●新たな過去(1953年)が登場。思いもかけない人物がタイムスリップする
エピソード:8 登場人物まとめ ※ ■=死亡
エピソードごとに加筆、修正しています
なお、加筆、修正した箇所は、黄色アンダーラインを引いてます。
時間軸が3つになりました(1953、1986、2019)
考えた末、家族ごとに分けることにしました。
カーンヴァルト家
ニールセン家
1953年 | 1986年 | 2019年 |
ウルリッヒ | ||
・高校生 ・カタリーナと付き合っている |
・警官 ・ハンナと不倫中 |
|
カタリーナ | ||
・ウルリッヒと付き合っている ・レジーナをいじめている |
・ウィンデル高校の校長 |
|
マグヌス | ||
・ヨナス、バルトッシュの友人 ・フランツェシカが好き |
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マルタ | ||
・バルトッシュと付き合っているが、ヨナスのことが好き |
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ミッケル | ||
・11才 ・1話目で行方不明に ・1986年の世界にワープ |
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トロンテ:ウルリッヒの父親 | ||
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・クラウディアと不倫中 |
・ウルリッヒの父親 |
ヤーナ:ウルリッヒの母親 | ||
マッソ:ウルリッヒの弟 | ||
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不明死体として発見されウルリッヒがマッソと確認した |
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アグネス:ウルリッヒの祖母 | ||
ティーデマン家
1953年 | 1986年 | 2019年 |
エゴン:クラウディアの父、レジーナの祖父 | ||
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・警官 ・アルコール問題あり |
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ドリス:クラウディアの母 | ||
クラウディア | ||
・1986年原子力発電所所長に就任 |
・相関図を作り、謎を解こうとしている様子 | |
アレクサンダー | ||
・犯罪を犯した可能性あり ・本名を隠している |
・ヴィンデン原子力発電所所長 |
|
レジーナ | ||
・高校生 ・いじめられっ子 |
・”森のホテル・ヴィンデン”の経営者だが資金繰りが厳しい ・左胸乳ガン、転移あり |
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バルトッシュ | ||
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ドップラー家
1953年 | 1986年 | 2019年 |
ピーター | ||
・精神科医 ・ヨナスの主治医 |
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シャルロッテ | ||
・警察署長 |
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フランツェツカ | ||
・秘密がありそう ・マグヌスと付き合っている |
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エリザベート |
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・耳が不自由 |
||
ヘルゲ:ピーターの父親 | ||
・金持の息子 ・いじめられっ子
|
・原発職員 ・左頬キズ、左耳潰れている ・司祭ノアと関係あり? |
・老人介護施設にいる ・認知症あり
|
ベルンド:ヘルゲの父 | ||
・原発誘致、建設に尽力 ・富豪 |
・ウィンデル原子力発電所所長(1986年まで) |
