シーズン4最終話、IMDb 9.9のエピソードです。
ラストが、静かに怖すぎるんですけど~
#13 フェイス・オフ Face Off (シーズン最終話) あらすじ
ガスのクルマを爆破し、殺害する計画に失敗したウォルターは、次の手に出る。
一方ガスも、積年の恨みをヘクター・サラマンカに晴らそうとする。
相関図
まとめ
計画の失敗
ウォルターはすぐさまガスのクルマから爆弾を外すと待合室にいるジェシーを探し、「ヤツは第六感が働いたのかクルマに乗らなかった」と失敗を伝える。
そして、「ガスに不意打ちできそうな場所はないか?ガスを殺らなければ私たちが殺られる」と言うが、そんな場所が簡単に思いつくワケがなかった。
そこへ市警のカランチョー刑事とマン刑事が現れ、「ブロックの母親に話したリシンの話を聞きたい」とジェシーを連れて行く。
市警の聴取
任意聴取だと言いながら、実質それは取り調べだった。
刑事は、「リシンは珍しい毒だ。ブロックにそれが使われたとどうしてわかったんだ?」と追求するが、TVで見たと適当な話をするジェシー。
しかし刑事が簡単に釈放しないとわかると、弁護士を要求する。
迫る危険
ウォルターはソウルを探し回るが、身を隠しているソウルは捕まらない。
しかも事務員は、ソウルと連絡を取りたいなら2万5千ドルを払えと言い出す始末。
自宅にカネを取りに戻ったウォルターは、家に着く直前、刺客が待ち伏せているのでは?とカンが働く。
そこでウォルターは隣家のレベッカに電話し、ガスコンロをつけっぱなしにしたまま外出したかもしれないと家に入って確認して欲しいと頼む。
預かっていたカギでホワイト家に入ったレベッカ。
・・・すると庭からふたりの男が出てきた。やはりガスは刺客を送っていたのだ。
ウォルターはふたりの男が出ていくのを確認すると、家に入って床下を開けるが、そこに男たちが戻ってきた。
結局ウォルターは、カネを持って床下から逃げることに。
ソウル
連絡のついたソウルはジェシーの弁護のため警察へ。
しかし「ここから出してくれ」と言うジェシーに、「FBIがリシンの件で来る。お前はここにいるのが安全だ。ウォルターの家にも刺客が来た」と危険が迫っていると教える。
その後、ジェシーからの伝言を預かったソウルは、「ガスが頻繁に介護施設にいるヘクター・サラマンカに会いに行っている。昔、大切な人をヘクターに殺され、恨んでいる」と伝える。
ウォルターの計画
交渉
ヘクター・サラマンカはウォルターを見るなり怒りで顔を歪めるが、ウォルターは、「私を殺したいだろ。だがもっと憎んでいる男がいるだろ?復讐するチャンスをやる」と交渉する。
ヘクターからの申し出
警備が続くハンク宅にゴメスがやって来た。
ハンクはゴメスを見るなり、「クリーニング工場の写真を精査したら、電気使用量が異常に多い。もう一度調べて欲しい」と言うが、ゴメスは、「ヘクター・サラマンカから情報提供はあると連絡があった。お前(ハンク)にしか話さないと言ってる」と伝える。
それを聞きマリーは、ハンクを誘い出す口実だと反対するが、DEAとしては、罠ではないだろうと見解だと言う。
ハンク vs ヘクター・サラマンカ
ハンクはヘクターとDEA署内で会うが、ヘクターは情報提供をするどころか、「FUCK TOU / SUCK MY」などの暴言を文字ボードで示すだけで、なんの情報提供はなかった。
しかしサラマンカがDEAに出入りしているのをタイラスが確認、すぐさまガスに報告する。
タイラス
DEAから戻ってきたヘクターに接触するウォルターは、作業に入るが、そこへタイラスがやって来た。
タイラスはヘクターの部屋を隅々確認する。
その様子を隠れて見ていたウォルター。
拉致されたジェシー
毒物検査の結果、原因毒物がリシンではないと判明、ジェシーは釈放されるが、警察を出るなりスタンガンを使われ、拉致されてしまう。
ガス
トドメを刺すために
盗聴器、監視カメラ、張り込みなしの報告を受けたガスは、タイラスが止めるのも聞かず、「自分でやる」と介護施設のヘクターを訪ねる。
「DEAと組む男は絶対に許せない。お前は惨めな年寄りだ。哀れな姿を覚えておく」と注射器を用意するガス。
ガスはヘクターを葬るつもりなのだ。
ガスは、目を合わせようとしないヘクターに、「最後にオレを見ろ!」と迫る。
これまで決してガスを見ることはなかったヘクターは、突然、目を見開くと、ガスを見つめ、ベルを連打しはじめた・・・実はベルは、車いすに設置された爆弾につながっていたのだ。
ガスがそれに気づいた時は既に遅し、大爆発が起き、ヘクター、タイラス、ガスは亡くなった。
ウォルターは、カーラジオで介護施設の爆発事故と、死者3人の報道を聞く。
ラボで
拉致されたジェシーはガスの手下が監視する中、ブルーメスを精製していた。
搬送用エレベーターが下りてくる合図があり、手下はジェシーに手錠をはめるとエレベーターを確認に行く。
が、ふたりの手下はウォルターによって射殺される。
「ガスは死んだ。仕事にかかろう」とウォルター。
ラボの爆破
ウォルターとジェシーはラボの薬品を床にばらまくと、引火爆発するように細工。
クリーニング工場の警報を鳴らし、従業員を避難させる。
ほどなくしてラボが爆発する。
ブロックは危険を脱っし、快復に向かっていた。
「原因は、リシンではなくスズランの毒だと判明した。子どもが間違って食べてしまうらしい。だからガスは関係なかった。それでもヤツを消すべきだったよな」とジェシー。ウォルターは、「間違いなく、消すべきだった」と言う。
ふたりは握手を交わし、別れる。
その後、スカイラーに電話をしたウォルターは、心配するスカイラーに、「大丈夫だ。終わった。もう安全だ」と伝える。しかしスカイラーはその言葉に、ガスが巻き込まれた介護施設の爆発が、ウォルターが関係しているのでは?と尋ねるが、ウォルターは、「勝ったんだ」と言うだけ。
ウォルターの庭には、スズランの鉢植えが・・・。
感想
最後のシーン見ました?
もう静かなる狂気ですよね、これ。
ウォルター、怖すぎる!
結局、ブロックを犠牲にしてもガスとの勝負に勝ちたかったのは、ウォルターだったと言うことですよね。
そういえば、ウォルターが自宅で刺客を待っている時、ルーレットのように銃を回し、何かに注目したシーンがあったんです。
このシーンですけど、まさかそれが”スズランの花”だったとは!
だけどたくさんの謎は残ります。どうやってブロックにスズランの毒を飲ませたのか?ジェシーのタバコの中のリシンがなくなっていたのはどうして?とかね。
それはシーズン5で明らかになるのかな?
サラマンカじぃさん、最後の最後までポイントで良い仕事してましたね~。
名俳優さんだわ。だって、脳梗塞あとの言語障害がある高齢者にしか見えないもん。
最後は自爆でガスとタイラスの命を奪ったサラマンカじぃさんはすごいわ。
ラボも爆発させ、自分たちの指紋は消したつもりだろうけれど、麻薬カルテルがこれで終わり!なんてなるワケがないですよね?
しかもメキシコの麻薬カルテルはガスが壊滅させたし。
シーズン5がシリーズラストになります。どう展開するんだろうか、ものすごく気になります。
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