ウィッチャー #4 宴、死、葬

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このドラマ凄いな。
壮大な内容過ぎて、1回観ただけでは私の理解できる範囲を超えてる・・・。
2回観ると、分かるんだけど(笑)

今回のエピソードは
●ゲラルトとシリ王女が出会うべき運命にあるその理由がわかります
●イェネファーはエイダーン王国の魔法使いとなって30年経過(1240年)してのエピソード

 

#4 宴、命、葬 of Banquets, Bastards and Burials あらすじ

1240年。
イェネファーはエイダーン王国付魔法使いとなって30年が経過していた。
今回の役目は、女児しか産めないカリス王妃を里へ送り届けること。その途中、暗殺者の襲撃を受けることに。
1249年。
シントラ王国のパヴェッタ王女の婚礼式に招待された吟遊詩人ヤスキエルは、貴族からの恨みを買っている自分を警護して欲しいと嫌がるゲラルトに無理やり頼み、シントラ王国へと入るが・・
1263年。
ブロキロンの森へと導かれたシリ王女は、森の妖精ドライアドと出会うことに。

 

まとめ

イェネファーのエピソード 1240年

※イェネファーがエイダーン王国の魔法使いの座を勝ち取り30年が経過

襲撃

エイダーン王国付の魔法使いになるため、多大な犠牲を払ったのに、この30年、政治のいざこざを片づける程度の仕事しかしていないイェネファー。
今回も、結局世継ぎを産めなかったカリス王妃と赤ん坊(姫)を王妃の里ライリアまで送る役目を任され、長旅に出ていた。

しかしその途中、襲撃に遭う。
イェネファーらが荷馬車から外へ出ると、護衛兵士の惨殺死体が・・・

そこに立っていたのは、怪物(クララッハ)を連れた男。
男の指示でクララッハが襲いかかって来た・・・イェネファーはポータル(門)を開き、逃げる。

しかし、男とクララッハは執拗に追いかけてくる。
イェネファーは、男が王に雇われた暗殺者で、世継ぎを産めなかったカリス王妃を殺し、新たな王妃をめとる計画だと気づく。
とは言え、カリス王妃と赤ん坊を簡単に見捨てることができないイェネファーは、ふたりを懸命に守り、何度もポータルを移動するが、カリス王妃から、「役立たずね。予見もできないなんて」と悪態をつかれ、ひとりでポータルで逃げたイェネファー。

暗殺者はカリス王妃を殺し、クララッハに合図して赤ん坊を殺させようとするが、それを阻止したのは戻って来たイェネファーだった。
イェネファーは魔術を使い、彼らの攻撃を止め、赤ん坊を抱くとポータルでワープするが、暗殺者の投げたナイフが刺さってしまった。

浜辺にワープしたイェネファーはケガを負っていた。
そして赤ん坊は息をしていなかった。
イェネファーは、必死に呪文を唱え、生き返らせようとするが、その甲斐なく姫は亡くなってしまった。イェネファーは砂浜に赤ん坊を埋葬した。

 

1249年 シントラ王国エピソード

※ シリ王女の母親パヴェッタの婚礼式でのエピソード

吟遊詩人ヤスキエルの頼み

シントラ王国のパヴェッタ王女の婚礼式に招待された吟遊詩人ヤスキエルは、貴族からの恨みを買っている自分を警護して欲しいと頼む。
ゲラルトは中立だとしながらも、貴族の正装でヤスキエルと共にシントラ王国へと出向く。

婚礼式で

ヤスキエルからウィッチャーとバレるなと言われた矢先、魔術師マウスサックは、ゲラルトに気づき、声をかける。
(この時点ではシントラ王国の魔法使いではない)

マウスサック曰く、婚礼の儀式は夜通し続くが、実は出来レースで、同盟国スケリッジ諸島のクライトとの結婚がキャランセ女王とエイスト王との間に密約されていること、またエイスト王はキャランセ女王にこれまで3回も求婚していると言う。

そこへ遅れてやってきた雌獅子ことキャランセ女王は、鎧兜姿に血しぶきを浴びた姿で会場入りし、ひな壇に座る娘パヴェッタに、「シントラのための政略結婚だ」と言い聞かせるが、納得できないパヴェッタ。

酒が入ってきた客人たちの小競り合いが始まった。
キャランセ女王はそれをゲラルトに納めさせようと振るが、ゲラルトはその期待に応え、納めたため、ひな壇の自分の隣に座るよう命じる女王。

キャランセ女王の頼み

ドレスに着替えたキャランセ女王は席に着くと、「今夜地獄の争いが起きるかも。その時はバカどもを一掃して欲しい」と言うが、ゲラルトは、「オレのは助けられん」とあっさり断る。

