あの・・・まったく理解できなくなって来たんですケド、どうしましょう
●ヘルゲの過去と現在の話しが中心
●過去にタイムスリップしたヨナスは、そこでミッケルを見つけるが、ある人物から、重大な話しを聞くことに。
エピソード:7 登場人物まとめ ※ ■=死亡
エピソードごとに加筆、修正しています
なお、加筆、修正した箇所は、黄色アンダーラインを引いてます。
今回からは時間軸のズレも考慮して1986年、2019年の両方表記します
#7 岐路 Crossroads あらすじ
過去にタイムスリップしたヨナスは、ミッケルを見つけるために、高校や病院へと立ち寄るが・・・。
弟マッソ失踪事件を洗い直すことにしたウルリッヒはヘルゲが関わっていることを知る。
一方、発電所内を捜査したシャルロッテは、義父所有の山小屋が関係しているのでは?と気づく。
まとめ
ヘルゲの少年時代
1986年
ミッケルを捜すために
ウィンデン高校
ヨナスは朝まで木こり小屋で過ごし、まずはウィンデン高校へと向かう。
そこはまさに、1986年の世界。
ヨナスは女生徒に声をかけ、
●今日は1986年11月9日であること
●ミッケル・カーンヴァルトと言う生徒はいないこと
●イネスは独身で病院にいる
と言う情報を得る。
※ ヨナスが話しかけたのは、2019年の世界では、バルトッシュの母レジーナ。
警官エゴン
ウルリッヒを疑うエゴン
レイプ犯として逮捕されたウルリッヒは留置場に入れられた。
警官のエゴンは、ウルリッヒを悪党と思い込んでおり、マッソの捜査担当からウルリッヒの担当に変わりたいと申し出るが、「あと3ヶ月で退職だろ?オレの指示に従ってくれ」と上司に却下される。
マッソ失踪の捜査
エゴンはマッソが行方不明になった日の夜勤シフトや、巡回経路等の確認を取るため発電所へ行き、ヘルゲに協力を頼むが、仕事中を理由に、「明後日、火曜日10時半に警察署へ行く」とヘルゲ。
エゴンはそれを了承し、ノートのメモるが、「ボクは何も見てないけどね。異常はなかった。18時に夜勤と交代して、州道を通って帰った」とヘルゲ。
エゴンは、遠回りになるのに州道を通って帰ったと言うヘルゲの行動に引っかかりを感じるが、ヘルゲは、「父のために買物をした」と言う。
ヘルゲはそれもメモに記した後、「ヘルゲ、もうひとつだけ。その日、マッソの兄ウルリッヒを見たか?」と聞くが、ヘルゲは見ていないと言う。
エゴンとヨナスの出会い
発電所からの帰り道、雨の中を歩く少年(ヨナス)を見つけたエゴンはパトカーを停め、「どうかしたのか?学校はどうしたんだ?」と聞く。
ヨナスが診察を受けるために病院に向かっていると答えたため、エゴンはクルマでヨナスを病院へ送る。
ウルリッヒを調べるエゴン
エゴンは、顔に打撲創のある被害者カタリーナから話しを聞くが、「レイプはされてない。私が望んだ。顔のケガは転んでケガした。ウルリッヒとは関係ない」と主張する。
エゴンが目撃者がいると言っても、「その人が嘘を言ってる。カレは決して私を傷つけてない」と言う。
ヨナスが見たもの
1986年の世界にいたミッケル
ヨナスがイネスを捜して病院内を歩いていた時、ベンチに座る、若かりし頃の祖母イネスとミッケルを見てしまう。
あまりの衝撃に、言葉を失いフリーズしてしまったヨナスに、「世界は謎だらけだ」と話しかける人物が・・・。
振り返ると、そこにいたのは、父親の墓地で会った謎の男だった。
「これは現実?ボクはイカれてるの?あなたも存在するの?それともボクの幻想?」
ヨナスはこのあり得ない状況を理解しようと男に聞くが、「キミもお父さんも正常だ。常識に反することは信じられないものだ」と男。
「洞窟に時間の裂け目があるとでも言うの?ミッケルが自分の父親ならウルリッヒは祖父で、マルタが伯母だよ?あり得ない」と言うが、「信じがたいだろうがそうなんだ」と謎の男。
