ブレイキング・バッド2 #2 消息不明(相関図あり)

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海外ドラマブレイキング・バッド

トゥコに連れ去られたあとのエピソード

 

#2 消息不明   Grilled  あらすじ

ハンクの主導でトゥコ逮捕に動き出したDEA。
一方、突然姿を消したウォルターを心配し、探しはじめるスカイラーはハンクを頼るが・・。

 

相関図

まとめ

DEA

早朝、トゥコのアジトに踏み込みんだDEAはトゥコの手下を逮捕したが、トゥコは逃走。
トゥコの容疑を殺人に切り替え、追うことに。

廃車置場の”ノー・ドーズ(相関図参照)”の死体からトゥコの指紋が見つかったため

ハンクは部下に、「トゥコは商売敵を容赦なく殺す人物だ。必ず検挙しろ!」と喝を入れる。

 

消息不明のウォルター

スカイラーから、「ウォルターが居なくなった。連絡がつかない」と連絡を受けたハンクはウィルターの家へと向かう。

すでに警察が来ており、捜索願いを出したスカイラーは、「ケータイに着信があったあと出ていった」と言うが、ハンクがケータイ会社に着信履歴を問い合わせたところ、ウォルターのケータイに着信履歴はなかった
ハンクはウォルターが別のケータイを持っているのでは?と推測するが、スカイラーには黙っていた

Jr.がチラシを印刷、スカイラーとマリーは町でチラシを配り情報収集するが、有力な情報はなかった。

マリーはスカイラーに、【ウォルターが別のケータイを持っている】と言う情報を話してしまう。
「別のケータイって、彼が浮気してるって?」と言うスカイラーに、「それはない。ケモがツラくてマリファナを買っていたのかも。良くある話よ。それで売人に借金でもしてるんじゃない?」とマリー。
そこでスカイラーはジェシー・ピンクマンを調べてほしいとハンクに頼む。

過去、ウォルターはメス精製をごまかすために、ジェシーからマリファナを買ったとウソを話していたため、スカイラーの中でジェシーの名前が出てきた。

 

ハンクの独自捜査

ハンクはジェシー・ピンクマンの実家へ行くが、ジェシーの母親はハンクがDEAと分かった途端、警戒し、何も有益な情報は得られなかった。
そこでハンクはジェシーのクルマの追跡システムからジェシーの居場所を割り出そうと同僚のゴメスに頼む。

 

トゥコに連れ去られたウォルターとジェシー

連れ去られて・・・

ウォルターとジェシーはジェシーのクルマのトランクに押し込められ、ある場所へと連れて来られた。
ようやくトランクから出されたふたりは、銃を向けられ、建物に入るよう強要される。

そこには車いすに座り酸素吸入をしている老人がひとり。(トゥコの叔父)
ウォルターとジェシーは持ち物をすべて出させられるが、その中に”リシン入りメスフェタミン”が。
トゥコはウォルターのIDと家族写真を確認し、「ハイゼンベルクは偽名かよ?だが家族持ちとのビジネスは悪くない。守るものが多いからな」と圧をかけ、ウォルターの顔を鷲掴みすると、「信じていいか?」と問い詰める。

「もちろんだ」と答えるしかないウォルターにトゥコは、「今朝DEAがアジトに踏みこんで来た。今、オレを捜し回ってる。ゴンゾ以外の手下は全員逮捕された。お前らの差し金か?」と迫る。
ウォルターとジェシーが、自分たちではないと弁解するとトゥコは、この2日、電話に出ないゴンゾがノー・ドーズを殺した件でオレを責め、DEAにオレを売ったんだと騒ぎ出す。
(ゴンゾがオレをDEAに売った)と言う発言からトゥコはゴンゾが廃車置場で死んでいる事実を知らないと気づいたウォルターはトゥコに話を合わせる。

トゥコの計画

トゥコは、「DEAが血眼になってオレを探してる。シラフじゃ居られない」とリシン入りのメスに手を伸ばすが、それを使わず、「メキシコでジャングルにラボを建て、一緒に稼ごう。もうすぐ従兄弟が迎えに来る」と言い出す。
「私はムリだ。妻も子供もいる」とウォルターは断るが、トゥコはドラッグを吸引しながら、ブルーメスのを引き続き精製しろと言い、「用済みのアホを始末する」とジェシーを撃ち殺そうと近づく。
ウォルターはすぐさま、「彼はパートナーだ。居てくれないと困る。彼が行かないなら私もメキシコには行かない」とトゥコを説得。
しかしトゥコは、「夕方には出発する。クルマに乗らないなら命はねぇぞ、いいな!」と銃口をウォルターに向けた。もう断ることは不可能だったー。

トゥコの叔父

トゥコが料理をしてる間、車椅子のじぃさんと待つウォルターとジェシーは、目の前のじぃさんは老いぼれたボケ老人と思っていた。
TVではゴンゾの死を知らせるニュースが!ウォルターは素早くチャンネルを変えると、逃亡作戦を練ることに。
そしてウォルターはリシンメスを料理に混ぜようと提案する。

「これから長旅になる。食べておけ」と2人に食事を出し、叔父をテーブルにつかせる間にトゥコの食事にリシンメスをふりかけたウォルター。

トゥコが料理を食べようとした時、”チンチン”ベルの音が!
車椅子の持ち手にセットされていたベルを叔父が鳴らしたのだ。
それは何かを要求する時に鳴らす合図らしかった。
トゥコは叔父が、料理を交換してほしいのだろうと推測、料理を入れ替える。
すると叔父は、渾身の力で料理をテーブルから落とし、ウォルターを指さす。

それからも叔父はウィルターを睨み、ベルを”チンチン”鳴らし続ける叔父。
「何が気に食わねぇんだ?信用できないのか?」と言うトゥコの質問に、”チン”と鳴らす叔父。
叔父はベルを鳴らすことで、ウォルターとジェシーは信用できず、嘘を言ってると伝えたのだ。

トゥコの怒りは凄まじかった。
ジェシーを傷めつけながら、「何をした?言え!」と凄むトゥコにウォルターは真実を話す。

「お前を殺そうと料理に毒を入れた。お前のようなイカれたクズは殺すしかない」とー。
驚きウォルターを見たトゥコの隙きを突き、掴んだ石でトゥコに殴りかかったジェシー。そのままふたりは取っ組み合いに。
ウォルターは銃を拾うがトゥコを撃てない。
ジェシーは殴られながら、トゥコの腰に差し込んでいた銃でトゥコの腹を撃ち抜いた。
もんどり打って倒れるトゥコ。
ウォルターとジェシーはクルマで逃げようとするが、カギがなくクルマは動かせない。

その時、1台のクルマがやってくるのが見えた。
ふたりはとりあえず、近くの茂みに隠れる。

思わぬ展開

やって来たのは、ジェシー・ピンクマンのクルマをGPSで追跡したハンクだった。
ハンクがクルマのそばにいる男がジェシーではなくトゥコだと気づいた瞬間から、撃ち合いが始まった。
激しい撃ち合いのあと、最後はハンクがトゥコを仕留めた。

その様を茂みに隠れて見ていたふたり。
ウォルターはそれがハンクだと気づくと、「マズイ、マズ過ぎる」とそのままジェシーと徒歩で逃げ出すー。

 

感想

ほんとこのドラマは構成が上手い。
トゥコがウォルターとジェシーの本性を知るところなんて一品。
ボケ老人と思われた叔父がトゥコを助けるところ、見ごたえあったわー。
呼び鈴のチリン、チリンがまた良い!

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