グレイズ・アナトミー 16 #21 笑顔のゆくえ(最終話)

海外ドラマ
海外ドラマグレイズ・アナトミー

シーズン最終話です。
4か月に渡って放送されたシーズン16が終わっちゃいました
16年に渡るグレイズファンなので、シーズンが終わるのは淋しいな。
でもグレイズ・アナトミーは続きます
シーズン17を楽しみに待つことにします

#21 笑顔の行方 Put On A Happy Face あらすじ

リチャードの症状の診断がつかない。メレディスとアンドリューは寝る間を惜しみ、症例検討をするが、ベイリー、キャサリン、マギーはアルツハイマーだろうと言う。
そんな時、リチャードに新たな神経症状が現れるー。
テディは、オーウェンとの結婚を今夜に控えていた。
それを知ったトムは、テディへの思いを断ち切れず、愛していると伝える。
アメリアが破水、いよいよ出産の時を迎える。

 

まとめ

リチャード

診断がつかない

メレディスとアンドリューが中心となり、スタッフ全員での症例検討が続いていたが、リチャードの症状にまったく診断がつかない。
ベイリーとマギーは、アルツハイマーでは?と考えていたが、メレディスには、(絶対にアルツハイマーじゃない)と言う確信があった。

マギーは必死になるメレディスに、「母が亡くなる前、私は現実から目を背け、母をいたわる代わりに不要な検査を受けさせた。それは母を苦しめてるんだって言ったのはメレディスよ。アルツハイマーよ、アメリアとコラシックはそう思ってる。キャサリンは家に連れて帰る」と言う。
リチャードの退院を知ったアンドリューは、興奮し、「退院は間違いだ!」と反対するが、「ここに居ても診断はつかない!」とキャサリン。

新たな神経症状

病院玄関まで車椅子に乗るよう言っても、「自分で歩ける!」と頑固に譲らないリチャードだったが、立つことさえ出来なかった。
「足が痺れてつま先に感覚がない。ちょっと待てば歩ける!」とリチャード。
その言葉に引っかかりを感じたメレディスはリチャードを診察し、手指にも同じ症状があり、ふくらはぎを触っただけで痛がることを確認すると、「アルツハイマーでこんな症状は起こらない。筋電図で神経を調べるべき」と言うが、「検査はもうたくさんだ!」と嫌がるリチャード。

それでもメレディスは、「リチャードを苦しめたくないのは私も同じよ。でもこの症状を無視していいの?」とハッキリ言う。
キャサリンは検査をすることに同意する。

検査の結果、リチャードには、運動と感覚神経の変性が急速に進行していることがわかり、アルツハイマーは除外されることに。

アンドリューの異常行動!?

神経変性の原因を突き止めるため、ベイリー、メレディスはリチャードの筋生検をすることに。
ベイリーがメスを握った時、「待ってベイリー!切っちゃダメだ」とオペ室に張り込んできたアンドリュー。
「病歴に抜けがあった。3年前に股関節置換術をしてる。その人工股関節にコバルトが使われてるんだ!関節が劣化しているとしたら、コバルト中毒で症状の説明がつく」と叫ぶ。
しかしアンドリューの精神状態を疑っているベイリーは聞く耳を持たず、オペ室から排除しようとするが、アンドリューはそれに逆らい、力づくでオペを阻止する。
「もうたくさんよ、オペ室から出て行って!」と苛立つベイリー。
その時、「待って!コバルト中毒だとしたら症状の説明がつく!」とメレディス。
冷静さを取りもどしたベイリーは、血液検体をアンドリューに渡し、「すぐに調べさせて!」と言う

原因判明、診断、治療

リチャードの血中コバルト量は、正常の5倍の値を示してた。
即刻、人工股関節の摘出と再置換を行うことに。
アンドリューは、「オペに入れて下さい」と自己談判するが、停職中を理由に認めないベイリー。
メレディスは、「アンドリューが原因を突き止めた。せめてオペ室に入る許可をあげて」と進言する。ベイリーは、近くで見学のみと言う条件でオペ室に入ることを許可する。

放射線防護服に身を包み、リンクの執刀でオペが始まる。
人工股関節は体内で破損し、体内を腐食していたが、リンクは見事にオペを成功させた。

手術後

麻酔から目覚めたリチャードは、認知症症状もなく、手の震えもなくなっていた。
よろこぶマギーとジャクソン。

そこへ「リチャード、良かった」とやって来たキャサリン。
リチャードはキャサリンを見るなり、「なぜいるんだ?」と、一気に険しい表情を見せる。
「あなたの側でずっと支えてたわ」と手を握ろうとしたキャサリンの手を払いのけたリチャードは、「クビになった時支えたか?キミは病院を買収し私を侮辱した!出て行け!出て行ってくれ!」と大声を出し、キャサリンを拒否したー。