現れた男

花婿候補がひな壇の前に立ち、武勇伝を語ってアピールをはじめる。
何人ものアピールが続き、いよいよ本命のクライトの時間となった時、シントラ兵士の阻止を突破し、ひとりの騎士が広間へと入って来て、女王の前にひざまずくと、兜を被ったまま、「アーレンワルドのアーケオン卿”です。姫をもらい受けたい」と言う。

兜を脱ごうとしない騎士に、「非礼ではないか」と責めるキャランセ女王。しかし騎士は、「騎士の宣誓で夜0時まで兜を脱ぐことができない」と説明するが、エイスト王はそれを無視して兜を剥ぎ取ると・・・ハリネズミの容貌をした男が現れ、会場は騒然となる。

”驚きの法”

それを見たキャランセ女王は、「ウィッチャー、殺して」と言うが、「断る。怪物じゃない。カレは呪われている」とゲラルト。
キャランセ女王は、「野獣を殺せ!」と兵士に命令を下す。
兵士らは剣を抜き、攻撃しはじめるがアーケオン卿はそれを交わすと、「私は正統な許嫁だ。”驚きの法”に基づき姫をもらう」と宣言する。
一瞬、静まり返る広間・・・しかし女王が命令を止めないため、兵士らは再びアーケオン卿を攻撃、アーケオン卿は絶対絶命の状況に・・・。
それを助けたのはゲラルトだった。

「両方殺せ!」と叫ぶキャランセ。
来賓客が兵士に加担しようとした時エイスト王は、「”驚きの法”は絶対だ。殺すならまず私を殺れ!」とアーケオン卿を助ける方に加わった。
女王は兵士から剣を奪うとゲラルトに向かって剣を構え、「ストップ!」と叫び、騒ぎを止めた。

その時、パヴェッタ王妃が、「ダニー、どうして来たの?」とハリネズミのアーケオン卿に走り寄り、ふたりは抱き合う。

ダニー・アーケオン卿はキャランセ女王の前に再びひざまずくと、「幼い頃に呪いを受けた。私の人生は惨めだったが、あなたの夫ログネル王を死から救った時、慣習に従って見返りに”驚きの法”を求めた」と言う。

【驚きの法とは】
契約の一種。
誰かに命を救われた場合、なんらかの条件を提示して報酬をもらう契約。
ダニーはログネル王に、「王が思いがけず授かったものを頂く」と約束した。それがパヴェッタ王女だった

キャランセ女王は、”驚きの法”に基づき、ダニーがパヴェッタをもらい受けに来ると分かっていてダニーを始末しようとしていたのだった。
キャランセは、娘パヴェッタがダニーと恋愛関係にあることも知っていた。

「これはワナだ」と主張するキャランセにエイスト王は、「驚きの法は人類の初めからある。
正当な主張だ。見返りは作物や子犬の可能性もあった。運命で見返りがパヴェッタになった。運命には逆らえない。見返りを拒絶すれば宇宙の理が乱れる」と説得し、マウスサックも、「運命に従うのみ。さもなくば怒りが我らの頭上に降りかかる」と言うが、それでも我が娘を野獣と化した騎士に渡すことなどできないキャランセ女王は認めようとしない。
しかしゲラルトは、「約束は尊ぶべきだ」と言い、パヴェッタ王女は、「ダニーを愛してるの。カレと結婚する。やっと自由に生きられるわ」と言う。

パヴェッタ王女の魔力

この状況から、ふたりの結婚を認めざるを得なくなったキャランセは、剣をエイスト王に渡し、ダニーに向かって手を差し伸べる。
その手を取ったダニーの耳元でキャランセは、「これが運命よ」と囁くと、ダニーの剣を奪い、喉をひと突きにしようとした時、「NOoooooooo~」と叫んだパヴェッタ。
大嵐の魔法が起こり、パヴェッタとダニー以外は吹き飛ばされてしまう。

マウスサックとゲラルトは、魔法で嵐を止めようとするが、その威力は凄まじく、中々止めらないほどだった。
キャランセは娘に魔力があることに驚く。(キャランセの母も魔力を持っていた)

ダニーとゲラルトの”驚きの法”

「”驚きの法”に従おう。王女はアーケオン卿と結婚する」とキャランセ女王は公言し、エイスト王と結婚することも同時に発表した。

結婚の儀が行われた。キスを交わしたダニーとパヴェッタ・・・・その時、ダニーが苦しみ出す。
ダニーは運命が満ちて呪いが解け、人間の姿へと戻った。

それを確認したゲレルトが去ろうとした時、ダニーは、「あなたに命を救われた。礼がしたい」と言う。1度は断ったゲラルトだが、ダニーが譲らなかったため、「ならば”驚きの法”を返してくれ。”知らぬ間に手に入れたもの”で」と言う。

