ゲーム・オブ・スローンズ 最終章 #2 七王国の騎士

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Photo 引用 all by: IMDb

 

こんなワクワクするドラマって他にないですね
これが最終章だと言う淋しさをどこかで感じつつ1つ1つのエピソードを楽しんでいます♪

感想はコチラ

 

#2 七王国の騎士 A Knight of the Seven Kingdoms あらすじ

サーセイに背き一人ウィンターフェルに来たジェイミーが到着。かつて父を殺され、約束した軍も連れてこなかった彼をデナーリスは信用できないと詰問する。
更にシオンがグレイジョイ家の軍を率いてウィンターフェルに到着、サンサらに歓迎される。
ジョンとの再会を果たしたトアマンドらは、死者の軍団がすぐそこまで迫っていることを告げ、それぞれが大戦前夜を思い思いに過ごし夜明けを待つ…

 

まとめ & 感想

ウィンターフェルにやってきたジェイミー

評議会で審問にかけられたジェイミーは、デナーリスから父を殺した男(王殺し)であり、姉サーセイが約束した軍隊を連れてこなかった故、信用できないと言われてしまう。
ジェイミーは、姉サーセイは始めから軍隊を送る気がなかった。ユーロン・グレイジョイの水軍と2万人の軍隊(エッソスの黄金兵団:ゴールデン・カンパニー)を買収したと言う。
サンサも、父ネッドを襲い、家族を破壊しようとした男を信用できないと非難した。
しかしジェイミーは、全ては戦中で我が家と威光のためにしたことであり、後悔はないと言うと、ブランはジェイミーを見つめ、「愛のためなら何でもする」と呟くのだった。
デナーリスは、「では、ナゼ家族を裏切ってココにいる?」と問う。
ジェイミーは、「これは忠誠を超える事態。生存の問題です」と答えた。
糾弾されるジェイミーを見ていられなくなったブライエニーは、「サー・ジェイミーは信義を重んじる人です。カレがいなければあなた(サンサ)の命もありません。カレに武装され装甲も与えらて、私はあなたを連れ戻すことができたのです」と擁護した。それに対しサンサは、「あなた(ブライエニー)を信用している。あなたがそう言うのなら信じてジェイミーを向かい入れよう」と答えた。
デナーリスは意見を変えたサンサに驚き、「北部総督の意見は?」とジョンに問う。
ジョンは、「できるだけ多くの人数が必要だ」と言ったため、ジェイミーが加われることが許され、評議会はお開きに。
デナーリスがジョンに話しかけようとした時、ジョンはデナーリスを避けるように部屋から出て行くのだった。

しかし、ジョンはわかりやすい(笑)

デナーリスはティリオンに、「役に立たないなら違う”手”を探す!」と怒りをぶつけた。
ジョラーはデナーリスに、「ティリオンの頭脳はこれから必要になる。過ちから皆学ぶのです」と許すように助言した。

サーセイに騙されたことへの怒りですね

 

ブランとジェイミー

ウィアウッドの前にいるブランに、「心から謝りたい」と言うジェイミー。
ジェイミーが「オレは変わった」と言うのを聞き、ブランは「自分はもはやブランドン・スタークではない」と伝えた。
ジェイミーが、「ナゼ明かさなかった?(塔から突き落としたのがジェイミーであること)」と聞くと「今、殺されたらこの戦いに協力できなくなる」とブラン。
それを聞き、「戦いが終わったら?」とジェイミーが問うと、「戦いが終わる保証なんてない」と言うブラン。
ジェイミーは、その言葉に引っかかる表情を見せるのだった。

ジェイミーとティリオン

ジェイミーから「デナーリスは信用できるのか?」と聞かれたティリオンは「できる」と答えたが、「お前は信用されていない」と言われる。
ティリオンは、「サーセイを甘くみた。サーセイが妊娠して自分は変わった。新たな始まりだと言ったのを信じた。身ごもったことも嘘か?」と聞く。
ジェイミーは「それは事実だ。本気で騙されたのはオレだ」と言うと、「おまえは違う。本性を知りながら彼女を愛し続けた」と言うのだった。

 

ブライエニーとジェイミー

ジェイミーはブライエニーに「(ポドリックが)成長したな」と話しかけ、「あなたの指揮の下でお役に立てれば光栄です」と伝えた。
ブライエニーはジェイミーの言葉に複雑な表情を浮かべるのだった。

 

