グレイズ・アナトミー 18 #9 傷ついたまま(相関図付)

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

個人的にシーズン18の中で1番見応えのあるエピソードでした。

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#9 傷ついたまま No Time To Die あらすじ

ファルークの移植心臓を受け取った帰路、事故に遭ってしまったオーウェン、テディ、ヘイズ。
テディとヘイズは無事に移植心臓を届けたが、移植心臓は破損していた。
オーウェンは救出されたが重傷で、アメリア、リンク、ニコが手術することに。
手術中、患者を死なせてしまったシュミットは立ち直れなくなり・・・

 

相関図

まとめ

事故のその後

ヘイズがクルマから脱出した直後、オーウェンはクルマごと崖を滑り落ちてしまった。

移植心臓

ヘイズとテディは通りかかったドライバーの助けで移植心臓を病院に届けたが、移植心臓は破損していた。
別の心臓を待つべきと反対するマギーを押切、ウィンストンは、「これは奇跡だ。ハントたちが命がけで届けた心臓だ」と移植に踏み切る。

救助されたオーウェン

救出されたオーウェンがERに搬送されて来た。
オーウェンは第一腰椎破裂骨折、大腿骨開放骨折、脾臓出血の重傷だった。
すぐにもオペが必要な状態だったが、アメリアとリンクは手技で揉めるが、ニコが同時オペを提案したことで、手術方針が決まる。

リンクはアメリアがカイ博士とキスしているのを見てしまい。動揺、アメリアに怒っているのだった
オーウェンとヘイズ

事故が起きた直後、死を覚悟したオーウェンはヘイズに、【安楽死を望むノアの仲間3人に薬を渡して欲しい】と頼んでいた。
ヘイズはそれが医師の自殺ほう助であり、ノアだけじゃなく他3人にも手を貸そうとしていることを知り悩む。
オーウェンもまた、ヘイズに重荷を背負わせたことを後悔し、手術の前にヘイズと話したいと言う。

ヘイズは、「キミのおかげで助かった」と感謝を伝えるが、「あの時の話は忘れてくれ」とオーウェン。
しかしヘイズは、「キミの自殺ほう助を知った以上、それを報告しなければ共犯になる。隠し事をせずベイリーにすべてを話せ」と言うが、オーウェンはノアとの約束を守ると言い切る。

ミーガン

誰からもオペの経過報告がなかった。居たたまれないミーガンは教会で祈りを捧げていた。
(ファルークを失ったら後を追う)と言ったミーガンを心配するヘイズは、「キミの気持ちは痛いほどわかる」と妻をがんで亡くした経験を打ち明ける。
それでもすべてを話して欲しいと言うミーガンに、事故のこと、移植心臓の状態、重傷を負い手術中のオーウェンのことを打ち明ける。

ファルークの心臓移植は成功した。
安堵し泣き崩れるミーガンに、「この奇跡を受け入れて」とウィンストン。

 

アメリアとリンク

オーウェンのオペ中

アメリア、リンク、ニコによって多発箇所同時オペが行われた。
リンクは見学室にカイの姿を見た瞬間、「オペの集中したい」と見学室を閉鎖する。
オペは成功した。

アメリアの言い分、リンクの思い

リンクの態度で、カイとのキスを見られたと悟ったアメリアは、「まず私と話し合うべき」とリンクを責めるが、
リンクは、結婚と言う形式を取りたくないと言うアメリアの気持ちを受け入れ、それを伝えようとした自分の気持ちを踏みにじったと言う。
しかしアメリアは、自分も苦しみ抜いた結果だと主張。
そんなアメリアの態度にリンクは、「キミはいつも自分の言い分が正しいと言う。勝手に幸せになればいい」と立ち去る。

アメリアはカイとパブで合流すると、リンクにカイとのキスを見られた。リンクを傷つけてしまったと告白する。

進展

リンクからすべてを聞いたジョーは、「アメリアとは生き方が違うのよ。あなたは彼女のことで苦しんだ。もう十分」と言う。
リンクはその言葉で思わずキスをしてしまうが、「こんなのはダメだ」と躊躇する。しかしジョーは、「そうは思わない」と受け入れ、ふたりはひとつになる。

