まさかの事実が3つぐらいあるエピソードですwww
#14 ザ・ロットン・コア The Rotten Core
ランスからの依頼で共同住宅に住む集団から襲撃で奪われた武器を取り返そうとするカールソン。しかし武器を強奪していない彼らは、カールソンらの襲撃と戦うしかなくなる。その一方で、ダリルとロジータはタフな案件をするよう強要されることに。
相関図
まとめ
コモンウェルス
セバスチャンの命令
D区域の巡回に出ようとしたダリルとロジータを呼び止めた兵士は、ふたりを町の外へと連れて行く。
そこに居たのはパメラ知事の息子セバスチャン。
セバスチャンは、「銃弾の使用数をカウントされてるから銃と兵士が使えない。そこでキミたちに頼みたい。ウォーカーの内蔵を身体に塗って群れを抜け、あの屋敷から”カネ”を取って来てくれ」と言う。
どうやら母親にカード限度額を下げられたセバスチャンの苦肉の策らしい。
ダリルは、「行かない」と言うが、セバスチャンは、「行くんだ」と言うと、ジュディス、RJ、ココ(ダリルとロジータの子どもたち)の名前を口にする。
その瞬間、セバスチャンの首にナイフを当てたダリル。
兵士はダリルに銃口を向けるが、ダリルは、「子どもたちを脅したら殺す」とセバスチャンに迫る。
「傷つけるとは言ってない。ボクなら彼らの暮らしを楽にしてやれる」とセバスチャン。
この依頼をやったら終わりだと言われ、ダリルとロジータはふたりで屋敷に向かう。
屋敷で
身体にウォーカーの内蔵を塗り、ゆっくりとウォーカーの中を移動したダリルとロジータは、屋敷の中へと入るが、屋敷の中にもウォーカーが!
それらは転化してまだ数日と思われるウォーカーだった。
その上、電源がダウンしておりカードキーが使えず、金庫のある部屋に入れない。
その時、ロックされたドアの向こうから、ノックの音が!
「あなたたちは別のグループ?」と女性の声だ。
女性はロジータたちがコモンウェルス軍だとわかると、「許して!置いて行かないで!助けて!子どもがふたりいる」と助けを求める。
彼女を含めて12人でこの屋敷にやって来たが、屋敷内に入れたのは3人。カードキーでロックを解除しエイプリルが部屋に入った途端電源が落ちて閉じ込められたと言う。
ダリルは電源室でウォーカー数体の襲撃に遭いながらも電源を立ち上げた。
ロック解除して入った部屋で
カードキーでロック解除し、入った部屋ではエイプリルが救助をよろこぶ。
すぐさまダリルは金庫を力ずくで開けはじめるが、簡単に開かない。
すると今度はシステム警報機が鳴り出してしまった。
どんどん部屋に向かって来るウォーカーたち。
家具でドアを塞いで時間を稼ぎ、ようやく金庫からカネを出したが、問題はこの部屋からどうやって出るかだった。
ロジータはエイプリルに自分の甲冑を着せ、ウォーカーの中を進む覚悟を決めるが、その時、銃声が何発も聞こえはじめたー。
ノックされダリルたちがドアを開けると、現れたのはマーサとキャロルだった。
マーサはダリルたちが、略奪目的で屋敷に入ったのだろうと言うが、「セバスチャンに脅され従うしかなかった」とロジータ。
エイプリルは兵士から従えば分前を渡すと言われ、12人でこの屋敷に入ったが、残ったのは部屋に閉じ込められた私だけだと説明する。
問題はウォーカーだらけの屋敷からの脱出だった。
しかしも銃弾は10発しかないため、マーサーはウォーカーの内蔵を身体に塗って群れを抜ける方法を選択するが、エイプリルがウォーカーの餌食となり死んでしまった。
露呈する真実
ダリル、ロジータ、そしてマーサとキャロルが屋敷から戻ってきた。
「手伝えよ」と言うマーサにセバスチャンの手下兵士は、「俺たちはあんたの指示しには従わない」と言い、カネを受け取り満足そうだ。
