ウォーキング・デッド11 ファイナルシーズン #4 レンディション(相関図あり)

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リーパーズの奇襲にあったあとのダリルのエピソードです

#4 レンディション Rendition あらすじ

暗闇の森の中でリーパーズの奇襲を受けたマギーたち。
ダリルが混乱する中、ドッグ(ペットの犬)と何とか逃げたが、結局、リーパーズに捕らわれてしまう。

 

相関図

まとめ

リーパーズ(収穫者)の襲撃

リーパーズの奇襲を食らったマギーたち。
ダンカンが、「逃げろ!」と叫ぶ中、仲間は散り散りに。

ダリル

ダリルはドッグ(犬)と暗闇の中を逃げるが、リーパーズは足音も立てずに近づき、気づいた時には真後ろに!
リーパーズと取っ組み合いになったダリル。ドッグは敵の足に噛みつき応戦するが、リーパーズはドッグを引き離し投げ捨てる。
そこへ現れた3人のリーパーズ。ダリルは咄嗟にナイフを投げつけ、相手が怯んだ隙に姿を消した。

思わぬ再会

夜が明けた。
ウォーカーの贓物を身体に塗り、ひとり電波塔へ向かうダリルはその途中、ドッグの吠声を聞いて周辺を探すが、ドッグはリーパーズの傍らに居た。

「犬を放せ」と要求するダリル。
リーパーズは無言のままマスクを取り顔見せるー。

それはかつてダリルと恋愛関係にあったリアだった。

「二度と会うことはないと思ってた」と言うリアに、オレもだとダリル。
リアは続けて、「あなたは仲間といたわ、彼らは誰?」と聞くが、「仲間じゃない。偶然出くわしただけでひとりだ」とダリル。
しかしそれがウソだと分かっているリアはダリルにライフル銃を向ける。
ダリルは、「オレは戦いの相手じゃない」と言い、ドッグを呼び、その場立ち去ろうとするが、一瞬にしてダリルはリーパーズにほうい囲まれてしまう。

捕虜

頭に布を被され、彼らのアジトへと連行されたダリルは小屋に入れられると布を脱がされた。
目の前にはリアが。
ダリルはリアとの過去について、「キミのところへ戻った。探し回った。なんであんな連中といる?」と聞くが、「彼らは家族よ、私を探し続け、見つけてくれた」と言い、逆にダリルが話していた仲間は彼らのことか?と確認する。
ダリルは、それは過去の話であり、最近はずっと単独行動していると言うが、それがウソだと分かっているリアは、ダリルの顔を拭くフリをして、布で口を覆い意識を失わせるー。

拷問

水攻めの拷問を受け、仲間について口を割るよう迫られるが、「何も知らない」とダリル。
リアはあまりに惨い拷問に、「私が対処する」とそれを止め、「協力して。すべてを話すのよ。私たちのボスは冷酷なの」と言うが、ダリルは”食べ物と道具を交換取引しただけの相手”と言い続け、再び牢獄に監禁される。

フロスト

別牢にはフロストもいた。
フロストは戦いでケガを負ったか、拷問のせいか、かなり弱っている。そしてダリルに気づくと、「ダリルか?仲間は無事か?」と話しかけて来た。
仲間ではないとと主張しているダリルは、「食料を分けただけで仲間と思うな」と冷たくあしらい、仲間ではないフリをする。フロストもダリルの意図は理解。しかしフロストは牢から連れ出されて行くー。

リアとダリル

牢獄にやって来たリアは、「真実を話して。彼らは誰なの?」と言うが、ダリルは、「過去もこれからもキミにはウソはつかない。何も知らない。協力できるならしてる。ドッグと行かせてくれ。二度と会わない」とダリル。
そこへボロボロ状態のフロストが牢に戻された。

 

リーパーズたち

マギー、ダリルたちとの戦いで、リーパーズの仲間もケガを負い、死んだもの。
ボッシーはターナーを背負ってアジトに戻って来た。
ターナーの死に涙するリア。そこへやって来たリーダーのホープは、「神がお怒りだ。オレも怒ってる鉄槌を下せ!」と指示する。

【リーパーズの過去】
亡くなったマイケル・ターナーはリアにとって、軍人時代を共に戦った同志であり、弟のような存在だった。そしてリーダーのホープが会社(傭兵斡旋業務)を設立した時、リアがターナーを引き入れた。

 

リーパーズとダリル

リアとダリル

ターナーの死がやりきれず牢にいるダリルに、「仲間を失うのはツラい。あなたを失って以来のツラよ」と打ち明けるリアに、「オレは失ってない。キミの元へ戻った」とダリル。しかしリアは、「あなたは自ら私の元から立ち去った。でも上手くいかなかった。こんな世界じゃ幸せになれない」と言う。
ダリルは、リーパーズのやり方(残虐行為)に問題はあるのでは?と言うが、「あなたも人を殺してきた。人を非難する資格はない。これが私」とリア。

