THIS IS US シーズン3 #17 R&B

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海外ドラマTHIS IS US

このエピソードを含めシーズン3も残すところあと2エピソード
今回はすべて、ランダルとベスのお話です

 

CATVで視聴される方に朗報
AXN
で 12/8~ 21時~ シーズン3の放送が始まりました。
シーズン1,2はAmazon Primeで視聴できます
「THIS IS US」はAmazon Primeでシーズン1~3まで視聴可能です

#17 R&B あらすじ

夕食会のあと、言い争うになったランダルとベス。
振り返ればふたりの出会いは大学での新入生親睦会だった。

 

まとめ

現在⑴

ランダルの態度にキレたベスは、「今日は事務所で寝て」とランダルとの距離を取ろうとするが、ランダルは、「事務所で寝るつもりはない」と自宅へ戻って来た。
「今、決着をつけたいの?望むところだわ」とベスはランダルを迎え撃つ。

ベスの言い分、ランダルの言い分

「私、あなたが分からなくなった。あなたはあんな罵倒をする人じゃないハズ」と怒りをぶちまけるベスに、「酷いこと言ってしまった。キミに苛ついてたんだ。キミが食事会をすっぽかしたと思ってイヤミを言ってしまった」と謝るランダルに、「すっぽかすワケない。私があなたを支えなかったことがある?」とベス。
「ない。でも今の俺たちはリズムはバラバラだ」とランダル。
しかしベスは、「私は問題ない。ズレてるのはそっち。希望どおりじゃなくて不満なんでしょ?私があなたのために犠牲にならなかったからよ」と言う。

その言葉にラン樽は、「なんでそんなことを・・・。オレは毎日フィラデルフィアまで通い、議員の仕事は山積み、キミの夜クラスの日は早く帰り、リサイタルにも顔を出した。それはキミを応援してるからだ」とランダル。

しかしベスは、「いいえ違う。私が講師をやめないと気づいただけで応援なんかしてない。この20年間、ずっとあなたを支えてきた。あなたのどんな思いつきや夢物語にも付き合ってきたの。でもようやく私にも夢が出来た。心からやりたいことさえあなたに振り回されてる。私たちは出会った時からずっと同じケンカの繰り返しよ!」と言う。

過去:これまでのランダルとベス

●大学の新入生親睦会でランダルはベスに一目惚れする。ランダルはケヴィンのアドバイスでベスをデートに誘う。
●紆余曲折ありながらも恋人同士になったふたり。
●付き合って7年が経過。ランダルは何度もベスにプロポーズをするが、中々OKしないベス。
その頃ランダルは、毎週日曜日にベスを連れて母レベッカ宅でディナーを一緒にすることが決まりだった。ベスの気持ちを考えようとせず、今日もレベッカ宅へ行こうと言うランダルにベスは、ゴルフに行かないか?と誘う。するとランダルは、レベッカも一緒に行くものと勘違いし、3人でゴルフをすることに。ベスは自分の言いたいことが上手くランダルに伝わらないことに苛立つが、その時、ベスが何度もプロポーズを保留にしていることをレベッカが知っていると知り、「ママに何でも話すなんてフツウじゃない。私は夫のために自分の人生を犠牲にしたくないの。あなたはいつも自分中心なのよ!」とブチ切れてしまう。
レベッカはベスに、「ランダルの恋人があなたのように自分の意見を持ってる人で良かった。息子は情熱が過ぎるけど、あなたのことを犠牲にしたりはしない」と言う。
●レベッカの言葉で決意したベスはランダルを自分のお気に入りのメキシコ料理店に連れて行き、大好きなナチョスを食べながら、「今よ」とプロポーズを促す。
「今後も互いを犠牲にせず平等でいること。私たちはチームよ」と言うベスの言葉と共にふたりは握手する。


●結婚式でも誓いの言葉で揉めたふたり。でも最後はふたりで乗り越えた。
●ウィリアムとケヴィンがベス宅に居候しているストレスもふたりは乗り越えて来た

 

現在⑵

「出会ってからずっと同じケンカばっかりよ。もう疲れた。私が自分を保とうとしても、あなたが甘い言葉で丸め込んでしまう。あなたは私の仕事より自分の仕事の方が上だって思ってるのよ、それを認めたら?」感情をぶちまけるベス。

「違う。オレに酷いことを言わせようとするな。オレは絶対にそんなことは言わない」とランダル。
「私たち約束したハズよ。お互いの犠牲にはならないって。私がそれを破ったの、あなたの希望を叶えるために、何度も何度も自分を曲げてきた。子どもが出来れば休職、あなたが無職になれば残業。ウィリアムのアパートを買いたいって夢も賛成して協力した。そして市議会議員立候補も支えた。で、当選したら今度は何?私に夢を諦めて政治家の妻になれって言うの?イヤよ、私はやっとやりたかったことを見つけたの。今回だけは絶対に捨てたりしない。絶対に折れない。だけどそれが問題なの。私が折れないとこの家は回らない。それが現実なのよ」と言う。
ランダルはベスに言葉をかけようとするが、
「やめて。あなたはなだめるのが上手すぎる。私はあなたのその言葉に弱い過ぎるの」とベス。


しかしランダルは、「勝手に歴史を修正しないでくれ。この20年でいつボクがキミの意見を無視して強引に押し切ったって言うんだ?この家のリーダーはずっとキミだった。自分を正当化するためにオレを責めるな。20年遅れでようやく自分の夢に気づいたことをオレのせいにしないでくれ。結婚生活の中で、キミがどのタイミングでダンスがやりたいと言っても、オレはキミを応援してた」と言う。
そう言われてベスは思わず、「じゃぁいつ言えば良かった?どのパニック発作の時?」と言ってしまう。
一瞬でふたりの間の空気が凍ってしまった。
部屋を出て行くランダルにベスは、「どこ行くの?」と言うが、「事務所だ。今はキミと居たくない」と背を向けるのだったー。

 

感想

エピソード題の「R&B」は音楽のR&Bではなく、ランダルとベスって意味ですね!
見終わってわかりました。

私ね、ベスの言いたいことはすべてわかる気がします。
これまでも何度も自分の意見を通したいと思ってきたベスが、家族のことを考えて、ガマンしてきたのも事実なんだと思う。
ランダルの優しい説得ももちろんだし。
そして今回だけは、(バレエ講師)譲れないと言う気持ちもとてもわかる。
だけど家を出て行くとき、「この20年の間、ベスの意見を無視したことも、強引に押し切ったこともない」と言ったランダルの言葉も嘘じゃないと思うんです。
ランダルは、ほんとうにそんな風に思ってない。
これね、夫婦あるあるだと思う。

この世は、たとえそれがアメリカでも、家庭のシワ寄せは女性にかかるし、子どものことは母親に負担がかかる。
もうこれは、どうしようもない事実。
それと介護もね。
やっぱり結局、ベスが言うように女性がガマンを強いられる。そうじゃないと家は回らない。

だけどランダルはベスが大好きだし、ベスのために尽くしてるけど、いつもどこか自分本位なの。
ランダルの問題はココだと思う。
そしてそれはケヴィンもね。

最近の男性は、女性に家庭に入って欲しいなどと思ってないようだけど、私たち世代は、男は外で仕事。家庭を回すのは妻の仕事ってどっかで思ってる。
それはアメリカも日本も同じってことかな。

 

 

 

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