アウトランダー シーズン6は毎週火曜日新エピソード配信。全8話。 シーズン1~5も配信中
#5 我に自由を Give me Liberty あらすじ
クレアとジェイミーは王党派がフローラ・マクドナルドを称えるパーティーに出席するため、ウィルミントンへと向かう。そこでふたりは思いがけない出会いをする。
リッジではロジャーが未亡人のエイミー家族を不憫に思い、何かと手を貸すのだが、それが思わぬ方向へと向かうことに。
相関図
まとめ
フレイザーズ・リッジで
ロジャー
未亡人のエイミー・マッカランを不憫に思うロジャーは、毎日にようにエイミー宅の修繕を手伝っていた。
そんなある日、ブリアナ、マーサリ、マルヴァ、リジーは川岸で”恋のおまじない”の跡を見つける。
マーサリたちは、おまじないをしたのはエイミーでは?と推測する。
実はロジャーの行動はリッジでも噂になりはじめていたのだ。
ブリアナはロジャーに忠告するが、「人助けをしているだけだ」とロジャー。
ブリアナに忠告されても、彼らを放っておけないロジャーは、今日もエイミー宅へとやってきた。
少年エイダンはロジャーが来ることを待ちわびており、エイミーも、「お礼をさせて欲しい」と料理を作って待っていた。
そんな様子にロジャーはエイミーたちと距離を置く決断をする。
ブリアナはそんなロジャーに妊娠を告白した。
マルヴァの狂気
クリスティーは、「ロワン郡で一番の鐘楼」を実現するために、息子アラン、ロジャーと共に鐘を運ぶクリスティー。
ロジャーが教会に入ると、マルヴァが村の青年ヘンダーソンとセックスをしていた。
ロジャーはふたりの行為を咎め、「キミの父と兄が外にいる」と言うが、それを聞いたマルヴァは、「父に言ったら、あなたがエイミーとキスしていたと言いふらす」と脅迫する。
ロジャーは驚くが、マルヴァはまったく引かない。
仕方なくロジャーがマルヴァに従う。
人目を忍んでマルヴァがやって来たのは、川辺にあるテント小屋だった。
そこには男の死体が!(数日経っている様子)
マルヴァはナイフで男の指を切り落とすー。
ウィルミントンで
ジェイミーの覚悟
王党派がフローラ・マクドナルドを称えるパーティーに招かれたジェイミーとクレアは、久しぶりにウィルミントンにやって来た。
クレアにとってフローラは、チャーリーを逃したスコットランドの反骨精神の象徴として名が知れた女性だが、今や王党派だ。
しかしジェイミーは、「もう夢を信じては戦えない。未来を知ってしまった以上、誓いを破るしかない」と王への誓いを破る覚悟を決めていた。
チャールズ・エドワード・スチュワート王はカローデン・ムアの戦いに敗れた。その後チャールズは彼の忠実な支持者に守られ逃亡。1746年6月、フローラ・マクドナルドはチャールズに女装をさせてスカイ島へのボートに乗せ、助けたとされている。
コーネリアス・ハーネット
ハーネットから手紙を受け取ったジェイミーは、酒場でハーネットに会うことに。
ハーネットから、「トライオン総督に軍服を叩きつけたキミの行動は皆を代弁していた」と言われたジェイミーは、「オレもあんたを信じよう。自由と同胞のために立ち上がろう」と言う。
ハーネットは、「明日ここで”自由の息子たち”の集会をやる」とジェイミーを招く。
フローラ・マクドナルド夫人のパーティー
思わぬ再会
ジェイミーとクレアは思いもかけないジョン卿と再会する。
ジョン卿は息子ウィリアムが立派に成長していると話す。
叔母ジョカスタ
夫イネスと共にジョカスタもやって来た。
ジョカスタはファーガスのためにニューバーンの印刷屋を買い取り、店を任せていた。
ジョカスタは、「ファーガスの力になりたかった。アンリ=クリスチャンもニューバーンならきっと幸せに暮らせる」と言い、ジェイミーも納得するしかなかった。
泥棒騒ぎ
フローラ夫妻がロビーにやって来た。
フローラはジェイミーやマクドナルド少佐に挨拶すると、「部屋に泥棒に入られた。犯人は捕まったが、1粒のエメラルドが失くなってしまった」と言う。
女性クラブ
目の痛みを訴えるジョカスタにクレアは麻の花を吸引させる。
フローラはお酒を飲みながら、「政治についてチャールズに賛成したことはないし、恋愛関係もなかった。私の名前がずっと彼と語られることがイヤ。彼はリーダーの素質がない」と打ち明ける。
PTSD
王室の話から、パリ時代、ルイ王にジェイミーの釈放を求めた際、ルイ王からセックスを要求され、それに応えた過去を思い出したクレア
過去のレイプを思い出したことで、クレアはまたPTSDに襲われ、我慢できずエーテルを使ってしまう。
ジョン卿とジェイミー