アンドリューとメレディス

メレディスは廊下に座り込んでいるアンドリューを見つけ声をかけるが、アンドリューは呆然としたまま涙を流し、「何が何だか・・わからない」とパニックを起こしていた。
メレディスはそんなアンドリューに、「一緒に家に帰ろう」と言い、カレを支える。

 

アメリアとリンク

アメリアが破水した。
リンクは献身的にアメリアに尽くすが、ベイリーから、「リチャードの手術を頼みたい」と言われ、リチャードのオペを執刀することに。

ベイリーはアメリアの出産を手伝う。
「助け合うのが妊婦クラブのルール」と言って。

アメリアは無事、男の子を出産。
ふたりは幸せに幸せに包まれる。

トムとテディ

トムはオーウェンとテディが今夜、身内だけで式を挙げると聞き驚く。

トムはエレベーターで出くわしたテディに、「結婚のこと、驚いた」と言うが、テディは、「オーウェンを愛してる」と言う。
それでもトムは、「ボクのこともだろ?なのに平気なフリをして結婚するのか?ボクなしではムリなのに」と言う。

どうしても諦め切れないトムはテディを部屋に呼び、「人生を捨てるな、テディ。キミを諦めない。今夜駐車場でキミを待ってる。ハントに話そう。逃げてもいい」と迫る。
「こんなのはダメよ・・」とテディは拒もうとするが、「愛している」とキスされ、「私も愛してる」と応えてしまうテディ。
ふたりはそのまま抱き合う

 

オーウェン

ボイスメール

折れた木製バットが左胸に刺さった患者のオペに入ったオーウェン、マギー、シュミット。
オペ中、テディからボイスメールが入ったため、スピーカーで聴かせてくれとオーウェン。
シュミットがボイスメールを再生すると、セックスの実況が流れた。

動揺を隠せないオーウェンはオペ後、もう一度ボイスメールを確認する・・・
明らかなテディの喘ぎ声の後、

「今すぐ逃げよう」
「ダメ。あなたとは行けない。オーウェンと結婚する。あなたとはこれで終わり」

とハッキリ会話が録音されていた。
オーウェンはトムとテディの関係を知るー。

決断

ウェディングドレスを纏ったテディは、オーウェンの母イヴリンから、「残念ね。予定を組み直ししましょう」と言われ驚く。
イヴリンはオーウェンから、”緊急の外傷が入ったオペするから今日の結婚式は延期”と連絡が来たと言う。
もちろんそんなことを聞いていないテディは、複雑な思いで立ち尽くすー。

感想

オーウェンが気の毒過ぎる。
ずっとテディが好きで、ようやく互いの気持ちを確認し合い、アリソンが生まれ、オーウェンが望んでいた幸せな家庭がそこにあったのに・・。
”子どもがいる温かい家庭を持ちたい”と言うのは、オーウェンの長年の夢でした。
元妻クリスティーナとも、アメリアとも、子どものことがネックになり、関係が壊れてたことはグレイズファンなら知ってること。
だからこそ、テディとオーウェンの結婚は、ほんとうに良かったなと思ったのに。
人の気持ちはコントロールできないものね

リチャードの認知症騒ぎも、アンドリューの活躍で解決できて良かった。
今回、メレディスがどれだけリチャードを大切に思ってるかが伝わって、感動したかも。
しかしコバルト中毒とは、怖いな後遺症がないなら良いけど。
病気が解決し、めでたしとはならなかったのは、リチャードとキャサリンの関係のようです。
もうリチャードの気持ちは冷めてしまったようですね。

もうひとつメレディスを見直したのは、アンドリューとの関係。
アンドリューの猛アタックで付き合ってたのかな?と思ったけど、メレディスは本当にアンドリューのことを心配してる。
愛してるともメレディスはデレク以外の人に言ったと思う。
アンドリューには立ち直ってもらいたいな。

ヘイズが新しく加わった。
良いキャラクターだと思うけど、メレディスとは同僚でいて欲しい。

こうしてシーズン16が終わってみれば、内容の濃いシーズンだったなと思います。
1話目ではメレディスが医療保険詐欺で停職処分中でした。
アレックス、リチャード、オーウェンまで加わってパック・ノースの病院へ転職したこともあったし、何よりもシーズン1からのオリジナルメンバーのアレックス・カレフが、【グレイズ・アナトミー】を卒業したことも、やっぱり淋しいことでした。

うれしいことに、シーズン17の製作は決定してます
多分、コロナ感染の影響で、公開はかなり送れるんじゃないかな?
しばらくメレディスに会えないけど、シーズン17を楽しみに待つことにします。

 

 

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