ウォーキング・デッド11 ファイナルシーズン #11 ローグ・エレメント(相関図あり)

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リーパーズと決着後、ユージーンが連れて来たコモンウェルス共同体。
それから1ヶ月後のエピソードです

#11 ローグ・エレメント  Rogue Element あらすじ

ユージーンが愛するステファニーがこつ然と姿を消した。ステファニーを探すユージーン。
一方キャロルはランスのお供で遠出をする。
新聞記者のコニーは仮装パーティーでの元トルーパー、ランスの件を取材しようとするが、中々上手くいかない。

 

相関図

まとめ

ユージーンとステファニー

両思い

ステファニーと良い関係が続いているユージーンは、意を決して自分の部屋の鍵を渡し、「キミともっと一緒にいたい。愛している」と気持ちを伝える。ステファニーの返事は、「私も」。
ふたりはキスし、夕方5時半にデートの約束をする。

はじめての恋愛に戸惑うユージーンにプリンセスは、「彼女も”愛してる”と言ったなら信じていい」とアドバイスするが、・・・ステファニーは約束の時間になっても現れなかった。

ユージーンはステファニーのアパートへ。
呼び鈴を押しても反応がないが、部屋には明かりが点いていた。
ユージーンは男がアパートから出てきたその隙きにアパートへと入ると、ステファニーの部屋ドアをノックし、呼びかけ続けたが、反応はなかった。

実はステファニーは居留守を使い、荷物をカバンに詰め込んでいた

 

ステファニーの捜索

ステファニーを探して

翌朝、ユージーンはステファニーの職場へ。
既に代役が仕事をしており、「彼女から連絡はない。来ないから代わりにやっている」と言う。

ユージーンはトルーパーのロジータにステファニーの捜索を頼む。
部屋を捜索したロジータは、「彼女はいなかった。不審な点もない」と報告、ユージーンは捜索願を出すが、結局ステファニーの捜索は打ち切られてしまう。

独自捜査

引きこもり状態のユージーンを心配し、プリンセスが訪ねてきた。
プリンセスは部屋に入って驚く。ユージーンはステファニーを探し続けていたのだ。

ステファニーが居なくなった夜、彼女のアパートから出てきた男が怪しいと考えたユージーンは男を尾行、以下の情報を掴んだと言う。

●ステファニーが行方不明になった夜、彼女のアパートから出てきた男は、”ロマン・カルフーン
●配管工を名乗っているが、そうではないらしい。
●拠点は、倉庫区域の配管業者の建物
●男女合わせ4人が毎日、何度も出入りしているが、5人目がいてボスだろう
●彼らの活動は主に夜間
●ステファニーの荷持をある政府関係者と思わしき男が運び出していた
●ステファニーは”転職願い”を出していた

ユージーンは、ステファニーは政府によって追われていて逃亡している可能性がある。
それを隠蔽するために、転職願いを偽造したのでは?と推測。
「私が正しいなら、政府に捕まる前に彼女を探さないと彼女が危ない」と言う。

行き過ぎた捜査

「カルフーンは火曜日、90分間ランニングに行く。今がチャンスだ」
ユージーンは、トラブルを起こしたくないと渋るプリンセスを説得し、建物に侵入すると、カルフーンの部屋から数種類の武器が入ったアタッシュケースを発見するが、突然の雨でカルフーンが予定より早く戻って来てしまう。
ふたりはカルフーンにバレず部屋から出たものの、アパートの管理人の通報で駆けつけたトルーパーに逮捕されてしまう。

取引

牢獄に入れられたユージーンとプリンセス。
やはり彼らを助けに来たのはランスだった。
ランスはカルフーンが配管工だと言う証拠書類を見せ、ステファニーのアパートにシンク修理にいた請求書を提示、その上、市民権が認めたれてるカレは武器を所持することも問題ないと言う。そして、「カルフーンにキミがステファニーを失い精神的に参っていると話した。カレは告訴しない。その代わり、これ以上カレにつきまとうな。キミが感情的に混乱し、間違ったことをしたと書かれているこの書類にサインをしろ。でないとキミたちを救えない」と条件を出す。ユージーンに選択の余地はなかった。

釈放されたユージーンは、「甘かった。陰謀は予想以上だ」と言うが、「違う。ステファニーはあなたを捨てて逃げたのよ」とプリンセス。
それでもユージーンは、「あり得ない」と納得しないが、「その人のことを知ってるようで、本当は何一つ知らないのかも。ツライけど、よくあることよ」とプリンセス。
それでもステファニーを信じる気持ちを捨てられないユージーン。

諦めきれず

諦めきれないユージーンは、配管業者の建物に再び行くと、メンバーの女性を尾行する。
しかし男に見つかってしまう。
ユージーンは持って来たスプレーで応戦するが、仲間の反撃をくらう。
倒れたユージーンが見たのは、全く雰囲気が違うステファニーだった。ショックを隠しきれないユージーン。