|
グレタ:ヘルゲの母 | ||
オベンドルフ家
1953年 | 1986年 | 2019年 |
ユルゲン:エリックの父 | ||
|
||
ウーラ:エリックの母 | ||
エリック | ||
・ヨナスらと同級生 ・父親とドラッグを売りさばいていたらしい。 ・最初に行方不明者 |
その他
謎の男 | ||
・時間を行き来できるらしい ・装置を持っている ・”森のホテル・ヴィンデン”に宿泊中 |
||
ノア | ||
|
・時間を行き来できる様子 ・どの時代でも風貌は同じ ・背中にタトゥーあり |
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H.G.タンハウス | ||
時計職人 |
「時間の旅」の著者 |
|
ウィラー | ||
警官 シャルロルテの部下 右眼を負傷している |
#8 因果律 As You Sow, So You Shall Reap あらすじ
夜中、介護施設を抜け出したヘルゲを尾行したウルリッヒは、洞窟の奥へと進み、ある時代へとタイムスリップする。
そこは1953年の世界。
まとめ
2019年
謎の男とH.G.タンハウス
H.G.タンハウス博士を訪ねた謎の男は、「時間について話しがしたい」と言う。
タンハウスは仮説だかと断った上で、
●ブラックホールが入口、ホワイトホールが出口
●ワームホールとは、時間と空間を繋ぐものであり、それを通れば時間を旅でき、3つの次元(過去、現在、未来)を結びつけ、トポロジーをループ状に変えてしまうらしい
●33年周期(月太陽周期)はある。「33」は非常に意味を持つ数字である。
●「過去が未来を変えるように、未来も過去に影響される。過去と未来は相互関係にある
と言う。
「あなたの仮説は事実だ。タイムトラベルできるし、ヴィンデンにワームホールがある。私は未来から来た」
謎の男はそう言うと、例の装置を取り出す。
「どこで手に入れた?」と聞くタンハウスに謎の男は、「壊れてる。直してくれ。あなたは制作者だろ?今あるワームホールを壊したい。あなたの装置で変えられる。私は未来を見て何が起こったか知ったんだ。正すにはあなたの力が必要だ」と言うが、「すぐに出て行ってくれ!」とタンハウスは男を追い出した。
男が去ったあと、タンハウスはある箱を取り出す。
そこには、謎の男が持っていたのと同じ装置が。
それは動いていた。
時を旅するウルリッヒ
ウルリッヒはヘルゲを尾行し、洞窟の奥へ奥へと進む。
洞窟の奥深くからは、大きな音が。
ウルリッヒはその音を目指して進む。扉を発見、扉をあける。
しかしその先は二手に分かれていた。
迷った末ウルリッヒは、左へを選び、洞窟を出る。
1953年
発見された死体
ウィンデン原子力発電所の建設予定地でふたりの少年の遺体が発見された。
若き警官エゴンはその惨たらしい有り様を見て、言葉を失う。
その様子を見ていた少年のヘルゲ。
原子力発電所建設に尽力しているベルント・ドップラーは、「これは陰謀だ。原発に反対しているものか、火力発電所のものが犯人だ」とエゴンに言う。
検死結果
検死医は2体とも、
●左頬に激しい熱傷と、左耳が潰れている
●首から 1986年製のコインが赤い紐で首から吊されていた
●衣服はすべて中国製
うち1体には、見たこともない柄のタトゥーがあった。
裕福なドップラー家。
父親はドイツ初の原子力発電所をウィンデンの町に建設しようと活動し、母親は厳しい女性だった。
山小屋はヘルゲの遊び場で、地下室の壁には白文字で、【1953年11月5日、1953年11月9日】の文字が書いてある。
弱々しいヘルゲはいじめの対象。
ティーデマン家のクラウディアに勉強を教えてもらっている
タイムトラベルしたウルリッヒ
ウルリッヒは、森から道路に出る。
見慣れた景色のハズが、何故か道路は舗装されていない。
違和感を感じながら歩いていると一台のクルマが停まり、中から赤いドレスの女性が下りて来て、”エゴン・ティーデマン”宅への行き方を聞く。
なんとその女性は、アグネス・ニールセンと息子のトロンテだった。(アグネスはウルリッヒの祖母、トロンテは父)。
この町に引っ越しして来たと言うアグネスに
混乱しながらもウルリッヒは道案内し、アグネスから、現在が1953年だと聞く。
混乱するウルリッヒ
ウルリッヒは、(タイムスリップしたのかも知れない)と気づき、「時間の旅」の著者:H.G.タンハウスを訪ねる。