「バカな。ミッケルを連れ戻す」とヨナスはミッケルに近づこうとするが、男はそれを阻止し、「分からないのか?ミッケルを連れ戻せば、今後の運命が変わる。キミの両親は出会えず、キミは生まれない。キミの存在が消える。キミの果たす役割は重大だ。何かを選べば他のものは選べない。人の人生を変えてしまうんだ。誰の人生を変える?」と言うと去って行った。
物陰からイネスとミッケルを見つめるヨナスの頬には涙が伝う。
その後ヨナスは病院内で、ハンナとミッケルが会話しているのを見かける。
ヨナスは、謎の男から言われた言葉を思い出し、ミッケルに声をかけなかったー。
ヘルゲ
仕事を終えたヘルゲはクルマでチョコバー(マッソが好きなチョコバー)を食べながら、山小屋へ向かい、地下室へと下りて行った。
夜、ヘルゲは殺害された少年を地下室から運び出す。
ツラそうな顔を見せながら。
2019年
ウルリッヒの疑惑
検死結果との相違
身元不明少年の検死の結果では、遺体は死後10時間と記されていた。
ウルリッヒは検死医に、「死後長期保存された可能性はないか?」と尋ねるが、遺体の状態から考えて、それはないし、ましてや33年間も保存されていたなんてあり得ないと検死医。
マッソ失踪を洗い直す
ウルリッヒは、マッソ失踪事件を洗い直すことに。
エゴンの捜査ノートを見たウルリッヒは、ヘルゲの証言に引っかかりを覚えるが、約束した日【11月11日(火)】のヘルゲの聴取記録はなかった。
ウルリッヒはシャルロッテに電話し、「キミの義父が失踪事件に関係しているかも知れない。ヘルゲが事情聴取を受ける予定だったのは、33年前の明後日、11月11日だ」と言うが、シャルロッテは、「ヘルゲがマッソを誘拐し、33年後にミッケルたちもしたと言うの?ヘルゲは75才で認知症よ?そんな力はない。見当違いよ」と言う。
ヘルゲを訪ねたウルリッヒ
ウルリッヒは介護施設へ出向き、ヘルゲからマッソ失踪事件について聞こうとするが、その言葉に反応するかのように、突然ヘルゲの心拍数は上がりだしパニック状態に。
駆けつけた介護士に止められても、質問し続けるウルリッヒは、警備員に拘束され、部屋から連れ出される。
その時ヘルゲは、「私は過去も未来も変えられる」と言う。
シャルロッテ
発電所敷地内
発電所の捜査令状が取れた。
シャルロッテはウルリッヒに伝えず、発電所内の捜査に入る。
発電所敷地内にあるタイヤの轍を見つけたシャルロッテは、跡をたどり、フェンスで仕切られた場所を発見する。
1986年、新所長に就任したクラウディアが降りた穴と同じ場所
シャルロッテはロープを使って穴に降りるが、そこには何もなかったが、奥に進むんだ時、扉を見つけてしまう。
署に戻ったシャルロッテは洞窟の地図を調べ、山小屋と関係を疑う。
ウルリッヒの考え
また騒動を起こしたウルリッヒにシャルロッテは、”停職にするしかない”と宣告するが、「何かがおかしい。身元不明少年のことをヘルゲは何か知ってる」とウルリッヒ。
シャルロッテは、取り憑かれた様子のウルリッヒに、捜査から外すべきだったと言うが、「ヘルゲは、”過去と未来も変えられる”と言った」とウルリッヒ。
「ヘルゲは認知症なの。ひとりで靴紐も結べないのに子どもの失踪に関われるワケがない」と言うが、それでもウルリッヒは、「仲間がいるとしたら?何故ヘルゲは森の道を通らなかったんだ?エゴンがメモしてたその意味は?」と固執する。
ウルリッヒとカタリーナ
自宅に帰ったウルリッヒに、「知ってるのよ、ハンナとのこと。ずっと知ってたけど認めたくなかった」とカタリーナ。
ウルリッヒは説明すると言うがカタリーナはそれを拒否し、「義母からマッソのことであなたに話したいと電話があった。ミッケルがいなくなったのに、マッソのことばかり。あなたの家族もろくでなし」とカタリーナ。
ウルリッヒの母ヤーナの証言
ウルリッヒは母に会いに行く。