しかしリアは、「あなたを助けたい。今でもあなたが大切よ。苦しむのを見たくない。だから何でもいいから話して欲しい。でなきゃボスが何をするかわからない。カレは誰かに報復するわ」とダリルを説得する。
ダリルは多少の脚色を加え、「女がリーダーだ。オレの前では暗号で話す。背の高いおしゃべりな男と、ショットガンを持つ神父もいる。仲間は多くて30人ぐらいいる」と言う。
リアは、「今夜連れ出す」と約束すると立ち去る。それを別牢で聞いていたフロスト。

リーパーズたちは15人ほど
教祖ホープ

リアはダリルから得た情報を教祖に話すと、「カレを受け入れて。彼らの仲間は私たちの倍いる。ターナーを失い、2人が行方不明で人手が必要」と提案するが、教祖は、「昔の男に探りを入れたかっただけだろ?」とリアの行動を批判する。
それでもリアは、「カレ(ダリル)は痛みも死を恐れない。私たちと同じ。カーヴァーもそれを見た。あなたにも見て欲しい」と言うが、「それなら教えてくれ、殺せたものを殺さなかった理由を」と教祖。
リアは、過去の一時期ダリルは大切な人だったが、ホープと再会し、この家族を選んだ。それを後悔してないと言い切る。
その言葉に教祖は、「お前を信じよう。この目で確かめる」と。

3人のリーパーズに小屋に連行されたダリル。
ダリルはリアから、「教祖が来る。私に合わせて」とアドバイスを受けるが、その直後、ふたりは小屋に閉じ込められてしまう。
まもなくドアからガソリンが流れてきて、火を放たれたふたり。
大火事の中ダリルはリアを庇い、小屋から脱出。

しかしそこで待っていたのはリーパーズのメンバーと教祖だった。
まもなくスッーと仲間の元へ戻ったリア。
教祖は、「歓迎しよう」とダリルに言う。

教祖ホープとダリル

小屋での火事の一件は、リーパーズへの入団テストだったのだ

教祖の部屋に通されたダリルは唐突に、「神を信じるか」と聞かれる。
「何も信じない。信じるのは自分だけ。テストに合格なんだろ?」と聞くダリルに教祖は、「あれで終わりだと思うな」と言うと自分たちについて語る。

【ホープのはなし】
軍人だった時、”死の谷”と呼ぶアフガニスタンで仲間と出会ったホープ。
「国のために戦ったが、多くの兄弟を失ったが政治家は軍人をただの道具扱いだ。だが我々は神を見た。導かれた。すがるものが少ない世界で神はいた」と言う。
またホープは、戦争が我々を破滅に追い込んだと言い、無事帰還した兵士たちも、障害に苦しみ、眠れず、仕事もないため、傭兵になったと言う。
誰もが嫌がる仕事を引き受けていたが、この世界は戦争より酷いカオスだったと言う。
政治家は爆撃を開始、仲間を助けようとしたが、すべて焼き払われたと言う。
「そんな中、オレは仲間を見つけた。仲間は、ケガひとつ、ヤケドひとつ追っていなかった。その時、神は我々を選んだんだと悟った」と言う。

ホープはダリルが、炎の中から無傷で出て来たのは、神がダリルを選んだんだと言う。

仲間

教祖はダリルをたき火を囲み食事する仲間の元へ連れて行くと、正式に仲間にすると宣言。
リアは安心した表情を見せるが、続けて、仲間(ターナー)を背負って10マイルもの距離を戻って来たボッシーの行動を称えつつも、「だがひとつ引っかかる。お前の傷は背中にある。ターナーがやられた時、どうしてたんだ?」と指摘しはじめるー。

不穏な雰囲気にリアは、「今日はやめて」と助け船を出すが、教祖は、「兄弟に背を向けるな」とダリルに忠告すると、突然ボッシーをたき火の中へと押し込み、仲間の前で焼き殺した。
それを呆然と見ているしかできないリーパーズたちに教祖は、「我々は選ばれし者。常に戦いに身を投じる」と言う。

 

感想

今回のエピソードは、リーパーズの奇襲を生き延びたダリルエピソードでした。
そしてシーズン10の追加エピソードで見た「ダリルとリアの(一応)恋愛エピソード」がここで繋がりました。
配信された時は、(このエピソード何やねん?要らんわ~)と軽く見ていたので、今回のリアの登場に、一瞬、誰?ってなりましたけど(笑)

ダリルは一応の信頼を得て、リーパーズのメンバーになったようだけど、傭兵軍団のリーパーズの戦闘能力は絶大。何故、マギーをそこまで恨んでいるのかはわからないし、ダリルは内側からリーパーズを崩壊させる気なのかも?だけど、どうだろ。ひとりじゃ太刀打ちできそうもないですよね。
フロストも捕虜にされたとは言え、生き延びて良かった。

そういえば、ダリルが敵捕虜になるの、前にも見たなーと思ったら、救世主の時でしたよね?捕虜率高いっ(笑)

こういう少々宗教観のあるリーダーがアメリカドラマでは良く出て来ますけど、苦手やわ~。
今後の展開を見ていくしかないですね。
シーズン11がファイナルシーズンなんだし、ドラマ上、最後の敵と言うことかな。

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