フローラの、「我々は王に忠誠を誓っている。ここで平和に過ごし続けるために、我々はそうあり続けましょう」と言う演説のあと、ジョン卿はジェイミーに話しかける。
実はジョン卿は、先住民との仲介役辞任をしたジェイミーが謀反を企てているのではないかと訝るマーティン総督から、ジェイミー・フレイザーの忠誠心を確認するようノース・カロライナへと送られたのだった。
ジョン卿から、「総督が仲介役辞任を心配している。私は総督にキミは味方だと言った。だが今日、書状を見せられた。”自由の息子たち”に賛同する名簿の中にキミの名前があった」と言われ、ほんとうのことを話せないジェイミーは、「彼らが名前を使っているだけだ」とごまかす。
ジョン卿は、「彼らと縁を切れ、危険だ」と忠告する。
暴動
町で暴動が起こっているとの知らせが入った。
場所はシムズの印刷屋で、チャールズ王子を助けたフローラを糾弾したチラシを刷ったことが発端だった。
シムズは、「お前は王党派の広告塔だ!」と言葉を浴びせられ、店のガラスを割られていた。
実はその印刷は、ジョカスタからの依頼だと言う。
ジェームズは、「シムズはただ注文された印刷をしただけだ」と庇い、暴動を収めようとするが、反乱派はシムズを許そうとしない。
結局、英国軍がやって来て騒動は沈静化した。
ジョカスタの真意
チラシを印刷した意図を聞くジェイミーにジョカスタは、「平和のためにお金を使いたい。反乱は成就しない。危険は承知の上」と言う。
ジェイミーは、「あなたに印刷工場を買ってもらった以上ファーガスはあなたに逆らうことはできない。ファーガスは息子同然だ。政治活動に巻き込まないで欲しい(反逆罪、拷問を受ける可能性があるから)」と言うが、ジョカスタは、「疲れた」と部屋に戻ってしまう。
雇用人のメアリーは、ジョカスタはマータフの死以後、変わってしまったと言う。
ジェイミーの苦悩
「リッジの入植者はオレが王に反抗したと知ればどう思うのか。いつか彼らを敵に回すことになるだろう。ジョン卿にも今日、ウソをついた」と苦悩するジェイミーにクレアは、「ジョン卿には本当のことを話して。リッジの仲間については、私達のやることに巻き込むべきじゃない。情勢が変わったの。私たちは新しい国に忠誠を誓うべきよ」とクレア。
告白
翌朝、ジェイミーはジョン卿に真実を話そうとするが、ジョン卿はすでに”自由の息子たち”が集まる場所を把握しており、兵士が踏み込み、取り押さえる段取りをつけたと言う。
ジェイミーは覚悟を決め、【”自由の息子たち”の一員だ】と告白する。
ショックを隠せないジョン卿は、「私はバカだ。噂はほんとうだったのか。反乱軍は負ける。命を落とす」とジェイミーを説得するが、「より良い生き方を探してるだけだ。もう心を偽りたくない。過ちは繰り返さない。一緒に来て”自由の息子たち”の主張を聞いて欲しい」と言う。それでもジョン卿は、植民地が独立するなど到底考えられないと言う。
ジェイミーはムリを承知で兵士を止めて欲しいと言うが、ジョン卿は、「それはムリだ。だが時間稼ぎをしよう。用心しろ」と言うしかなかったー。
集会で
ハーネットは集会にやって来たジェイミーに、「王党派の印刷屋シルズを庇ったキミを信用できない」と排除しようとするが、ジェイミーは、「他人の意見を聞くことを恐れない人こと自由を重んじる人だと思う。自由を得るための良識を我々が作るんだ」と意見する。
ハーネットから、「あんたを信用できる証拠はあるか?」と問われ、「もうじきここに英兵が押し入る。集会をお開きにするんだ」とジェイミー。
その言葉どおり英兵が乗り込んできた。
ハーネットとジェイミーはその場を取り繕い、逮捕者を出さずに済んだ。
何者!?
牢獄にいる男が口笛を吹いている
男はフローラ・マクドナルドの首飾りのエメラルドを握っているが・・・・。
感想
歴史を踏まえてフィクションしたドラマってやっぱり見応えありますね。
フローラ・マクドナルドの存在は知りませんでしたが、実際、存在した女性で、チャールズを助け、フランスに逃した女性でした。
そしてその後、夫と共にノースカロライナに移住。歴史にもとづいているんですねー。
気になるのは最後のシーンですね。
フローラのエメラルドを盗んで牢獄に入れられたようだけど、男が口笛を吹いています。
ん?その音楽って、「戦場にかける橋」だよ?
この曲が、1700年代にあるわけがないよね????
ってことは、この男も時空を旅してきた男????
謎が深まる~
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