ヴァイキング~海の覇者たち~6 #8 ヴァルハラで会うまで

海外ドラマ
海外ドラマヴァイキング 海の覇者たち
今回のエピソードは
●カテガットではビヨルンがラゲルサ殺害に犯人を罰する
●オレーグ公はスカンジナビア半島襲撃をする前に情報を仕入れる目的で小部隊で襲撃をはじめる。
「ヴァイキング 海の覇者たち」シーズン1~5は、コチラで見ることができます。

Amazonプライム会員は、月額500円(税込)

#8 ヴァルハラで会うまで Valhalla Can Wait あらすじ

カテガットの戻ったビヨルンは、ラゲルサを殺した犯人を裁き、罰を与えることに。
ウベとトービは娘アサを連れてアイスランドへ出航することに。
キエフではオレーグ公が、春のスカンジナビア侵攻に先立ち、ある計画を実行しはじめる。

 

まとめ

カテガット

裁判、そして判決

ラゲルサ殺しの犯人として連行されたヴィトゼルク。
怒りに震えるビヨルンから殺害した理由を聞かれ、ヴィトゼルクは、「オレを殺しに来たアイヴァーだと思った」と言うが、「ラゲルサが殺された時、オレの一部も殺された。お前を一生許さない」とビヨルンはたとえ弟でも許すつもりはないと宣言。「どんな罰でも受ける。当然の報いだ」とヴィトゼルクが言ったため、ビヨルンはヴィトゼルクを有罪として処罰することを決める。

ウベは、「ビヨルンに赦しを請え」と諭すが、「俺たちの悲願を果たしたんだぞ?ラゲルサを殺し母さんの敵を取った。神々がリベンジの機会をくれたんだ。アイヴァーは大口を叩いてラゲルサを殺すと言っていたが、やったのはオレだ」と言うヴィトゼルクに、もう何も言えなくなる。

ビヨルンもまた苦しんでいた。
「母の死に息子ハリの死。そしてノルウェーの王位も失った。神々がオレを罰している。耐えがたい罰だ」と涙するビヨルンにエイリークは、「ヴァイキングなら誰でもラゲルサと息子たちの武勇伝は聞いている。不思議な気分だ。剛勇のビヨルンがオレたちと同じように死を悼み涙していることが」と話しかけるが、ビヨルンは、「究極の苦しみをヴィトゼルクに味あわせたい。火あぶりの刑だ」と刑を決める。

民衆が見守る中、ヴィトゼルクは火あぶりの刑に処される。

天を見上げたヴィトゼルクが恍惚とした表情で死を受け入れようとしたのを見たビヨルンはウベに合図する。
ウベは斧を投げてヴィトゼルクの手縄を切り、海に投げ出されたヴィトゼルクを救出した。
「殺さないのか!」と民衆が騒ぐ中、ビヨルンはヴィトゼルクの胸ぐらを掴むと、「お前は死ぬのを喜んでた。喜ばせてたまるかっ。ヴァルハラへは行かせない。生き地獄をさまよえ!カテガットから追放する。お前は野垂れ死ぬ運命だ!」と追放を選択した。

追放されたヴィトゼルク。
ウベは弟を助けたものの、「冬は越せないだろう」と弟を思う。

カテガットのこれから、そしてビヨルン王

ビヨルンは続けて民衆に、ノルウェー統一王選挙に惨敗し、カテガットが孤立してしまったこと。そのうちハーラル軍の襲撃を受けるだろうと伝え、「こうなった以上、王を辞すべきか?もしくはハーラルに忠誠を誓い国を守る道もある」と民衆に投げかけるが、民衆は誰も声をあげない。
たまらずグンヒルドは、「ラグナルの息子が皆の支えを求めているのよ。偉業を成し遂げてきたビヨルンが神々に見放されることを心配してる。でも大丈夫。神々はビヨルンに味方する。ビヨルンを信じるのよ。カレはそれに値する。ビヨルンを称えよ!カレは皆のために戦う!」と民衆を鼓舞する。
その言葉に民衆は、「ビヨルン王万歳」を連呼し、カテガットをひとつにした。

ビヨルンとふたりの女性

グンヒルドの内助の功で助けられているビヨルンだが、イングリッドとの関係も続けていた。
「愛する妻を裏切っている。嘘をつきたくない。終わりにしよう」と告げるビヨルンにイングリッドは、「それは本心じゃない。グンヒルドは気づいている。私を欲しいでしょ」と強引に誘惑。ビヨルンは結局イングリッドを抱いてしまう。