ヘイズの決断

覚悟を決め、ヘイズはベイリーにオーウェンの自殺ほう助を告発に行くが、オーウェンの容態を心配するベイリーから、「国に尽くしている軍人一家でハントは立派な人だから助かって欲しい」と言われ、告発できなくなってしまい、「辞職する」と言ってしまう。

突然の辞職願にベイリーは、引き止めるが、「今日が最後」とヘイズ。

オペ後、目覚めたオーウェンにテディは、「ヘイズがアイルランドに帰るって辞職した。クルマで何があったの?話して欲しい」と言うー。

 

レヴィ・シュミット

追い詰められるレヴィ

「防げた事故だった」と言い、ウェーバー式指導法を無期限停止にすると言うベイリーにリチャードは、「ひとりのミスで止める必要はない」と反論。ふたりの言い争いが続く中、手術手洗いを無心に続けるレヴィ。
ベイリーは、手洗いを止めようとしないレヴィに、「外科医なら皆が経験すること。外の空気を吸って来なさい」と言うが、今のレヴィにはベイリーの言葉は届かない。

手から血が出ても手洗いを止めないレヴィ。
ジョー、ヘルム、ライトは力づくで手洗いを止めさせ、手を手当するが、魂が抜けたままのレヴィ。

 

ニコはレヴィに寄り添う。

リチャードの思い

メレディスに、「シュミットを慰めるべきだろうが、指導医を待たずにオペを続行したことが許せない」と本音をぶつけるリチャード。メレディスは、「私の研修医時代にこの指導法があったら、私も指導医を待たずにオペした。クリスティーナもアレックスもそうする。ただシュミットはツラいと思う」と。

リチャードは意見が相違したままベイリーとは冷戦状態に。

 

パーキンソン病治験プロジェクト

FDAが許可した治験(パーキンソン病外科的治療)を受けたい一心のハミルトンは、腹痛を隠してシアトルへとやって来たが、容態が悪化、腸穿孔による敗血症を起こし、緊急手術を受けた。ハミルトンはメレディスにより命を助けられたのだ。

メレディスは、「あなたのせいでカイの研究をムダにするところだった。私は子どもとの時間を犠牲にしてプロジェクトに賭けてきた。横暴な態度を続けるなら降りる」とハミルトンを批判した。

 

感想

見応えのあるエピソードでした。

レヴィの驕った行為で20代の患者が失血死した事実は謝って済むことではないし、裁判になれば病院とレヴィが負けるだろうけれど、レヴィは殺人を犯したワケじゃない。そしてこのような局面は、医師として生きる以上、皆が経験することでもあると思う。
心から立ち直って欲しいと思う。
繊細なレヴィには厳しい道だけど、どうか医師を辞めないで。そう願う。

医師による自殺をほう助は違法。
認められている州もあるようだけれど、ワシントン州シアトルでは違法らしい。
オーウェンが肺線維症で苦しむ元軍人たちの自殺をほう助していると知ったヘイズは、自分の医師免許を守るためにも黙っていられないこともよくわかる。
だけどベイリーから、ハント一族が軍人一家で、素晴らしい人格者だと言われ、オーウェンを訴えることができなくなったヘイズの気持ちも痛いほどわかる。
もうアメリカを去ることがベストだと思ったんだよね。

アメリアは自分勝手だと思いませんか?
彼女がリンクを愛してても結婚を望まない理由も、理由になってない。
その上、リンクはアメリアの気持ちを受け入れ、結婚にこだわらずやっていこうと決意したのに、アメリアはカイとキス。
傷ついたリンクの気持ち、考えた事ある???って言いたい。
キレながら、どれだけ悩みつらかったかを滔々と訴えてたけど、そんなん知らんがなって思う。

リンクはジョーと寝てしまったけど、それでいいんじゃないかな。
ジョーが言うみたいに、アメリアとは生き方が違うんだし、もうアメリアのことで悩むリンクを見たくない。
ジョーと結ばれて!とは思わないけど、アメリアよりマシ。
そもそも、オーウェンの子どもかリンクの子どもかわからんとか、散々リンクを傷つけてるアメリア。マジ嫌い

 

コメント

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