシンのカセットの中身を変える。

洞窟の奥へと進んだヨナスは、トンネルを再開させると言う。
クラウディア(’87)は、未来のヨナスが閉じたトンネルをまた再開するのか?と聞くが、ヨナスは、「アダムは新世界を創りたくて、ボクらは現世界を守りたい。タイムマシンで時間、過去と未来を繋ぐ」と言い、タイムマシンを起動させる。

2020年

2020年6月27日、終末の日

終末まであと6時間

未来のヨナスの決断と行動

今日が終末の日だと知っている未来のヨナスは、迷った末、銃を持ち、マルタの家へ。

「何しに来たの?」と驚くマルタに未来のヨナスは、「一緒に来てくれ。皆んな死ぬ。ボクのせいで。数時間後に。同じ事の繰り返しなんだ。新しい周期が始まる。信じてくれ。ボクを信じて」とマルタに近づき顔を寄せるが・・・

マルタはそれを振り払い、「間違ってる。これは過ちよ。帰って!」と言う。
それでも未来のヨナスは、「キミが死ぬのを二度と見たくない。約束したんだ。過ちを正すって」と言うと銃を向ける。

未来のヨナスは半ば脅す形でマルタを山小屋の貯蔵庫(地下室)へと連れて行く。
そして、「唯一安全な場所だ。今日、何が起こるか知ってるんだ。これまでどおりヨナスは戻る。でも少しでも変えたい。どうにかして!」と言うと、「ここを出ないで!何があっても。すまない」とドアを閉めて出て行く。

バルトッシュ

祖母クラウディアについて

バルトッシュは母レジーナに、「昨秋、おばあちゃんがココに来たんだ。これを母さんに渡してと残していった」と預かった写真を渡す。
それは、(高校生のレジーナと母の写真)だった。
「おばあちゃん、後悔してるって。時間が巻き戻せるなら別の選択をするって」と言うと、バルトッシュは母をハグし、「戻って来る。約束だ」と言い、出かける。

1987年にレジーナの母クラウディアは失踪したままです。
バルトッシュの役目

バルトッシュはタイムマシンを返して言うが、「ママ(カタリーナ)が持ち出したままなんだ」とマグヌス。
すると、「おかしい。予定と違う。オレのせいだ。ノアは全部説明したが、どう対処すべきは聞かされてない。指示しなかった」と慌てるバルトッシュ。
フランツェシカは、マシンの操作方法を説明するのがバルトッシュの役目かも知れないと言うが、バルトッシュはマシンを探しはじめる。

カタリーナ

カタリーナは過去にワープし、ミッケルを連れ戻そうとタイムマシンを持って未来のヨナスを訪ねるが、ヨナスはいなかった。
カタリーナはヨナスのザックを見つけると、中身をチェックし、ハンドライトと”印”が書かれた洞窟地図を見つける。

クラウゼン捜査官の執念

クラウゼンはアレクサンダーに、”発電所の捜査令状”を見せ、「私の弟を殺した証拠はなくても、失踪事件への関与は暴く」と宣戦布告する。

アレクサンダーはウェラーに、「ここから出してくれ。発電所にヤツを入れるな!」と言うが、ウェラーは、「力になれない。これでいい。全部明るみにするべきなんだ」と言う。

その後ウェラーはシャルロッテに、「クラウゼンが発電所の捜査に向かった。実は、発電所の敷地にアレクサンダーが放射線廃棄物を埋めた。オレも手を貸した」と告白する。
するとシャルロッテは、「その放射線物質こそ、奇怪な出来事の原因よ!」と言うと、ウェラーと共に発電所に向かう。

終末まであと4時間

発電所の捜査

突然の所内捜査に職員は、「敷地は広大で、発電所は明日閉鎖します」と言うが、クラウゼンは気にすることなく所内を見て回り、ある部屋の前で止まると、「この部屋を見たい」と言い出す。

そこは、アレクサンダーが大量のプルトニウム缶をコンクリートで固めたプールだった。

職員は、この部屋には残留放射線が残っているので危険だと言うが、そんなことお構いなしのクラウゼンは防御服を着ると部屋の中へ。
コンクリートで固められたプールを見て、「今すぐこれを開封しろ」と言い出す。

ミッケルを連れ戻せない理由

カタリーナはライトと地図、タイムマシンを持って洞窟へ向かおうとした時、未来のヨナスが帰って来た。
「マシンの操作方法を教えて」と言うカタリーナに未来のヨナスは、「これをどこで手に入れた?」と問うが、「ミッケルを連れ戻す」とカタリーナ。
未来のヨナスは、「マシンを使えてもそれは不可能だ。過去は変えられない。ボクが存在する以上、ミッケルは戻れない」と説明するが、「ここはミッケルの世界よ。あなたは存在するべきじゃない」とカタリーナ。
未来のヨナスは頷き、「ミッケルのために死にたいが、すでに未来があるから死ねない。始まりを止めたかったが不可能だ。ボクがアダムになるのは避けられないにしても、ボクになるのは止められる」と言う。