騒ぎを聞きつけ、部屋から出てきたランスは、仲間を立ち去らせると、ユージーンと向き合う。
「騙したな。彼女は誰だ?おとり捜査官か、詐欺師か?私の心に訴え、車両基地に呼ばれ、あんたに捕まった。仲間と引き離され尋問されても口を割らなかったが、今度は彼女に無線室に導かれ、また捕まった。思惑どおりか?彼女が信じろと言うからあんたを信じたのに」
自分への怒り、情けさな、仲間を危険に晒してしまった後悔、ステファニーへの思い・・・いろんな気持ちが交錯したユージーンは、「だが誤算だったな。あんたがどんな人間で何をしてきたかすべて公表してやる!」と迫る。

しかし動揺ひとつ見せず、「やればいい」とランス。
「オレは悪人か?確かにウソはついたがキミたちもウソをついた。だがキミたちを受け入れるために尽力した。幸運を提供した私を責めるべきじゃないだろ。キミがステファニーに本気になったから終わらせた。これで終わりだ。仲間のこと考えろ。キミたちは飢えていた。でも今は町を再建してる。医療も娯楽もある。ここで暮らす限り求められるのは生産力だけだ。何を公表してもいいが、キミがサインした書類には精神的問題があったと記載されてる。傷ついたことは気の毒だ。ツライだろうが、全体的に見ればすべて上手くいった。みんなが得をした。それから、ステファニーの本名はシエラだ。キミの小説は面白いらしいな。書き続けろ」と言い、去っていく。
ユージーンは怒りに震えながらも、何も言い返せなかった。

”私がステファニー”

悪夢のような現実を受け入れ切れないユージーンは小説を燃やす。
その時背後から女性の声で、「ユージーン大丈夫?話がしたい」と声が。
それを無視するユージーンに、女性は、「テイターバグ、テイターバグ、戻ってきて」と話しかける。
その言葉は、ユージーンがアレクサンドリアから無線コンタクトを取っていた時のステファニーの言葉だった。
そこに立っていたのはマックスは、「私よ、無線で話していたのは私」とー。

 

ランスとキャロル

ランスはキャロルを伴い、馬車で遠出する。
ランスはキャロルに早く町に慣れ、良き仲間になって欲しいと言い、自分は実力を見せることで現在の地位まで登り詰めた。町の運営をどうするべきか分かっている。組織には2種類の人間がいる。金のために組織に属しているか、組織を信じて属しているかだと言い、今回のキャロルの任務は、これから会う男の査定だと言う。

小さなコミュニティ

コミュニティのリーダーは、モト。
共同体ではないが、協力関係にあるコミュニティで、手術で必要なアヘンをここで定期的に仕入れしていると言う。
モトはランスに、最後の一束を渡す代わりに、昇給を要求する。

キャロルはコミュニティと住民を観察し、違和感を感じる。

ランスからモトについて聞かれ、「副官と話をした。カレは皆の賃金を着服し、暴力で黙らせてる」とキャロル。
ランスは、「カネは必ず彼らの手元に戻す」と言うと、トルーパーにモトの逮捕を命じた。

 

元トルーパー、タイラーの事件について

コニーの疑惑

新聞記者として働くコニーは、知事発表の記事にOKを出した編集長を止め、タイラーが理由もなく追放の危険を冒したとは思えない。カレが公の場で知事と対峙する必要があったのだと思う。このままでは真実が隠蔽される。仮面舞踏会で何があったかを記事にするべきだと主張するが、編集長は、タイラーはPTDSの診断を受けていたと言い、必要ないと却下してしまう。

コニーはタイラーの話を聞こうと病院へ行くが、トルーパーが部屋の前を監視し、面会禁止と言われてしまう。
タイラーの部屋にはマーサがいた。

取材

編集長に言われ、トルーパーの密着取材をすることになったコニーとケリー。

現場取材のあとコニーはマーサに、「タイラーが武装警備のもと入院して1ヶ月だが、カレの罪状は何か?」と聞くが、「それは受けつけない」とマーサ。
するとコニーは、タイラーが盾に取ったパメラの秘書マックスがマーサの妹だと知ってるとマーサを虚をつこうとするが、それには動じず、「妹のことは一切関係ない」とマーサ。
更にコニーは、「忠実なタイラーを早期昇進に推薦したのはあなた(マーサ)。そのカレが軍は政治家に操られていると思ってる。私ならタイラーに何があったか知りたいと思う」と突くが、「答えがないものを調べない方がいい」と警告じみた発言をしてインタビューを終わらせた。

何かが起こっている

タイラーの病室を訪ねたマーサ。
しかしそこには警備のトルーパーも、タイラーも居なかった。
マーサは自分の許可なくタイラーが移送されたことに、苛立ちを隠せない。

届けられたもの

発売された新聞の一面は、パメラ記事のだった。
納得できないとコニー。
そんな時、何者かが電気を点灯して合図を送り、ドアの下から手紙を差し込む。
それを見たコニーは驚く。
それは名前のリストで、一番最後のラインには、”タイラー・デイヴィス”の名前があったのだ。

 

感想

エピソード題「ローグ・エレメント(Rogue Element)」は、不正要素と訳せるかなと思います。
な~んかコモンウェルスの内情は複雑だわ~。
今はいろんなパーツが散らばってて、まとめるのにも苦労しましたし、まだ全体像がわからないんで、よくわからないですけど、裏組織的なものを牛耳ってるのはランス一派だと思われます。
パメラ知事も怪しければランスも怪しい。
どうなってくんだろう?

コメント

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