しかし次の瞬間、マーサは兵士ふたりを銃殺、ダリルに向かって、「セバスチャンにキミがカネを渡せ」と言い出す。ダリルは反論しようとするが、「セバスチャンに刃向かっても勝てない」とマーサ。
警察署にやって来たセバスチャンはカバンの中身を確認すると、「お手柄だぞ」と喜ぶが、自分の手下兵士2名がいないことに気づく。
「ふたりはやられた」とマーサ。するとそれで納得したセバスチャンは、机の上に配当金だと一部のカネを置くと、ご機嫌で行ってしまう。
ランス
カールソンに無線連絡してもレスがなくなってしまった。(何かあったのか)と訝るランス。
そこへやって来たキャロルは、セバスチャンのワガママのために多くの住民が死んでると報告するが、「カネは入手できたのか?」とランス。
どうやらランスが、セバスチャンのために問題を起こした住民を”罪滅ぼし”として”豪邸からお金を持ち出す案件”に利用していたらしい。
キャロルは、「ここでは全員に役割がある。それを担ってもらわないと」と言うランスに賛同するフリをする。
カールソン vs 共同住宅の住民たち
カールソンはコモンウェルスにいるランスに無線を繋ぐと、「制圧した。まだ積荷が見つからない」と報告、ランスは逐一報告するよう求める。
マギーたちの参戦
ビルのあちらこちらで住民の悲鳴と銃撃が聞こえる中、住民を助けるべくビル内に侵入したマギー、イライジャ、リディア、アーロンは移動中、何者かに銃口を向けられてしまう。
マギーたちに銃を向けたのはアニーだった。
アニーに、「何者なの?」と問われ、マギーが答えようとした時。
「彼女はマギーだ」と出てきたのはニーガン。
ニーガンは皆に銃を下ろすよう求める。
ニーガンはこの共同住宅の住人で、既にゲイブリエルのことは心配要らないと言い、クローゼットの奥の隠し部屋へとマギーたちを案内すると、ゲイブリエルと再会させる。
【コモンウェルスの武器を強奪していない】と言うアニーを信じたマギーは、住民救出を手伝うと言う。そこでアニーは、他の隠し部屋に隠れている住民救出に力を貸して欲しいとマギーと向かうことに。
リディアとニーガン
「黙って去った」と責めるリディアにニーガンは、自分がいない方が良いと思ったと言い、今はここに住み、アニーと結婚したと告白する。
リディアは、コモンウェルスが特別な場所であって欲しいと願っていたが、ウィスパラーズと同じだったと失望したと言う。
その時、「5階にいる。今なら兵士が散らばってる。移動できる」とアニーから無線が入る。
移動準備をするアーロンたち。
その時、ニーガンは兵士に捕らえられたハーシェル(マギーの息子)を見てしまう。
ニーガンはハーシェルを兵士から助け出す。
マギーとアニー
ショウガをかじるところを見られ、「妊娠12週。カレとの子よ」と告白するアニーに驚くマギー。
その時ニーガンから無線で、マギーの息子をも見つけたと連絡が入った。
マギーはハーシェルがクルマに隠れていたと知り、「すぐに戻る」と言うが、「カレは安全だ。オレが身を挺して守る。だからミッションを遂行してくれ」とニーガン。
心配と不安に支配されるマギーに、「カレが何をしたか聞いた」とアニー。
マギーは知っていながらニーガンを好きになったアニーを理解できないと言うが、「誰もが生き延びるために酷いことをしたりされたりしてきた。残念だけど私もそう。だけどカレのように善人になろうと努力してる」と言う。それでも、「忘れさせない」とマギー。
アニーは、「カレは忘れない。私には今のカレが大事なの。カレはあなたの子を何としても守るわ」と言う。
ハーシェルとニーガン
「ママが近寄るなって。嫌われてるの?あなたは悪人?」
ハーシェルからストレートに聞かれ、「昔のことがキッカケで嫌われてるんだ。昔は悪人だった」とニーガン。
