行方不明になって丸2日、ウォルターはある大胆な方法で家族の元に戻る
#3 脱出の代償 Bit by a Dead Bee あらすじ
ウォルターは、トゥコに連れ去られていた3日間の空白を、ある方法で埋めようとする。
一方ジェシーは、ウォルターの指示どおり動くが・・。
相関図
まとめ
ハンク
トゥコとの一件を上司に報告するハンク。
脱出
銃撃戦の末、トゥコを始末したのがハンクとわかり、ウォルターはジェシーとただ必死で荒野を逃げる。
家族の元に戻るために
ウォルターは不審がられず家族の元に戻るために、スーパーの店内を真っ裸で歩くと言う奇行に出る。
計画どおり病院に搬送されたウォルターは、駆けつけたスカイラー、JR.と再会。「2日間の記憶がない」と訴え、原因不明の記憶喪失で検査を受けることに。
計算違い
ウォルターはすぐに退院できるものと考えていたが、記憶喪失の原因がわかるまで退院は許可できないと言われ、あらゆる検査をされるが、原因がわからず、とうとう精神科の診察を受けることに。
そこでウォルターは、精神科医の守秘義務を逆手に取り、「記憶喪失はウソだ。あの家に居たくなかったから逃げた。しかし途中で家に帰りたくなり芝居をした。妻は予定外の妊娠、脳性麻痺の息子。どれだけ働いても薄給の教師の仕事、その上にガンで余命18ヶ月・・逃げたくなった」と話す。
ジェシー
段取り
ジェシーは警察の目を盗み、ウォルターの指示どおり自宅地下室からメス精製の機材とメチルアミンをキャンピングカーに積み替えると、修理工場に出す。
しかしジェシーは、馴染みの娼婦ウェンディとモーテルにいるところに踏み込まれ、逮捕された。
取り調べ
ハンクの取り調べに、「ずっとウェンディとモーテルにいた。クルマが盗まれたことは知らなかった」とジェシー。
しかしハンクは6万7920ドルが入ったバッグを置くと、「これがお前のクルマの中にあった。黒幕は誰だ?言え!」と迫る。
それでもジェシーは、「オレのカネじゃない」と主張し続けた。
そこでハンクは”YES”ならベルを鳴らすトゥコの叔父を取り調べに加えることに。
しかしトゥコの叔父はジェシーを睨み続けながらも、ジェシーが家に居たかと聞かれてもベルを押さなかった。
釈放
結局、トゥコの叔父に助けてもらう形で釈放されたジェシーは入院中のウォルターに電話で、
・DAEに逮捕され、6万ドルもの大金を没収されたこと
・キャンピングカーに機材を積んで修理工場に保管中
と報告する。
するとウォルターは、キャンピングカーを修理してくれと言い出す。
ジェシーは驚き、「まだやる気なのか?」と問うが、ウォルターの返事は、「何も変更なしだ」だった。
カネと家族
しかしウォルターはジェシーの電話で、自宅のベビールームのダンボールの中に、現金と銃を入れたまま放置していることを思い出す。
夜、ウォルターは病院を抜け出し、自宅に忍び込み、カネと銃を通気口へと戻すと、気づかれないように病院に戻ろうとするが、悩み疲れているスカイラーと、母を気遣うJrの姿を見て胸が詰まってしまう。
ハンク
ジェシーを釈放するしかなかったハンクは、薬品庫からメチルアミンを盗み出した犯人の映像を見ながら、何か引っかかりを感じていた。
DEAではトゥコを始末したハンクは仲間から称えられ、あるものをプレゼントされる。
退院
ウォルターは退院の日を迎えた。
ウォルターは迎えに来てくれたハンクに迷惑をかけたことを謝罪するが、ハンクは、「トゥコとの銃撃戦で英雄扱いだ。コレを仲間からプレゼントされた」とあるものを取り出した。
それは、トゥコが歯に装着していた”グリル”だった。複雑な気持ちのウォルター。
自宅に着いたウォルターは、「我が家はいいものだな」とスカイラーを安心させ、ファニーな振る舞いで笑わせようとするが、スカイラーの様子はぎこちない。
ウォルターはスカイラーを安心させるために、「もう二度と消えない」と約束するが、スカイラーから出た言葉は、「ケータイを2台持ってる?」だった。
ウォルターは、「あの夜のことは覚えてないが、もうひとつのケータイなど持ってない」とごまかすが、「そう」と言ったきり、キスもしないスカイラーに為す術もないウォルター。
感想
ドラッグの恐ろしい世界を体感、取引相手のトゥコが死んだにも関わらずウォルターは、ドラッグ精製から足を洗う気などないようです。家族のためにお金を残すため。ウォルターの理由はそれだけじゃない気がします。
取引相手のトゥコ亡き後、誰と交渉することになるのかな。
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