ヤーナは、「マッソが失踪する1週間前、家の前で司祭と男が口論しているのを見た。今朝、あの時と同じ男を見たの。片耳が潰れていたから同じ男に間違いない。33年も経っているのに、その男は一切、年を取らず、あのときのままだった。おかしな話しだけど」と。
当時はこのことを警察には話していないと言う。
2019年に戻って
ヨナスはミッケルに声をかけることさえせず、洞窟を通り、2019年に戻りはじめる。
ヨナスが、ラテン語が書かれた扉を開けると、1986年、2019年両方のすべてのライトが、点滅する現象が起こる。
山小屋にいるシャルロッテ
その時、シャルロッテは森の道にある山小屋の地下室にいて、電気の点滅を体験する。
そしてそこで、動物が描かれた子ども部屋壁紙?を見つける。
ヨナス
過去から戻ったヨナスは母ハンナに、「運命を信じる?」と尋ねるが、「どうかしら。男が去るのが私の運命ね」と母。
「パパは愛していたよ」ヨナスはそう言うと母親をハグする。
そしてヨナスは、父親の遺書を燃やした。
ヘルゲの行動とウルリッヒ
ヘルゲは電気の点滅を感じると、またも施設を抜け出す。
その頃ウルリッヒは、どうしてもヘルゲに話しが聞きたくて、夜中にも関わらず施設へ行くが、ヘルゲは部屋にいなかった。
ウルリッヒは
・どんぐりの人形(ヤシンの興味を引いたオモチャ)
・【赤いひもがつけられた1ペニヒ硬貨】(マッソの遺体にかけられていたのと同じもの)
・H.Gタンハウス著 ”時間の旅”の本
を見つける。
その時、物音がした。ウルリッヒが窓から外を見ると、まさにヘルゲが施設を抜け出したところだった。
ウルリッヒはヘルゲを尾行しながらシャルロッテに電話するが、あいにく留守電だった。
ウルリッヒは、「シャルロッテ、誰がじゃない。いつ誘拐したかだ。ヘルゲの件は今じゃない。1986年だったんだ。これを聞いたら連絡を」と伝言を残す。
ヘルゲは迷うことなく洞窟に入ると、慣れた手つきでランタンを取り出し、そのまま洞窟の奥へと進んで行く。
ウルリッヒは尾行を続ける・・・・
1986年
ヘルゲ
仕事を終えたヘルゲはクルマでチョコバー(マッソが好きなチョコバー)を食べながら、山小屋へ向かい、地下室へと下りて行った。
夜、ヘルゲは殺害された少年を地下室から運び出す。
ツラそうな顔を見せながら。
地下室ではブラシで掃除をする筋肉質の男。
背中全面にタトゥーが。
男は壁に、【1953年11月5日、1953年11月9日】と書き込む。
感想
7話目は難解極まりないエピソードですね
まず、ヨナスの件は理解できると思います。
●ヨナスは洞窟を通って自由にタイムスリップできるらしい
(とりあえず今回は2019年に戻って来れた)
●ミッケルを連れ戻すことは、人の人生を変えてしまうことになるので、やってはいけない。
少女時代の母ハンナとミッケルが話しているのを見たヨナスは、悩んだ末、ミッケルをそのまま1986年の世界に置いたまま戻って来た。
問題は、ヘルゲ。
●ヘルゲも子どもの頃、何者か(ノア?)にエリックがされたようなマシンで傷つけられた経験がある様子。その時に、左頬にケガを負い、左耳は潰されたと推測。
●何らかの形でマッソの失踪に関わってるっぽい。それだけじゃなく、ヤシンの失踪も。
●山小屋にある地下室。ここは過去と未来の狭間の場所?
驚いたのはノア司祭が、マッチョの上、背中一面にタトゥーがあること。
司祭っすか?ぐらいに出で立ちのギャップ~
ノアの背中のタトゥーは、ミッケルが病院内で見たこの絵と同じだと思う。
●山小屋の地下でシャルロッテが見つけた可愛いイラストの紙は、エリックやたぶん子どもの頃のヘルゲが拷問?を受けた部屋の壁紙 【比較「コレ」と「コレ」】
疑問がたくさん残る。
でもヘルゲは、マッソ誘拐には確実に関与してる。
んじゃ、ミッケルは?ヤシンは?と言う疑問は残るが・・。
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