そこは時計屋だった。
「著者のタンハウスか?」と聞くウルリッヒに本を見た店主のタンハウスは、「別人だ」と。
しかし現在は、アグネスから聞いたとおり、”1953年”だった。
「不可能だ。こんなことはあり得ない」とウルリッヒ。
その時店に、「父の時計を取りに来た」とふたりの少女が入って来た。
ウルリッヒは、彼らの会話から、その少女らが、イネスとヤーラとわかった瞬間、言葉を失う。
ヤーラはウルリッヒの母親だからだ。
イネスは店主に、建設現場で少年ふたりの遺体が発見された話しをする。
それを聞いたウルリッヒは、(ミッケルとマッソでは?)と考え、そのまま店を飛び出す。
上着を忘れて・・・。
警察で
「遺体が息子か知りたいだけだ」と警察で騒いでいる男がひとり。
ウルリッヒだった。
ウルリッヒは、息子が行方不明になったと言ってミッケルの写真を見せようとするが、上着を時計屋に忘れたことに気づく。「酔っ払いだ」とあしらわれ掛けるが、エゴンはウルリッヒに、「ひとりは茶色の目の外国人、ひとりは赤毛だ」と言う。
ミッケルではないと判断したウルリッヒは、ヘルゲ・ドップラーについて聞くが、「ヘルゲは子どもだ」とエゴン。
その時ウルリッヒは、1953年の世界ではヘルゲは少年だと気づく。
ティーデマン宅に来たニールセン母子
ヘルゲがクラウディアに勉強を習っていると、玄関ベルが鳴った。
やって来たのは、ドップラー家の部屋を借りるアグネス・ニールセンとトロンテだった。
アグネスはセクシーで謎めいた女性で、クラウディアはちょっとハンサムはトロンテに興味を持つ。
母ドリスから、トロンテに近所を案内するよう言われたクラウディアは、ヘルゲも一緒に森へと出かける。
トロンテは洞窟を見て興味を示すが、「立ち入り禁止なの。でも皆肝試しだって入ってる」とクラウディア。
トロンテとふたりで遊びたいクラウディアは、ヘルゲに家に帰るよう言い、洞窟の前で別れる。
面白くないヘルゲはクラウディアのグレッチェン(犬)に”取って来い”をさせるため、洞窟に向かって小枝を投げた。
生きよい良く洞窟に走って行ったグレッチェンは、戻って来なかった。
過去を変えるために
ウルリッヒは少年ヘルゲに会うためドップラーの屋敷へ。
庭に座っているヘルゲに声をかける。
大事そうに木箱を抱えるヘルゲにウルリッヒは声をかけ、「その箱の中身は?」と尋ねると、ヘルゲは中身を見せる。
木箱には、鳥の死骸が。
ウルリッヒは、「キミが殺したのか?」と聞くが、「空から落ちてきたんだ。ボクは集めてるだけ。死んだ鳥は美しい」とヘルゲ。
その言葉にウルリッヒが、「でもキミはいつか殺す。私の弟、息子を。未来の話しだがね。だが変えることはできる。過去を変えれば未来も・・・」と言った瞬間、危険を察知したヘルゲが逃げだそうとするが、ヘルゲはそれを捕まえ、「キミが死ねば変わる」と。
ヘルゲは必死に抵抗し、走って森へ逃げ込むが、ウルリッヒは追いかけ、とうとうヘルゲを石で滅多打ちにして殺してしまった。
ヘルゲの左頬は傷つき、左耳は潰れた。
ウルリッヒはヘルゲの遺体を山小屋の地下室へと運び、自殺を図るが死ねなかったようだ
2019年
壁一面に相関図を描いた老婆は、クラウディア。
感想
洞窟の中のタイムスリップ扉は、特別な人だけが開けることができるのかと思いきや、誰でも開けらるらしく、ウルリッヒまで過去へ行ってしまいました。ただし、途中の分かれ道を左を選んだことで、1986年から遡ること33年前(2019年から66年前)の世界にだけど。
なので残念ながらミッケルはいません。
まぁウルリッヒはミッケルが過去に行ったとは思ってないので、ミッケルを捜してるのではなく、(何かを知ってる)と疑ってるヘルゲを捜して過去にワープしたワケですが。
そして、未来を変えるためにヘルゲを殺すしかないと判断、ヘルゲを殺してしまいました。
ただ、実際はヘルゲは、1986年でも2019年でも生きてるワケですから、死んでない、もしくは生き返ったワケです。
それにより未来は変わるのか、否か。
1953年に見つかった子どもの遺体の1つは、赤毛・・・エリックでしょうね、きっと。
シーズン1は全10話なので、残り2話です。
これ、どこまでシーズン1で話しは進むんだろうか?
コメント
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