ヴァイキング:ヴァルハラ 1 #8 始まりの終わり 最終話(相関図あり)

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海外ドラマヴァイキング:ヴァルハラ

シーズン1、最終話です。
8話にせず、もっとエピソード増やしても良かったのにと思うほど、内容充実のドラマでした。
8話で一気に歴史が進んだ(笑)

#8  始まりの終わり The End of the Beginning あらすじ

オラフ軍はコーレ軍と手を組みカテガットに攻め入る。
一方、クヌート王の妻エルフギフの策略により、エマの立場が危うくなる。

 

相関図

まとめ

イングランド 

エマの追放

スヴェン王に呼ばれたエマは、エルフギフ、ゴドウィンなど貴族や家臣の前で、エマとクヌート王との結婚は無効であり王妃の座も認められないと通告され、ノルマンディへの帰郷を命令され、王室から排除されてしまう。

エルフギフ画策

エマ追放はエルフギフの要求だった。
エルフギフの要求を飲んだスヴェンは、船団の居場所を聞くが、「オラフの元へは送らない」と言うだけで、船団停泊地を言おうとしないエルフギフ。

エルフギフもまた、王妃としての地位を守るのに必死だった。
そこでゴドウィンは、スヴェン王と敵対関係のままでは信頼は得られない。マーシア出身の利点を活かしてマーシアとの協定を成立させてはどうかとアドバイスする。

ゴドウィンのアドバイスに従いエルフギフは、マーシアと同盟を締結させる役目を任せて欲しいとスヴェン王に上申する。
スヴェン王は、「マーシアは重要ではない」と興味を示さないが、「マーシアは強い兵力を持ち支配しにくい危険分子です。同盟は妙案です」と加勢するゴドウィン。
スヴェンは渋々了承し、ゴドウィンに同行するよう言う。
エルフギフは、「私の価値を証明する」と意気込む。

 

ハーラル

コーレ軍の野営地で

オラフはハーラルを、(カテガットの情報を持ってきた者)としてコーレ首長に会わせるが、開口一番ハーラルはは、「あなたは卑劣な殺人鬼だ」と発言、場の空気がピリつくが、「カテガットはウプサラとは違う。武装した戦士たちだ。勝ちたいなら情報を聞くべきだろ?」とハーラル。

コーレを信用しすぎだと忠告するハーラルに、「ヤツはおかしい。無人の檻に異教徒の予言者がいると言ってる。それにレイフの妹にも執着し、殺すまで諦めない気だ。オレは知ってるぞ。フレイディスがお前の恋人だと言うことも、クヌートと組んでノルウェー王になろうとしてることも。オレを裏切った理由はなんだ?」とオラフ。

ハーラルは、「王になる日を待ってたら永遠に来ないからだ。こんなことすればクヌートの怒りを買うぞ!」と言うが、「王になるには交渉だけでなく時には奪い獲ることも必要だ。クヌートは船団を動かせない。オレが先手を打ったんだ。ノルウェーはオレのものだ。お前はどっちに着く?」と選択を迫る。
「決まってる。兄さんと戦う」とハーラル。

ありえない数

コーレはハーラルの想像以上の大軍を率いており、異教徒を一掃、キリスト教を浸透させると言う大きな野望を成し遂げる気満々だ。
オラフは、カテガットが今まで陥落しなかった大きな理由の1つの地の利があると言い、これまで攻めることは不可能だとされていた海側から、”ウルフムーン(狼月)”に攻撃をかけると言う。

【ウルフムーン(狼月)】
満潮と大潮が重なり、海面が上がりカテガットの港を攻撃しやすくなる

すると、「巨大な軍にこの作戦。あんたの勝利を確信した。だが神はこれを認めないぞ。あんたが報復にこだわる限り、俺たちは地獄へ落ちてしまう。だからまず、敵と交渉しよう。オレがホーコンと掛け合い、カテガットを明け渡し、改宗を要求する。彼らがそれを拒否すれば、彼らを殺しても罪にはならない」とハーラル。
コーレは一緒に交渉の場に居合わせることで了承する。

 

カテガット

儀式

ホーコンは危機に瀕しているカテガットのため、オーディンに生贄を捧げた

 

交渉

ハーラルが仲介役を務め、オラフは、「改宗すれば攻撃はしない」と交渉案を提示するが、「カテガットの民は死を恐れない。ヴァルハラに行けるならむしろ本望。この戦いで命を落としても我が民は栄誉と共に死ねる」と拒否、交渉は決裂する。
しかしハーラルはレイフを止め、「よく考えてくれ。空と海に目を向けろ。救いの道は必ずある」と声をかけた。

