ウォーキング・デッド11 ファイナルシーズン #13 司令官たち（相関図あり）

おっと、新たな展開これは面白いかも？
IMDb 8.6のエピソードです

ウォーキング・デッド　シーズン11　ファイナル・シーズンは、3部構成。
16話までが２部となり、一旦ここまでは配信となる予定です。
あと３話ですね。

#13 司令官たち  Warlords あらすじ

ヒルトップに馬に乗った男が助けを求めてきた。イライジャ、リディアは男は持っていた地図の印の場所へ助けに行くべきだと言うが、反対するマギー。一方、コモンウェルスに住むことになったアーロンは、ある仕事を任され、ゲイブリエルを訪ねる

相関図

まとめ

ヒルトップ

助けを求める男

コモンウェルスへ行くことを選んだリディアがヒルトップのゲートを出た時、大ケガを負っている男が馬を走らせやって来た。

気を失うように落馬した男は、走り寄ってきたリディアに何かを握らせると、「悪魔が虐殺した・・・ウソつきめ・・・彼らを助けて・・・」と言うと息絶える。

亡くなった青年がリディアに渡したのは地図だった。
リディア、イライジャ、マルコは助けに行くべきだと言うが、マギーの判断は、救助はしないだった。
「ワナの可能性があるし、今の私たちには戦えるだけの人員がいない」とマギー。
しかしイライジャは、「これまでどんなに劣勢でも助けを求められれば戦ってきた」と言い、リディアとイライジャ、マルコは３人で救助に向かうと言う。

結局マギーは、３人の正義感に押され、救助に加わる。

リディアたちの気持ち

救助に向かう道中、リディアはマギーに、”コモンウェルスの援助を断った理由”を聞く。
「助けを借りなくても切り抜けられる。楽ばかり求めてはダメ」とマギー。しかしリディアは、「私は決断を下すより人の望み聞く」と言い、仲間がコモンウェルスの協力を求めたのに、それを拒否したマギーを批判する。
「コモンウェルスの方が良いと思うの？外の世界と遮断されてる町よ？」とマギーは言うが、リディアは、「私はただ同じ日々を過ごしたい」と言い、イライジャも同じ気持ちだと言うのだった。

トルーパーのウォーカー

その時、目の前にウォーカーになった３体のトルーパーが現れた。
マギーたちは、３体が甲冑の隙間から正確に首を狙われ殺害されたことに気づき、驚く。
その時、「待ってくれ！オレだ！」と走ってくる男が・・・アーロンだった。

1週間前

神父ゲイブリエル

現在アレクサンドリアはコモンウェルスから人員、資源が投入され、再建に向けて動きはじめているー。
そんな中、コモンウェルスに移動したアーロンは教会に出向く。
そこでは信者を前にゲイブリエルが説法していたー。

久しぶりの再会だったー。
「今日の説法は素晴らしかった。幸せそうだ」と言うアーロンに、最近、再び神の声が聞こえはじめたとゲイブリエル。
実はアーロンがゲイブリエルに会いに来たのには理由があったー。
困っている人を助ける”新たな移民戦略”に携わることになったアーロンは、バージニア西部の共同住宅にいる約40人のグループに救助の手を差し伸べることになったが、そのグループが宗教集団であることから、ゲイブリエルを同行させるように言われたと言う。

移民事業

移民戦略のボスはカールソン。
カールソンはアーロン、ゲイブリエル、研修中のジェシー、そして部隊を連れて集合住宅近くまでやって来ると、「カレらを仲間にすると思うとワクワクしてドーパミンが出る！」などと興奮を隠せない様子だ。
しかし建物の様子を見たアーロンは、「この集団は友好的な開拓者には到底見えない」と接触を止めるべきだと進言するが、「キミたち二人に期待してる」とお気楽なカールソン。

挙げ句にいつもなら同行させる兵士を野営して待たせると言うカールソンに、「私は交渉の場に行かない。遠慮する」とゲイブリエル。するとカールソンは、「議論の余地はない。これは司令だ」と言い出し、アーロンとゲイブリエルは従う覚悟を決める。

共同住宅の住民

４人は集合住宅の正面玄関前に立つと、「コモンウェルスから来た。友好を交わしたい。食料を持ってきた。向かい合って話そう」と声をかける。

程なくしてカギが開き、玄関からひとりの女が出てきた。
女はアーロンたちの武器を回収すると４人を建物の中へと入れるー。

リーダー：イアン

建物に入るなり、カギをかけられ、身体検査をされたアーロンたちは、奥の部屋へと案内された。
そこに居たのはリーダーのイアン。

コモンウェルスの町には何でもあり、誰でも住みたくなる町だとプレゼンするアーロンに、「その町はどこにある？」とイアン。
すぐさま、「場所は教えられない」と答えたのはカールソンだった。
するとイアンは、４人に後ろを見ろと言う。
そこにはいくつもの頭蓋骨が棚に並べられていた