そこへやって来たグンヒルド。
グンヒルドは逆上することもなくクールに、「嫉妬はしない。そう言う性格なの。でもイングリッドに夢中なら仕方ない。私たちは運命を受け入れるしかない。彼女を自由民にするから結婚して、3人で暮らしましょう」と提案する。

思わぬ提案に、「何と言うべきか・・・」と言葉が出ないビヨルンにグンヒルドは、「黙ってる方が賢明ね。ラゲルサを襲った犯人はあなたが解放したホワイトヘアーよ。あなたは立派な人だけど、判断を誤ったのよ」と事実を告げ帰って行く

ウベ

チェーティルのケガは回復に向かっていた。
北欧は冬に向かっていたがウベは、「オーテルに会わせてくれ。フロキも捜したい。アイスランドへ出航しよう」と提案、娘アサを連れてアイスランドへと出航する。

 

アイスランド

アイスランドに到着したチェーティル、ウベ、トービたちを出迎えたのはチェーティルの家族と仲間だった。
チェーティルの妻イングヴィルドと息子フローディは父の帰還をよろこび、ラグナルの息子ウベが来たことは神々の恵みだと歓迎、神殿へと案内する。
しかしチェーティルの本心は、ウベを疎ましく思っているのだった。

チェーティルはアイスランドの王を狙ってるんですもんね。ウベの存在はその地位を危うくする存在と言うことでしょう。

キエフ

オレーグ公はアイヴァーとイーゴリ王子が日増しに仲良くなるのを見て、心穏やかではない。

ある日、食事の席でオレーグは、春にスカンジナビアへ侵攻する前に、スカンジナビアの状況を把握するためにも小人数の襲撃部隊で襲撃し、捕虜を捕まえ、情報を得るつもりだと言う。
「良い案だ」とアイヴァーは賛成し、ひとつの襲撃部隊を任せて欲しいと提案するが、「キミにはボクの側に居てもらいたい」とオレーグは認めない。

イーゴリ王子はお気に入りの木製人形でオレーグの動きや口まねをして遊んでいたが、突然それにキレ、「何のつもりだ?」と怒鳴りはじめた。しかしイーゴリ王子も負けずに、「無礼な。オレは王だ。この国のすべてはオレのものだ」と人形に代弁させる形で反論。
それを許せないオレーグは、木製人形を取り上げると踏みつけて壊し、「二度とバカなマネはするな!お前は王じゃない。私がいなければ何もできない何の価値もないガキだ」と言い放つ。

自室で震えて泣くイーゴリを抱きしめアイヴァーは、「メソメソするな、オレがついてる」と慰めるのだった。

 

ヴェストフォル

ノルウェーを統一するまでの道

ハーラル王は牢からオラフ王を連れて来るよう指示し、自分が過去にされたことを再現しながら、
「多くの王が私に賛同しているが、従わないものもいる。あぶり出して服従させる」と言う。
「ビヨルンはどうするんだ?」と聞くオラフ王に、「ヤツは特別だ。ヤツを殺した時、本当の意味で統一王になる」とハーラル。
それを聞いたオラフ王は、「オレも用済みなら殺せば良い!」と迫るが、「賢者として生かしておく。いつか役立つことをあるかも知れないしな」と言うと手カセ足カセを外すよう言う。
そしてハーラルの軍隊を出発させる。

 

襲撃を受けた集落

ヴェストフォル近郊の集落に騎兵が来襲し、村人を全員殺害し旗印を置いて去って行った。

ハーラルは、ひとり隠れて助かった老人から状況を書くが、襲撃者らの旗印に見覚えがなかったためオラフ王に意見を求める。
オラフ王は、「我々の領土を狙う異国民だろ。今回は襲撃で終わったが次は大軍で襲ってくるぞ!」と言うのだった。

感想

ラゲルサ逝去でファイナルシーズンの前半は終了のイメージですね。
で今回の8話から、後半エピソード突入した感じです。

今回は母ラゲルサの死をただただ悲しむビヨルンが、カテガットの民にノルウェー統一王選挙でハーラルに負けた、王を辞すべきか?と民に語りかけました。
その状況を変えたのはグンヒルドの言葉です。
民衆はビヨルンを王と称え、今後起こり得るハーラル軍襲撃にも立ち向かうと言う気持ちを作り出したのに、しょうもない女、イングリッドに夢中になるなんてバカですね、ビヨルンは。
しかも息子ハリが亡くなり、今はグンヒルドの子どもだけなのに。
ビヨルンはお人好しが過ぎるから統一王を逃し、こうして支えて貰うべき相手を傷つけて孤立していくんだと思います。

あのアイヴァーが良い人に見えてしまうほどオレーグの狂気は凄まじい。
そしてこれほど信用できない男もいないと思います。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました