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#14 夜明け前 in the uncertain hour before the morning あらすじ
ラゲルサの勝利に沸く戦士たちとカテガットの民衆の前に正装で王の剣を持ったアスラウグが現れ、「あなたが強奪者になるなんて」と言う。
ウェセックス城内に入ったラグナルとアイヴァーを待ち構えていたのは、ラグナルを憎むエセルウルフ。ラグナルは兵士から暴行を受けたあと、檻に入れられる。そこへ戻って来たエグバード王。ふたりは対面する。
まとめ & 感想
奪い返したラゲルサ
ラゲルサの勝利に沸く戦士と、カテガットの民衆が見守る中、正装のアスラウグが王の剣を携えてラゲルサの前へとやってくる。
「強奪者」と罵るアスラウグに、ラゲルサは奪われたものを取り返したまでと言う。
アスラウグはラグナルとアイヴァーが死んだ予知夢を見た。ラグナルは死んだと言うが、ラゲルサは、決まっていないと言う。
アスラウグは王の剣を放り投げ、「すべてを放棄する代わりに安全を保障して欲しい」と要求。ラゲルサは受け入れた。
カテガットから立ち去ろうと歩き出したアスラウグが倒れた。ラゲルサがアスラウグの背中に矢を射り殺害したのだった。
ラゲルサはアスラウグの葬儀を盛大に執り行った。
ウベとシグルズ
ヘゼビューで監禁されていたウベとシグルズを解放したのはマルグレーテ。
彼女は、すぐにカテガットに戻って!と言う
カテガットに戻ったウベとシグルズは、既に占領されてしまった屋敷でラゲルサと相対する。
「母は!?」と問うウベに「私が殺した」と言うラゲルサ。
ウベは剣を抜き、ラゲルサに向かって行くが取り押さえられる。
ウベはシグルズにラゲルサを殺そうと言うが、シグルズは「俺を巻き込むな」と言う。
シグルズにとって幼少期の母は、アイヴァーとハーバードに入れあげ、自分を構ってくれなかった母でしかなく、「俺にとっては他人だ」と言う。
翌朝、アストリッドはウベとシグルズに「ラゲルサに触れたら、命はない」と警告した。
ウェセックスで
「エグバード王に会いに来た」と言うラグナルとアイヴァーは城内に通されたが、エセルウルフが捕らえるよう命令し、ラグナルは兵士から殴る蹴るの暴行を加えられて檻に収監され、アイヴァーとは引き離された。
城へ戻ってきたエグバード王は、ラグナルのことを聞き、檻に収監されているラグナルに会いに行き「遅かったじゃないか」と言う。
エグバード王は、ラグナルを檻に収監したまま広間へ運ばせ、奇妙な会食を始める。
ラグナルはアイヴァーと会いたいと要求。
アイヴァーが広間へと連れて来られる。
エグバード王は、アイヴァーも大切な客人、丁重にもてなすと約束し、アイヴァーはまた連れて行かれた。
安心したラグナルは、テーブルに出された料理にがっつく。
エグバード王は、移住地の虐殺は自分が命令した。すべて私が悪い。罪は私にあると謝罪するが、ラグナルは言葉にせず態度で怒りを見せた。
エグバード王は、「前回の上陸で、おまえは息子を残していった」と言い出し、ラグナルとクウェンスリス王女の子どもマグヌスを我が子同然に育ててきたと言ってラグナルに会わせる。マグヌスは父親に会えてるこの時を待っていたと喜ぶが、ラグナルは自分の息子ではないとハッキリ否定した。
エグバード王は、檻の中のラグナルと酒を飲み会話を楽しみ続けていた。
「権力を行使して小競り合いをしていたイングランドの国々をひとつにまとめ、今やどんな敵からも自衛できる力を得た。移住地は良い発想だったが、時代がちがっていた。いつかそれが上手く時が来る。孫のアルフレッドの時代には」と言うエグバードに、ラグナルは真実を知りたいと言う。
エグバード王は、「民衆や庶民、宮殿の中の兵士にとっては、世界で1番危険な男はおまえなのだ」と言って檻のカギを開けた。
ラグナルは檻からゆっくり進み出たが、痛みで倒れ、「俺を殺すんだ」と言う。
エグバード王は、「おまえの運命は私が決めねばならない。しかし語り合うべきことが山ほどある」と答えるのだった。
ラグナルとエグバード
エセルウルフはマグヌスを城から放り出し、ひとりで生きて行けと言う。
森には獣がいると怖がるマグヌスに「獣は宮殿の中にもいる」と言って追い出した。
エグバードとラグナルは、お酒を飲みながら語りあう。
話しは互いの宗教観の話しで盛り上がる。
エグバードはアセルスタンは神の子だったと言い、アセルスタンの死の真相を知りたいと言う。
ラグナルは、フロキが嫉妬して殺したと真実を話し、アセルスタンの死に負い目を感じていると言う。
エグバードは、「おまえが死ねば私の負い目になる」と言うが「それでも俺を殺すんだ」と言うラグナル。
エグバードは涙する
朝になり、エグバードと並んで座るラグナルの前に、アルフレッドをジュディスが連れて来る。
ラグナルは、アルフレッドを見た瞬間、表情が変わり、アセルスタンの息子であることを確信する。
ラグナルはアルフレッドを抱擁し、感動するのだった。
ラグナルの取引
夜。
エグバードはラグナルの処遇を決めることに苦しむ。
王としては処刑するべきだが、ラグナルへのシンパシーが決断を鈍らせるのだった。
ラグナルもひとり考える。
翌朝、エグバードは「私には殺せないがおまえは死なねばならない。それは世の中が求めていることだ」と言う。
するとラグナルは、「エラ王へ引き渡してくれ。彼なら喜んで俺を殺す」と言う。
しかし、エグバードは「おまえを自由にしてやりたい」と言う。
ラグナルは、「今回の上陸を息子たちは知っている。俺が死んだと聞いたらウェセックスに仇を討ちにくるはず」と言う。
ラグナルは、「俺を信頼しているなら頼みがある。アイヴァーを帰して欲しい。安全に送り届けて欲しい」と頼む。
エグバードは、約束すると言う。
そして「エグバードはラグナルを助けようと尽力した。俺たちは友情を誓った仲。俺が死んだ責任はエラ王だけにあるとアイヴァーに兄たちへの伝言を託す。そうすれば息子たちはエグバードには手を出さず、エラ王に復讐する」と提案する。
ラグナルは恐れるエグバードの手を包み、「恐れることはない」と言うのだった。
エグバードとラグナルは、お互い通じ合うものがある大切な友なんですよね。
アセルスタンを通して尚、ふたりは結びあったのだと思います。
ラグナルが、自分の死に際を意味のあるものにしようとしていることがわかります。
あー、ラグナル・・死んじゃうのかな。
ここまで見てきたから、ツラいですね
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