イアンは、「その頭蓋骨は私の仲間を傷つけた侵略者たちのものだ。だからここを知られてこのまま帰すと思うか？ひざまずけ！」と叫び、カールソンだけをひざまずかせると、額に銃口を向け、「部隊がどこにいるか言え！言わないならひとりずつ殺す」と脅迫をしかける。

この状況にアーロンは、「我々は侵略者じゃない。友好の印に食材も持ってきただろ？誰も死ぬ必要はない。解放してくれればここを立ち去り二度と来ない。約束する」とイアンを説得する。
イアンがそれを受け入れ、「二度と戻ってくるな」と銃口を外した瞬間、カールソンはイアンから銃を奪い取ると撃ち、警護していたイアンの部下も全員撃ち殺した。

「何するんだ？カレは私たちを解放しようとしていた！」とアーロンは抗議するが、カールソンは、「黙れ！これが私の仕事だ。部屋にカギをかけて待機しろ！」と指示する。

実はカールソンはランスから命令を受けて、イアンたち集団を全滅させるために来たのだった。

ランスの目的を果たすため

カールソンはイアンを人質に取ると、「奪った武器はどこだ？」と迫るが、「何の話かわからん。武器など知らん」とイアン。それでもカールソンは、イアンを暴行し続け、武器の在り処を吐けと迫る。

見るに耐えられずゲイブリエルはカールソンを殴って暴行を止めようとするが、結局イアンを銃殺、ゲイブリエルは兵士に拘束されてしまう。
アーロンは、「人助けが仕事だろ？」と抗議するが、「そのために脅威を排除し世界の安全を保つんだ！」とカールソン。

その時、馬で逃げる音が！
この状況にビビったジェシーが馬で逃げ出そうとしていたのだ。
カールソンは躊躇することなく部隊に、「撃て！」と指示、ジェシーは背中を撃たれたが、追撃しようとする兵士を殴ったのはアーロン。
ジェシーは逃げ去ったが、逆にアーロンはカールソンから銃口を向けられる事態に。

しかし運悪く？（良く？）銃は弾切れ。その隙きにアーロンは逃げ出す。
兵士に追うよう指示したその時、再び建物の中から兵士に呼ばれたカールソン。
建物に戻ると、兵士が倒され、ゲイブリエルの姿がなかったー。

逃走したアーロンとマギーたち

共同住宅から逃げたアーロンは、マギーたちを見つけた。【時系列はココに戻る】

「カールソンはとんでもない男だ」と共同住宅でのことをかいつまんで話したアーロン。
それを聞きマギーは、アーロンが青年（ジェシー）にヒルトップの場所を地図に印、助けを求めるよう頼んだと解釈するが、地図を託したのはアーロンではなかった。
「誰なの？」とマギーたち。

現在

甲冑を着けたカールソンは、ビルの屋上で見張りについていた住民を降伏させると、拡声器を使い、「居住者たちをコモンウェルスの敵とみなす。我々から盗んだことをは決して許さない。キミたちのリーダーは死んだ。武器を返すなら我々も去る。それで終わる」と言うが、それを部屋で聞いていたアニーは、「武器を強奪したことはないし、武器はここにはない」と言う。
それを聞き、ゲイブリエルは、「武器がなければカレに皆殺しにされる」と警告する。

実際カールソンは、「武器の在り処を言え！」と拘束した住民に問い掛け、答えない住民を次々と屋上から落下させて殺すと、「口を割らないヤツは殺せ」と命令する。

アニーは住民を前に、「こんな時こそ団結よ。諦めないし命乞いもしない。彼らより私たちはこのビルのことを熟知してる。優位よ。」と鼓舞する。
そこにはニーガンとゲイブリエルも一緒だ。

その頃、アーロンとともにマギーたちが建物の中へと乗り込んできたー。

感想

今回のエピソードは、予想どおりコモンウェルスと、ランスの闇を描いてましたね。
もちろんランスは自分の手を汚すようなことはせず、元CIAと言う先鋭を脅してカムバックさせての共同住宅襲撃です。
しかし、元CIAのカールソンのキャラは立ってますね～。
久々にイッちゃってるキャラで面白いことになりそうです。

でも共同住宅の住民の話と態度から、武器を奪ったのは彼らではないようです。
つまりは、他の脅威のグループが存在すると言うになりますよね？

おっ！と少し嬉しかったのは、あんな形でクランクアップ？と寂しかったニーガンが、カッコよく再々登場したこと。愛する夫グレンを殺された相手ニーガンを本当の意味で許すことは簡単ではないでしょう。だけど、マギーにはそこを越えてもらいたいなと思います。