その時、パヴェッタの妊娠がわかる。

マウスサックは去ろうとするゲラルトを止め、「私は残り姫を導く。キミも残れ」と言うがゲラルトは、去ると言う。
それでもマウスサックは、「これは宿命だ。運命から逃れることはできない。必ずその時は訪れる。だが将来、築かれるお前とあの胎児との絆は、きっと並外れたものになる。お前が驚きの子を拒否して去ったら、確実に俺たち全員に大災難が降りかかる」と説得するが、「宮廷は食わせ者が多い。気をつけろ」とマウスサックを心配し、ゲラルトは去った。

 

1263年 シリ王女エピソード 

ブロキロンの森で

魔術をかけられたかのように、「シリ・・・」と呼ばれる声に導かれ、無意識のまま森へ入ったシリは、鳥の羽ばたく音で意識を取りもどすが、槍を構える民族に取り囲まれていた。
彼女らは、古代語を話すブロキロンの森に住む妖精ドライアド。
ドライアド族長アイスネから名前を聞かれ、シリは「フィオナ」と答えた。

そこへ胸に矢が刺さったダーラが運ばれて来た。
アイスネは、「ブロキロンの森の水は万能だ」と言うとダーラのケガにかけ、「森に初めて入る者には水を飲ませる。二人とも飲め」と言う。
アイスネ曰く、水を飲めば、悪意のある者は死に、邪心がなければここに居られる。そしてその内、これまでの記憶をすべて失くすと言う。

ダーラ

ダーラから、フィオナと名乗った理由を問われ、自分の素性を明かしたシリ。
ダーラは、シリがエルフ族を殺したシントラ王国の王女と知り、「女王が家族を殺した。エルフの反乱後に命令した。兵士は笑いながら殺し、レイプし、赤ん坊まで殺した。ボクは隠れていたから生き残ったんだ。救うべきだった。戦って死ぬべきだった。だからボクは自分を忘れる」と怒りと後悔と、そしてブロキロンの森の水を飲むと決意するが、「私はできない。運命を探しだす」とシリ。

ブロキロンの森の水が効かないシリ

ダーラは水を飲み、「何も問題ない」と言う。
アイスネは、「過去を忘れて仲間になるのだ」とシリに水を差し出す。
覚悟を決めたシリは水を飲むが・・・全く効かなかった。
それを見たアイスネは、「来い、シャンカヤンが呼んでいる」と大木の所まで連れて行き、木の樹液を直接飲ませるが、シリの記憶はなくならなかった。
大木はシリに話しかける、「お前は何者だ?」とー。

陥落したシントラでは・・・
陥落したシントラからシリ王女を奪取したのはニルフガードの騎士カヒルでした。
※(EP:1)のまとめでは”ニルフガードの兵士”と記してしまってます。
シリは魔力を使ってカヒルから逃げ、祖母キャランセ女王の遺言に従い、ゲラルトと会うため旅している途中です。

シリ王女に逃げられたニルフガード軍は、陥落したシントラで死亡しているキャランセ女王を見つけると、魔法使いフリンギラの魔術で、女王の肉片を使いシリ王女の居場所を特定する。

しかし【ブロキロンの森】は軍隊が侵入できる森ではなかった。
ニルフガード軍はシントラの魔法使いマウスサックを捕虜として連れ去った。
マウスサックはシントラの旗を隠して持ち出した

感想

壮大なドラマですよね~。
シーズン1は8話構成だけど、これシーズン1でどこまで進むんだろう。

●イェネファーのエピソード
一気に30年が経過してましたね~。
壮絶な痛みと大きな対価を払って手に入れた”エイダーン王国の魔法使い”の座だったけど、それだけの価値を感じない30年だったようですねー。
ハンサムで優しそうだったヴィルフリル王は、王子を産まない王妃に愛想を尽かせ、葬るために暗殺者を雇うと言う残虐な人物になったようです。
その暗殺者と怪物クララッハは凄かったなー。
イェネファーはクララッハを退治したようだけど、暗殺者は生きてる。またどこかで会うのかな。
問題は、ヴィルフリル王の本性を知ったイェネファーが、エイダーン王国へ戻るのか否かですよね~。

●シントラ王国のエピソード
キャランセ王女が孫であるシリ王女に、「ゲラルトを捜せ。それが運命だ」(EP1)と言った理由がわかりました。
シリの父ダニーがゲラルトと交わした「驚きの法」による運命だったんですね~。

で、気づいたんですけど、シリ王女を捜し回ってるニルフガード軍の魔法使いはフリンギラですよね~。
彼女との繋がりもまだあるんですね。
婚礼の儀で、ニルフガードのペレグリン卿が小馬鹿にされているシーンがありましたねー。
14年後には、ニルフガードによって陥落させられるシントラ。
そう考えると、魔法使いフリンギラはかなり力を発揮したってことかも知れませんねー。

●最近、ウィッチャーの数が減ってるって話しもありました。
(1249年)の頃のことだけど、ケィア・モルヘンが破壊され創れなくなったそうですよ
意味わからんけど(笑)

 

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