トンネルの開通と現象

●ピーターは【貯蔵庫の人間だけが助かる】と言うノアの言葉を信じ、エリザベートを連れて山小屋に向かう途中、空から大量の鳥が落下してくるのに遭遇。

●貯蔵庫(地下室)にいたマルタは、時空間が作られるのを見て驚く。

●未来のヨナスとカタリーナは、地震のような揺れと音、電気の点滅を体験。未来のヨナスは、「ヨナスがトンネルを再開した」と言う。カタリーナはミッケルがそのトンネルを通ったと聞き、地図とライトを持ち洞窟へ向かう

●揺れと音、電気の点滅を体験したマグヌス、フランツェシカ、バルトッシュ。
バルトッシュは、「ヨナスがすべての元凶だとノアが言った。何かが起こる」と言う。

●山小屋の貯蔵庫(地下室)に着いたピーターとエリザベート。
既にいたマルタは、ピーターが止めるのも聞かず、飛び出して行く。

ワープ

ヨナスとクラウディア(’87)は洞窟から出て来た。
そこは2020年だった。
ヨナスはクラウディアにタイムマシンを渡すと、「ヘルゲの山小屋の地下室(貯蔵庫)へ。時間がない」と言う。
ヨナスは、母とマルタを探すと言う。

終末まであと2時間

クラウディアの行動

ワープして来たクラウディアはレジーナを訪ねる。
レジーナは突然現れた失踪当時と変わらない母親を見て怯えるが、「ごめんなさい。突然消えたりして。説明するから今は私と一緒に来て」と言う。
レジーナは母親とハグして泣き崩れるー。

やって来た青年ノアと未来のヨナス

2020年にワープした青年ノアは、未来のヨナスに会いに行き、「キミは変わったな。前に会ったときと違う」と話しかける。

青年ノアの突然の登場に、未来のヨナスは銃を向け、「アダムに送り込まれたのかっ?」と言うが、青年ノアは、「キミはいつカレになるんだ?」と。
「ならない。同じ行動はしない」
未来のヨナスは言うが、「そう言うと聞いた」と青年ノア。
未来のヨナスは、「何故アダムに従う?」と問うが、青年ノアは逆に、「ナゼ、クラウディアに従ったんだ?カレを殺せば救済の希望も消える。アダムは救世主だ。キミも救世主だ」と言うと、1通の封書を手渡し、読むよう促す。
それは、マルタからヨナスに宛てた手紙だった。
手紙を読んだ未来のヨナスは、「あり得ない。こんなこと・・・」と衝撃を受けた様子を見せる。
青年ノアは、「救うんだ。バルトッシュ、マグヌス、フランツェシカ、そしてオレとアグネスも。ループを閉じて次の周期を始める。預言通りに。それでマルタは生きる」と。
未来のヨナスは、タイムマシン装置を持つと家を出て行くー。

カレとはアダムのこと
アダム

アダムは防護服を着ると、未来マグヌス(&未来のフランツェシカ)が操作したダークマターでタイムトラベルする。

貯蔵庫(地下室)

クラウディア(’87)とレジーナがやって来る。
ピーターはクラウディアを見た瞬間、未来のクラウディアと名乗って現れ、自分とトロンテに指示したクラウディアだと気づく。

その後、青年ノアも貯蔵庫へやって来た。

アダムと戻って来たヨナス

ヨナスは家に帰り、母ハンナを捜すが、母の姿はなかった。
そこへマルタがやって来た。
マルタは目の前のヨナスを見ると、「ほんとうに戻ったのね。捜したのよ」と。
ヨナスは、「説明する」と言うがマルタは、「何もかも知ってる。ミッケルのことも。あなたは湖に来て、”完璧なカップル、ボクを信じて”って」
互いを求め合うようにキスするふたり。

その時、「こうして円環は閉じられる。説明してやれ。すべてが本来の場所に着いたらあと一押しだ」とアダムが現れる。
ヨナスは、「ウソつきめ!」と抗議するが、アダムは、「未来で新たな目的を果たすためにダークマターが必要だ。この世界を終える」と言う。

そして銃口をヨナスに向け、「キミが考えるものを始めるのではない。私が始めるのは、今の私になるためのキッカケだ」と言うと、引き金を轢く。

撃たれたのは・・・マルタだった。
「マルタ、マルタ!」ヨナスは傷口を押さえ、何とか助けようとするが、「忘れられない痛みがある。この痛みを抱き続ける。すべてを手放す覚悟ができる日まで。彼女も諦める。私を止められず彼女も救えない。あとは分かるな」と言いながら、カレンダーの6月27日に○印をつける。

未来のヨナスの行動

同じ頃、未来のヨナスはマグヌスたちのところへタイムマシンを持って現れる。
「あんた誰だよ?何の用だ?」と言うマグヌスに、「ヨナスだな?こんなことになったのはお前のせいだ」と責めるバルトッシュ。
未来のヨナスは、「オレのせいだ。だが今は、みんなを終末から救う」と言うとタイムマシンを作動させ、ダークホールを作りはじめる。
「どこへ行く?」と聞くバルトッシュにヨナスは何も言わない。