フレイディスはハーラルの裏切りに怒るが、「さっきのは敵の戦術を教えたんだ。海からもカテガットを襲う気だ」とレイフ。
本来なら海からの襲撃などあり得ないが、2日後に”ウルフムーン(狼月)”が来ることに気づいたホーコンは、準備をするよう指示する。

 

戦い

カテガット

戦いの準備をする戦士たち。
ホーコンも戦士らに気合を入れる。

コーレ軍

狼煙を上げたコーレはハーラルを拘束、カテガット襲撃を開始する。
ホーコン、フレイディスたちは陸からの襲撃に対応するが、予想以上の大軍に苦戦する。

一方、海からの襲撃に備えるレイフたち。
船団襲来に対応するが、レイフは船員が戦士ではない”おとり”と気づき、戦士をすぐに町の防壁へと移動させる。

オラフの作戦

コーレ軍に拘束されたハーラルを助けたのがオラフだった。
オラフは、カテガット襲撃はコーレや他の首長に任せ、勝負がついたところでカテガットに乗り込むと言い、「オレが乗り込む頃には、コーレらの軍は瀕死だろう」と笑う。

オラフはハーラルがカテガットに戦術を漏洩することを想定し、仲間に引き入れていたのだ。
ハーラルの情報で、カテガット戦士は海と陸の二手に分かれたたため、より陸からの襲撃が容易くなった。
オラフはハーラルがレイフたちを見捨てるワケがないと読み、利用したのだ。

オラフの策略に見事にハメられたハーラルは、オラフが高笑いする中、ひとりカテガットへと馬を走らせる。

陥落寸前

コーレ軍らはカテガットの防壁を突破、カテガットの町へと侵入するとホーコン首長を矢で射る。
フレイディスらはホーコンを屋敷へと運ぶが、「あなたは最後のひとりよ、何があっても生き延びて」と言う言葉を残し、亡くなってしまう

ハーラルがカテガットに着いた時、すでにカテガットは陥落寸前だった。
ハーラルも加勢し戦うが、腹を斧で斬られてしまう。

フレイディス vs コーレ首長

フレイディスを追いかけ屋敷へとやって来たコーレは、「ケリをつけよう」とフレイディスに1対1の戦いを挑む。
命を賭け戦うふたり。コーレはフレイディスの剣を奪い獲ると、その剣でトドメを刺そうとするが、フレイディスは持っていた短剣でコーレの腹を突き刺す。

そしてフレイディスはコーレの首を斬首した。

リヴの死

陥落寸前のカテガットにやって来たオラフはリヴの腹を刺し、「大広間へ向かえ!」と叫ぶ。

レイフはリヴを物陰に運び止血するが、血は止まらない。
「リヴ、死ぬな。置いていくな!」とレイフは声をかけ続けるが、リヴは薄れゆく意識の中で、「もうダメ・・いつかヴァルハラで会えるって言って」と言う。しかしレイフは、(ヴァルハラに行く)と即答できず、躊躇するうちにリヴは逝ってしまった。

リヴを失った悲しみと怒りはレイフを闇へと引き込み、鬼へと変えた。
レイフは敵戦士を惨殺しまくる。

陥落

フレイディスは重傷のハーラルを馬に乗せ、カテガットを後にする。

 

イングランド その2

エルフギフは【マーシアとの合意】を取り付け、意気揚々とスヴェン王に報告に行くが、王座に座っていたのは、エマ。エルフギフはエマを追い出せと言うが、誰ひとり指示を聞かない。

エマの王妃剥奪、ノルマンディ帰郷も、マーシアとの協定締結もすべて船団を探すための時間稼ぎのための計画だった。そしてもちろんゴドウィンもグル。
スヴェン王は船団を見つけ出し、既に孫(エルフギフの息子たち)を同行させ、カテガットへと向かっていた。

 

カテガット陥落のあと

読みどおりの展開で、戦わずしてカテガットを手中にしたオラフ。
戦士たちはオラフを、「ノルウェー王、ノルウェー王」と称える。

しかし敵の襲来を知らせるほら貝の音が鳴り響いた。
スヴェン王の船団がカテガットにやって来たのだ。

スヴェン王の大船団と分かった戦士たちは、「残って戦え!」と命令するがオラフを無視して逃げ、ひとり残されたオラフも逃げるしかなかった。

スヴェンは孫たちに、「よく覚えておけ。すべての裏切り者に死を!」と戦士を鼓舞するのだった。

 

感想

シーズン1はこれで終了。
ん~、やっぱり歴史って凄いな。
もちろん脚色はあるだろうけど、ヴァイキングとイングランドの歴史なんだよね、これが。
面白かったなー。
思ってた以上に面白くて充実した8話でした。

早くシーズン2を観たいぞ!
と言うことで、Netflixが、シーズン2,3の配信決定を発表したそうです。
楽しみです。

コメント

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