ブレイキング・バッド5 #2 再始動に向かって (相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

殺される恐怖感から解放されたからか、ウォルターのイメージが一転、ワルです。

 

#2 再始動に向かって  Madrigal  あらすじ

DEAの捜査でガスの関係者の事情聴取がはじまる。マイクも警察に呼ばれるが・・。
ある女性が現れる。
ウォルターはジェシーと共に、ドラッグビジネスを再開しようと目論む。

 

相関図

まとめ

プロローグ

ガスとの関係者

ドイツの「マドリガル・エレクトロモーティブ社」ファーストフード部門責任者のペーター・シュラーは、会社にやって来た警官の尋問を回避するため自殺する。

シュラーは生前、ガスと関係があった

 

リシンの行方

ウォルターの裏工作

ウォルターはジェシーの信頼を取り戻すため、スズランの毒をジェシーのGFアンドレアの息子ブロックに飲ませる工作をしていた。(結果、ウォルターの計画どおりに事が運んだ)
ウォルターは本物のリシンの小瓶を家のコンセントカバーの裏に隠すと、「リシンをどこで失くしたのか気になって一睡もできない。家もクルマも散々探したが見つからない。子どもが拾ったらと思うと不安で仕方ない」と悩み苦しむジェシーのために、カレの家を大捜索するが、どれだけ探してもリシンは見つからない。
しかしそれは意外にも、ルンバのゴミの中から見つかる

安堵したジェシーは、ウォルターがブロックを毒殺しようとしたと疑い、銃を向けたことを後悔し、「なんてバカなことをしたのか。ごめんなさい。ごめんなさい」と震えながら謝罪する。
ウォルターはジェシーの背中をなでてやり、「いいんだ。オレたちはパートナーだ。協力しあったからこそ生き延びた。過去のことより先のことを考えよう」と言い出す。

【ウォルターの裏工作】
実は、ルンバの中から見つかったのは、塩を入れた偽小瓶
リシン紛失の問題を解決するため、ジェシーが小瓶を発見する小芝居をウォルターが打ったのだった。

 

DEA

マドリガル・エレクトロモーティブ社のCEO

ハンクは杖なしで出勤するほど快復、仕事復帰する。
DEAにはドイツのマドリガル・エレクトロモーティブ社から専用ジェッツとで上層部がやってきていた。
CEOは、「捜査に協力し、必要な情報は提供する。麻薬ビジネスに加担していたのはシュラーだけだと信じているが、もしそうでないなら真相を知りたい」と言う。

捜査の状況

マーカートは責任を取ってDEAを去ることに。
保管庫の事件(ウォルターたちの磁石作戦)により、ガス・フリングのパソコンデータは壊れた。押収した時、ハンクはデータを見ようとしたが、暗号化されおり、データにアクセスできなかったと言う。
そして捜査は、ヘクター・サラマンカに誰が爆弾を渡したかも不明のまま。フリングの隠し口座を糸口に捜査が始まっていると言う。
マーカートはフリングとプライベートでも親しかったと言い、「私の前で平然と偽りの顔を演じていたとはな・・」とショックを隠せない。
それを黙って聞くハンク。

 

再始動に向けて

マイク

ウォルターとジェシーはマイクを訪ねると、「対等なパートナーとしてドラッグビジネスを再開しないか?」と打診する。
ウォルターは、ブルーメスは人気商品の上、ライバルがいない今、独占市場。製造はウォルターとジェシーが受け持つが、問題は、”販売と物流管理”だと言い、原料の仕入れ、管理、販売をマイクに担当して欲しいと言う。
だがマイクは、「あんたを信用できん。お前は時限爆弾だ。側にいて巻き込まれるのはお断りだ」と断る。
それでもウォルターは、「一晩寝たら結局手を組むことになる」と言うのだった。

ソウル

ウォルターはソウルに、工場として使える適当な場所を見つけるよう頼むが、問題は手に入れることが難しいメチルアミンだった。ジェシーは、代用品に変えようと提案するが、ウォルターは、「手に入れる」と言いきる。
ソウルは、「幸運は続かない。命があることは幸運だ」と言うが、ウォルターは、「生きてるがカネが消えた。今、手を引けない」と言うのだった。

 

