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#15 御使いたち All His Angels あらすじ
ラグナルは自分の運命を自分で決めた。
アイヴァーとの別れに、特別の才能があると伝え、ある任務を伝えるラグナル。
ノーサンブリアへと向かう道中、ラグナルは過去のことを走馬灯のように思い返すのだった。
まとめ & 感想
アイヴァーとの別れ
アイヴァーの船が用意できたと言うエグバードに、ラグナルは別れをさせて欲しいと頼む。
牢獄に連れて来られたアイヴァーに、ラグナルはエラ王へ引き渡され処刑されるだろうと話す。
アイヴァーは「一緒に死ぬ」と言うが、ラグナルは、「おまえは特別だ。おまえは同胞の未来にとってかけがえのない存在だ。人と違う考え方をし、予測不能だ。それが役立つ。怒りを賢く利用しろ!そうすれば、いつの日か世界中がおまえを恐れる」と伝えた。
アイヴァーは、「俺たち兄弟がエラ王に復讐する」と言うと、ラグナルは「そうだ。必ず仇を取れ。でも相手はエグバード」と小声で伝えると、アイヴァーは頷く。ラグナルは忠誠の金の腕輪を握らせ、「おまえをナメているヤツらに思い知らせろ」と言い、「非情になれ!」と言うのだった。
アルフレッドは、アイヴァーに一緒に遊んだチェスの駒を渡した。
それは友情のしるしだった。
アイヴァーはウェセックス城をあとにする。
ラグナルは牢獄からそれを見つめ続けた。
苦悩するエグバード
「この状況を変えられない。望まぬことをやらねばならない。偉大な男を、友人を死に追いやってしまう・・」と嘆きと苦しみをジュディスに見せるエグバード。
ジュディスは「仕方がない」と慰めるが、「ほんとうにそうだろうか?責任はないのか?」と苦悩する。
ノーサンブリアへの道
移送される日が来た。
ラグナルは自ら歩いて荷馬車へと進み出るが、その手には十字架が握られているのに気づいたエグバード。
アルフレッドをラグナルの前へと連れて行く。
ラグナルは「君の父親のだ。君に癒やしを」と言いながらアルフレッドの首に十字架をかけてやる。
アルフレッドは「ありがとう。あなたを忘れない」と言うのだった。
ラグナルは、エグバード王を見て「アセルスタンが最後に選んだのは、あんたの神だ」と言いって自ら檻へと入り、ノーサンブリアへと出発した。
道中、御者に話しかけられたラグナルは、御者が盲目であることに気づく。
それは、ラグナルの死を預言した預言者の言葉そのままの状況だった。
ラグナルは、これは俺の人生だ。生き方も死に方も自分で決めたと呟き、神の預言を否定するのだった。
ラグナルはリンディスファーン修道院を見て目を見張る。
リンディスファーンは、ラグナルが初めて西の国を襲撃した場所で、アセルスタンと出会った場所。
過去が走馬灯のように蘇るのだった。
その頃、エグバード王は意を決して、アセルスタンが来ていた修道士の服に身を包み、ひとり徒歩でノーサンブリアへ向かっていた。
足の裏から血を流し、フラフラになりながらも、歩き続けるエグバード王。
エラ王の復讐
檻に入れられたまま引き渡されたラグナルは処刑場へと連れて来られる。
エラ王は思い続けてきた復讐を遂げるときが来たと神に感謝し、「簡単には死なせん」と言う。
拷問が始まった。
数日に渡り、ありとあらゆる拷問を受けるラグナル。
エラ王から何度も何度も「赦しを請え!」と迫られるが、屈しないラグナル。
エラ王はラグナルの額に十字を刻みこむのだった。
ラグナルの最期
拷問され続けたラグナルは、薄れる意識の中で走馬灯にように過去を思い出していた。
ラゲルサとの愛の日々、ビヨルン、亡くなったギーダ。そしてアイヴァーの障害を知って殺そうとした時のこと・・そしてアイヴァーを背負いながらウェセックスへと向かった日のことまで・・・。
ラグナルが公開処刑に処される日が来た。
ノーサンブリアの人々の中にエグバードの姿も。ラグナルはそれに気づく。
大きな穴が掘られ、その中に大量の毒蛇が投入された。
ラグナルは「オーディンが宴の準備をしている。ヴァルハラへ行く英雄は死を嘆かない。神々が俺をもてなす。オーディンの使者が俺を連れ帰るのを歓迎しよう!」と言う。
エラ王の「主よ、お助け下さい。私を敵から」と言う言葉と共に、檻の底が開けられ、ラグナルは穴へと落とされる。
ラグナルは、穴の中で毒蛇に噛まれながら死んでいった。
エグバードもラグナルの死を見届けたのだった。
カテガット
ウェセックスの使者に送り届けられたアイヴァーを、兄(ウベ、シグルズ)たちが迎える。
アイヴァーは、エグバード王がエラ王に引き渡し父さんを見殺しにした。ラグナルはもう死んでいる。復讐することが重要だと言うが、
兄たちは、カテガットをラゲルサ軍に襲撃され、母親を殺された。今はカテガットの女王はラゲルサだと教えられ、怒りに震えるのだった。
ん~、不死身じゃないか?と何度も思わせてくれたラグナルですが、とうとうエラ王の手によって殺されてしまいました。
ラグナルと一緒にここまでを振り返る感じのエピソードでした。
最期、ラグナルはオーディンの使者によってヴァルハラへ連れて行かれる神々を選んだんですね。
愛したアセルスタンは、キリストの神の元。
ふたりはあの世で再会することもないんだなぁ・・と思ったりしました。
アイヴァーが小さい頃は、ラグナルも悩んでいたけれど、最後はイングランド遠征をふたりで出来て良かったなぁって。
エグバードは、このドラマではとても愛情深い人物に見えてしまいます。
ジュディスのことも大切にしているし、アセルスタンはもちろん、エグバードはラグナルの最期を見るために身を隠してまでノーサンブリアへ来たのですから。
これでラグナルの章は終わりましたね・・。
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