デナーリスとサンサ

サンサに話があるとやって来たデナーリス。
ジェイミーを許した真意を聞くデナーリスにサンサは、「ブライエニーは1度も私を裏切ったことがない。彼女を誰よりも信用している」と答えた。
「私も信頼出来る顧問に恵まれたい」と言うデナーリスに「ティリオンは良い人です。常に誠実だった」と言うサンサ。
デナーリスは、「ティリオンを女王の”手”にしたのは、カレが良い人で聡明でその上必要な時には冷酷にもなれるからだが、サーセイを信じたのは大失態。」と言うと、「あなたも信じた」とサンサ。
デナーリスは、「我々は互いに似た共通点があるのに、ナゼ私たちはまだ対立している?」と問う。
サンサは、「兄ジョンはあなたを愛している。あなたは簡単に操れる」と言う。
デナーリスは「私の人生の狙いは1つ、鉄の玉座だ。私の家族を崩壊させた者から奪い返す。私の戦いは彼らに対するものだ。ジョンに出会うまでは。今は、ジョンと共に彼の戦を戦っている。彼を信頼しているし、約束を守る人だ」と答えた。
それを聞き、サンサは「あなたが到着した時、感謝すべきだった」と言い、ふたりは手を重ねあった。

サンサが、「この先はどうなる?死者を倒し、サーセイを倒した後は?」と聞くと、デナーリスは「鉄の玉座に座る」と答えた。
それを聞き「北部はどうなる?奪われたから奪い返した。他の誰にも忠誠を誓わないと断言のだ」と言うサンサ。
デナーリスは何も言わず、握っていた手を放すのだった。

 

到着したシオン・グレイジョイ

シオンが鉄の戦士を連れてウィンターフェルへやって来た。
姉ヤーラはデナーリスの名義でユーロン・グレイジョイから鉄諸島を奪還へ、シオンはウィンターフェルのために戦いたいと言う。
サンサはシオンを抱きしめた。

ラムジーの拷問に耐えて抜いて、シオンとサンサは逃げたことを思い出しました

 

到着したトアマンド、エド、ソロスたち

炊き出しを手伝うダヴォスは、顔にヤケドの跡がある少女を見て、シリーンのことを思い出す・・・。

角笛が響き渡った。
エド、トアマンド、ベリックたちがウィンターフェルへ戻って来た。
ジョンは彼らの帰還を喜ぶ。
「互いをよく見つけられたな」と言うと「最後の炉端城(ラスト・ハース)で落ち合ったが、死者たちに先を越されていた」と言う。
ジョンは、「アンバー家は?」と聞いたが、「夜の王の下で戦っている」と答えるベリック。
ジョンは、死の軍団がココへ来るのは ”明日の夜明け前” だと聞き、時間がないことを知る。

 

作戦会議

ジョンは戦闘準備をさせる。
そして領主を集め、
ヤツらが来る。ヴァリリアン鋼とドラゴングラスがあるが、敵は多数で疲労せず、休まず、何も感じない。正々堂々な戦いは通用しない。
死の軍団は夜の王から生まれ、ヤツらだけに従うので、ヤツを仕留めることが最善策だ
と言うと、ジェイミーが「それがほんとうならヤツらは隠れる」と意見する。
それを聞き、ブランは「ボクを狙ってくる」と言う。
彼らは、三ツ目鴉であるブランを、今まで何度も狙った。目的は、終わりのない夜のために、この世の記憶であるブランを消すことだと言う。
ティリオンは、「ナゼ、ブランの居場所がわかるのだ?」と問うと、手首を見せ「印がついている。常にボクの居場所は把握されている」と。
ジョンは、地下へ隠れるようブランに言うが、ブランは、「行かない。死の軍団に殺られる前に奴をおびき出す。神々の森で待機する。」と言う。
ひとりで行かせられないと言うアリアに、「俺が行く。鉄の民と。お前からこの城を奪った。お前を守らせてくれ。」と言うシオン。

そのほかの作戦についても話し合われた。
溝を着火する合図を城壁からダヴォスとティリオンがすると言うが、デナーリスは「地下へ行け。生き抜いたらおまえの頭脳が必要になる」とティリオンに命令し、うなずくティリオン。
ジョンはドラゴンではブランが守れないため、俺たちで守る。
皆、予想もつかない死者との闘いに不安なまま・・・「休もう」と言うジョンの声でお開きになる。
デナーリスがジョンに話しかけようとするが、ジョンは避けるように部屋を出ていくのだった。

