#2 エピソード
レジとピートの命が絶たれた壮絶な事件の後、普段の穏やかな生活を取り戻し始めたアレクサンドリアの住民たち。リックたちがウォーカー誘導作戦を実行している一方で、町ではレジを失い意気消沈のディアナをマギーが励まし町を発展させるよう促していた。そんな中、リックたちが不在の状況下で、突如町の中に大きな異変が巻き起こる。
谷底のウォーカーの大群が町へ移動しはじめているのを察知したリックたちは、町と反対方向へウォーカーを導く作戦を決行中、町の方からクルマのクラクションが鳴り響く。せっかく導いていたウォーカーたちはクラクションに反応し、町へ方向転換しはじめる。
ウォーカーの大群大移動作戦が決行されるまでの経緯からスタート。
平穏だったアレキサンドリアの町だったが、レジとピートを亡くした上に、リックが、町を存続させたいのであれば戦う必要があると住人に訴えたことで、元住人と意見の相違が生まれる。しかし、谷底にウォーカーの大群を発見し、それらが町の方へ移動しているとわかったことで、渋々リックたちの指示に従う態度を見せはじめた。
ウォーカー大移動のシュミレーションの日、町に残された住人は、日常を取り戻そうと努力していたところに、額に「W」の文字を書いた凶暴な集団が町に突然進入し、住人を理由なく次ぎ次に殺害していく。 元々の町の住人たちは、銃の訓練もしていないし、戦う気力もない。リックたち仲間は、不法侵入者と戦う。
もはや、戦うべき相手はウォーカーでなくて人間になってきました。
リックの、守るなら戦うしかないと言う考えは、平和主義の人間には受け入れがたいものだけれど、散々いろんな体験をしてきたリックたち仲間には、自分とその家族、仲間を守るには戦うしかないとハッキリ理解できているワケです。 これは防衛を重視し、戦争を放棄している日本の縮図のようです。 しかし、モーガンは同じく妻も子どもも亡くし、恐ろしい体験をしてきても、人間を殺したくない。人間としての正しく生きたい思いが強く、リックたちとは意見が相違しているので、今後、それが波紋を広げるのでは?と言う気がします。
まだ、額にWの文字の凶暴集団の全貌は明らかになっていません。 カレは何者で、何を目的に町を襲ったのか? アレキサンドリアの町は、これからどうなっていくのか・・・? 続きます
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