マイク

接触してきた女

ダイナーにいるマイクと、背中合わせのテーブルに座った女は、ガスのビジネス関係者リディア。
リディアは、「大事な話がある」とマイクを呼び出したのだった。

ガスが殺害され、動揺を隠しきれないリディアは、”11人のリスト”を渡すと、「私たちにとって危険な人物よ。ガスの支払先が調べられ、お金の流れからいずれリストの人物と繋がる。警察に呼ばれ、起訴すると脅されたら、誰かひとりでも口を割れば終わる。真相やあなたや私の名前もバレる。始末する方が賢明だと思うなら始末して」と言い出す。(リディアはウォルターとジェシーについては知らないらしい)
マイクは、「コイツらは仲間で裏切らない。ガスは非常事態に備えて十分な報酬を払ってた。奴らは絶対に口を割らない。保身のために11人を殺すことはしない。わかったか?バカげた考えは忘れるんだ」と言いきる。

11名の中には、クリーニング工場のデニス、化学倉庫のチョウがいた
事情聴取

マイクはDEAの事情聴取を受けることに。既に化学工場のチョウも受けていた。
マイクは弁護士なしでハンクとゴメスの事情聴取を受ける。
ハンクはマイクの過去(刑事だったこと)まで調べ上げ、「ラボに出入りしてただろ?麻薬帝国で仕事をしてたんじゃないのか?」と吹っ掛けるが、「逮捕するならしろ」とマイク。
しかしDEAはマイクを逮捕するだけの証拠がなかった。

「逮捕しないのなら帰らせてもらう」と部屋を出ようとするマイクにハンクは、「孫娘の200万ドルについて話を聞かせてくれ」と言い出す。
ハンクは、「フリングは海外にある12の口座に送金してる。クリーニング工場の主任、配送センター者や化学倉庫のオーナーもいたが、そのひとりが10才の女の子だ。あのカネは政府に没収されるだろうが、12人の誰かが口を割れば逮捕できる」と言い、すべてを話せば優遇するとマイクに取引を持ちかけるが、「カネのことは知らん。何の話かさっぱりだ」と出ていく。

チョウからの電話

マイクはチョウから、「DEAにまた呼ばれた。カネを没収されたら困るんだ。直接話しがしたい。来てくれ」と電話を受ける。
実はチョウはクリスの銃で脅され、マイクを誘い出したのだった。

クリスはマイクがやって来たのを確認すると、仕留めるために銃を構えるが、一向に玄関ドアがノックされない。
その時背後から、「銃を床に置け」とマイクの声が。マイクとってこんな事態は想定内のことだったのだ。

クリスはリディアから一人に付き1万ドルで頼まれ、チョウは既に殺されていた。
「すまないマイク。だがカネが欲しかった。カネを没収されたんだ」と言うクリスをマイクは容赦なく始末する。

リディアとの対峙

マイクはリディア宅に忍び込み、帰宅したリディアに銃を向ける。
「お前のせいで2人の男が死んだ」とマイク。
マイクはリディアを始末し、その遺体は発見されないよう処理すると言うが、「娘が死んだ私を発見しなければ、捨てられたと思ってしまう。それはイヤ」と言われ、リディアを殺せなくなってしまう。
そしてマイクは、「メチルアミンを調達をできるか?」と聞く。

そして、「考えが変わった。手を組む」とウォルターに電話する。

クリスに殺害を依頼したのはリディア。
そしてリディアはマドリガル・エレクトロモーティブ社の中にいた。

 

スカイラー

スカイラーは気力を失ったように起きることができなくなり、洗車場にも出ようとしない。
食事も食べない状態が続いていた。
そんなスカイラーにウォルターは、「今はツラくても楽になる。テッドのことも色々も。すべて過去になる。行動のすべては理由がある。もう心配はいらない。誰だって家族のためなら何でもする」と言うのだった。

 

感想

原題「Madrigal」は合唱曲と言う意味。
日本で言うところの、「カエルの歌」「森のくまさん」のようなものを意味してるのでは?と思います。
これは、ウォルターがドラッグビジネスをするために、仲間を集めている様をもじってるのかな?
とにかく、スカイラーじゃないけど、目の上のたんこぶ的存在のガスが死んだ途端、イッキに「ワル」の部分が湧き上がってきた様子のウォルター。
ちょっと危険な感じですね。

とうとうジェシーまでコントールしはじめてて、もう対等なパートナーとは言えないなと思います。
後々、リシンやスズランの毒の問題は出てきそうな気がします。

 

コメント

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