するとニーガンに向かって銃を構え、「パパは悪人に殺された。あなただね?」とハーシェル。
ニーガンはハーシェルの前にひざまずき、「オレだ。キミとママの大事な人を奪った。何を言っても何をしても変わらない。キミが引き金を引いても責めない。だが、今やったら敵に居場所を知らせてしまう。オレは死んでも当然だが、他の人は違う」と頼む。ハーシェルは黙って銃をおろすー。
カールソンとの戦い
マギーとアニーが移動中、住民を撃ち殺しながらカールソンと兵士がやって来た。
カールソンは、有益な情報がないヤツは頭をぶち抜け!武器が見つからなければここを焼き払う」と指示する。
それを聞いたマギーは、「考えがある」とアーロンに無線連絡する。
一方、隠し部屋のある部屋に入ってきたカールソンと兵士たち。
クローゼットの違和感に気づいたカールソンが近づく中、ニーガンたちは息をひそめ、戦闘に備える。
カールソンが服をかき分けけようとした時、銃撃戦の音が聞こえ、「屋上に神父とアーロンだ!」と声があがる。
カールソンはすぐに部下を連れ屋上へ。
ギリギリのところでニーガンたちは直接対決を回避できた。
カールソンの最後
屋上にアーロンとゲイブリエルを追い詰めた兵士たち。
カールソンは銃口を向けると、「武器を捨てろ」と命じる。
それに従ったアーロンたちに、「何を考えてるんだ?コモンウェルスに反抗してまで泥棒集団を庇うのか?」と近づき銃を向けるカールソン。
その時隠れていたイライジャが背後から近づき、兵士の始末にかかる。それに反応し、アーロンはカールソンから銃を奪う。
すぐさまカールソンは応援を呼ぶが、戦闘中の部下は屋上にやって来ない。
不利と見たカールソンは、「話し合おう」と言い出すが、アーロンはカールソンの銃でカールソンを撃ち、屋上から落下させる。カールソンは、自分自身で蹴り落とし、殺した住民の遺体がある場所の落下すると、転化した住民ウォーカーの餌食となった。
住処と住民を守って・・・
マギー、リディア、イライジャ、そしてアーロンとゲイブリエルの力を借り、何とか住処と仲間を守ったニーガンとアニー。
約束
ニーガンはじっと睨み続けるハーシェルに、「決着がついてないよな。それじゃこうしよう。キミはヒルトップに戻り、ママを手伝って再建しろ。そして何年後かキミが成長したらオレを探せ。その時、決着をつけよう」と約束する。ハーシェルは頷きもせず、ただ黙ってそれを聞く。
危険を承知でランスに報告するため、コモンウェルスに戻ることにしたアーロンとゲイブリエル。
しかし結局、コモンウェルスの武器を奪ったのはイアンたちではなかった。
「一体武器を奪ったのは誰だ?」とゲイブリエル。
2週間前
コモンウェルスの運搬中の物資を襲撃、兵士20人殺し、すべての物資を強奪したのは・・・リアだった。
感想
エピソード題の「ザ・ロットン・コア(The Rotten Core)」の意味は、芯が腐ってるだと思います。
まさしくコモンウェルスの腐っている芯の部分が明らかになりました。
で、最後の最後に登場がリアだとはね~。
彼女もあのままでは終わらないのね~。ま、元傭兵だものね、強いわ。
しかしひとりで襲撃したんかな?それはそれで凄い。
ニーガンとハーシェルの会話シーン、良かったな。
ハーシェルは母マギーからこれまでパパを殺した悪人のことを聞いていると思うし、それがニーガンだとわかれば銃口も向けたのもこの世界で生きている以上当然の行動でしょうね。
ハーシェルがもう少し大人になって、ニーガンと決着をつける日を待つのが1番だと思う。
しかしニーガンがアニーと結婚したなんてねー。
イヤイヤ違和感でしかないんだけど
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