2053年、未来のエリザベート

未来のエリザベートは発電所跡地に入ると、装置を作動させ、ダークマターを作り始める。

未来のマグナスとフランツェシカ

マシンを作動させ、ダークマターを発生させる。

洞窟の奥へ・・・

カタリーナは地図を頼りに洞窟の奥へと進む。
光に導かれるように、「かくして世界は創られる」と書かれた扉にたどり着くと、それを開ける・・・・

発電所に生まれたダークマター

この続き

剝がしたコンクリートの下から出て来たのは、プルトニウム缶。
クラウゼンが、「開けろ」と指示した時、「開けないで!」と叫びながら入ってきたシャルロッテ。
クラウゼンは、秘密は暴かれるべきだと言うが、シャルロッテは、「あなたは分かってない。失踪者だけじゃない。未来と過去に関わる。すべてのつながりよ」と言うが、クラウゼンはその言葉を無視して缶を開けろと命令を下す。

缶の中身は、粘りのある黒い液体だったが、それは、みるみるうちに空中に浮かび、ひとつになってダークマターを創り出した。

時空間

するとダークマターが突然消え、再びダークマターらしきものが現れたと思った途端、そこから時空間が開いた。
その不思議な空間をシャルロッテが覗いた時、向こう側にいたのは、未来のエリザベート。

未来のエリザベートは母シャルロッテに気づくと、手話で、「ママ」と伝える。
「エリザベート」と驚くシャルロッテ。
ふたりが手を触れあおうとした瞬間、発電所は大爆発を起こした。

 

新たな人物

爆発による揺れを感じたヨナスは、息絶えていくマルタに、「約束する。過ちを正す」と言う。

その時、誰かが家の中へ入って来た。
振り返ったヨナスは、その人物を見た途端、驚き、怯え、後ずさりする。
マルタにソックリだったからだ。

女性は死んだマルタを見ながら、「彼女じゃないわ。時間がない。説明は後よ、今は行かないと」と言うと、最新型タイムマシンらしきものを作動させる。
「いつから来た?」と聞くヨナスに、「いつじゃない。どの世界からよ」と言う。

その瞬間、ヨナスの家は爆発で吹っ飛んだ。

感想

えー、シーズン2が終わりました。
後半、怒濤のようにたたみかけられたけど、肝心なところが理解が出来てないと思う。
とりあえず分かっていることだけをまとめてみる。

まず私は、冒頭でノアが青年ノアに、話しかけて送り出すシーンに注目
送り出した先は、エピソードから考えて、2020年。
協力したのは、未来のマグヌスとフランツェシカ(フランツェシカだろうと言う仮定だけど)。
その目的は、未来のヨナスに何かを伝えること。
そして終末を迎える時、青年ノアは、貯蔵庫(山小屋の地下室)にいたので、生き残ることが目的だと思う。
ノアは母親の名前、自分が何をするかも言えなかったと言ってるが、これは娘シャルロッテに言えなかったのではないか。
そして現在のノアは、何かを伝えようとして果たせなかったらしい。
だから今の自分の知識がある青年ノアに、次の周期が始まった時、別の道を選ぶようにと言ってる。
ただし、別の道を青年ノアが選んだ場合、今のノアは存在しないらしいけど。

これ、何気にとっても重要な点かも。
しかしここで分からないのは、未来のマグヌスとフランツェシカの立ち位置。
ノアに協力したようで、最後はアダムに協力してるんだよねー、コレが
だから、ちょっとわからない。
結果、大人のノアは妹のアグネスに殺されてしまったし。
青年ノアの運命はどうなるんだろうね?まったくわかりません。

アダム
アダムはヨナスの最終体系と言う位置づけらしいです。
全身ヤケドを負っているようだけど、その理由はまだ明らかにされず。
アダムの目的は、神も時間も超越した新しい世界を創り出すこと。
そのためには、この世界を終わらせると言うことで、原子力発電所が爆発し、それは果たせたのかな?

アレクサンダーの問題も未解決だし、ウェラーの目の話しはもう聞けないのかもね

最終的にマルタ似の別世界から来た女性が現れたけど、ヨナスを連れて行ったんだと思う。
彼女の口ぶりからは、タイムトラベルではなく、別世界にね。
それがどう影響し、結果、どういうところで落ち着くのかまったくわからないなー。

そもそもノアは、娘シャルロッテ(エリザベートを含む)を終末から助けたかったのだと思う。
そしてヨナスも、マルタを助けたい。
愛するものを助けるための話しが、いまやかなりの大きな話しになってます。

とりあえず、挫折せず、シーズン3も見ようと思います

 

コメント

  1. […] ”DARK ダーク” シーズン2 #8 終わりと始まり(最終話)シーズン2最終話です。 この難解なドラマを完全理解できる人っているのかなぁ@ もう正直、半分ぐらいしか分かってないかも そ […]

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