戦いを前に、それぞれが・・

グレイワームはミッサンディを守ると約束。

暖炉の部屋でジェイミーとティリオンが、昔の話をしているところへ、ブライエニーとポドリックが、続いてダヴィスとトアマンドも暖をとるためにやって来た。
彼らは、とりとめもない話をしながら過ごす。
ティリオンが「スタークと1度は戦ったものがウィンターフェルを守るために集まっている。数奇な運命だ」と言うと、「名誉をもって死ねる」と言うブライエニー。
皆が黙った時、ティリオンは「生き延びると思う」と言って皆を笑わせ、それぞれの英雄伝を話した時、「レディ・ブライエニー」と言うべきところを間違って「サー・ブライエニー」と呼んでしまう。
「女性は伝統により資格があっても騎士になれない」と言うブライエニー。
するとジェイミーが「騎士がいれば可能なことだ。跪け、レディ・ブライエニー」と促した。戸惑うブライエニーにうなずくポドリック。
ブライエニーはジェイミーの前に跪き、ジェイミーから騎士となる儀式を受けた。
立ち上がったブライエニーの目には涙が浮かぶ。
皆が拍手を送り、「タース家のブライエニー!七王国の騎士!」と賛辞を送るのだった。

アリアとジェンドリー

アリアが弓矢の練習をしているところへ、ジェンドリーが頼まれた剣を持ってきた。
その出来に喜ぶアリア。
アリアは、ジェンドリーがロバートの落とし子であり、裸にされて血をヒルで採られたと聞きは驚く。
「きっと私たちは間もなく死ぬ。その前にどんな感じか知りたい。」とアリア。
戸惑うジェンドリーもキスをするアリア。
ふたりは結ばれる。

 

ジョラーとサム

リアナ・モーモントは、北部のために戦うと言う。

サムはターリー家に伝わる一族の剣「心臓裂き(ハーツベイン)」を、「あなたの父上に、男はどうあるべきか教わった。正しいやり方で。これは正しい。ヴァリリアン鋼です。受け取って頂ければ光栄です」と言ってジョラーに渡した。ジョラーは「父と同じように人の領域を守る」と言い「勝利を願います」と言うサム。

地下の墓地で

地下墓地にいるジョンに会いに行くデナーリス。
デナーリスはジョンの腕に手を絡ませ、「この像は誰?」と言う。
それは、リアナ・スタークの墓の前だった。
それを聞き、デナーリスは「兄レイガーがレイプしたと聞いた・・」と言う。
しかしジョンは、「それは違う。彼女を愛し、密かに結婚してたんだ。レイガーは戦いに敗れたあと、リアナは息子を生んだ。息子がいることを知れば、ロバートに殺される。だからリアナは、自分が産後亡くなる前に、兄であるネッド・スタークに我が子を預けた。落とし子として育ててもらうために。俺の名は…本当の名は…エイゴン・ターガリエンだ」と。
突然の衝撃的な話を受け入れることができないデナーリスは「ありえない…」と否定するが、ジョンは、「事実なんだ。ブランが見た。そしてサム知識の城(シタデル)で記録を確認した。」と言う。
それでも信じられないと言うデナーリスに、ジョンは「事実だ」と言う。
「それが事実なら…あなたはターガリエン家の最後の嫡男。鉄の玉座の継承権がある。」とデナーリスが言った時、角笛が響き渡る。
ウィンターフェルに迫ってきた死の軍団・・・

 

死闘を前に、ここまで見てきた彼らの軌跡をたどれるエピソードでした。
シーズン1の時、素晴らしい指導者だと思ったナイツ・ウォッチの指導者ジオー・モーントをリスペクトしあうサムとジョラーのシーン。

アリアがジェンドリーを好きだったのは、意外でしたけど、アリアの「私たちは死ぬだろう。その前にどんなものか味わいたい」って、もう切ないし・・・

サンサとシオンとの再会も、少年、少女だった時代のふたり、シオンにウィンターフェルを奪還された時のことを思い出し感慨深かったです。

ブライエニーが騎士となるシーンには私までウルウルしてしまいました。
女だと、自分を貫いて生きることは厳しく辛かったでしょう。
ブライエニーが自分の意志で騎士道を貫いたことを皆が認めた瞬間でした。

ダヴォスがシリーン(スタニス・バラシオンの娘)のことを思い出しただろうシーンもグッと来ました
(これは説明はなかったけど、間違いない)

そして大きな事。
それはデナーリスがジョンの出生の秘密を知ったことです。
デナーリスは、ベタ惚れゆえ、これはツラい
そして自分が座るべき「鉄の玉座」に座る権利は、ジョンにこそある事実に、複雑なデナーリス・・・
今は、鉄の玉座の前に、死の軍団との戦いに集中してもらいたい

エピソード3は、ホワイトウォーカーとの戦いを描かれるんでしょうね。
誰も死んで欲しくない

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